「入り待ち」女子高校生5名が逮捕される
ちょっとショッキングな窃盗事件が福岡県で発生しました。
逮捕されたのは、17歳と18歳の女子高校生5人。うち3人は、今月高校の卒業式を終えたばかりでした。
5人は28日午後8時‐8時半に小倉南区下曽根のスーパーに入店。
そのまま店内の事務所の1室に潜み、閉店後の午後9時‐10時の間に売り場にあった衣料品を盗んだようです。
見回りに来たテナントの衣料店の男性店長(37)が、品物を紙袋に詰めて逃げようとしている女子高生を見つけ、捕まえました。
5人は小学校時代の同級生や遊び仲間で、いずれもこのスーパーでアルバイトをしているか、した経験があったということです。
百貨店やスーパーマーケットなどで昼間に店内に入り隠れて営業終了後に店内の金品を盗み翌日営業時間に立ち去る手口を「入り待ち」といいます。
多くは点検口などに上がって隠れているケースが多く、つわものは数日点検口で生活しながら食料品をあさったという者もいました。
高校を卒業して、さあこれから・・と本当なら希望に満ちている時期のはずなのに、窃盗で逮捕。
これから自省の日々が始まります。
ぜひこれを機会に更生してまっとうな人生を歩んでほしいと思います。
投稿者: スタッフ (2007年3月30日 09:51)
犯罪は地方の田園地帯でも発生しています
3月28日 岡山県備前市吉永町にて「泥棒や詐欺の被害に遭わないために」というテーマで防犯講演を行ってきました。1月の和気町の講演会を聞いてのご要望でした。
吉永町のあたりは岡山駅から約30分ほどローカル線に乗った田園地帯。JRも1時間に1本でした。
そんな田舎でも空き巣被害に遭ったことがある人が約1割いらっしゃいました。
6千円とか数万円とか小額の被害が多かったですが「無施錠」のところから侵入されたり、窓ガラスを割られたり・・ということで、犯罪の地方化減少が行っていることを肌で感じました。
15年前に比べて中国地方では5倍窃盗が発生している。
そんな数字が実感として感じられました。
又、振り込め詐欺に遭いかけた方も数名いらっしゃいました。
息子が猥褻行為をしたので被害者に300万円振り込めば警察ざたにしないといわれて、奥さんはもう少しで振り込むところであった・・とお話がありました。
「警察で確認する」といった瞬間に電話が切れた・・とのことでしたが、こういった田舎の地方ではどんどん高齢化が進んでおり、そうしたところに悪徳業者がつけこむということを目のあたりにすると、もっと情報を伝えて、被害に遭わないようにしてあげないと・・と感じます。
・錠前を破壊工作に強いタイプに変更する。
・補助錠を付ける。
・窓や扉を無施錠の状態にしない。
・無人であることが外から分からないようにする。
・家の鍵と身分証明書などを一緒に持ち歩かない。
・地域全体で防犯に取り組むことで犯罪のしにくい環境を作る。
といったことを、最近の犯罪の特徴や泥棒の心理、手口などのお話の後いたしました。
吉永町の皆様、少しでもできることからはじめて下さいね。
投稿者: スタッフ (2007年3月29日 11:02)
点検装い窃盗、詐欺にご用心
九州電力の社員や関係者を装って高齢者宅を訪問し、配線点検や漏電調査の名目で現金をだまし取ったり、室内から金品を盗んだりする手口の詐欺や窃盗が、筑後地区を中心に福岡県内で相次いでいることが27日分かりました。
九州電力は注意を呼び掛けています。
同社によると、被害は福岡都市圏と筑後地区で昨年2月から今月までに15件発生、被害総額は177万円に上ります。
地域別では宗像市3件、福岡市、久留米市、朝倉市、須恵町が各2件発生。みやま市、柳川市、大川市と筑前町で各1件発生し、被害者の大半は60歳以上とのこと。
久留米市では今月26日、男性2人組が「電気の配線点検にうかがいました」と夫婦2人暮らしの家に上がりこみ、「屋外の計器を説明する」と言って1人が妻を外に連れ出しました。
残った1人は室内で点検のようなしぐさをしていましたが、2人が帰った後、室内の棚にあった現金19万円がなくなっていました。
訪れるのはすべて男性で、九州電力の社員のほか集金員、同社指定工事店員、九州電気保安協会職員などを名乗り、漏電修理費として22万円を支払わされたり、室内の現金80万円が盗まれたりしたようです。
同社久留米営業所の藤井一郎所長は「点検は無料が原則。不審に感じたら営業所に連絡を。被害に遭ったら警察にも届けてほしい」と話しています。
現場に人がいれば詐欺行為、誰も人がいなければ窃盗行為に早代わり、の一石二鳥の犯罪です。
作業服でそれらしい工具を持っていれば不審に思う人は少ないですし、いきなり「漏電の危険性がある」と言われたら、大事な家の事ですから、すぐにでも点検して修理してもらいたくなります。
人の弱みにつけ込む非常に巧みな犯行です。
電力会社の所長さんも仰っているように「点検は無料が原則」とあります。
少しでも不審に感じたら、その場でお金は払わず、後で振込みますと言って時間を稼ぐことで詐欺行為は防ぐこともできます。
窃盗行為を防ぐには、やはり防犯システムや監視カメラシステムで侵入を警戒していること、カメラで録画していることなどをアピールし、泥棒のターゲットから外れる、というのも有力な防犯対策です。
2週間ほど前、別の電力会社の社員が2人でペアを組み、窃盗行為を繰り返していたというニュースがありました。
今後、別の地域でも電力会社社員を装った詐欺&窃盗が発生する可能性がありますのでご用心を!
投稿者: スタッフ (2007年3月28日 15:28)
家電量販店のヨドバシカメラ外国製腕時計約300点(計3000万円相当)被害
昨年11月、東京都港区南青山の輸入時計販売店で、ビル外壁が破られて外国製高級腕時計など約1億2000万円相当が盗まれた事件で、「爆窃団」のメンバーとして中国人2名が逮捕されたとの記事が出ていましたが、「爆窃団」の氷山の一角なんでしょうね、またまた量販店で被害が出ています。
26日午前7時50分ごろ、東京都新宿区西新宿、家電量販店のヨドバシカメラ「時計総合館」の2階で、時計がなくなっているのを見つけ、店員が110番しました。
・ショーケースが破られ、外国製腕時計約300点(計3000万円相当)が盗まれていた。
・石こうボードが張られていた2階の窓ガラスが割られており、下には脚立が残されていた。現場にはバールも残されていた。
全国で相変わらず、宝石貴金属店や高級時計店などを狙った高額窃盗事件が発生しています。
関西でもここ数ヶ月で百貨店内の宝石売り場が被害に遭いました。
大きなビルの一角でも、はしごや脚立、ロープなどをを使用したり、アーケードの屋根を伝ったりして近づき、窓ガラスを割ったり、壁に穴を開けたりといった破壊工作をして侵入しています。
23日には藤岡市中栗須のショッピングセンター内の貴金属店でショーケースが割られ、指輪やネックレスなど36点(約250万円相当)が盗まれたと警備会社を通じ、110番通報がありました。
この貴金属店は2階建てで店舗は1階。2人組みが自動ドアを叩き割って店舗に侵入。
ケース20台のうち3台がハンマーかバールのようなもので割られて、中の貴金属、指輪やネックレスなど36点(約250万円相当)が盗まれたということですから、破壊に破壊を繰り返す非常に荒っぽい手口。
特筆すべきは犯行時間の短さ。
店内外に約15機の防犯カメラがあり、わずか2分間で立ち去る様子が録画されていました。
貴金属店はもっと抜本的な威嚇、犯行を継続させないための方策を講じるべきだと考えます。
投稿者: スタッフ (2007年3月27日 09:31)
住宅で1億円の被害。外国人窃盗団か?
福島県須賀川市で1月、一般住宅からなんと現金約1億円と貴金属などが盗まれる被害が発生していたことがわかりました。
家人が留守だった1月23日夜から24日未明までの間に、一戸建て住宅2階の窓ガラスを割って侵入し、金庫に保管されていた現金1億円が盗まれました。
金庫は工具のようなものでこじ開けられた形跡がありました。
また、ほとんどの部屋が荒らされ、宝石や貴金属なども盗まれました。
事件前後、周辺で空き巣被害などはなく、最初からこの住宅に絞って狙ったとみられることから、犯人は家人が多額の現金を保管していることを知った上で、盗みに入ったとみられています。
警察では家人や住宅内部を知る人物が犯行にかかわった外国人グループによる犯行の可能性もあるとみています。
1億円をタンス預金するというのもちょっとびっくりしますが、犯人グループはそのことを知っていたのだということですから、「情報屋」として窃盗グループに知人が加わっている可能性があります。
その夜、外出中で無人であったのも、これは偶然ではなく必然。その情報も入手していたか、外出するのをどこかで見ていて侵入したかではないかと思われます。
そう考えると、ちょっと怖くなってしまいますよね。
自分のことをどこかでずっと見られているわけですから。
金庫はこじ開けられ大きな穴が開いて部屋に横たわり、全ての部屋の引き出しは開けられ中のものが外に放り出され・・・・
無人である数時間に徹底的に荒らされた部屋の映像が目に浮かぶようです。
そして、何も知らずに家に戻ってきた後の衝撃も。
どんなに盗難保険を掛けていたとしても、この衝撃、ショックは癒されません。
貴金属の中には思い出の品もあるはず。
保険では補償されないものは多いと思います。
そして何より、犯人が触ったと思えるモノに囲まれて、これから先も住まなければならないという恐怖・不安・嫌悪。
ちょっと物音がするだけでも怖くて眠れないのではないでしょうか。
そうしたことにならないためにも、「防犯は予防が最重要」だと思います。
投稿者: スタッフ (2007年3月26日 10:42)
小学校に上がる前に 安全対策も準備しよう
あちらこちらで桜の開花宣言が聞かれる頃となりました。
この4月から小学校に上がる予定のお子様も、期待に胸を膨らましておられることでしょう。
そういう我が家にも「ピカピカの1年生」の姪っ子が、帽子を買ったといっては被って見せにきたり、机を買ったといっては「毎日勉強している!!」なんてはしゃいだ声を聞かせてくれています。
こんなにも学校に行けることは嬉しいことなんだな・・と新鮮な驚きを感じ、ずっとそんな風に感じられることを祈らずにはいられません。
「子供の安全」がこの10年で根底からくずれてしまいました。
絶対安全だと思われた学校もしかり。通学路にも危険が一杯あると今は誰もが不安に感じています。
入学前に、洋服やランドセル、文具・教科書・・といった準備と一緒に、ぜひご両親に行っていただきたいのが「安全マップ」の作成です。
「安全マップ」は、自宅から学校までの通学路の中の危険な場所、何か怖いことがあったら駆け込む先などを記載した地図のことです。
行動範囲にある「死角」を把握する上で「安全マップ」作りは有効です。
できれば子どもと一緒に通学路を歩き、通学路の危険箇所を知らせてあげてください。
一人きりになる時間、場所を把握し、どこが危険か、助けを求めるにはどこに行ったら良いのか(子ども110番の家、コンビニ、交番、病院など)も一緒に確認しましょう。
通学と同じ時間帯に通学路を一緒に歩くことが大切です。
車の交通量なども確認し、交通事故に遭わないための注意なども交差点、踏み切り、信号などポイントごとにしっかりとお話してあげてください。
又、持ち物に名前を記入することは大切ですが、ランドセルなどですぐに分かる場所に名前が見えるように書かれているのは問題です。
誘拐などを行おうとする犯人は、その文字を見て子供の名前を呼び「昔からの知り合い」を装う可能性があるからです。
名前を呼ばれると誰しも知り合いかと信じてしまいがちです。
ぜひとも見えない場所に名前は記入するか、マークにするかで本人の持ち物であることがわかるようにしてあげてください。
これからの新生活 安全面にも注意して楽しんでくださいね。
投稿者: スタッフ (2007年3月24日 10:09)
作業着姿で空き巣121件
埼玉県で逮捕されたリフォーム業の男(71)。
その男は05年5月〜06年9月、草加、八潮、川口各市の比較的古い一軒屋を狙い、バールで窓を割る手口で計121件の空き巣などを繰り返し、総額235万円(現金約157万円)を盗んでいたとみられます。
●リフォーム業の仕事用軽トラックで出かける。
●比較的古い一軒家をターゲット。
●バールで窓を割って侵入。
●作業着姿
●住民に見つかった時は「屋根をみていた」などと仕事を装っていた。
「古い一軒家」は木造住宅で、窓も防犯ガラスはもちろんのこと、鍵もあまりついていないことが多いなど防犯対策が進んでいないことが多いこと、リフォーム業という本業?のターゲットにもなり言い訳が通りやすいということでターゲットとしていたのではないかと推測されます。
また、昔は塀も高い方が防犯効果が高いという考えから、高いブロック塀で家を囲んでいるケースも多く、実はその高い塀が「死角を作っている」ため侵入しやすくさせていることもあります。
「作業着姿」・・この男は本業?がリフォームでしたが、電気工事屋などを装う泥棒も多く、作業着姿は最も泥棒が好むユニフォームの一つです。
手口に合っている、言い訳が聞きやすい、不審に思われない・・そんな泥棒ニーズにマッチしているんですよね、作業着姿っていうのは。
先日も電気の検針を装い、二人連れで家庭を訪問し、一人に対応している隙に室内のバックを盗んだ泥棒がいましたが、作業着を着ているとその職業と一般の人は信じ込んでしまいます。
人は見かけに寄らない。
注意が必要です。
投稿者: スタッフ (2007年3月23日 13:08)
事務所荒らし。4年で139件・2690万円。
高知市・徳島市などで事務所荒らしや金庫破り計139件(未遂含む)、現金計1820万円余りを含む総額約2690万円相当の連続窃盗を自供した男。
男は車やバイクで移動しながら主要国道沿いの事務所を物色し、金づちなどでドアや窓ガラスを割って侵入。事務机などから金庫の鍵を探し出し、ダイヤルキーが解錠状態のままの金庫を開けたり、金庫ごと運び出していたという。
14年10月から昨年11月の間、土佐市のガソリンスタンドの金庫から現金800万円を盗むなど県内や徳島県内で金庫破り5件をはじめ計22件の事務所荒らしなどを繰り返し、現金約1354万円、小切手や金庫など107点(計約867万円相当)を盗んだ疑い。
「友人への借金返済に困って窃盗を始めた。遊ぶ金に使った」と容疑を認めているということです。
それにしても、22件で事務所金庫の中に、現金合計1354万円というのはちょっと大金です。
皆さん、金庫を過信し過ぎています。
この泥棒のように、
・事務机などから金庫の鍵を探し出す。
・ダイヤルキーが解錠状態のままの金庫を開ける。
・金庫ごと運び出して、山の中などでゆっくり開ける。数百キロの大型金庫でも複数犯なら持ち出されてしまいます。
といった方法から
・背面破り
・錠など破壊
といった方法などいろいろあります。
「金庫は燃えない貯金箱」
過信しすぎないこと。事務所への侵入警戒システムはもはや不可欠な時代となってきています。
投稿者: スタッフ (2007年3月22日 11:30)
チェーン店を狙う金庫盗
17日午前5時ごろ、埼玉県八潮市の焼肉店で、正面ドアのガラスが割られ、店舗南西の事務室から現金約80万円入りの鉄製金庫(幅50センチ×奥行き50センチ×高さ40センチ)が盗まれているのを、自転車を取りに店に戻った店長の女性(27)が発見、110番通報しました。
店は午前2時半ごろ閉店し無人でした。
又、16日午後9時15分〜17日午前4時20分ごろ、埼玉県越谷市のリサイクル店と、同市の焼肉店でも、入口のガラスが割られ店内から現金や商品券入りの金庫が盗まれる事件が発生しました。
被害は計29万5000円相当に上ります。
手口などから同一犯による連続窃盗事件の可能性もあるとみて警察が調べています。
チェーン店の場合、各店舗の間取りやとられている防犯対策などが同じであったり、その他にも共通していることが多数ある為、一店舗での侵入がうまくいくと、別の店舗においてもその手口が通用する可能性があります。
つまり、一度侵入されたチェーン店は別の店舗でも侵入を警戒する必要があります。
逆に一店舗において、うまくいった防犯対策があれば、他の店舗においても導入すべきです。
金庫ごと盗み出す窃盗犯もいますので、金庫を据付型にしたり、防犯システム、監視カメラシステムを導入する。
仮に一度侵入されたとしても、侵入原因を調査し、新たな侵入防犯対策を行う必要があります。
侵入された後に何も対策を行わなければ、再び侵入される可能性は高いと言えます。
一度対策を行ってもそれで終わりではなく、常に防犯対策を改善していく必要があります。
投稿者: スタッフ (2007年3月20日 09:19)
女装男、お布施を狙い寺巡り
北海道・室蘭で御用となった泥棒、なんと女装姿の男性でした。
調べによりますとこの泥棒、「全国のお寺を巡行して盗みを働き今までに4000万円近く盗んだ。
多い時には1度に数百万円を盗んだ」と話しているそうです。
逮捕時の服装は、ベージュ色の女性用コートにロングブーツ、頭はポニーテールの付け毛にバンダナを巻き、
ご丁寧にもストッキングを履いていたということです。
全国各地のお寺を女装姿で荒らして回る。
お布施を盗むという行為も罰当たりですが、そのうえ自分の性別を隠して犯罪を行うなど罰当たりにも程があります。
それにしても、彼の女装は容易には見破れないほど似合っていたのでしょうか・・・
お寺の防犯対策
投稿者: スタッフ (2007年3月19日 10:34)