1階勝手口の無施錠から・・現金、貴金属、高級車3千万円相当盗まれる
高額窃盗被害が自宅で発生しました。
28日午前7時50分ごろ、兵庫県西宮市苦楽園四番町のクレジット会社社長(45)から、「自宅から車や貴金属などが盗まれた」と110番通報がありました。
4階建ての社長宅の駐車場や4階リビングなどから、乗用車やネックレス、腕時計など7点(計約2720万円相当)と現金180万円がなくなっていました。
なくなっていたのは、カルティエ製の腕時計(1100万円相当)や外国製高級乗用車(800万円相当)など。
社長ら家族5人は3階と4階で寝ており、午前7時ごろに起きて被害に気付いたということです。
1階の勝手口のカギを掛けていなかったということです。
警備システムや防犯監視カメラ、防犯装置の有無に関してはニュースにありませんでしたが、何もついていなかったのでしょうか?
犯人は1階勝手口の無施錠の扉から侵入し、4階建て建物内を物色、4階のリビングから貴金属や現金を盗むとともに、
乗用車の鍵を見つけて高級乗用車も乗って行ったのでは・・と推測しました。
いくら大きな家とはいえ、4階で家族も寝ていたということですから、気が付いて犯人と鉢合わせ・・といったことにならなかっただけでも幸運と思うべきかもしれません。
高額窃盗の場合、通常は「ハイリスク・ハイリターン」ですが、今回の場合は無施錠ということで「ローリスク・ハイリターン」。
泥棒にとっては非常にラッキーということになってしまいましたが、ぜひとも防犯意識を高く持っていただき、これを機会に防犯診断を受けて、きちんと対策をされることをお勧めいたします。
投稿者: スタッフ (2007年10月31日 10:23)
マンションの格子を外して、ガラスを割って侵入。高層階で約100件の空き巣。
マンション専門の空き巣。神奈川県警捜査3課などは26日、横浜市無職(33)らいずれも中国籍の男3人を窃盗容疑と住居侵入容疑で逮捕しました。
7月初旬から横浜市を中心とした駅周辺のマンションの高層階で約100件の空き巣を繰り返し、現金約1000万円のほか、
約2000万円相当の貴金属などを盗んだとみて追及しています。
調べでは、男らは10月11日午後6時ごろ、同市磯子区杉田4の男性会社員方のマンション一室の腰高窓の格子をはずして、
ガラスをバールで割って侵入し、現金2万6000円と腕時計12個など(時価21万8000円相当)を盗んだ疑いです。
マンションの場合、「高層階は入られない」と未だに信じている方が多いのは残念です。
又格子に関しても「格子がついているからその窓からは入られない」と多くの方が信じているようです。
しかし、この中国人の窃盗団のように、高層の窓から、格子を外してガラスを割って侵入・・という方法をとって100件も侵入しているのです。
「ガラスを割ったら誰か気が付くのでは??」「格子を外していたら人目につくのでは??」と思うかもしれませんが、作業着姿でベランダ沿いに移動していても誰も不審には感じません。
高層階にいけばいくほど空気のように?防犯意識が薄くなる・・・
高層ばかりを狙う泥棒が結構多いことをぜひ覚えていていただきたいと思います。
投稿者: スタッフ (2007年10月30日 14:01)
1億円相当の宝石がホテルから盗まれる。
26日午後8時45分ころ、長野市のJR長野駅前にある「長野パレスホテル」から、
長野中央署に「宝石などを入れていた宿泊客のアタッシェケースが盗まれた」と110番が入りました。
宿泊客は甲府市の貴金属販売会社の40代男性社員で、盗まれたのは約600点、時価約1億円相当ということです。
これまでの調べによると、被害に遭った甲府市の貴金属類販売会社の男性社員が食事のため外出中、ホテルに男性の姓を名乗る男から「客が行くから鍵を渡してほしい」と電話があり、訪れたスーツ姿の30歳代ぐらいの男がフロントで鍵を受け取りました。
従業員は、この男がアタッシェケースを持ってホテルを出て行くところを見ていたということです。
男性社員によると、26、27日に長野市内の貸しホールで宝石類の展示即売会を開くため、1人で25日に電車で訪れ同ホテルに滞在。宿泊先は会社にも知らせていなかったということです。
27日の即売会を中止した男性は同日、取材に対し「食事を済ませた後、ホテルに戻るとアタッシェケースがなくなっていて、ぞっとした。犯人に心当たりはない」と話しています。
まさに、白昼堂々と、1億円宝石入りのアタッシュケースを運び出した泥棒。
あざやかな手口です。後をつけられていたのではないでしょうか。
多いのが新幹線の中での置き引きや、駐車中の車からの車上荒らしなどで宝石入りトランクケースを盗まれる手口です。店舗を出たところからマークされていたと推測されます。
やはり、高額な現金や商品はセーフティボックスの中に入れて外出というのが基本だと考えます。
この場合、鍵を渡してしまったホテル側の責任がどこまであるのか非常に気になるところです。
又、今回は外から電話がかかっていますが、フロントで鍵を受け取るのにいちいち本人確認のため身分証明書の提示を求められるといったことはあまり経験ありませんから、本人の名前を言えば渡してしまう可能性もあるのではないかと思います。
ホテルを選ぶとき、まず立地条件(駅や目的地に近い)ということと、値段で選んでしまうことが多いのですが、やはり、「安全性」という面も重要です。特に海外では安全性を重視しても、国内では「なんとなく安心」と安全性に留意せず選択していることも多いと思います。
このホテルは1泊3800円という非常にリーズナブルな価格を売りにしているようですが、安全面ではどんな対策をしていたのでしょうか?
防犯監視カメラに関してニュースでは触れていませんが、防犯監視カメラはついていたのでしょうか?
ホテル側の責任問題とは別に、ホームページ上でホテル名や写真が掲載されるなどこのホテルとしてもなくした信用は大きいと思います。やはりきちんと防犯対策をしておくことがリスク回避の面でも必要です。
投稿者: スタッフ (2007年10月29日 15:37)
韓国の侵入窃盗事情
お隣の国韓国でも、女性を狙った強盗や性犯罪が増えているようですが、中でもマンションやアパートの低層階に住む女性たちが危険にさらされているようです。
低層階の部屋の窓には防犯 面格子が取り付けられていることが多いようですが、これが無用の長物と化していることがあるようです。
窃盗犯が防犯 面格子を壊して侵入するからです。
ソウルでは10月4日、人がいない住宅の事務室22ヶ所の窓の防犯 面格子を壊して侵入し、約1億ウォン(約1243万円)相当の金品を盗んだ犯人3人が逮捕されました。
3人はドライバーやニッパー、金切りのこぎりなどを使い、防犯 面格子をたやすく壊していたということです。
この他にも、11回にわたって婦女暴行を繰り返していた男、数十ヶ所の住宅で空き巣を働いていた10代の少年4人も、工具を使って防犯 面格子や鍵を壊して侵入していたということです。
特に古いマンションや集合住宅の低層階に取り付けられている防犯 面格子は、材質がもろい上、錆びて壊れやすい状態になっていることが多く、侵入盗の格好のターゲットとなっているようです。
低層階に住んでいる人は、警察だけに依存するのではなく、丈夫な防犯 面格子を取り付け、鍵を厳重にするなど、自主的な防犯 対策をとるべきだ、と専門家たちはアドバイスしています。
日本でも都会から田舎へ犯罪のターゲットが移っていくように、韓国で成功した侵入手口をそのまま日本でも使う外国人窃盗団が増えてくることも考えられます。
他の国のことだから我々には関係ないでは済まないでしょう。
事前の防犯 対策が必要です。
投稿者: スタッフ (2007年10月26日 09:47)
空き巣相次ぐ 2日間で9件。JR宇都宮駅東口のマンション
JR宇都宮駅東口で18〜19日早朝、マンションを狙った空き巣事件が計9件(未遂を含む)相次いでいます。
被害はマンション3棟に集中、現金計4万5000円をはじめ、指輪などの貴金属(総額62万5000円相当)、バッグやカメラなど(計16万5000円相当)――総額約83万5000円に上っています。
被害があったマンションは、いずれも同駅東口側から2キロ圏内。
同市東宿郷4の11階建てマンションでは、6階3部屋と8階1部屋の計4部屋で、何者かが侵入した痕跡が見つかっています。
6階で被害に遭った男性会社員(39)は、18日午後6時ごろ帰宅、玄関の郵便受けが壊され鍵が開いているのを見付けました。「まさか」と思ったが、台所や寝室が荒らされ、現金3万円やネックレス(5000円相当)が盗まれていたということです。
警察では、犯人は玄関の郵便受けを壊したうえ、「サムターン回し」と呼ばれる専用工具か、手を差し込んで鍵を開け、侵入したと見ています。
別の2棟ではバールのようなもので玄関ドアをこじ開けたり、ベランダから隣の部屋に移り、窓ガラスを割って侵入するなど「荒っぽい手口」(同署)もありました。
「サムターン回し」「バール」などを使用しての侵入ということで、窃盗団による犯罪ではないかと推測しました。「荒っぽい手口」で短時間・・・窃盗団の侵入方法です。
マンションの場合、一度建物内に侵入すると、隣、又隣と何度も侵入を繰り返すことができるため、泥棒にとっては効率が良いのです。今回の宇都宮のマンションでも6階、8階が計4部屋侵入されています。
マンション全体の防犯対策がどうなっていたのかは不明ですが、防犯監視カメラ、オートロックだけでなく各部屋の侵入警戒システムなどもお勧めします。
マンションの場合、犯人と鉢合わせになると住民の逃げ道がなく、非常に危険です。
ぜひともできる防犯対策より始めることをお勧めいたします。
投稿者: スタッフ (2007年10月25日 14:17)
広島県の「自販機ねらい」
広島県内で「自動販売機ねらい」を繰り返していたとび職(49)。
被害は全体で248件に上るとみており、うち建造物侵入容疑2件を含む50件を立件する予定です。
調べでは、男は2003年4月から今年8月4日までの間、広島市中、南、西、安芸区や呉、東広島、廿日市市、安芸郡内で清涼飲料水やたばこの自販機を壊し、現金計約60万円を盗むなどした疑いです。
現場は広島市西区の商工センターや東広島市の吉行工業団地などの工業団地が多く、被害の約6割に当たる約150件に達しました。
人気の少ない夜から未明にバールなどで前面の扉をこじ開け、現場にあった車止めなどをすき間に挟んで現金を抜き取る手口が目立つということです。
「自販機ねらい」は平成11年をピークに減少傾向にあるとはいえ、平成19年上半期で2万5418件も発生しています。
検挙された人員における少年の比率は高く、平成19年上半期は64.5%でした。
共犯が90.7%とほとんどが共犯となっています。
発生場所としては、街頭がもっとも多く33.7%で、その内訳は下記の通りです。
・道路上 18.7%
・駐車場 11.1%
・都市公園 1.0%
・空き地 2.3%
・公共交通機関 0.6%
その他(34.6%)、商店(17.4%)、一般事務所(14.3%) となっています。
自販機そのものを強化するといってもなかなか難しい面があります。
道路上の自販機などはやはり防犯灯を付けたり、監視カメラを付けたり・・といったことしかありません。
自販機の周囲をきちんと清掃して落書きなどを消すといったことも必要です。
放火や破壊なども可能性がありますので、注意が必要です。
投稿者: スタッフ (2007年10月24日 11:26)
相変わらず金属盗難。
沢市の国道トンネル工事現場で今年6月、敷き鉄板や導線ケーブルを盗んだ疑いで
7月に窃盗容疑で逮捕された元建設会社役員男(56)ら4被告=窃盗罪で起訴=が
昨年6月ごろから同様手口で、東北6県で計約3000万円相当の窃盗を繰り返したとして、
湯沢署は22日までに秋田地検横手支部に追送検しました。
同署などの調べでは、被告らは秋田を中心に東北6県で、
深夜の工事現場に忍び込み、クレーン付きトラックを使って敷き鉄板計約270枚、
パワーショベル1台など窃盗計16件を繰り返したということです。
また、宮城県では、遠田署と県警捜査3課、機動捜査隊は20日、銅線を盗み売りさばいたとして、解体工(27)を盗品等有償処分あっせん容疑で逮捕、いずれも同僚の大崎市の少年(17)と仙台市の少年(16)を窃盗容疑で逮捕したと発表しました。
同署などの調べでは、少年2人は16日午前1時ごろ、涌谷町内の建設現場に侵入、仙台市の空調設備会社が置いていた空調用の銅線25巻と銅製パイプなど6点(時価計約22万円)を盗み、解体工は同市宮城野区の金属買い取り業者に5万円で売った疑いです。「生活費にあてた」などと供述しています。
それ以外にも人気ダンスユニット「EE JUMP」(解散)の元メンバー後藤祐樹容疑者(21)(東京都江戸川区東瑞江)を窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたニュースが話題になっています。
共犯として逮捕された18〜19歳の少年2人のうち1人が「後藤容疑者がその都度、実行メンバーを決めていた」などと供述しています。今年7月15日未明、江戸川区江戸川2の都営住宅の建築工事現場で、一巻き50〜100メートルの銅線の束約80本(約100万円相当)を盗んだ疑い。後藤容疑者らはトラックで運び出そうとしましたが、通行人の110番通報で警察官が駆け付けたため、銅線を残したまま逃走しました。
いずれも金属高騰を背景に転売目的の窃盗です。
金属など外に今まで放置されていたようなものが盗まれるため、工事現場、建築工事現場、解体工場などでは外周警備の必要性が認識されはじめています。
投稿者: スタッフ (2007年10月23日 13:37)
664件の空き巣 4660万円の荒稼ぎ
埼玉・栃木両県警の捜査3課などは22日、窃盗などの疑い逮捕された男(43)。
平成12年10月〜平成19年2月までに5県下で、664件の空き巣を繰り返し被害総額は約4660万円にのぼるとみられます。
男は今年1月17日午後6時ごろ、栃木県宇都宮市下栗町のアパートで男性会社員(29)の部屋の窓をドライバーで割って侵入、現金5000円を盗んだほか、隣りの棟の男性会社員(42)方からも同様の手口で、現金約2万円を盗んだ疑いがあります。
男は、日が暮れても電気がつかないアパートをねらい空き巣を繰り返していました。家族には月20〜40万円を「給料」として渡していたということです。
「照明が点灯しないと不在」というのが泥棒の常識になっています。
アパートやマンションは外から不在かどうかがすぐにわかる、コミュニティが希薄で一度建物内に侵入すると一度に数件侵入可能ということもあり、犯罪対象になりやすいのです。
侵入窃盗の中で、住宅が約6割、その内、一戸建てが35.6%、共同住宅が24.4%となっています。
商店が8.7%、事務所が14.1%ですから、いかに共同住宅が多いかがわかりますよね。
マンションなどの防犯 対策としては
1)防犯 監視カメラをエントランス、エレベータホール、エレベータかご内、通路、非常口、駐車場、ゴミ置き場などに設置する。
2)管理人室を玄関に置き不審者をシャットアウトする。
3)オートロックを過信しない。
4)ベランダに赤外線センサー、人感ライトなどを設置する。
5)各入居室ごとにセキュリティシステムを設置する。窓・扉開閉検知センサーなど。
6)窓の無施錠をやめ、窓・扉に補助錠を取り付ける。
7)コミュニティを強化、互いに声かけ挨拶を積極的に行う。
があります。
投稿者: スタッフ (2007年10月23日 13:20)
「見張りも多い方がいい」家族でガソリンスタンド荒らし
家族でガソリンスタンド荒らしを繰り返したとして、窃盗と建造物侵入の疑いで、東京都日野市に住む無職の男(31)と、内縁の妻(38)とその二男(18)が逮捕されました。
多摩地区や隣接の埼玉県では昨年8月以降、郊外の給油所ばかりを狙った窃盗事件が約50件発生(被害総額約1200万円)していました。
男は「外から見て無人とわかるし、郊外なら防犯 装置の警報機が作動しても警察官の到着までに逃げられると思った」と供述しており、
警視庁捜査3課で裏付けを急いでいます。
調べでは、3人は昨年12月19日夜から翌20日早朝にかけて、八王子市の給油所に侵入、現金約500円とカーナビなど計4点(総額16万円相当)を盗んだ疑いです。
男は当初、1人で窃盗を繰り返していましたが免許証が停止となり、運転手役として内縁の妻を引き込んだということです。
さらに「見張り役も多い方がいい」として、妻の二男の少年を数回手伝わせていたようです。
無人や郊外のガソリンスタンドばかりを狙い、防犯 装置の作動と警察官の到着時間も考慮した上での侵入手口です。
無人の店舗の防犯 対策を考えた場合、単に防犯 装置を設置するだけでは犯罪の抑止力としての効果が薄い場合があります。(今回のように郊外の場合は人気がさらに少ないでしょう)
監視カメラシステムで映像を記録するなど、少しでも捕まる可能性が高いと思わせる対策が有効でしょう。
投稿者: スタッフ (2007年10月22日 11:51)
侵入先で寝込む泥棒
侵入した家で寝込んでしまい、そのまま警察に逮捕されたというニュースを2つ紹介します。
メリーランド州エルクトンに住む男性が自宅に戻ると、泥棒に入った男がベッドでぐっすり寝込んでいました。
男性は警察に通報し、男は駆けつけた警察官から手錠をかけられ初めて目を覚ましたということです。
この男は“イタチ”というあだ名で、アパートの裏口を椅子で封鎖して寝込んでいました。
窃盗、悪意ある器物損壊などで告発されたようです。
ポケットに固形コカイン『クラック』を持っていたため、違法薬物不法所持でも告発されているとのこと。
又、フロリダ州ピールソンで発生した事件ですが、泥酔した男が他人の家に入り込み、冷蔵庫をあさって、ソファーの上で寝込んでしまい、窃盗容疑で逮捕されました。
調べによると、男は、近所のナイトクラブでテキーラを飲みすぎたなどと供述しているようです。
14日朝、住人が帰宅すると、男がパンツ1枚の姿でソファーに寝ているのを見つけました。
男を起こし、私たちの家で何をやっているんだ、と聞いたところ、再び寝込んでしまったため、警察に通報したということです。
アパートの裏口を封鎖してベッドで熟睡していた泥棒、泥酔し他人の家の冷蔵庫をあさり、家人に起こされた後再び寝込んでしまった泥棒。
どちらも犯罪ですが、悪質な手口で金品を強奪したり、人を傷つける犯罪者のニュースが多いなか、何となく和んでしまうアメリカからのニュースです。
投稿者: スタッフ (2007年10月19日 10:32)