泥棒について知ろう!
侵入方法
泥棒の侵入方法
まず、最も侵入が容易な侵入口を探し、それに合う侵入方法を使い建物に忍び込みます。
家やマンションで侵入の恐れがあるところ
侵入の恐れがあるのは、下記条件を満たしている箇所です。
- 一辺または直径が200mm以上の窓やベランダ、換気口、玄関、勝手口、などの開口部
- かつ、地表または足場となるところからの距離(開口部までの下端までの距離)が1.8m未満のもの
- かつ、木や電柱といった、外構設備との水平距離が1.8m未満のもの
また、マンションのベランダ側窓は、最上階より下3階までと地表上3階までは、手すりが足場となったり、「下がり蜘蛛」という侵入方法があり統計的に狙われやすいので注意が必要です。
侵入場所
一戸建て住宅の場合、真っ先に狙われるのがベランダや縁側の掃き出し窓です。窓は一度割ってしまうと中のクレセント錠を開けるだけで、簡単に侵入を許してしまうのです。
ガラス割り被害
侵入口
一戸建て住宅の場合、侵入口は窓からの侵入が半数以上を占めています。
その5割近くが無施錠、3割がガラス破りによる侵入です。
マンションの場合は、ガラス破りによる侵入が30.7%(前年11.3%)。窓に対する対策がされていることが重要です。
廊下の格子を破って、隣のベランダから移って・・・、懸垂でベランダをつたって・・・などの被害が多いです。
侵入手段
マンションの場合も、施錠されていない扉や、窓からの侵入が多くを占めています。
その他侵入手口
ピッキング
「ピック」「テンション」と呼ばれる耳掻き状の特殊な金属棒をかぎ穴に差し込み、短時間で錠を無破損開錠する手口です。
■対策1:ピッキングに強い錠前に変更する。
■対策2:補助錠を取り付ける。
サムターン廻し
ドリルなどでドアに穴を開け、穴から特殊な工具を差し込み、サムターンを廻して開けます。
■対策1:サムターンにカバーを付け、外部からサムターンを不正に解錠出来ない様にする。
■対策2:サムターン廻し対策済のサムターンに取り替える。
■対策3:補助錠を取り付ける。
カム送り解錠
特殊工具を用いて錠シリンダーをう回して直接ケース内部のデッドボルトを作動させ開けます。
対策1:特殊工具が入らないように隙間に金具をつける。
対策2:補助錠を取り付ける。