犯罪別情報
車上狙い
車上ねらいについて
車上ねらいとは、自動車等の積荷や車両内から現金や品物を盗むことです。 一般的には車上荒しとも呼ばれるが、これは古い犯罪手口の呼び方です。
平成20年の警察庁による「犯罪情勢」の資料によると車上ねらいの認知件数の推移は、平成14年まで増加傾向でしたが、その後、連続して減少しています。
- 検挙率はわずか 24.4%(平成30年度)
殆どの方が泣寝入りしている状況です。 - 車上ねらいの被害例(大阪府警資料)
被害にあうと、17万円の損害になります!!
1件当りの被害額は約10万円。
そして、車の修理費に約7万円、合計約17万円の損害を受けることになります。 - これ以外に、盗まれたカードが悪用される二次的な被害も発生。
その他、盗まれたカードや免許証などの再発行等、多くの手数もかかります。 - 車上ねらいの被害状況(大阪府警資料)
ガラスを割られて被害にあうのが約5割。
また、無施錠で被害にあうものも約1割。
被害にあう時間帯は、夜間(午後6時から翌午前6時)が約6割。
発生場所は駐車場での被害が8割を占めています。
※平成19年8月末の数値は、概算の数値であり確定値ではありません。
車上ねらいの対策
- 車から離れるときは、ほんの少しの時間でも車のキーを抜き、必ず「ドアロック」を確実にしてください。
- 車の中に貴重品を置かないで下さい。
- 何も入っていなくても、カバンなどは置きっぱなしにしないでください。
- 金券や硬貨なども、なるべく置かないようにしてください。
- 防犯システムや防犯カメラが設置されている駐車場に駐車する。駐車場防犯
- 見通しの悪い場所、死角になる場所に駐車しない。
- 防犯機器、防犯ブザーをご活用ください。
- ハンドロック
- イモビライザー(合いカギや配線直結の手口に有効なセキュリティシステム)
- 警報・通報装置
- 防犯カメラ、防犯ライト設置