今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
泥棒が狙う「完全犯罪」
泥棒がプロであり、自分の得意な手口で繰り返し犯行を行っているというお話を前回いたしました。
そんな泥棒が犯行に対して願っていることは「完全犯罪」。
安全性(人目につかず犯行でき捕まらない)、容易性(簡単に侵入できる)、確実性(確実に儲けることができるということを考えて犯行に及びます。
なぜなら、泥棒はほとんどが再犯で何件、多い場合は何百件の窃盗という犯罪行為を繰り返しているため捕まると何年も刑務所の中に服役・・ということになってしまうからです。
ですので、完全犯罪のポイントの中でも、「安全性」が最も重要なポイントとなります。
投稿者: スタッフ (2007年1月31日 09:12)
泥棒にも種類がある。
「泥棒」を考える上で忘れてはならないのは、「泥棒はプロである」ということです。
「泥棒のプロ」つまり泥棒を職業としてずっとやってきているということです。
良く捕まった泥棒が「つい出来心で・・」なんてことを言っていますが、大嘘です。(嘘つきは泥棒の始まり!)
ほとんどの泥棒は再犯で、一つの得意な「手口」を繰り返しながら犯行を継続しているのです。
「ガラス破り」であれば、窓ガラスのどの個所にドライバーを入れるか・・なんてことが確立されているわけです。「3点破り」「4点破り」なんて言葉があるのですが、熟練した泥棒の手口は見ると「これは誰々の手口だ」とわかるそうです。
但し、最近の窃盗団(特に外国人が含まれた窃盗団)の場合には昔の職人かたぎの泥棒のようなあざやかな手口とは異なり、建物そのものに穴を開けたり、車ごとシャッターにつっこんだりして短時間で犯行修了などといった荒っぽい手口も多く、また数人のグループで分業化されています。
泥棒に対する防犯対策
投稿者: スタッフ (2007年1月30日 10:40)
防犯泥棒大百科ブログ開始します
皆様 はじめまして。
総合防犯設備士の植村です。
「防犯泥棒大百科」ブログにて、どうしたら犯罪に遭わないようにできるのか、どんな犯罪が今発生しているのかをこれから随時お知らせしていきたいと思います。
「防犯」に携わって25年が経過しました。
25年前「セキュリティ」という言葉を聞いてすぐに「防犯」とかを思い浮かべられる人はほとんどいませんでした。
会社名の「セキュリティハウス・センター」も、大手ハウジングメーカーと間違えられたり、何度も聞き直されたりしました。まさか学校に監視カメラや侵入検知センサーが必要になるとは想像しませんでした。
まだまだ「水と安全は無料」の時代だったんですね。
そんな25年前ではありますが、すでにこれから犯罪も欧米化の道を辿る。一般家庭や店舗の経営者の方が防犯に関して相談できるような情報発信基地が地元地元に必要だ・・・そんな考えから「セキュリティハウス・ネットワーク展開」が開始しました。
セキュリティハウス・ネットワーク展開を開始する上で、泥棒のこと、犯罪のこと、いろいろな面から研究しました。元刑事の方が顧問となり、泥棒の心理、手口についてお話を伺いました。
「居あき」「入り待ち」といった日頃聞きなれない用語なども教えていただき、泥棒がどんなことを考えてどんな手口で侵入するのか・・といったことを学んでいきました。
投稿者: スタッフ (2007年1月29日 11:59)