泥棒について知ろう!
最新の防犯情勢
令和2年全刑法犯検挙率 45.5%
令和2年の全国における刑法犯罪認知件数は61万4,231件(前年74万8,559件)で戦後最少となりました。
昭和48年を底に以降平成14年まで増加傾向。特に平成8年以降は毎年戦後最多を更新し続け、平成14年には285万件を超えました。しかしその後は、18年連続して減少。
刑法犯の検挙件数は、平成15年から平成19年にかけて60万件台で推移していましたが、平成22年には40万件台となり令和2年中は27万9,185件(前年29万4,206件)で前年より15,021件減少しました。
これは、平成14年のピーク以降官民合同で特に急増していた侵入窃盗対策を強化。破壊行為に強い錠前や窓・サッシ・シャッターなど建物部品の開発、マンションや公園、公共施設はもちろんのこと多くの施設に防犯カメラや防犯システム設置が進んだことが要因としてあります。
又、特に平成2年はコロナ禍で、テレワーク等在宅率が高かったこと、人の他府県をまたいでの動きが少なかったこと、外国からの入国なども制限されていたことなども原因としてあると推測されます。
認知件数、検挙件数とも減少する中、検挙率は増加し令和2年中45.5%(前年39.3%)と前年より6.1ポイント増加。
令和2年刑法犯罪認知件数は61万4,231件(前年74万8,559件)全刑法犯罪発生件数:51.3秒=1件!!(前年約42秒=1件)
(出典:警察庁統計資料)
犯罪種別
犯罪別では「窃盗」が全体の67.94%
侵入窃盗
- 令和2年中、4万4,093件発生、前年比7%の減。18年連続で減少。検挙率は7年連続で50%を超える。
- 手口は大胆・凶悪化。
- 住宅を対象とした侵入窃盗(2万1,030件)の割合は、侵入窃盗全体に対して、約3割を占めている。
- 一日当たり約57件発生(住宅)。
侵入窃盗の認知件数は平成10年以降増加していたが、平成15年から連続して減少しています。
しかしながら、住宅への侵入窃盗は全体の約50%を占めています。
また、住宅への侵入口は窓、一般事務所・商店および生活環境営業は表出入口が最も多い。
侵入手段は、一般事務所以外は無締りが最も多いので特に注意が必要。
