今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
ショッピングセンターのカートに山積で万引き
万引きというと、こそっと商品棚などから商品をとり、コートのポケットなどに隠して店舗から出る・・というイメージがありますが、世の中には想像を絶するような万引犯もいます。
京都にて2月1日に逮捕された2人組。
2人は同日午後5時ごろ、京都市左京区の大型ショッピングセンターの地下食料品売り場で、肉やハムなど食料品141点(6万2000円分)をカートに載せて駐車場へ持ち込みました。
カートには商品が満載されていました。そこで警備員が見つけ、警察に通報、逮捕となったわけですが、大胆きわまりないという感じです。
しかし、スキーの板や釣りざおなど大型の商品も万引被害に遭います。
こちらは複数で店舗に訪れ、試着など接客中に持ち去るらしく、あんな大きなモノを?と思うものも盗まれているようです。
死角を作らない、目を離さない・・といったことと同時に、監視カメラや万引防止器を設置して「犯行しにくい環境」を作ることこそ大切です。
そういった装置を見せることによりある程度の抑止効果があります。
そしてそれを運用する店側の接客方法が最も重要です。
隙を作らないことが重要なのです。
投稿者: スタッフ (2007年2月28日 17:23)
「仏像盗難共済」 仏像の盗難による被害を補償します。
「盗難仏像補償します 天台宗、初の共済制度導入」っていう文字が飛び込んできました。
相次ぐ仏像盗難対策の一環として、天台宗(総本山・比叡山延暦寺、大津市)は、寺の本尊などの仏像が盗まれた際、再調達に必要な費用を補償する「仏像盗難共済」を始めました。
宗内では近年、仏像などの盗難が増加。
未遂も含め年約十件の被害があります。
同宗の鶴林寺=加古川市=では二〇〇二年、国の重要文化財の掛け軸「絹本著色阿弥陀(あみだ)三尊像」が盗まれています。
このため天台宗務庁は、損害保険会社と協力して三年がかりで共済制度を設立。
対象は本尊や国宝・重要文化財の仏像で、材質や形状を鑑定して新品購入に必要な補償額を算定、掛け金を決定。
補償額五百万円の場合、掛け金は年三万円程度。
天台宗務庁によると、仏像盗難に特化した共済制度は全国で初めて。
「仏像はかけがえのない信仰の対象。一刻も早く取り戻す手助けをしたい」と全国約三千の末寺に加入を呼び掛けています。
... 続きを読む "「仏像盗難共済」 仏像の盗難による被害を補償します。"
投稿者: スタッフ (2007年2月27日 09:28)
「車上狙い」逮捕にバスケット選手活躍
22日午後9時15分ごろ、新潟市女池の入浴施設「湯ったり苑」の駐車場での出来事。
女性がマイカーに戻ってくると、ドライバーを使って、車のドアをこじあけようとしている男を発見。
大声で助けを求めました
男は走って逃走。
ところが悪いことはできないもので、たまたま同施設に来ていたプロバスケットボール新潟アルビレックスBB所属の佐藤公威(22)と小菅直人(24)の両選手がその声に気付きました。
男を約30メートル追いかけ、佐藤選手が背中をつかんで捕まえると、小菅選手が同署に通報。
さすがプロバスケット選手。あだやかなフットワークとチームプレーでした。
... 続きを読む "「車上狙い」逮捕にバスケット選手活躍"
投稿者: スタッフ (2007年2月26日 09:35)
今度は運送会社敷地から鉄板180トン。
先日は「半鐘」が盗まれましたが、今度は「鉄板」でした。
愛知県津島市莪原町の運送業の敷地内で、保管していていた鉄板(縦約6メートル、横約1.5メートル)約100枚(被害額約1900万円)が盗まれていたことが22日、分かました。
鉄板1枚約1.8トンで被害に遭った総重量は約180トン。
鉄板は、大型車が作業現場を通行する際に使用するもので、屋外の敷地に山積みされていました。
19日午前8時から20日午後8時までの間に、敷地内に止めてあった同社のクレーン車が勝手に使われた形跡があり、この間に、被害に遭ったとみられます。
作業現場から戻った男性社員が発見し、21日に被害届を提出。
敷地内に防犯装置は設置されていませんでした。
... 続きを読む "今度は運送会社敷地から鉄板180トン。"
投稿者: スタッフ (2007年2月23日 11:15)
信販会社の顧客情報を盗み、詐欺グループに販売。
信販大手「ジャックス」のクレジットカードの個人情報約15万人分が漏えいし、詐欺グループに悪用された事件で、警視庁捜査3課は21日、情報を外部に流出させたシステム開発会社社員(45)を、情報が入力された光磁気ディスク(MO)を無断で持ち出したとする窃盗容疑で逮捕しました。
男は大日本印刷の業務委託先の社員だった2002年4〜5月、同社電算処理室から、数回に渡って顧客情報をMOに複写しカバンに隠して社外に持ち出し、自宅に持ち帰っていました。
そして、こともあろうに昨年3月に退職後、再就職先が見つからず金に困り、詐欺グループに3858人分の顧客情報を約22万円で売却したというのですからあきれます。
詐欺グループの片棒を担いでいたのです。
... 続きを読む "信販会社の顧客情報を盗み、詐欺グループに販売。"
投稿者: スタッフ (2007年2月22日 10:05)
150件、3千万円の被害。中国・日本人の混合窃盗団
中高層のマンションを中心に、近畿、中部の二府六県で空き巣を繰り返したとして逮捕された中国人と日本人からなる窃盗グループの九人。
警察が確認しただけで、被害は約百五十件、総額は約三千万円に上るということです。
偽造パスポートなどで日本に入国し、大阪市内のマンション数軒を拠点に、空き巣を繰り返していました。
犯行の手口は・・というと、
・民家に、トイレの高窓のガラスを割るなどして侵入。
・無施錠の窓を探す。
・サムターン回しやピッキングなどの特殊開錠用具を使って室内に侵入。
・犯行の際、日本人の自称・元暴力団組員(31)=同=が車を運転して現場周辺を案内し、三-四人が実行役と見張り役を分担、室内の明かりやインターホンなどで不在を確認し、侵入。元組員が〇六年三月に逮捕された後は、電車で移動。
・現金のほか、貴金属やパソコンなどを盗んでは、闇ルートに流していた疑いもある。
... 続きを読む "150件、3千万円の被害。中国・日本人の混合窃盗団"
投稿者: スタッフ (2007年2月21日 09:27)
公衆浴場の脱衣場荒らしで1040万円。
銭湯の脱衣場荒らしをしていた無職の女(48)
05年10月から06年11月にかけ、大阪や愛媛などの公衆浴場ばかりを狙った30回近い盗みでの被害総額は
なんと約1040万円相当というから驚きです。
手口はいたってシンプル。
入浴客を装い、まずは獲物を物色。
“あたり”をつけた客にさりげなく近付き、髪を洗うなどのスキを見て、ロッカーの鍵を奪取。
ロッカーの鍵を開けて盗み終わると、何食わぬ顔で浴場を後にしていたということです。
財布の中のお金などを盗んでどうしたら1040万円になるのか?と思いきや、1件で880万円分を盗んでいたこともあったようです。
昨年7月1日午後4時ごろ、大阪市浪速区の健康ランドで、同市に住む60代の女性客のロッカーを荒らしたところ、出てきたのは高級ブランド、カルティエの腕時計やダイヤモンドの指輪など総額880万円!!。
1度にして“金銀財宝”を手にした女でしたが、「宝石を売ると足がつく」と、換金せず、自分で使用。
コソ泥らしからぬセレブな身なりで、コツコツとその後も目先の生活費を稼ぐため、各地を転々とし、銭湯荒らしを続けたということです。
... 続きを読む "公衆浴場の脱衣場荒らしで1040万円。"
投稿者: スタッフ (2007年2月20日 09:40)
全国でこんな銅製品も被害を受けています。
銅価格の高騰の影響で、全国で銅製品の盗難被害が止まりません。
静岡県では、17日午後1時10分ごろ、南部町十島の金属製造業「日本軽金属株式会社」の富士川第一発電所で、廃材置き場にあった長さ1・5メートル、直径13センチ、重さ10キロの銅線8本(計1万4000円相当)(発電所のコイルとして使用していたもの)を軽トラックに積み込んでいるところを男性従業員が発見し、逮捕。「売ってお金にしたかった」と供述しています。
又、長崎県では16日、唐津市鎮西町申浦の海岸に設置してあったステンレス製の防潮扉3枚が15日までに盗まれました。扉は幅1メートル高さ80センチのものが2枚、幅3メートル高さ90センチのものが1枚。設置場所は約600メートルの範囲内という。被害額は計約170万円。防潮扉の盗難は愛媛県などでも報告されているます。
茨城県では17日午前7時45分ごろ、下妻市樋橋の樋橋公民館敷地内で敷地内にあるはしご(高さ約5メートル)の上部に設置された銅製の半鐘1個(縦50センチ、直径40センチ、重さ約20キロ、10万円相当)が盗まれたことが判明しました。県内では常総、つくば、筑西市で半鐘が盗まれる事件が相次いでいます。
... 続きを読む "全国でこんな銅製品も被害を受けています。"
投稿者: スタッフ (2007年2月19日 10:05)
「合鍵を使用しての犯罪」にご注意
平成18年12月、東京都世田谷区で22歳の女性がバイト先の同僚に絞殺されるという事件が発生しました。。
男は更衣室から女性の鍵を持ち出して合鍵を作り犯行に及びました。
このような「合鍵」による犯行は、まさか他人が合鍵を持っているとは思っていませんから完全に無防備な状態で侵入されることとなりますので、非常に危険です。
しかも相手は窃盗や強姦などなんらかの悪意を持って合鍵を作成しているのです。
この事件以外にも「合鍵」を使用しての犯罪は発生しています。
最も可能性があるのが、「以前の入居者による犯行」です。
以前の入居者が退出時に自分が作った合鍵を返却せず、新しい入居者が錠前の交換を行っていない場合には注意が必要です。
新築以外に関しては必ず入居時に錠前の変更を行うことは、現代社会の常識だとお考え下さい。
そして、「過去の同居人、交際相手、友人による犯行」。
合鍵を使われて侵入されて、窃盗、暴行、殺害などの被害に遭ったり、不在時に勝手に侵入してダイヤルQ2などを勝手に使用した犯罪が発生しています。
簡単に合鍵を渡さない、可能性のある場合には必ず錠前を交換するといったことが大切です。
又、知らない内に勝手に合鍵を作られての犯行もありますので、鍵を放置しないことも重要です。
「不動産業者による犯罪」
女子学生の賃貸マンションで発生したケースで、合鍵を持った不動産業者の男が侵入し強姦された上に殺害されたという被害も発生しています。
不動産会社や管理会社となるとこれはちょっと防ぐのが難しいですが、補助錠を追加する、ドアチェーンを必ず付ける、監視カメラを設置するっといったことで防ぐしかありません。
「ひったくり犯による犯罪」
合鍵を作られてではないのですが、カバンをひったくられて、カバンの中にあった鍵と、財布の中の免許証などから住所を調べて侵入されたというケースです。
鍵と住所がわかれば簡単に家を特定され侵入されてしまいます。
カバンをひったくられた後、警察やカード会社への連絡だけでなく、必ず錠前の交換もしましよう。
又、車上荒らしに遭ったときも注意することが必要です。
車の中の現金などはもちろんですが、家の合鍵などを入れっぱなしにしている場合などもあり、本人が記憶していないケースもあります。
投稿者: スタッフ (2007年2月16日 09:26)
感電死する可能性を省みず?6600ボルトの高圧電線を切断し盗難
みかん畑の広がる浜松市(旧引佐郡)の山間部で、送電線を切り取って持ち去る盗難事件が今月3日まで4日間で3件も発生しています。
いずれも電気の通った高圧電線を工具で切断したもので、失敗すれば感電死の危険もある荒っぽい手口。県西部や愛知県では昨年12月から、同様の被害が相次いでおり、被害を受けた中部電力は「パトロールの他に具体的な対策がたてられない」と頭を抱えています。
このうち三ケ日町下尾奈の現場は、ミカン畑の広がる丘陵地帯。夜はもちろん、昼間も人の姿はほとんどないところです。
1日午後3時から翌2日午前10時45分の間、計230メートルが切り取られました。盗難多発を受けて社員がパトロールをした合間をつかれた格好です。
電線の電圧は6600ボルト。通常のゴム手袋などでは感電は免れないということで、作業員も「そのまま切断するには相当勇気がいる」と驚いています。
高さ約11メートルの電柱は下から2メートルまでは、登るための足場もありません。
高所で作業できる「高所作業車」を使い、専門の器具で切断したと推測されています。
専門的な知識や道具がないとできない手口で、素人が真似をすると即感電死?というほど危険な内容です。
中部電力によると、県内では昨年12月以降、6カ所で電線や高圧ケーブルが盗まれ、復旧費は240万円以上。さらに、隣の愛知県では別荘地などを中心に同様の被害が40件に上り、復旧に1000万円以上かかる事態になっています。
ほとんどが普段人がいなくて停電などの被害が気付かれにくい場所が狙われているということです。
「電線用の銅の価格は5〜6年前の約4倍」という世界的な金属価格の高騰が背景にあります。
犯人が警戒の厳しくなっている愛知を避け、静岡県内に入り込んだ可能性もあるということです。
... 続きを読む "感電死する可能性を省みず?6600ボルトの高圧電線を切断し盗難"
投稿者: スタッフ (2007年2月15日 09:16)