今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
おにぎり1個が20万円に・・・
放送局の男性記者(49)が昨年8月に島根県江津市のスーパーで、おにぎりを万引きしたとして書類送検され、窃盗罪で簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けていたことが、13日分かりました。
記者はすでに罰金を納付しましたが、放送局には報告していなかったようです。
島根県警によると、記者は昨年8月8日午後3時ごろ、江津市内のスーパーで、陳列されていたおにぎり1個(105円相当)をポケットに入れたところを店側に見つかりました。
調べに対し、「魔が差した」などと供述しているようです。
「魔が差す」・・・悪魔が心に入り込み、一瞬判断や行動を誤る。
おにぎり1個で20万円の罰金、さらに記者という職を失う恐れもあります。
男性記者からすると、文字通り悪夢のような出来事になりそうです。
投稿者: スタッフ (2007年4月13日 15:50)
「金属盗」処分先を捜索
全国で金属製品の盗難が相次ぐ中、神奈川県警は11日午前、窃盗グループが盗品を売却していた相模原市の金属買い取り業者を窃盗事件の関係先として捜索しました。
盗品を買い取る業者の存在が金属盗多発の温床と言われていますが、盗品であるとの認識の有無が判別しにくく、業者の摘発や捜索例はほとんどありません。
この業者は、グループが深夜に持ち込む金属製品を何度も買い取る不審な点が多く、県警は盗品等有償譲り受け容疑でも捜査しています。
県警に摘発された窃盗グループは、相模原市の元内装業の男(32)ら男3人です。
昨年から今年1月にかけ、東京都町田市の公園などからステンレス製の車止め計数十本を盗んだとして逮捕、起訴されました。
3人は盗んだ車止めを十数回にわたって、捜索を受けた業者に持ち込んでいたようです。
投稿者: スタッフ (2007年4月12日 17:16)
高額金庫破り、金庫盗難が続発。
金庫は燃えない貯金箱だと言っているのに、日本全国で金庫破りや金庫盗難が発生し、高額の被害が出ています。
●11日午前2時20分ごろ、千葉県松戸市のパチンコ店の警報装置が作動、駆け付けた県警松戸署員が店内の金庫から売上金3231万5000円がなくなっているのを確認した。同店は10日午後11時に閉店。従業員は11日午前1時40分ごろ帰宅、無人だった。
● 9日午前3時ごろ、福井県鯖江市東鯖江4、スーパーマーケットに、数人が1階事務所の窓ガラスを割って侵入し、事務所内にあった大型金庫(高さ1・4メートル、重さ200キロ)を奪い、複数の車で逃走。金庫には売上金約1200万円と、約200万円分の商品券が入っていたという。警報装置が作動してから、警備員が駆けつけるまでの約8分間に盗み出していた。
●滋賀県竜王町弓削のグリーン近江農協灯油配送センターから昨年11月に顧客台帳11冊が金庫ごと盗まれた事件で、4月9日、見つかっていなかった台帳3冊と金庫を、同町川守の日野川堤防で見つけました。盗まれた台帳のうち8冊は、3月27日に同じ堤防で見つかっていた。金庫はバールのようなものでこじ開けられており、中に入っていた現金1万5000円は見つかっていない、という。
投稿者: スタッフ (2007年4月11日 13:45)
連続窃盗犯、95歳のおばあちゃんの罠にかかる
ドイツのベルリンにある老人ホームで連続窃盗事件が発生、犯人は謎の人物・・・となっていました。
ところがこの犯人が現行犯で逮捕される事態に!
この逮捕劇の立役者となったのは、95歳のおばあちゃんでした。
連続して発生する老人ホーム内の窃盗事件。犯人を見つけようというこのおばあちゃん、自室におとりの現金を置き、トイレに隠れて部屋の様子を伺うことにしました。
するとそこにやって来たのは一人の女性清掃員。彼女がポケットにおとりの現金を入れる現場を見届けると、おばあちゃんはトイレの中にあった非常ボタンを押しました。
慌てて駆けつけたスタッフによって女性清掃員は捕まり、警察に引き渡されることとなりました。
その後の事情聴取によってこの女性清掃員は、老人ホーム内で他にも窃盗行為をしたことを認めたそうです。
「まさにミス・マープル(アガサ・クリスティ作の推理小説に登場する架空の老嬢)です。こんなにも元気なおばあちゃんがいるのは素晴らしいことです」と、ザールフェルト警察の広報担当はコメントしているということです。
外国のおばあちゃんはこんなにも元気なんですね。
投稿者: スタッフ (2007年4月10日 16:50)
外出を待ち構える強盗
岩手県奥州市のアパートで、女性が襲われ、現金を奪われた事件で、貨物運転手の男(31)が強盗傷害と住居侵入の疑いで逮捕されました。
容疑を否認しているようです。
3日午後7時半ごろ、女性宅アパートで、会社員女性(27)が外出しようと玄関の扉を開けた際、玄関脇で待ち構えていた男が室内に押し入り、現金数万円が入ったバッグを奪って逃走。
その際もみ合いになり、女性は首に全治10日間の切り傷を負いました。
女性は2人暮らしで、同居の家族は外出中でけがはありませんでした。
現在、動機などを捜査しています。
一見すると、ストーカーによる住居への侵入事件かと思いきや、バッグを奪って逃走しているところからみるとやはり強盗事件なのでしょうか?
投稿者: スタッフ (2007年4月 9日 09:33)
タイヤ窃盗団、トラック窃盗団
泥棒の盗むものは世情を反映している・・・
金属盗難しかり、農作物盗難しかり。
その背景には中国での建築ラッシュによる金属価格の高騰や、農作物のインターネットでの販売などがあります。
タイヤや大型トラックを盗む窃盗団があるのも、ロシア、中東、東南アジア、南米など海外での需要があります。日本製品は故障が少なく中古でも非常に人気があり、海外で中古タイヤや大型トラックが高額で転売できることが犯罪の背景にあるのです。
タイヤの窃盗犯の犯行手口はというと、幹線道路沿いのタイヤ販売店やリサイクルショップ、自動車整備工場などから一晩に大量のタイヤを盗み、保管場所に盗品を隠してから、自動車解体業者などに売りさばいたり輸出するというものです。
先日逮捕された日系ブラジル人らの窃盗団は高岡市の伏木港に盗品を保管していました。
その港から海外に転売していたと見られます。
又先日逮捕された大型トラック窃盗団の手口はというと建材会社や運送会社の駐車場に止めてある大型ダンプを夜間侵入して盗み、盗んだ車両は自己保有の整備工場で分解し、主に海外に転売するというものでした。
投稿者: スタッフ (2007年4月 6日 09:58)
火事場泥棒? 能登半島地震被災者宅からたんすを盗もうとして逮捕
4月4日能登半島地震で被災した民家からたんすを盗み出そうとした男(50)が逮捕されました。
4日午前10時半ごろ、地震で空き家となっていた同県輪島市内の民家に侵入し、飾りだんす(時価50万円相当)を運び出そうとした疑い。
家を所有する漆器販売業の男性(64)に発見され、たんすを置いてワンボックスカーで逃走しましたが、警察に逮捕されました。
「古道具の店が被害に遭ったという報道を見て来た」と話しているということです。
地震被災のため避難されていることをいいことに、泥棒に入るという行為に対して非常に怒りを感じますが、こういった火事場泥棒的な犯罪も被災地ではよく発生します。
阪神淡路大震災の時にもやはり地震が少し収まった頃から泥棒が暗躍しました。
ボランティアや親戚の方などを装い家に残してある家財道具を持ち去るなど窃盗も多発しています。
そうしたことにならないためにも、いざという時に最低限の必要なものを持ち出せるよう日頃から注意しておくことが必要です。
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投稿者: スタッフ (2007年4月 5日 09:26)
お悔やみ電報のわな
葬儀の時にくる「お悔やみ電報」
この「お悔やみ電報」を使用してこんな犯罪があるのでお知らせします。
先日ご主人を亡くし身も心も疲れ切っておられたAさん。
「やっと落ち着いてきたので、送られてきた弔電を見ていたところ、中に立派なうるし塗りのお悔やみ電報があり、それを見て驚きました。
主人に生前貸した5万円を 返して欲しいと書いてあり、振り込み先も書いてありました。
ウチの主人が借金していたと知って、すぐに振り込もうと思ったのですが、主人は私に内緒で他人からお金を借りる人ではなかったので、おかしいと思い相談の電話をしました。」とのことです。
このようなお悔やみ電報を利用して、遺族等からお金をだまし取ろうとする事案が発生しています。
借金の事実を故人に確認することもできず、立派なうるし塗りの電報にだまされてしまいがちですが、犯人は新聞の訃報欄等から得た情報をもとに、ありもしない「貸金」を請求してきているのです
対策としては
・絶対に振り込まない。
・先方の電話番号に問い合わせをしない(犯人にこちらの電話番号が分かってしまいます)
・送られてきた電報を受け取って、内容に身に覚えがない場合は
○電報の配達員に、その都度電報を受け取らない旨を告げる方法
○電報の内容に係わらず全ての電報を受け取らない方法などがあります。
このほかヤミ金融などから債権回収を依頼されたという内容で、債務者等に脅迫めいた電報を送りつけるものがあります。
このような電報などが送られてきたりした場合は、証拠となる電報を保管し警察までご相談してください。
投稿者: スタッフ (2007年4月 4日 09:42)
爆窃団? 渋谷西武百貨店
全国で暗躍している「爆窃団」
今度は渋谷の西武百貨店 8階の宝飾売り場が被害に遭いました。
4月2日朝、8階の宝飾売り場から、100点以上の指輪やネックレスなどが盗まれているのが見つかりました。同店8階の階段付近の壁が破壊され大きな穴(直径数十センチ)が開いており、警察ではは全国で被害が多発している「爆窃団」の犯行とみて調べています。
防犯カメラの映像から、同日午前2時20分から同3時10分にかけての犯行とみられています。
3月26日には新宿区西新宿1の量販店「ヨドバシカメラ時計総合館」(地上5階、地下2階建て)2階のガラス製ショーケースが割られ、外国製腕時計約300個(約3000万円相当)が盗まれています。
爆窃団の犯行の特徴は、建物に穴を開けるなどで侵入し、数分で根こそぎ盗み出すという荒っぽい手口。短時間化、分業化、凶悪化といった特徴があります。
ビルとビルの狭い間に油圧ジャッキを設置し、一方の壁に押し当てた材木をテコ代わりにして一気に壁を破るのが典型的な侵入方法です。
1980年代後半に香港から流入。東京や大阪で被害が頻発したため、警察が摘発に乗り出し、98年ごろには沈静化.
しかし2005年ごろから東京・有楽町を中心に宝石店の壁が破られる被害が再び発生、現在は全国で被害が発生しています。
全国でも百貨店や量販店だけでなく宝石貴金属店を狙った犯行が多発しており、いずれにしても短時間(数分)で犯行を終えるため従来の警備システムだけでは間に合わないことが多いのです。
警備システムに付加して爆窃団に対する抜本的な対策をとることが必要となっています。
対策として犯行を継続させないよう霧での視界を遮る方法をお勧めします。又、貴金属はシャッター付きのショーケースに入れるなど簡単に割ったりできないようにすることが効果的です。
ノートパソコン盗難。札幌の議員の後援会事務所。
3月19日未明、滝川市内の大河昭彦道議(60)の後援会事務所に土木作業員(30歳)が侵入しました。
男が盗んだのは事務所の机の上にあったノートパソコン3台(計20万8000円相当)。
盗んだパソコンをリサイクルショップに売り、生活費に充てたということです。
大河道議の後援会事務所は「盗まれたパソコンには礼状などの文章が入っていました。後援会名簿のような個人情報は入っていない」と話しているということですが、もし後援会名簿が入っていたら、もっと大きな問題になっていたものと思われます。
今回の盗難被害だけでも新聞に名前が掲載されてしまいましたが、個人情報漏洩となると信用失墜につながりかねないということをもっと認識する必要があると思います。
3月26日には福島県いわき市の磐城高に勤務する市内の女性養護教諭(54)が旅行中に自宅で空き巣の被害に遭い、生徒の個人情報が入ったノートパソコンを盗まれました。
ノートパソコンの中には処置状況のデータは平成17、18の両年度分で、保健室で診断した生徒の症状や薬の処方などの内容が約7000件分入っていました。
ノートパソコンの盗難の報告は県教育委員会にまで報告され、臨時職員会議が開かれ情報管理の徹底を通知、緊急PTA役員会も開かれ盗難を報告するとともに謝罪。全校生徒にも文書で知らせ謝罪と針のむしろのような状態が続きます。最終的な女性教師への処罰は近日発表されるとのことですが、たかがノートパソコンの盗難とはいえない結末が待っています。
今、泥棒の盗むものは現金だけではありません。
家電商品も中古として換金できるため狙われており、ノートパソコンを盗まれる被害も多発しているのです。
空き巣の被害・・・盗まれたものによっては信頼を失い、職を失う可能性もある時代になりました。
投稿者: スタッフ (2007年4月 2日 09:41)