今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
こだわりの下着ドロ
京都市のランジェリーショップなどでパンティーなど女性下着約700点を盗んだとして、窃盗の現行犯で会社員(50)が逮捕され、自宅からは約500点の下着が押収されました。
男は4月、ランジェリーショップで下着をマネキンごと持ち去ろうとしたところを捕まりました。
マネキンごととは大胆な犯行ですが、自宅から押収された下着を並べるとそこにはある共通点がありました。
コレクションは、キャミソールはクローゼットにつるされ、ブラジャーとパンティーはプラスチック製の衣装ケースに区分けされていました。
盗まれた下着は、パンティーやブラジャーなどは全て新品で、“使用済み”には興味がなかった模様。
「女性の“新品の”下着に強い興味があった」と力説しているようです。
又、盗んだパンティーには、角度のきつい派手なものよりデカパンタイプが多い傾向があり、色も鮮やかというより、ブルーやベージュなど暗い色が多かったということです。
「彼なりの好みがあるのだろう」と捜査関係者は分析しています。
投稿者: スタッフ (2007年5月18日 15:34)
思い込みは1年早く
仲間と組んで強盗し、1人だけ逃げ延びた男も最後にはこんなミスで捕まってしまいました。
東京・大田区で2000年4月に起きた強盗事件に関与したとして逮捕状が出ていた中国人の男が、強盗罪の公訴時効が成立したと思い込んで福岡入国管理局の出頭要請に応じたところを、警視庁に逮捕されました。
犯行当時の強盗罪の公訴時効は7年で、単純計算だと時効は成立していたことになりますが、共犯者の公判中は時効が停止するとの規定が刑事訴訟法(刑訴法254条)にあります。男はそれを知らず、交際中の女性と結婚しようと福岡市役所に外国人登録証の発行を申請してアシがついたということです。
この男は7年前の2000年4月24日、大田区西蒲田のエステ店に仲間の中国人4人と押し入り、現金約30万円などを奪ったとして、同課が行方を追っていました。仲間はいずれも逮捕され実刑判決が確定しているが、この男だけは福岡市内の飲食店などで働き、中国から帰化した女性と交際しながら潜伏生活を続けていたということです。
投稿者: スタッフ (2007年5月17日 15:30)
親子で電線泥棒
横浜市で通電中の電線が盗まれた事件で、14日新たに元電気工事会社社長(61)が窃盗容疑で逮捕されました。
男は、同容疑で8日に逮捕された元電気工の男(31)の父です。
調べでは、2人は共謀して4月16日午前5時ごろ、横浜市金沢区長浜で、100ボルトの電流が流れている32メートルと20メートルの銅製電線計4本(約2万5000円相当)を切断し、持ち去った疑いです。
元社長(61)は容疑を否認し、長男の元電気工(31)は「生活苦で金になると思った」と認めているようです。
投稿者: スタッフ (2007年5月16日 11:05)
「母の日強盗」新種の手口にご用心
「強盗」というとコンビニや郵便局、パチンコ景品交換所などを思い浮かべますが、それ以外に発生場所として自宅やホテルといった場所があります。
自宅の場合には、部屋の中にどうして入るか?というのが犯人が最も考えることで、「ピザの宅配をお持ちしました」「マンションの下の階の者なんですが水漏れがしています」「電気の点検に来ました」などといって扉を開けさせ、開けた瞬間に家の中にまで入ってしまう・・というような手口があります。
今回、13日午後3時20分ごろ、大阪市中央区難波5の「スイスホテル南海大阪」(36階建て)にて発生した強盗の手口はというと、従業員を装った男が「母の日のプレゼントのお花をお持ちしました」と言ってこの客室を訪れ、宿泊客でいずれも大阪府吹田市に住む68歳と59歳の主婦2人にドアを開けさせた・・というものです。
男は2人に拳銃や包丁のようなものを突き付け、粘着テープで手足を縛り口をふさいだうえ、現金計約3万5000円や携帯電話などを奪って逃げました。
2人は自力で粘着テープを外してフロントに通報。幸いにもけがはありませんでした。
投稿者: スタッフ (2007年5月15日 10:21)
外国人窃盗団 「ヒット・アンド・アウエー」のアジト
外国人窃盗団による犯罪はあいかわらず多く、まだまだ日本は犯罪者にとって「安心して稼げる安全な国」なのだと痛感しています。
外国人窃盗団の検挙率が低くなる一つの要因は「ヒット・アンド・アウエー」と呼ばれる方法。
防犯意識の低い地方で泥棒や強盗を行い、首都圏や大阪のアジトに戻る。盗品は換金したり本国に送る。そして、本国に本人も戻る。
犯行被害の場所と窃盗団とをつなげるものはほとんどなく、アジトも明確ではない・・。
ところが、東京・歌舞伎町の韓国パブで就労資格のない韓国人女性を働かせていたとして、逮捕された経営者ら2人が、韓国人の強盗団や窃盗団に隠れ家のマンションや携帯電話を提供していたことが、警視庁組織犯罪対策2課の調べでわかりました。
こんな風に短期滞在資格で来日し、強盗や窃盗に成功すると、直後に韓国に舞い戻る「ヒット・アンド・アウエー」の犯罪組織の協力者が明るみに出るのは異例。
同課は、2人が他の韓国人犯罪グループにも協力していた可能性があるとみて調べています。
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投稿者: スタッフ (2007年5月14日 09:30)
首都圏ゴルフ店狙い3分で窃盗終了。被害総額1億円
昨今の犯罪の特徴は?というと、「組織化、凶悪化、短時間化、多様化」といったことがあげられます。
その、「組織化、凶悪化、短時間化、多様化」を絵に描いたような窃盗団がいましたのでご紹介しましよう。
● 5人で犯罪に関与(組織化。役割分担が決まっている)
● ターゲットは、首都圏のゴルフ用品販売店。約50件が被害。
● 3分間で盗みを終えることを徹底。
防犯センサーが作動しても警備員が駆けつける前に逃げるため、現場で見張り役が侵入役と携帯電話をつないだまま経過時間を知らせ、3分間で立ち去る「ルール」を作り、犯行を繰り返していた。(短時間化・・3分で犯行終了する
● ハンマーでショーウインドウを割って侵入。3分間で犯行を終えるにはそっと侵入はせず、荒っぽい侵入方法。ガラスや扉が割られたり、壊されたりしている。(凶悪化)
● 盗んだのは、ゴルフクラブなど。中古販売店で換金が目的(多様化。現金だけでなくあらゆる物が盗む対象となる時代)
50件で被害総額1億円ということは、1店舗当たり2百万円。高額ですね。
建物も修繕する必要があるし、警察の調査中は営業もできないため売上も上がらないし、実際の損害は盗まれたモノの代金だけではないんですよね。
3分という短時間での犯罪に対しては、下記の対策が有効です。
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投稿者: スタッフ (2007年5月11日 10:45)
議員事務所 相次いで泥棒被害
今年は「選挙の年」。先日の市会議員や市長選、夏の参議院選挙と続きます。
議員さんや後援会の方にぜひ注意いただきたいのが、後援会事務所への泥棒が新聞に出るだけで3件発生しているということです。
このゴールデンウィーク開けにも福島県で2件、相次いで被害に遭っています。
●8日午前9時ごろ、福島県田村市船引町の荒井広幸参院議員(48)の後援会事務所で、2階建て事務所の1階の窓ガラスが割られ、室内の机などが荒らされているのに同議員の父親が気付き110番した。金品の被害はなかったという。県警三春署は窃盗未遂事件として調べている。
●9日午前4時ごろ、福島県いわき市植田町南町の自民党の坂本剛二衆院議員(62)=福島5区=の後援会事務所で、窓が開いて外の駐車場に書類が散乱しているのを通行人が見つけ、警察に届け出た。調べによると、坂本議員の事務所は無施錠の窓から侵入されたとみられ、室内の机の引き出しを中心に物色された跡があった。金品の被害はないという。
投稿者: スタッフ (2007年5月10日 09:16)
「学校荒らし」のファッションは?
先日は「パジャマに着替えて病院荒らし」でしたが、今日は「作業着に着替えて学校荒らし」という泥棒の手口についてご紹介しましょう。
その泥棒は、東京や埼玉、神奈川など首都圏を中心に約1000件小学校ばかりを侵入していました。その侵入手口はというと、
●作業着を着用し工事作業員になりすます。
●早朝に小学校に侵入する。
●守衛に疑われたときは近くの学校名を挙げ「(別の学校と)行き先を間違えた」とごまかす。
●職員室の机から現金を盗む。
被害総額は5200万円に上ります。
男は小学校を狙った理由を「生徒の年齢が低く、教員も自分のロッカーに鍵をかけない」と話しています。
国立大学ばかりを狙っていた泥棒も過去におりました。
「私立より警備が甘く侵入しやすかった」とのこと。
詳しくは泥棒小話/『私立より入りやすい?国立大学専門泥棒』をご覧ください。
https://www.hanzai.net/kobanashi/84.html
投稿者: スタッフ (2007年5月 9日 11:22)
子供の犯罪被害「不安」74%…内閣府世論調査
内閣府が3日に発表した「子どもの防犯に関する特別世論調査」で、周囲の子どもが犯罪に巻き込まれる不安を感じている人が74%に上ることがわかりました。
子どもが被害者となる事件の頻発を受け、大人の間にも不安が広がっていることが浮き彫りとなりました。
( 調査は6月22日〜7月2日、全国の成人3000人を対象に初めて実施。有効回収率は61・1%。)
子供の犯罪被害に不安を感じるかを聞いたところ、
「よくある」が25・9%、「ときどきある」が48・2%で、合わせて74・1%が不安を感じていました。
「あまりない」は21・9%
「まったくない」は3・3%(これも以外に多いように私は感じました)
不安になる理由(複数回答)は、
「テレビや新聞で子供が巻き込まれる事件が取り上げられる」が85・9%と最多で
「地域のつながりが弱い」が33・2%
「子供が習い事で帰宅が遅い」が31・1%で続いた。
政府に望む防犯対策(複数回答)は、
「警察職員によるパトロール」が54・0%で最も多く、
「防犯灯の設置など通学路の安全確保」が51・9%
「身近な不審者情報の発信」が49・9%。
地域の防犯活動に参加したいかという質問には
「参加したい」が15・3%
「できれば参加したい」が58・1%
「あまり参加したくない」は18・7%
「参加したくない」は5・0%でした。
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投稿者: スタッフ (2007年5月 8日 11:52)
ストレスと放火
このゴールデンウィーク、リフレッシュできた人も、かえって疲れが溜まった人もいらっしゃると思います。いずれにしてもストレス社会、いかに気持ちを切り替えていくか・・ということが大切です。
このゴールデンウィークの最中に、ストレス解消が目的なのか、各地で「放火」被害が発生しています。
京都ではバイク販売店「信栄商会」が保有するオートバイ300台余りの内、原付バイクなど188台、380万円相当が焼けました。幸いにもけが人はありませんでしたが、2日は従業員が帰った午後7時以降は無人だったということで、警察は、放火 の疑いが強いとみて調べています。
大阪市内では3日から4日朝にかけ、路上のゴミなどが燃える不審火が12件相次ぎました。
3日午後9時20分ごろ、大阪市西成区の路上に置いてあった新聞などのゴミが燃えているのを近くの住人が発見。西成区ではこの後、約1時間半の間にゴミやブルーシートが燃える不審火が計6件発生しました。また、その直後から4日朝までの間に、西成区のすぐ南にある住之江区でも、路上にあったゴミ箱やホームレスのビニールテントが燃えるなど、3件の不審火が発生しています。
住之江区では3日未明にもホームレスのテント小屋などが燃える不審火が連続して3件起きており、テント小屋で寝ていた男性2人がヤケドを負っています。
大阪市内の不審火は、3日から半径3キロの範囲で12件に上り、警察は同一犯による連続放火の可能性が高いとみて調べを進めています。
大阪の連続放火はホームレス狙いではないかと思われます。
愛知県でも中学生などが7人のホームレスを殺害した事件が昨年発生しましたが、「ホームレス狩り」といったことがストレス解消のために実施されているとしたらほんとうに恐ろしいことです。
今読んでいる本で 【心もからだも「冷え」が万病のもと】 川嶋 朗筆 集英社新書 の中で、すぐに切れる子供や、何も働く気持ちにならない無気力、うつなど心の病も、生活習慣病やがんなども体の「冷え」が原因で、体を温めると改善するといった内容が記載されていました。
投稿者: スタッフ (2007年5月 7日 09:46)
