今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
愛知県ゲームセンターで「金庫盗難」
3日午前5時10分ごろ、愛知県刈谷市稲場町のゲームセンターで警報装置が作動、警備会社を通じて、110番通報がありました。
店舗の出入り口の扉がバールのようなものでこじ開けられていました。
店内の事務室から売上金など現金約280万円入りの金庫が盗まれていました。
金庫は、金属製で高さ90センチ、縦60センチ、横50センチの大きさ。床には引きずったような跡が残っていました。
スーパーマーケットやゲームセンターなどの事務所の数十キロもの大型金庫には、結構高額な現金が保管されています。
そんな大型金庫をそのまま持ち去るという「金庫盗難」
数人で引きずれば数分で作業終了します。「5分以内」に犯行終了ということで、多くは窃盗団の中にストップウォッチで時間を計っている係もいるのです。
なぜ「5分以内か」というと、警備員など駆けつけた人に遭わないようにするためです。
今回も警備員が駆けつけた時には、すでに犯行終了していました。
投稿者: スタッフ (2007年9月 4日 11:25)
[国際詐欺419事件」の手口
今回は、地球規模の国際的な詐欺についてご紹介しましよう。
ナイジェリア人らによるマネーロンダリング(資金洗浄)とみられる口座詐欺事件で、逮捕された日本人容疑者5人は、架空の法人名義で銀行口座を開設していました。
マネーロンダリング(資金洗浄)とは、麻薬などの犯罪行為から得た資金を、さまざまな金融機関の口座を転々とさせることで、資金の出所を分からなくする行為のことです。法律で禁止されている行為であり、2003年には「本人確認法」が施行されて、金融機関等による顧客等の本人確認、本人確認記録や取引記録の作成・保存が義務づけられました。
商取引や融資を装って国外へ送金させるのは「419事件」という国際的詐欺の典型的手口で、海外の被害者を信用させるために法人名義の口座をつくったと警察ではみています。
「419事件」とは、2004年にナイジェリアなどのアフリカ諸国で起きた国際的詐欺事件の通称です。ナイジェリア刑法419条に抵触する犯罪であることから、419事件と呼ばれています。
投稿者: スタッフ (2007年9月 3日 12:45)