今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
大学の理工学部研究所からパソコン、デジタルカメラなど35点盗まれる
東京都武蔵野市の成蹊大学理工学部の研究室からパソコンなど約300万円相当が盗まれていたことが18日、分かりました。
11日午後9時20分ごろから12日午前8時20分ごろの間に、理工学部の11号館と13号館にある9つの研究室が荒らされ、ノートパソコンやデジタルカメラなど計35点(約300万円相当)が盗まれていました。
大学のノートパソコン・・全国で被害が発生しています。
「私立より国立の方が警備が甘くて入りやすい」 と言っている泥棒もいるんですよ。
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投稿者: スタッフ (2008年2月18日 17:33)
催涙スプレー噴射強盗、大阪で40件発生
昨年1月以降、大阪市周辺でワゴン車などに乗った2〜4人組が、通行人などに無差別に因縁をつけ、顔に催涙スプレーを噴射し、わいせつ行為を強要したり、所持品を奪う強盗事件が約40件も発生しています。
発生場所は大阪市の北区や西区周辺に集中し、限られた範囲内を走行しながら対象を物色し、無差別攻撃を行っているようです。
また、犯行の時間帯は週末の未明が多いようです。
ワゴン車などに乗った2人組が、走行中の車に幅寄せしたり、停車中のタクシー運転手に声をかけるなど挑発し、抗議すると金属バットなどで車を壊し、催涙スプレーを噴射して逃げる手口が共通しています。
被害者は催涙スプレーで目を負傷するため、犯人の追跡が困難になるということです。
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投稿者: スタッフ (2008年2月16日 10:35)
「車が無施錠なら自宅も無施錠が多い」車上荒らしから忍び込みに。
秋田県の泥棒。
03年12月から07年9月にかけ、秋田県中央・南部の農村・山間部で夜間を中心に、忍び込み194件▽車上狙い45件▽事務所荒らし3件――など計254件の窃盗を繰り返し、現金計約1400万円と商品券や腕時計など計約100万円相当を盗んだ疑いで逮捕されました。
忍び込み被害に遭った住宅のすべてと、車上狙いのうち44件が「無施錠」でした。
忍び込み被害はすべて無施錠で「施錠された家はあきらめた」と供述。
当初、車上狙い専門だったが、「車が無施錠なら自宅も無施錠が多い」と気付き、窓や勝手口からの忍び込みにも及んだということです。
車を無施錠のまま駐車する人は、防犯意識が低いため、自宅も施錠していないということなんです。
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投稿者: スタッフ (2008年2月15日 10:21)
「水も電気も盗まれる時代」
一昔前、「水と安全はタダ」と言われていた時代がありました。
今、水も安全もお金で買う時代になりましたが、水道水や電気を盗む泥棒も発生しています。
●2月12日、男(39)は橿原市城殿町内のアパートに住んでいた昨年6月ごろ、料金滞納で水道メーターを外され水道を止められたため、アパートの散水用の水道メーター(時価約2000円相当)を取り外して自身の部屋の水道ボックスに取り付け、上水約3・7立方メートル(524円相当)を使った疑いで逮捕された。水道は、別のメーターを設置すれば使用できる仕組みになっているという。男は日雇い土木作業員をしていたが収入が少なく、「生活に必要な水がほしかった」と供述しているという。
投稿者: スタッフ (2008年2月14日 10:40)
仏像マニア。気に入った仏像を窃盗。40〜50体自宅にコレクション。
仏像泥棒にも2種類あります。
一つが、換金目的で仏像を盗み、すぐに古美術商などに持ち込み換金する泥棒。
もう一つが、自分自身が仏像が好きで、自宅にコレクションする泥棒。
今回埼玉で逮捕された泥棒(46)は、後者のコレクターでした。
調べでは、男は昨年12月20日と今年1月20日、飯能市内の「萬福寺」に侵入。
本殿に安置されていた全長約30センチの阿弥陀如来像(40万円相当)と、全長約40センチの大黒天像(約20万円相当)を盗んだ疑いです。
1月20日午後4時ごろ、大黒天像をリュックサックに入れ、持ち去ろうとしたところを男性住職(59)に発見され、警察に引き渡されました。男は1月5日にも同市内の「無量寺」から全長約65センチの弁財天像(400万円相当)を盗んだと供述しています。
この泥棒。名前も善鳳(ぜんぽう)と浮世離れしています。仏教系4大学の博士課程を卒業。これまで専門学校などで講師として教えていました。自宅には仏教に関する書籍が数千冊ありました。
この書籍で仏像の写真を見て、そこで終わっていればいいものを、この泥棒は気に入った仏像を見つけると、寺に盗みに入っていたのです。
「部屋で仏像をお守りしたかった」などと供述。仏像を盗むなんて罰当たりなことをして何を言うのか、と思いますが、お守りとして?自宅からは40〜50体の仏像が押収されています。
平成17年春ごろから、東京都と神奈川、千葉、埼玉県内の寺で盗みを繰り返し、被害総額は1000万円以上に上るとみられます。
仏像の盗難は全国で発生しています。https://www.hanzai.net/temple/index.htm
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投稿者: スタッフ (2008年2月13日 09:25)
ソウル南大門放火で全焼。
この三連休の11日、韓国ソウルからの衝撃の映像を多くの方が見たと思います。
韓国の国宝第一号である南大門(崇礼門)で10日夜発生した火災で、南大門は11日朝までに木造の楼閣部分が全焼し、石の土台部分を残してほぼ崩壊しました。
崩れ落ちる姿を見て、多くの方が落胆し、中にはその場に泣き崩れる方もおられて、改めてこの国の中でこの建物が心の象徴であったのだと感じました。
韓国の通信社・聯合ニュースによると、捜査当局は同日、容疑者の男(70)を拘束、男は放火の事実を認めたということです。
南大門は14世紀末に建設され、国宝1号に指定されています。
火災は10日午後8時50分ごろ発生。消防車数十台が出動したが、建造物の構造などから消火作業は難航しました。発生から約5時間後の11日未明には木造部分全体が炎に包まれ、最終的に焼け落ちました。
ライターとはしごが見付かったなどの情報が早くから入っていましたが、やはり放火でした。
放火というと、私は京都大原の寂光院を思い出します。2000年にやはり放火されました。
京都を代表する建物の一つであっただけに、すごく悲しかったのを覚えています。
ソウルの南大門といったら、日本で言えば正倉院、金閣寺、清水寺と同じような建物なのかもしれません。 やはり木造の建物というのはヨーロッパの石の建物に比べて火災に弱いという面があります。
木造建物は「放火対策」が絶対不可欠です。
放火対策としては
●「炎センサー」で、炎の状態で検知することが最も効果があります。「炎センサー」とは炎の中の紫外線を検知するセンサーです。通常の火災感知器は急激な温度上昇を検知しますが、検知した時点で火災は発生してしまっています。つまり早期発見のための装置なのです。木造建物の場合、火の手が早く、それでは大きな被害が発生してしまうこともあります。
それに対して、「炎センサー」は10m先の7cmの炎を検知しますので、火災を未然に防ぐことができます。
●放火対策のもう一つとしては、夜間や休日に不審者を対象物に近づけないということです。
そのために、外周警備をして敷地内に侵入した時点で検知したり、防犯監視カメラと連動させて、画像で確認する方法があります。もちろん防犯監視カメラは「炎センサー」とも連動でき、炎センサーが炎を検知したら画像で確認することができます。
その両方をうまく組み合わせることで、大切な木造建物を放火から守ることができます。
投稿者: スタッフ (2008年2月12日 09:33)
盗品のトラックでシャベルカーを盗み、ATMを盗む。
一回の盗みのために別に3回の窃盗。
岡山で5日午前4時40分ごろ、岡山市藤崎の「中国銀行平井支店セイレイ工業出張所」のATM(現金自動受払機)がショベルカーで壊されているのを住民が目撃し、110番通報しました。
ATMには現金約2570万円が入っていました。
ATMは約1時間後、約17キロ離れた瀬戸内市長船町西須恵にある工場のガレージで、軽トラックの荷台に積まれた状態で見つかりました。
盗難現場にはショベルカーと、ショベルカーを運搬してきたとみられるトラックが放置されていました。
瀬戸内市内で見つかった軽トラックを含めた計3台は、いずれも4日夜に岡山市内で盗まれていたものでした。
複数の人間による計画的な犯行です。
わざわざATMを狙うのに、「シャベルカー」、シャベルカーを運ぶための「トラック」、ATMを盗み運ぶための「軽トラック」を盗み、その盗品を使って、ATMごと持ち去る。
なんとも大胆で、計画的な犯行・・・・と思っていたのですが、なんと簡単に犯人は逮捕されたという情報が、この現場のすぐ近くにあるセキュリティハウスより入りました。
ATMを犯人は自分の工場に放置していたということでした。
詳しい情報がニュースにはまだ出ていないので不明ですが、そこまでの犯罪計画をしておきながら、なんと「間抜け」な窃盗犯。
ハイリスク・ハイリターンを狙っての犯行でしたが、あっという間に足がついてしまったようです。
ATMごと持ち去る・・という手口は過去から頻繁に発生しています。
ATMの設置位置、建物の構造で、いかに犯行しにくい状況にするかということも大切です。
又、「その場での音による威嚇」、「映像による録画と遠隔監視」が防犯対策として有効です。
防犯監視カメラはその場で録画をするだけでなく、携帯電話に映像を送ることで犯行をすぐに確認し、早期対処を行うことができます。
又、トラック、シャベルカーなどの重機盗難。
これも頻繁に発生しています。今回のような犯罪に使用される場合や、海外に販売されるといったことで、重機がそのまま盗まれる。
万が一盗まれたら翌日からビジネスができなくなってしまいます。
重機盗難に対しても、敷地内に入らせない。万が一不審者が夜間・休日に敷地内に入った時に防犯センサーで検知し、音と光で威嚇撃退といった防犯システムが有効です。
投稿者: スタッフ (2008年2月 8日 09:28)
自動車1200台。18億円分盗む窃盗団。
自動車盗を繰り返したとして、千葉県警捜査3課などは6日までに、
窃盗容疑などで中国籍の中古車買い取り業の男(51)ら11人を逮捕しました。
グループは2000年11月から昨年1月にかけ、同県などで約1200台の車を盗み、
被害総額は約18億5000万円に上るということです。
この逮捕の裏には、06年8月に車を盗まれた千葉県船橋市の男性会社員の執念があります。
この男性はインターネットオークションに自分の車の部品らしき物が出品されているのを発見。
落札してメーカーに確認してもらったところ、自車の部品と判明し、警察に届けました。
県警は、男性の情報を基に出品者の住所不定、無職男(日本人)
=盗品等有償譲り受け罪で起訴=を割り出し、周辺捜査などからグループを芋づる式に摘発したのです。
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投稿者: スタッフ (2008年2月 7日 09:30)
万引き稼ぎ。3年で1億円。
「万引き」って、こそっと洋服のポケット等に商品を隠して、金額も少額・・という思いこみがありますが、
万引き一筋、コツコツ盗んで1億円という男が静岡で逮捕されました。
調べでは、1月22日夜、富士市内の釣具店で釣り糸16個(約6万1800円相当)を盗んだ疑い。
容疑を認めているということです。
約3年前から釣り具や本などの万引きを繰り返し、被害総額が約1億円に上ると警察ではみています。
平日の夜、仕事を終えた後に万引きを実行。
なんと曜日ごとにきちんとスケジュールを決め、火曜と金曜は釣具店で高級釣り糸やルアー、残りの日は書店で本やDVDを万引きしていたというから、あきれるばかりです。
投稿者: スタッフ (2008年2月 6日 10:36)
工場の防犯 対策について
中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、特に食品の製造や加工における工場内での保管や管理状況について関心が高まっています。
外部からの侵入者によって毒物が混入されたのか、工場の何らかの作業過程において混入したのかなどです。
万が一、何か事件が発生した場合、原因の早期究明できるのが望ましいのは言うまでもありません。
具体的な対策としては、外部からの侵入被害を防ぐ為の防犯 システムの設置。
特に敷地の外周を警戒した防犯 システムや、特に目立つ威嚇機器を設置し建物に近づかせない、侵入への抑止力を目的とした防犯 システムなどが有効です。
投稿者: スタッフ (2008年2月 5日 18:11)