今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
レンタルビデオ店で強盗偽装。
ビデオ店長がバイト君縛って…強盗被害を偽装、2人逮捕
山形県新庄市五日町のレンタルビデオ店「ゲオリークル新庄店」で、店長が売上金約200万円を盗まれる強盗に遭ったと虚偽申告した事件で、新庄署は27日、店の売上金などを盗んだとして、同店店長(35)と、同店のアルバイト従業員(26)の両容疑者を窃盗容疑で逮捕した。
発表によると、両容疑者は共謀し、同日午前2時10分頃から同9時3分頃までの間、同店の事務所の金庫から現金約78万円と、店の防犯カメラの映像を記録するデジタルビデオレコーダー1台(14万円相当)を盗んだ疑い。
店長がアルバイトに話を持ちかけ、粘着テープで斉藤容疑者を縛り、強盗に遭ったように見せかけていた。店長の自宅からは、現金約78万円とデジタルビデオレコーダーが発見された。
両容疑者は調べに対し、「消費者金融などから100万〜200万円の借金があった。強盗に遭ったことにすれば、自分たちが盗んだことがわからないと思った」などと供述している。
ゲオ本社(愛知県)の情報管理部は、読売新聞の取材に対し、「店舗の社員教育が不足していると感じた。法令順守とモラルの向上を継続的に指導していきたい」と話している。
(1月29日読売新聞)
防犯カメラの映像録画機器を盗むまたは破壊する。
泥棒や強盗がよくやる証拠隠滅のための方法です。
映像録画機器は簡単に人目に触れない場所に保管することが必要です。
しかし、今回のように店長とアルバイトが共謀して犯罪を起こす場合には、どんなに厳重な保管を実施していても効果はあまり期待できません。
そういう場合には、本部やオーナー自宅など遠隔で画像で店舗の状況を見ることができるタイプのシステムを導入することをお勧めします。
携帯電話やパソコンからリアルタイムの動画で確認できるため、店舗の運営や管理に非常に良いとオーナーや本部に好評です。
携帯電話で確認するタイプ「見える自主機械警備システム」は既設のカメラ4台と接続できます。
投稿者: スタッフ (2009年1月30日 10:09)
「構えがよく、金がありそうな家を下見してから狙った」
和歌山県警が摘発した中国人3人の窃盗グループが、近畿や九州など9府県で約250件、現金や商品券など総額約3億6000万円の窃盗を繰り返していたことが29日、分かりました。
3人は平成20年4月19日、和歌山市小豆島の民家に侵入して現金など約20万円を盗み住人にけがをさせたほか、大阪府や奈良県内で3件の窃盗事件を起こしました。
逮捕後の調べで、3人は平成16年ごろから近畿地方を中心に空き巣ねらいを繰り返していたことが発覚。「構えがよく、金がありそうな家を下見してから狙った」などと供述しています。
3人は中国黒竜江省出身。留学生として来日するなど出入国を繰り返し犯行を重ねていました。
(1月30日産経新聞より抜粋)
下見をする。武器を持っている。凶悪。組織で分業化している。
外国人窃盗団の特徴がそのままです。
日本はまだまだ中国などから見ると「防犯意識の低い宝の国」
何度も入国して犯行を繰り返す・・・。
実行犯は波のように何度も入国しメンバーが途絶えることはありません。
やはり防波堤と同じように、こちらが防犯意識を高め、「犯罪しやすい国」から脱却することが重要です。
そのためには、一人一人の防犯意識が高くなることが大切です。
投稿者: スタッフ (2009年1月30日 09:50)
自宅の庭に埋めていた現金3億6000万円盗まれる!
佐賀県伊万里市の会社役員の80代男性宅の庭に埋めていた現金3億6000万円が盗まれていたことが分かりました。
貯金を火災などから守るために、容器に入れて庭に埋めていたということですが、3億6000万円もの大金を庭に埋めておくというのがマンガや映画に出てくるような話です。
現金を埋めた場所を知っていた者の犯行でしょうか?普通の泥棒が侵入して、庭を適当に掘って現金を奪ったとは考えにくいと思います。
金庫を過信しすぎて逆に防犯意識が薄まり、無施錠のまま外出しているすきに金庫から現金を奪われるという事件も発生しています。
金庫があるから安心であるとはとても言えない時代になっていますが、庭の中に埋めておくというのも安全とは言えません。
現金は普通のことですが、やはり金融機関などに預け入れるのが一番安全ではないでしょうか。
また、外部の者による犯行であるならば、簡単に建物の中に侵入させてはいけません。
目立つ威嚇機器を設置して防犯システムが設置されていることを外部にアピールし、侵入対象から外させる、防犯カメラを設置して映像を記録していることで犯行の抑止力とする、窓や扉を強化し侵入には時間がかかると泥棒に思わせるなど、さまざまな防犯対策があります。
それらをさらに併用することでより強力で安全な防犯対策となります。
... 続きを読む "自宅の庭に埋めていた現金3億6000万円盗まれる!"
投稿者: スタッフ (2009年1月29日 15:36)
愚かな泥棒の話
まったくもって愚かな泥棒の話です。
栃木県で捕まった泥棒。
昨年12月24日午前7時半ごろ、同県矢板市の派遣社員の女性(36)方に侵入し、商品券など(計約5万1000円相当)を盗んだ。
その後、同日午後1時ごろ、その家に同県那須塩原市の風俗店から女性従業員(24)を派遣させ、従業員の承諾を得て目隠しをして手足を縛り、現金4万円などが入った従業員の財布などを盗んだ。
従業員が追いかけてこないように衣服を持ち去って逃げていた。
従業員は自力でほどいて110番した。侵入先の女性は子どもと2人暮らし。事件当時、2人は不在だった。(1月28日毎日新聞より抜粋)
普通泥棒に入ると数分で犯行現場から退散するのですが、時々こういうおかしな泥棒がいます。
侵入した家で料理する、風呂に入る、トイレで大をする・・・・。
特にこの泥棒は、侵入先からだけでなく、侵入先に呼んだ風俗の女性の所持金も奪ったということで、
ホント許せない男ですよね。
近所の住人が容疑者の車のナンバーを一部目撃していたため逮捕となりました。
投稿者: スタッフ (2009年1月28日 17:46)
タクシーが窃盗犯の片棒かつぐ。送迎や見張りを行う。
以前足を薄利骨折した時、名古屋のタクシーは親切にも歩けない私に代わってコンビニに弁当とヨーグルトを買ってきてくれ、宿泊先のホテルまで送り届けてくれました。
しかし、大阪府堺市のタクシー会社に勤めていた運転手2名(61)(65)は、窃盗グループの片棒をかつぎ、犯行現場までの送迎を行うとともに、こともあろうに空き巣の見張り役まで行っていました。
調べでは、両容疑者は昨年10月、窃盗グループの中国人数人を、同県生駒市の80代の女性宅付近までタクシーで送迎したうえ、見張り役を務め、手提げかばん(約7万円相当)を盗むのを手助けするなどした疑い。
警察が事件当日、窃盗グループの中国人の男1人を出入国管理法違反(不法残留)容疑で現行犯逮捕。供述などから両容疑者らによるタクシー送迎が発覚し、1月8日に逮捕しました。同署は残りのメンバーの行方を追うとともに、余罪があるとみて追及しています。
(1月26日 産経新聞より引用)
2人は「不況で売り上げが少なく、生活が苦しかった。大阪、兵庫、奈良で送り迎えした」などと供述、タクシー料金に報酬を加え、1回あたり数万円を受け取っていたと供述しています。
生駒市内では08年、空き巣などの侵入盗が約160件と多発しており、同署は一部にこのグループが関与した可能性があるとみて捜査しています。
日本人が窃盗団に加わることは多いのですが、運搬役や情報屋になることが多いようです。
タクシーの運転手を仲間に加えることで、自分たちの取り分が増えるとともに、タクシーなら犯行中その周辺に停車していてもさほど不思議に思わないというメリットもあるように思います。
逃げ道にも詳しいでしょうしね。
泥棒は夜、自動車に乗りながら「下見」をします。夜になると住宅街も、オフィス街も昼間とはまったく別の顔になります。昼間あんなに人通りがあった場所も閑散としているということも多々有ります。
そうして「いかに人目につかないか」「どういう経路で侵入すると簡単で安全か」という視点で周囲を見回し、対象とする物件を決定するのです。
もちろんその時に、「どんな防犯対策をしているのか」「この時間でも不在かどうか」なども見て周ります。防犯カメラが付いているかどうか、警備会社のステッカーが貼ってあるかどうかも昼間の散歩中や買い物中、自転車に乗っているときでも注意して見ています。
ある刑事さんは「ミズスマシのような無意識の下見」といった表現をしていました。
そうした泥棒に対して、下見の時点で「ここはやめておこう」という気持ちにさせることこそ防犯対策にとっては最も大切なポイントなのです。
泥棒の好きな環境をやめ、泥棒の嫌いな環境を作りましょう。
投稿者: スタッフ (2009年1月27日 11:23)
山盛りカートで万引きする親子
米ユタ州ソルトレークシティー近郊では、珍しい万引き犯が防犯カメラに映っていました。
それは「犬」です。
カメラの映像では、犬は正面玄関から“入店”し、まっすぐにペットフードが並ぶ通路へ向かい、2・79ドル(約250円)相当の骨をくわえたそうです。(産経新聞12.26記事より抜粋)
そして日本の山梨では愚かな親子が山盛りカート万引きして逮捕されました。
その親子はパート従業員の母親(43)と、同居している長女でアルバイトの娘(20)。
両容疑者は共謀して、1月25日正午頃、昭和町西条のショッピングセンター「イトーヨーカドー甲府昭和店」で、菓子や野菜など計87点(計4万4205円相当)を盗んだ疑い。盗んだ商品はチョコレートやすし、大根、白菜、消臭剤などで、食料品や生活雑貨ばかりでした。
両容疑者は同店のショッピングカートを使い、カートの上段と下段に盗んだ商品を山盛りに詰め込んでカートを押して店外に出たところを同店の警備員が見つけ、取り押さえました。
犯行当時は約2万円を持っていたが、同署の調べに対し両容疑者は「直前になって代金を支払うのが嫌になった」と供述しているということで、常習犯の可能性もあるとみて警察では余罪を調べています。 (1月26日読売新聞より一部引用)
ここのところ、元派遣社員が弁当を盗んだといったちょっと悲しくなるような万引きのニュースが多かったのですが、今回は常習犯とも思える手口で、現金を持ってきていて、持参した現金の範囲ならもし万引きで捕まっても「現金を払ったら許される」とでも考えていたのかもしれません。
実際に日本人による万引きの場合、そういうこともあるようです。
万引犯を捕まえる「スーパーマーケットの保管関係者」の話がlivedoorニュースに出ていました。万引き犯を見つけるポイントとして
●スーパーの中のかごに入っている食品からその日の献立を想像し、それができないような場合は高額品の万引きだといいます。
「いつも客の目を見ています。スーパーは物を買いにくる場所ですから、本来ならば品選びの目で、商品とか広告とか値段とか、そればかりを気にしているもの。逆に周囲ばかりを気にしている目があると、『これはやるな』とピンとくるのです」
「いちおう買い物カゴをのぞいて見ます。野菜、肉、豆腐、白滝という品物が入っていれば、これはすき焼きだとわかる。目に落ち着かなくても、人探しとか、別の理由かなと思い、その客には関心を持たなくなります」「買い物カゴのなかにカニ缶、本マグロ、車海老、霜降りの和牛となると、「何の料理を作る気?」と疑ってみる。料理のレシピーというか、買い物のコンセプトがない。これは高額品の万引きだと見抜けます」
やっぱり天井の防犯カメラや人目を気にして犯罪しようとする人間は逆に目立つのかもしれませんね。
カゴの中というのは、その人の生活レベルや嗜好、家族構成、性格などをすべて雄弁に語っていますよね。だからそういう目で見るといろいろと分かってくるのかもしれません。
泥棒だけでなく防犯業者も天井の防犯カメラや侵入検知センサーは気になりきょろきょろ見ています。
私も店舗や寺などに行くと必ず見て、自社の商品だと嬉しくなります。
これも職業病だと言えますが、万引犯と間違えられないようにしないといけませんね。
投稿者: スタッフ (2009年1月26日 10:29)
睡眠薬で眠らせて、マンションに侵入し準強姦・窃盗。
警視庁捜査1課が21日逮捕した会社員(48)の卑劣な犯行手口。
●07年3月7日都内で行われた就職セミナーで30代の女性に知り合う。
●「履歴書の書き方を教えてあげる」などといってインターネットカフェに誘い込む。
●実際に女性が就職を希望する会社への履歴書を書かせ、住所を把握。
●風邪気味だった女性に「高麗人参茶がきくんだ」などといって、持っていた睡眠薬をお茶に混ぜて飲ませ眠らせる。
●履歴書に書かれた住所で深夜に都内の女性のマンションに連れ込んで乱暴。
●女性のネックレスなどを窃盗
(1月21日産経新聞より抜粋)
本当に卑劣な犯行だと思いませんか?
睡眠薬を飲ませてバックや財布を盗むという犯行は時々聞きますが、自宅住所を調べ、自宅に押し入り乱暴し、盗む・・・。
バックを盗まれた時点で、バックの中に住所のわかるものや玄関の鍵があれば、やはり侵入されてしまうのです。
そのあたりの怖さを知っていただきたいと思います。
投稿者: スタッフ (2009年1月23日 11:30)
「夜になっても明かりがともらない家を狙って」侵入250件
1月14日に逮捕された、無職男(26)は、 昨年秋までの約3年10か月にわたり、道内で約250件・総額約1000万円の空き巣を繰り返していました。
この男のターゲット決定ポイントは?
「夜になっても明かりがともらない一般住宅」
侵入手口は?
「工具で窓を壊して侵入」
勤めていた建設会社をやめたことを同居の親に隠し、「地方の現場に行く」と偽って出かけ、犯行を重ねていました。週末には自宅に戻り、盗んだ金の一部は、「生活費」として、月数万円ずつ親に渡していました。
(2009年1月15日 読売新聞より抜粋)
時々こういう泥棒がいるんですよね。親や奥さんに失業したことを言えず、泥棒で稼いだ金を給与といって渡していた泥棒が・・・。以前にも運送会社に勤めていると言って、ユニフォームまで着用して泥棒に通勤?していたこともありました。
この「夜になっても明かりがつかない住宅を狙った」というのは、単身者専用マンションを狙う時にも泥棒はします。マンションの場合は特に部屋数が少なくすぐにどこが無人かが建物外部からわかります。
又、ベランダ沿いに移動も簡単にでき、一晩で何件も侵入することもできるということで、泥棒にとっては効率がいいのです。
又、「夜になっても洗濯物を干しっぱなしの家を狙う」泥棒もいました。不在ということだけでなく、「だらしない」という理由でした。
泥棒は侵入先の留守を確認することは、侵入者が下見をするときに必ず行います。
夜なのに、「明かりがついていない、」「洗濯物が干しっぱなし」「ガレージに車がない」
「夕刊がポストに置きっぱなし」など手掛かりが沢山あります。
こうした泥棒に不在であることを知らさない方法としては、
●一部屋だけの照明を、タイマーで自動点灯させる。
●玄関、居間などの電気をつけて外出する。
●ラジオを大音量でつけっぱなしにする。
●洗濯物は屋外に干さない。
●郵便や新聞は長期不在の場合はあらかじめ止めておく。
●留守番電話に「留守です」というメッセージは残さない。
●玄関の表札に家族名を入れない。(家族数がわかるようにしない)
●車庫はシャッター式にして、シャッターを下ろしておく。
●気軽に誰彼無く家族旅行に行くなど発表しない。
ということです。
どこで泥棒が下見をしているかわかりません。
防犯意識は常に持ち、できる対策をしましよう。
投稿者: スタッフ (2009年1月22日 13:05)
振り込め詐欺のメンバーが都内中国マフィアとつながり
窃盗認知件数が減ったのは振り込め詐欺にシフトが変わったのではないか・・との推測を個人的にしていたのですが、振り込め詐欺のメンバーが中国マフィアと密接な関係があったのがわかりました。
宮城県警に逮捕された東京都内の振り込め詐欺グループの男が、都内の中国人マフィアと密接につながっていることが20日、警視庁と県警の調べで分かりました。
●男は、中国マフィアのトップが実質的に経営する会社の社長を務めている
●中国マフィアが関与した疑いのある恐喝事件の関係先として自宅を警視庁に家宅捜索されていた。
警視庁などはマフィアが安定した資金源を獲得するため、振り込め詐欺に進出した疑いがあるとみています。中国人マフィアと振り込め詐欺グループの接点が判明するのは初めて。
この男は口座や携帯電話を用意する「道具屋」だったと見なされています。
昨年6月、社会保険庁職員を装い、目黒区の無職の男性(81)ら7人に「医療費の還付金がある」などと電話で持ちかけ、現金自動預払機(ATM)を操作させて預金計約500万円をだまし取ったとして、昨年11月と今年1月に宮城県警に逮捕されました。 池袋に拠点を置く中国人マフィア「金山(キンザン)グループ」のトップを務めていた容疑者とわかりました。
金山グループは残留孤児の2世、3世らが中心となったマフィアで、メンバーは約30人とみられます。池袋などで強盗や窃盗といった不法行為を繰り返していた疑いがありますが、最近になって中国人が経営する店にみかじめ料を要求するケースが確認されています。 組対2課は、金山グループが組織拡大のため安定した資金源の獲得を目指しているとの見方を強めており、捜査幹部は「被害が後を絶たない振り込め詐欺にも目を付け、日本語が話せる人間を使って犯行に及んでいる疑いがある」と分析しています。
■中国人マフィア 正規の在留資格を持つ中国残留孤児の子孫を中心に組織化された犯罪集団。平成13年ごろまでは福建省や上海出身の密入国者らが強盗、窃盗などを繰り返していたが逮捕と強制送還で次々と壊滅に追い込まれ、組織化されたマフィアが台頭した。福建省や上海出身の不良中国人を配下に置くケースもある。東京都内で最大勢力を誇る「大偉(ダーウェイ)グループ」は約250人のメンバーを抱えているという。
(1月21日産経新聞より抜粋)
侵入窃盗も振り込め詐欺もいずれも金品を奪う犯罪ではあるのですが、こうした中国マフィアがどちらも犯行を行っているというのは非常に恐ろしいことです。
というのも、マフィアと言うだけ合って武器を持っている、武器の扱いに慣れている、人の命を軽んじている・・という3拍子が揃っているからです。また、カードのスキミングや偽造、印鑑の偽造などの技術もあることもあり、被害が高額になる可能性があります。
特に侵入窃盗の場合不在を狙って入る「空き巣」がほとんどですが、もし万が一犯行途中で出くわしたり帰宅したらどうなるか・・・考えただけで恐ろしいと思います。
もともとは不良外国人で一攫千金を狙った犯行であったのがマフィアという犯罪のプロ集団になったわけですからその手口が荒っぽい凶悪なものであることは想像できます。
そして実行犯には事欠きません。本国からの不法侵入者、闇ネットでの求人募集者・・顔の見えない組織での分業化が進むのです。
日本という国は、外国から見たらいかに安全であるか。日本人はセキュリティに関して無関心であるかをもっと感じる必要があります。
投稿者: スタッフ (2009年1月21日 13:04)
タクシー料金踏み倒し
タクシー強盗やタクシー強盗殺人のニュースの記憶もまだ鮮明なこの時期、タクシーに乗車すると、職業柄防犯に関して話題にしてしまいます。
先週金曜日神戸三ノ宮から中距離タクシーに乗った時、タクシーの運転手からちょっと興味深い話を聞きました。
「タクシー強盗」とか最近は物騒なので大変ですよね」
「でも、タクシー強盗に遭うのは、交通事故に遭うより可能性が低いからそれほど気にしていないけれど、腹がたつのはタクシー料金踏み倒しだよ。今までに7回やられたことがある。先日もあるマンションで下ろして、なかなかもどってこないので見に行くと、駐車場から反対側に逃げる道があった。高速代金などがかかっているときは自腹になるので、疲れが倍増するし、腹が立つよ」
「計画的なんですね」
「そうした犯人は乗る前に運転手の顔を見よるねん」
「優しそうかどうか見てるんですか?」
「最初は犯行しやすいか顔で判断されているのかと思ったけど、最近気が付いた。あれは、前に乗ってタクシー料金踏み倒しした時の運転手かどうかを顔見て調べているんや。客の顔をそれほど覚えていないけれど、場所名を言われたら思い出す。だから同じ運転手に当たらないように、乗る前にしっかり運転手の顔を見てから乗るかどうか判断しとるねん」
と、こういう会話をしながら神戸の街を夜走っていました。
被害に遭った場所名などはタクシー仲間にも流し、気をつけるようにしているということです。
先日のタクシー強盗殺人はまだ犯人が捕まっていません。
あるタクシー会社では防犯カメラを全車両に掲載させるというニュースもありました。
プライバシーの問題もあるでしょうが、こうしたご時世ですので防犯カメラもしかたがないというのが一般化しそうです。但し、録画した映像の取扱いに関しては厳重に管理する必要が出てきます。目的以外での使用が許されないのはもちろんのこと、映像は厳重に取扱い、問題がなかった映像はきちんと責任をもって消去する。そうした運営ルールづくりが求められると思います。
タクシードライバーを守るための防犯グッズとして首を守るものも販売されています。
密室であるタクシー。いろいろなことに運転手は気をつける必要があります。
投稿者: スタッフ (2009年1月20日 14:41)
