今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
携帯電話販売店で窃盗事件 埼玉で未遂含め6件発生
13日未明、埼玉県内で携帯電話の販売店を狙った窃盗事件が未遂も含めて6件発生しました。
共通点としては、入口ドアガラスが割られ、手提げ金庫が盗まれていることでしょう。
侵入の手口としては最も多いのがガラス破りです。
泥棒の心理や手口を知ることは重要です。
敵のことを知らずにその対策は立てられません。
もし、自分が泥棒だったらと考えると分かりやすいかもしれません。
防犯カメラや防犯センサーなど、泥棒や侵入者に対する防犯対策がしっかりされている家や店舗にあえて侵入しようと思うでしょうか?
そういうところに侵入すると防犯システムが動作し、警報音が鳴動して大騒ぎになります。周囲の人にも気付かれ、防犯カメラに記録されていればのちに捕まる可能性も高くなります。
よほど金目の物があったり、どうしても盗みたい物があれば別ですが、普通の泥棒はそのような防犯対策がきちんとされているところは避けるものです。
つまり、泥棒が事前に行う下見において、防犯対策がされているかどうかなどを基準に侵入のターゲットを決定します。
防犯対策がされていればそのターゲットから外れる可能性が高くなるということです。
これが事前に防犯対策を行う効果の一つです。
<2月14日8時5分配信 産経新聞より>
『13日未明、埼玉県内で携帯電話の販売店を狙った窃盗事件が未遂も含め6件あり、計約37万円の被害が出た。
県警は同一犯による連続窃盗事件とみて調べている。
... 続きを読む "携帯電話販売店で窃盗事件 埼玉で未遂含め6件発生"
投稿者: スタッフ (2009年2月14日 09:46)
ひったくり40件、高齢女性狙った犯行 被害400万円
高齢女性ばかりを狙いひったくりを繰り返していた男が逮捕されました。
76歳の女性は現金300万円入りのバッグをひったくられたということです。
高齢者、子供、女性、夜道、金融機関の帰り道など、ひったくり被害だけではありませんが、一人でいる場合は警戒が必要です。
泥棒をはじめとする犯罪者は、常に弱いところを探しています。
脆弱な部分、つまり、もろくて弱いところを探し、犯行のターゲットにします。
自分より力が弱い、自分より足が遅い、防犯対策がされていない、防犯カメラがついていない、鍵が一つしかない、無施錠である、ガラスや扉がこじ開けやすい、など・・・。
少しでも隙を見せると犯罪者に付け入れられてしまいます。
事前の防犯対策を行うことで弱い部分を補強しましょう。
<2月13日12時41分配信 時事通信より>
『女性から現金などが入ったバッグをひったくったとして、警視庁捜査3課などは13日までに、窃盗容疑で東京都北区十条仲原、無職篠崎賢二容疑者(39)を逮捕した。
容疑を認め、「借金の返済やパチスロに使った」と供述しているという。
篠崎容疑者は、先月21日に板橋区常盤台で無職女性(76)が現金300万円入りのバッグをひったくられた事件を含め、昨年1月ごろから同区と北区で高齢女性を狙ったひったくり約40件(現金被害400万円)への関与を認めており、同課は裏付けを進める。』
投稿者: スタッフ (2009年2月13日 14:57)
骨董窃盗団
今仏像の盗難が多発していますが、これは仏像が換金できることから狙われています。
同じように骨董としての価値で、骨董品が高額で販売できることからそればかりを狙う「骨董窃盗団」が存在します。
骨董窃盗団?鎧一式を盗む 69歳男逮捕
江戸時代後期の鎧(よろい)を盗んだとして、奈良県警捜査1課と田原本署は10日、窃盗の疑いで、住居不定の無職A(69)を逮捕した。県警によると、容疑を否認しているという。
同課などによると、A容疑者は京都市東山区山田町のB受刑者(59)=窃盗罪で服役中=と共謀し、平成19年10月、三重県松阪市嬉野宮野町の無職の女性方の土蔵の壁をドリルなどで壊して侵入、中にあった江戸時代後期の鎧一式(時価50万円相当)を盗んだ疑い。
県警によると、B受刑者はA容疑者とともに平成18年〜19年10月に三重や奈良、京都の各府県などで日本刀やつぼなどの古物を盗む同様の犯行を14件(被害総額約800万円)繰り返したと供述しているという。
(2月10日産経新聞)
骨董というのは「なんでも鑑定団」にあるように、価格や価値の判定は非常に難しいものです。
価値を知らずに納屋や倉、土蔵に入ったままのものもあれば、価値がないのに高額で購入してしまっている場合もあります。
保険の対象からも外される骨董品。
それでも泥棒は狙って侵入をしてきます。
以前も北陸の土蔵のある家ばかりを狙った窃盗犯がいました。
土蔵は、火災や泥棒などから家族の宝を守ると言われますが、現在の泥棒は壁に穴を開けたり破壊して侵入する場合もあります。江戸時代の義賊なんていうのは遠い存在で、武器を持ち、犯行途中で家族に出くわすと居直り強盗に変身・・・といったこともあります。
やはり防犯対策が必要です。
蔵などに侵入した時点で侵入検知センサーが検知し、母屋に連絡が入るとともに、ベル・サイレンなど音で威嚇撃退する。防犯装置が設置されていることを建物外でアピールし犯行対象から外させる。
そうした防犯システムをお勧めします。
投稿者: スタッフ (2009年2月12日 11:59)
セルフガソリンスタンド窃盗団の手口と防犯対策
セルフ式ガソリンスタンド(GS)の精算機を狙った窃盗事件が08年1月以降、関東甲信、静岡の10都県で約240件起きています。
●08年1月以降、1都9県で確認された。それぞれの件数は多い順に▽東京68件▽千葉62件▽埼玉29件▽神奈川26件▽茨城24件▽栃木・長野各8件▽群馬6件▽山梨4件▽静岡3件(埼玉と神奈川は08年7月以降の数字)。
●被害総額は数千万円に上るとみられる。
●防犯カメラの映像などから、犯人はいずれも黒い目出し帽をかぶった若い男の2〜3人組で、客の少ない午前2〜4時ごろ主に幹線道路沿いのGSの精算機をバールで壊していた。犯行時間はわずか1、2分で、目撃した従業員が110番しても警察官の到着前に車で逃げ去っていた。
・今月2日午前3時45分ごろ、東京都立川市上砂町3のセルフ式GSで、目出し帽をかぶった男2人が給油機に付けられた精算機2台をバールでこじ開け、計約34万円を盗んだ。犯行の様子はスタンドの防犯カメラに録画されていた。
それからの約35分間で、近隣の福生市や瑞穂町などでセルフ式GSばかり3カ所が相次いで被害に遭い、計約33万円が盗まれた。
セルフ式GSは08年3月末時点で全国に7023カ所。人件費が節約できるため増加傾向で、4年前からほぼ倍増しています。
なぜこんなにセルフガソリンスタンドに被害があるのかというと、
●被害に遭った都内の業者によると、セルフ式GSは24時間営業で深夜は従業員1人の場合が多い。
●防犯上の理由から夜間は現金を回収しないため、精算機に釣り銭を100万円以上入れておく場合もある。
●精算機など設備は破壊を想定して作られていない。
セルフガソリンスタンドの防犯対策
●精算機の現金は頻繁に出し、夜間金庫などに保管する。高額にならないようにする。
●従業員が一人の時間帯をできる限り短くする工夫をする。
●犯人グループに「ここはサイレンがついて警備している」ということをPRし、犯行対象から外させるように目立つところに防犯灯を設置する。
●非常用押しボタンを押すと、その場でサイレンや音声メッセージを流し威嚇撃退する防犯システムを設置する。
●防犯カメラの映像を経営者の携帯電話にすぐに動画送信するシステムを設置する。
投稿者: スタッフ (2009年2月10日 15:52)
「上海グループ」空き巣中国人窃盗団の手口
「上海グループ」劇団?いいえ中国人窃盗団の名称です。
サムターン回しの手口で空き巣に入り、現金や貴金属を盗む窃盗団のことです。
関西で空き巣200件超「上海グループ」2人を逮捕
サムターン回しの手口で空き巣に入り、現金や貴金属を盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗などの疑いで、いずれも中国籍、大阪市浪速区の無職、K(50)とJ(39)の両被告=窃盗などの罪で起訴=を再逮捕した。両容疑者は関西で空き巣を繰り返す中国人窃盗団「上海グループ」のメンバーで容疑を認めている。
同課は別の窃盗事件で逮捕した中国人の男からの情報提供を受け、上海グループを捜査。平成19年7月から、両容疑者を含む男女10人を窃盗などの疑いで逮捕し、空き巣225件(約6870万円相当)の被害を確認している。両容疑者にはほかにも、200件(約5000万円相当)の余罪があるとみて捜査する。
調べでは、両容疑者は昨年10月15日ごろ、神戸市に住む飲食店経営の女性(56)のマンションに侵入し、約2万6000円とネックレスなど38点(270万円2000円相当)を盗んだ疑い。
同課によると、上海グループには上海出身の50人がいるとみられ、メンバーは3、4人単位で空き巣を行っているという
(2月6日産経新聞)
中国人など外国人窃盗団の特徴は?というと
・組織化(複数で分業化)
・凶悪化(武器を持っている。武器に精通している)
・短時間化(数分で犯行終了)
・盗むモノ(現金・貴金属・家電製品・日常品)
と、聞くだけで恐ろしいです。
実際に、居合わせると強盗に早変わり。命も危険にさらされます。
空き巣でサムターン回しの手口であれば、扉の側に小さな穴が空いているだけということも多いです。
郵便受けから手を突っ込んだり、特殊器具を突っ込む手口なら穴も開かず、被害に遭ったことに気づかず発見が遅れることも多々あります。
通帳やカード、健康保険証、パスポートなどを盗まれた場合には、被害はもっと拡大します。
カードの情報をスキミングして偽造して預金をごっそり下ろしたり、別の犯罪にパスポートを使用されたりといったこともあります。
徳島ではベトナム人窃盗団による量販店の常習累犯窃盗の判決が出たようですが、日本という国には諸外国からどんどん窃盗犯も来日しているのです。
平和呆けならぬ安心呆けにならないためにも、防犯意識を高めて、自衛することが必要です。
投稿者: スタッフ (2009年2月 9日 13:13)
真昼間の仏像盗難、高さ1mの仏像を抱える不審な男 防犯カメラに映る
京都市南区の東寺で、昨年12月仏像が盗まれた事件ですが、盗まれた仏像は高さ約1メートルもあったようです。
境内の防犯 カメラには、正午すぎから午後2時の間に帽子をかぶりマスクをした不審な男が複数回映っているようで、両手で仏像とみられる物を抱えた姿があったということです。
このように防犯 カメラは、犯罪発生後の証拠や確認などに重要な役割を果たすことが多いのですが、防犯 カメラの設置場所や位置を工夫することで、犯罪の抑止力となる場合もあります。
目立つところに設置することで、犯罪者に映像を記録していることをより強調し、犯行を思い留まらせることが期待できます。
また、死角を無くした設置方法によって、ここは防犯 意識の高いところだと思わせることにもつながります。
このように防犯カメラを様々な用途で用いることができます。
<2月5日20時36分配信 時事通信より>
『世界文化遺産に登録されている京都市南区の東寺で昨年12月、仏像が盗まれていたことが5日、分かった。
先月には建仁寺(同市東山区)で同様の窃盗事件が起きており、京都府警南署は関連を調べる。
... 続きを読む "真昼間の仏像盗難、高さ1mの仏像を抱える不審な男 防犯カメラに映る"
投稿者: スタッフ (2009年2月 6日 14:08)
爆窃団 たった1メートルのすき間から壁に穴 銀座の宝飾店強盗
「爆窃団(ばくせつだん)」。聞きなれない言葉だと思いますが、壁に穴を開けたり破壊して店舗に侵入する外国人窃盗団のことです。
4日午前11時半ごろ、東京都中央区銀座1の宝飾店「SELBy(セルビー)銀座店」に出勤した男性店長(48)が、金庫室の耐火性金庫(高さ1メートル)がこじ開けられ、貴金属約130点(4900万円相当)と現金約100万円がなくなっているのを見つけ、110番しました。
金庫室の壁に外から直径約1メートルの楕円(だえん)形の穴が開けられており、警視庁築地署は侵入窃盗事件として捜査を始めました。
同署によると、銀座店はビル(鉄筋コンクリート7階建て)の1階にあり、展示室と金庫室があります。犯人は隣接するビルとの幅約1メートルのすき間から金庫室の壁に油圧ジャッキなどで穴を開け、侵入したとみられます。
銀座店では2日午後8時半ごろ、店長が金庫に宝飾類と現金を入れて帰宅。
3日は休業日で、4日午前11時半に店長が出勤するまで無人でした。
金庫室内には防犯カメラがあり、解析を進めています。(2月4日 毎日新聞より引用)
壁に穴を開ける侵入窃盗事件としては、昨年10月に宇都宮市のデパートで約1600万円相当の貴金属類が盗まれており、関連を調べています。
爆窃団の場合、複数の人間による組織的な犯罪で、見張り役、実行犯、運搬役と分業化しています。
多くが外国人が実行犯になることが多く、武器を持っているケースが非常に多いです。
侵入手口そのものも、「壁に穴を開ける」「壁を破壊する」「車でシャッターを破壊する」「車でショーウィンドウにぶつかり割る」と非常に過激、少々の音がしようがおかまいなしの方法を取ります。
そして「短時間化」が最大の特徴。ストップウオッチなどを持ち、警備員など人が駆けつける前に現金や商品などを持ち去ります。
ショーケースや金庫も破壊されるなど短時間化のために破壊も荒っぽくなります。
武器を持っていますからうかつに素人が声をかけたりも難しいし、危険があります。
こうした窃盗団に対しては「犯行を継続させないようにする」ということが必要で、そのためには、その場に長居できないようにすることです。
フォグガードという防犯装置があります。侵入検知センサーが侵入を検知すると霧を噴射する装置です。
この霧で数十秒後には店内は真っ白となり、ほとんど視界をなくすことができます。本当に足元も見えなくなります。
人畜無害で、パソコンなどにも影響を与えることはありません。
そうした装置と、ベル・サイレンを組み合わせることで、泥棒を長居させず、退散させる。
そういう威嚇撃退方法を取ることがこの爆窃団対策として必要です。
この宝石貴金属店では、4900万円相当の商品などの被害がありましたが、壁の修復、営業できない間の売上ダウンなどを考えるともっと大きくなると思われます。
この長引く不況はまったく先行きが見えない不安を多くの人に与えています。
これからますますせっぱつまった人間による「ハイリスク・ハイリターン」な犯罪が増えます。
コンビニ強盗やタクシー強盗の急増はその一部だと思います。
そうしたせっぱつまった人間に狙われないように防御するしかないのだということをぜひ知っていただきたいと思います。
投稿者: スタッフ (2009年2月 5日 11:32)
車をコンクリートで壊し(被害額約61万円)、iPod(約1万円)奪う
車の中に重要なものを置いたまま離れると車上荒らしに遭うことになります。
車上荒らしの被害は、盗まれたモノの被害だけでは終わりません。
全国で発生している車上荒らしの被害をいくつかピックアップします。
●コンクリートブロックで車を壊し、中にあった携帯デジタルプレーヤー「iPod」を盗んだ男(22)。1月2日午後11時25分ごろ、自宅近くの駐車場に駐車中の車留めのコンクリートブロックを投げて車を壊し(被害額約61万円)、中にあったiPod(同約1万円)を盗んだ疑い。 (1月4日産経新聞より引用)
●茨城県笠間市内の射撃場駐車場で昨年12月、車から散弾銃と散弾が盗まれた事件で、笠間署は、銃や弾を車内に放置したとして、被害に遭った同市の男性会社員(53)を銃刀法違反(保管義務)と火薬類取締法違反(運搬方法)容疑で水戸地検に書類送検する方針を固めた。会社員は昨年12月21日午後2時半〜50分頃、笠間市内の射撃場近くの駐車場で、軽ワゴン車内に散弾銃1丁と散弾27発を放置した疑い。この日は射撃大会があり、会社員は大会に参加した後、車のトランクに銃などを置いて表彰式に出席。約20分後に車に戻り、自宅に帰ってから盗難に気づいた。
(2月3日読売新聞より引用)
その他ノートパソコンを盗まれ個人情報が入っていたために関係者にお詫びをしたり、教師などの場合は教育委員会や学校から処罰を受けたり、保護者会で謝罪したりと、被害者なのに加害者扱いされる他、新聞にもしっかり記事が掲載され、失うものは計り知れないです。
車上荒らしといえども、計り知れないほどの被害になるということを把握し、車上荒らしに遭わないように防犯を考えましょう。
車上荒らし対策
●わずかな時間でも車を離れる時は必ずエンジンキーを抜き、ステアリングロックも確実にきかせておく。ドアをロックし、窓も完全に閉めていることを確認してから離れる。特に追突事故や子供の送迎などちょっとした時間を狙っての犯行に注意。
●貴重品は車の中に置かない。バックや背広、小銭でも見えていると車上荒しに遭う確率が高くなる。
ノートパソコン・重要書類などを車内に置かない。個人情報保護法でもっと大きな問題になることもある。
●狙われにくい駐車場を選ぶ。路上駐車はせず、監視の行き届いた駐車場、夜間照明・監視カメラのある駐車場を選び、照明の良く当たる周囲から見通しの良い場所を選択して駐車する。
「駐車場内 2ルクス。車路10ルクスが警察庁「安全・安心まちづくり推奨要項」における防犯照明の推奨照度」
●一定時間以上車から離れる時には、常に車を確認する。
●自宅の車庫はできる限りシャッター付きの車庫の方が安心。人感ライトを設置し、人が来ると自動的に照明が点灯するようにする。
●車外からカーナビが見えないようにカバーをかける。
●持ち運びが出来るタイプのカーナビは駐車時は自宅に持ち帰る。
●カーナビを取り付ける際には盗難防止対策を施した特殊なネジを使用して、取り去りを困難にする。
●自動車盗難防止装置を設置する。
ハンドル固定ロック式防犯装置やイモビライザー、振動センサー・空気圧センサー、電圧変化センサー、キー穴異常センサーなど。
投稿者: スタッフ (2009年2月 4日 09:34)
ペルー人のスタッドレスタイヤ窃盗団
ペルー人3人のスタッドレスタイヤ窃盗団。
昨年6〜8月の3か月に、埼玉、群馬両県で約100件、総額約600万円の被害が確認されています。
逮捕されたのは、埼玉県行田市藤原町、自動車修理K(25)ら3被告。
3被告は昨年8月上旬、埼玉県川越市の男性方の軒下からスタッドレスタイヤ4本(約8万円相当)を盗んだとして、窃盗罪で起訴された。K被告が2人に指示を出し、盗んだタイヤをトラックで運び出して自らのアパートに運び込んでいたということです。
シーズン外のタイヤが車庫などに無施錠のまま放置されていることに目を付け、転売目的で盗みを重ねていたと同県警ではみている。調べに対し、K被告は「盗んだタイヤは売って金にしていた」と容疑を認めているが、転売先についてはあいまいな供述をしているということです。
◆寒冷ロシアで日本製人気◆
警察関係者によると、寒冷地のロシアなどでは、スタッドレスタイヤは冬期間だけでなく、未舗装の道路でも安定して走行できるため春〜秋にも装着されることが多い。高品質で知られる日本製は特に人気が高いということです。
需要に押される形で、日本の盗品タイヤが大量に密輸されているとみられ、北海道、新潟、富山など日本海側の各地で、盗品の海外への転売ルートが確認されています。
北海道警によると、道内では2008年に3335件の被害があり、うち約2000件が無施錠の車庫や物置で発生。被害件数は前年より2割増えています。
県内では、駐車車両からタイヤが外される被害も増えつつあり、県警は「タイヤを付け替える3、4月は特に警戒が必要。引き続き注意を呼びかけたい」としています。
(2月3日 読売新聞より一部引用)
防犯対策としては、
〈1〉車庫などに保管する場合は必ず施錠する
〈2〉施錠できない場合はタイヤ保管業者に預ける
(3)車庫にはシャッターを設置し、シャッターこじ開けを検知する赤外線式シャッターセンサーなどを設置する。
(4)車庫周辺に人感ライト+カメラ等防犯システムを設置する
などの防犯対策をお勧めします。
投稿者: スタッフ (2009年2月 3日 16:24)
寝入った車上荒らしが車の中に。
なんともなぞ??のお話です。
被害に遭ったのは横浜市中区末吉町の路上に駐車してあった同区、無職女性(41)の乗用車。
車を利用している所有者の息子の男性会社員(18)は車は(同区新港町の)会社の駐車場に止めていましたが、今朝出社したときに車がありませんでした。盗難届を出そうとも考えたが、仕事があり時間がなかったので出していませんでした。
この乗用車に1日、車上荒らしをしようとして29歳の男が侵入しました。
ところがこの泥棒、こともあろうに「ダッシュボードをあさっていたら寝入ってしまった」。
そして、午前6時45分ごろ、男性の声で「盗難車に男が乗っている」と110番通報が入ります。
署員が駆けつけると、車内の運転席で男が寝ており、起こして職務質問したところ「ダッシュボードをあさっていたら寝入ってしまった」と話したということです。
容疑者の男の話では車は無施錠だったといい、署員が駆けつけた際、車内や男の持ち物から鍵はでてきませんでした。
盗難届が出ていないにもかかわらず「盗難車」と通報した男性の正体も分かっていません。一体誰が連絡したのでしょうか?
逮捕された男も容疑を認める以外は黙秘しているといい、ちょっと「なぞ」のドジ泥棒の犯罪です。
(2月1日産経新聞参照)
投稿者: スタッフ (2009年2月 2日 10:03)