今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
搬入業者を装い泥棒、あいさつも交わす
徳島で逮捕された泥棒の手口は??
「搬入業者を装う」という手口でした。
●業者さん? いえいえ実は泥棒でした−−。美馬市内で14日、開店前の商品搬入時に業者を装って店内に入り、物品を持ち出す大胆な窃盗事件が発生。住所不定、無職男(27)が店員に取り押さえられ、建造物侵入と窃盗の疑いで現行犯逮捕され、美馬署に引き渡された。
逮捕容疑は、同日午前6時35分ごろ、大型量販店「マルナカ脇町店」玩具売り場からゲーム機など58点(販売価格計34万9240円)を盗んだとしている。逮捕時、容疑者は黒いシャツにニッカボッカのようなズボン姿。“戦利品”を詰め込んだ段ボール箱を抱え、一見、業者の体(てい)だった。店内では、すれちがう店員と「おはようございます」とあいさつも交わしていたという。
取り押さえたのは同店の田岡主任(33)。3日にも同様の被害が発生、防犯カメラから朝の商品搬入時を狙われたことが確認できた。翌日から「また来るかも」と毎朝、張り込んでいたという。
容疑者は14日、搬入口から店内に入り玩具売り場へ。田岡さんの前で、陳列棚の商品を次々と段ボール箱に詰め込み、逃亡のため再び搬入口に向かった。出ようとしたところでさんが声をかけたが、最初は堂々と「何ですか?」。箱の中身を見せるよう言われると一転、抵抗したが逮捕された。
田岡さんは「張り込んでいた成果が実った。朝の商品搬入時は警戒が緩む時間帯で、そこを狙われた。怒りを感じる」と話す。同署は3日の同店の被害のほか、余罪があるとみて追及する。
(6月16日 毎日新聞より引用)
日中搬入業者を装い泥棒をするという手口は市場などでも発生しています。
青果市場などに業者を装い、荷物を持ち去るという手口です。
今回も防犯カメラが御手柄でした。
侵入警戒システムと連動で、画像を携帯電話に送信する「見える防犯 自主機械警備システム」をお勧めします。
投稿者: スタッフ (2009年6月16日 17:43)
千葉県松戸市 女性を狙ったひったくり15分間で4件発生!
千葉県松戸市で12日夜、バイクに乗った男による4件のひったくり事件が相次ぎました。
被害者はいずれも女性で、15分の間にJR松戸駅東側の半径約3キロ内で発生しています。
1人が負傷しており、松戸署は窃盗と傷害容疑で捜査、関連も調べています。
調べによりますと松戸市岩瀬の路上で同日午後10時20分頃、自転車に乗った会社員(44)が、前かごからバッグをひったくられそうになりました。
直後には、近くを歩いていたパート従業員(61)が現金9000円の入ったバッグを取られたほか、同市松戸新田の市道で午後10時35分頃、歩いて帰宅途中の会社員(22)が1500円入りのバッグをひったくられ、転倒して軽傷を負うなど、計4件が起きました。
<6月13日11時7分配信 読売新聞より>
てっとり早い犯行として、ひったくり被害増えています。
元から泥棒だった者の犯行だけでなく、生活が貧窮し衝動的に犯行を行ってしまう者もいます。
今回の事件のように、抵抗することによって犯人から思わぬ暴行を受ける場合があります。
ひったくられないようにしっかりとバッグを持つ、催涙スプレーや防犯ブザーを携帯する、など自己防衛のための防犯対策がありますが、犯人を逆上させて反撃される危険性もあります。
また、犯罪者は自分より弱い者、子供、女性、高齢者などを狙うことが多いです。
力で反撃されない、脚力で自分が勝るなど、最終的に自分が捕まらないようにターゲットを選びます。
場所、時間帯、通行人などを事前に調べて犯行を行う犯人と、衝動的に行う者もいます。
衝動的な犯人への防犯対策は難しいものがありますが、事前に下見を行い計画的な犯行を行う者に対しての防犯対策は可能です。
女性の防犯対策
子供の防犯対策
老人を狙った犯罪
投稿者: スタッフ (2009年6月15日 17:28)
山形県で今年初、さくらんぼの盗難被害
山形市千歳2の無職男性(60)の畑から収穫前のさくらんぼの「佐藤錦」約3キロ(約1万2000円相当)が盗まれました。
山形署は窃盗事件として調べていますが、山形県内のさくらんぼの盗難被害は今年初めて、ということです。
犯行は、9日午後2時ごろから10日午前8時ごろまでの間に盗まれました。
さくらんぼの木は高さ約1.75メートルで2本あり、実だけがもぎとられていたようです。
防犯対策はしてなかった。
男性によると、昨年までは親類にあげるなどしていただけだったが、今年は初めて自分の直売所で販売しようと10日に収穫する予定でした。
男性は「妻と一緒に1年間楽しみにして育ててきたのに・・・」とショックを隠せない様子だった。
<6月11日12時3分配信 毎日新聞より>
時期的に、今後も果物などの農作物が盗まれる事件が起りそうです。
防犯対策は何もしていなかったようですが、特に大きな畑などで高価な果物などを栽培しているところは、防犯対策が必要です。
自分だけは被害に遭わないという根拠のない自信だけでは、大切な財産を犯罪者から守ることはできません。
被害に遭ってから、防犯対策をしておけばよかった、収穫物をきちんと保管しておけばよかった、などと後悔しても大切な財産は戻ってきません。
例えば、果物や野菜を害虫から守るために、農薬などを使用することがあります。
害虫に対しての対策をするのであれば、人間の犯罪者に対する防犯対策をするのも同じ考えです。
1年間なり大切に育ててきた果物や野菜を狙う害虫のごとき犯罪者に対する防犯対策も必須です。
農作物セキュリティ(防犯対策)
投稿者: スタッフ (2009年6月12日 08:58)
さいたま市で初、「青色街路灯」設置 防犯効果を期待
心を落ち着かせる効果があるとされる青い光を放つ「青色街路灯」がさいたま市で初めて、大宮区に設置されました。
区内の自転車盗や車上狙いなどの街頭犯罪件数は近年、市内で南区とワースト1、2位を争うほど。
市は今後、青色街路灯の犯罪抑止効果を検証し、効果が実証されれば設置場所を拡大していく方針だということです。
青色街路灯が設置されたのは、さいたま市大宮区大成町3丁目の一部にあたる埼玉新交通の鉄道博物館(大成)駅前の約700世帯が暮らす住宅街。
市によると、ここが初の設置場所に選ばれたのは、人口が増えたことや、犯罪が増加傾向にあることが理由。住民からの防犯対策強化の要望も強かったようです。
県警によると、この地区であった刑法犯の件数は平成18年に50件だったが、19年には60件、20年には67件と増加しています。
特に自転車盗や侵入窃盗、車上狙いが多いということです。
青色街路灯の効果については「副交感神経に作用して心を落ち着かせる」「冷静にさせる」などとされており、防犯効果が期待されています。
設置された青色街路灯は計63灯。車通りの多い道路を除き、青色の蛍光灯と発光ダイオード(LED)を使ったものの2種類が並んでいる。費用はいずれも1灯につき約12万円だった。
市によると、LEDの街路灯は蛍光灯よりやや暗いというデメリットがある半面、寿命が長く消費電力も低いというメリットがあるようです。
県内では20年に白岡町が設置するなどしており、住民からは「きれいでいい」といった肯定的な意見が寄せられているということです。
市では21年度中に、住民アンケートと犯罪件数の推移から青色街路灯の効果を検証する予定です。
<6月11日8時2分配信 産経新聞より>
「青色街路灯」「青色防犯灯」など呼び方は色々ありますが、近年、防犯効果を期待して設置される地方自治体が増えてきています。
人を落ち着かせる効果があるなどテレビ番組等で紹介されたりしています。
設置後、直接的な要因かどうかは分かりませんが、実際に犯罪件数が減っているという報告もあるようです。
しかし、青色防犯灯を設置したら勝手に犯罪が激減するということではないと思われます。
青色防犯灯を設置しようというぐらいですから、街の犯罪を減らそうという防犯意識が高く、その取り組み自体が泥棒の嫌がることではないでしょうか。
防犯意識を持った人が増えることで、住民同士の挨拶や声掛けなどが増え、犯罪に対する敏感さが増し、見回りなどの具体的な防犯対策も強化されます。
そうなると、不審者がいると、すぐに怪しいという空気が流れます。
青色防犯灯が設置された周囲が、犯罪者にとって犯行を行いにくい環境となるため、その結果犯罪が減るということだと思います。
逆に、青色防犯灯があるからそれ以外は何もしなくてもよい、と油断していると、犯罪者にその点をつかれてしまうことになりかねません。
青色防犯灯を設置し、街の犯罪を減らそうとする取り組み=防犯意識の高まり⇒泥棒の嫌がる環境となるのではないでしょうか。
最新の犯罪情報
投稿者: スタッフ (2009年6月11日 11:49)
女性の下着盗み「お借りしました」メッセージ残した男逮捕
女性の下着を盗んだ疑いで逮捕された神奈川県相模原市のトラック運転手の男(37)の車から、下着およそ630枚が押収されました。
調べによりますと、男は4月下旬、市内のアパート2階のベランダに干してあった女性の下着1枚を盗んだ疑いが持たれています。
男は犯行後、盗んだ下着の写真とともに、
「いたずらしてくださいと言わんばかりに垂れ下げてあったので、お借りしました」
などと書いたメッセージを現場のベランダに残していたということです。
警察は家宅捜索で、小野寺容疑者の車から女性用の下着およそ630枚を押収しました。
小野寺容疑者は「観賞用として盗んだ」と供述しているという。
<6月9日23時12分配信 フジテレビより>
犯行後、盗んだ下着の写真をとり、謎のメッセージを現場に残した犯人です。
お借りしますということはいつか返すつもりだったのでしょうか?
盗まれた下着をしばらくして犯人から返されても困りますね。
どのような意図だったのか理解できません。
犯人がメッセージで述べているように、被害者宅は犯行を行いやすい環境だったと思われます。
防犯センサーや防犯カメラなどの防犯対策がされている気配もなく、犯行を行っても捕まるリスクは少ないという判断からではないでしょうか。
侵入者や泥棒にそのように思われてしまっては負けたも同然です。
侵入・盗難・破損など何らかの被害に遭ってしまう可能性が高くなってしまいます。
ここは防犯対策がされているから別のところを探そうと思わせるような防犯対策が効果的です。
その為には現場で脆弱な箇所(もろくて弱い泥棒に狙われそうなところ)を、防犯のプロである我々セキュリティハウスが防犯診断で確認し、お客様ごとにオーダーメイドの防犯システムをご提供させていただくことができます。
何も防犯対策をされていない方は一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
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投稿者: スタッフ (2009年6月10日 11:45)
泥棒に入られて・・被害者が逮捕された?!
泥棒に入られた被害者が警察に逮捕された?!
何故でしょう??
●「自宅に大麻」空き巣が盗む…供述で発覚“持ち主”逮捕
札幌豊平署は8日、アルバイト男(24)を大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕した。
発表によると、8日夜、ポリ袋入りの乾燥大麻3グラムを自宅で所持していた疑い。
3月末、自宅に空き巣に入られ、室内からポリ袋入りの乾燥大麻84・5グラムを持ち去られた。
この時にポリ袋を持ち去った札幌市豊平区の無職の男(29)が5月25日、特殊開錠用具所持禁止法(ピッキング防止法)違反容疑で同署に逮捕され、その供述から容疑者が自宅に乾燥大麻を置いていたことがわかった。
(6月9日 読売新聞 より引用)
なんと、泥棒が盗んだのが「乾燥大麻」。
よくこんなものを盗んだと思いますが、それが原因で泥棒も、被害者もダブル逮捕。
やはり悪いことはできません。
大麻汚染は本当に進んでいます。
先日もビルの屋上で大麻栽培をしていた男が逮捕されています。
泥棒もですが、大麻も一度手を染めるとなかなか辞めることができないようです。
やはりそうした犯罪ができないような環境を作り、犯罪を未然に防ぐことが大切です。
投稿者: スタッフ (2009年6月 9日 09:15)
路地裏の花がなぜ防犯効果があるのか?空き巣被害4分の一に。
「花は心のセキュリティ」
セキュリティハウス展開を開始した時に、ある女性が考えたキャッチフレーズです。
心の余裕、潤いが防犯につながる、という意味なのですが、実際に花で防犯効果があった、ちょっと心が温まるいい話です。
●路地裏の花で防犯効果、空き巣被害4分の1に…東京・杉並
東京都杉並区が、人通りの少ない路地裏で花を育てるなど、街を美化する取り組みを進めたところ、昨年1年間の空き巣被害が、近年では最多だった2002年に比べ、4分の1以下に減ったことがわかった。
杉並区には狭い路地に家が密集する地域が多く、かつては空き巣多発地域として知られていた。00年に1353件だった空き巣被害は、01年に1485件、02年には1711件まで増加した。
こうした状況に危機感を抱いた区では03年10月、自主防犯パトロール隊への支援策などを盛り込んだ「安全美化条例」を施行。協力が得られた住民の自宅周辺に防犯カメラを設置し、警視庁OBによるパトロール隊も結成するなどした結果、03〜05年の被害は何とか1000件前後に抑え込んだ。
ところが、06年には1206件と増加に転じた。このため区は、なぜ被害に遭うのかを探ろうと、05年に空き巣に入られた100世帯を対象に調査を実施。その結果、玄関先や庭先に花を飾っている家の被害は2軒しかないことがわかった。
そこで区は、「花咲かせ隊」を公募するなど以前から行っていた「フラワー作戦」を06年以降、本格化させた。人通りの少ない路地裏の花壇や玄関先に草花を植えてもらおうと、年約600万円の予算をつけて花の苗や種を地域住民に配布。花咲かせ隊は、現在では109団体872人の住民が登録するまでに増えた。昨年からは小学生などの手も借りて、区内で3000か所ほど確認された落書きを消す活動も進めている。
こうした取り組みもあり、一昨年の被害は過去最少の385件に減少。昨年も387件、今年は4月末までの被害が118件で、過去2年をさらに下回るペースになっている。
通行人も花に関心を持つようになり、人通りがまばらだった路地裏にも人の姿が見られるようになった。同隊の活動に参加する主婦は「街の美化と防犯の一石二鳥。活動を通じて近所付き合いも前より密接になった」と話す。
(6月6日 読売新聞より引用)
路地裏の花がなぜ防犯効果があるのでしょうか?
●地域の人たちが花の世話や観賞のために路地を行き来することによる「監視の目」が防犯に役立っている。
●花に目がいくことで、常に見られている状態を保っているため、犯罪を犯しにくい環境となっている。
●活動を通じて近所付き合いが密接になった。
●行き来する時に「挨拶」をすることで、不審者には入りにくい環境となった。
●落書きを消すことで、軽犯罪も許さない、という街の強い防犯意識を犯罪者に知らしめることができ、「犯罪しにくい環境」となった。
侵入防止4原則の「目」「音」「光」「時間」のうち、目(人の目+防犯カメラ)で常に「監視の目」が行き届いていることが最大の防犯効果になっているのだと思います。
こうした地域一体の対策は、多くの自治体で犯罪抑止の参考になっています。
杉並区には昨年だけで、静岡や沖縄、福岡県などから約20自治体の担当者が視察に訪れ、今年も視察希望が寄せられているということです。
花による防犯。
あなたもぜひ実施してみませんか?
投稿者: スタッフ (2009年6月 8日 09:34)
新婦のバックを新郎ダッシュで奪い返す。「愛情深まった」
毎回窃盗団や強盗といった悲惨な事件ばかりを掲載していますが、今日はちょっとめでたい話にしましよう。といっても、犯行は半年前に起こった「ひったくり」です。
●東京都内で結婚式帰りの新婦(26)が、ひったくりに遭い、新郎(27)が犯人を撃退してバッグを取り戻す事件が発生、警視庁は2日までに、窃盗の疑いで無職の男(26)を逮捕した。新婦は事件当時、妊娠中で「夫への愛情が深まった」と感激。夫婦の絆は、より固く結ばれたようだ。
女性会社員は昨年12月7日、男性会社員と品川区内で結婚式を挙げた。その後、新郎・新婦が手をつないで北区内の自宅へ歩いていた午後9時15分ごろ、同区赤羽南の路上で、自転車に乗った男が追い抜きざまに、新婦が左手に持っていた現金10万円などが入ったバッグを奪った。
新婦が「キャー」と悲鳴を上げ、被害に気付いた新郎が猛ダッシュ。約15メートル先で自転車の後の荷台をつかんで自転車を倒し、男ともみ合って、被害品を奪い返した。
新郎は「何とかバッグを取り返したくて必死に追いかけた」と話し、新婦は「夫への愛情が深まった。頼もしく思った」と、夫の勇姿をしっかり胸に刻んだ様子だ。
一方、男は、現場に携帯電話とJR目白駅のコインロッカーの鍵を落として逃走。その足で目白駅前の交番に寄り、「池袋で強盗被害にあい、コインロッカーの鍵を盗まれた」などとうその届け出をしていた。
この際に、自分の名前や実家の住所、携帯電話の番号などを申告。警視庁が、携帯電話などから男の身元を割り出し、5月22日に窃盗容疑で逮捕した。
(6月3日女子部ニュースより引用)
なんともどんくさい男です。
ひったくったバックは取り戻され、現場に形態電話とコインロッカーの鍵を落とし、その足で盗難届を出して、それが元で逮捕されているのです。
やはり悪いことはできません。
今回は新郎が雄姿を見せ、バックも戻り「めでたし、めでたし」でしたが、ひったくられる時に新婦がこけてしまい怪我をするという可能性もあります。
結婚して「幸せ一杯、隙一杯」状態で、手をつないで歩いていたのでしょうが、やはり隙があるとひったくりなどに狙われます。
●隙をつくらない。
●携帯電話で通話中、隣の人と会話中なども要注意。
●バックは車道側にはもたない。
●バックは斜めかけ、腕かけで邯鄲にひったくりができない状態にする。
●後ろから走ってくるバックや自動車、人に注意する。
投稿者: スタッフ (2009年6月 5日 09:25)
留漁船の燃料タンク盗でハマグリ打撃
ガソリン価格が再び上昇することで、漁船からガソリンを抜き取る被害が発生しています。
●3日には同市赤須賀で、赤須賀漁協所属の小型漁船6隻が同時に被害に遭い、同漁協は、同日のハマグリやシジミ漁を急きょ取りやめた。休漁による損害額は1日で500万〜600万円になるという。漁協関係者にとっては死活問題で、桑名署などで連続窃盗事件とみて捜査している。
桑名署の捜査幹部によると、この日を含め、管内だけでこれまでに計7件、延べ約70隻が被害に遭った。隣接する同県四日市市北部や愛知県弥富市でも同様の被害が報告されているという。いずれも夜間から未明にかけての犯行で、被害地域は近接。燃料タンクごと盗む手口も同じだ。同署では、ガソリン価格がじわじわ上昇する中、簡単にガソリンが手に入ることに味をしめた同一犯の可能性が高いとみて調べている。
赤須賀漁協では3日午前5時頃、出漁しようとした漁師が、燃料タンクを盗まれているのに気付いた。同漁協では110隻の出漁を予定していたが、漁に出られない不平等を避けるため、全体の漁を中止した。タンクは着脱式で、25〜18リットル入り。構造を知っている者なら、簡単に取り外せるという。被害に遭った漁師の一人は「格納庫のふたが開けられ、中を見るとタンクごとなくなっていたのでびっくりした」と話していた。
一方、桑名市大貝須の城南漁協では4月2日から5月8日にかけ、5回にわたり、揖斐川右岸に係留中の延べ25隻が、タンクを盗まれるなどした。同市長島町白鶏の伊曽島漁協でも、5月14日深夜から翌15日未明にかけ、長良川左岸に係留していた漁船42隻が被害に遭い、ガソリン計400〜500リットルが盗まれた。
漁に出ようとしても出られない・・これは単にガソリンの被害だけではすみません。
収穫がなくなるので収入が入らないことになります。
こんな風に泥棒の被害に遭うことで、もっと大きな二次被害に遭うことが多いのです。
●トラックのミラーが盗まれる→走れない。
●バスのガソリンが盗まれる→運行できない。
●完成した商品が盗まれる→納期が間に合わない。
●生産の機械が盗まれる・破壊される→商品納期が間に合わない。
●パソコンが盗まれる→個人情報漏洩になる・機密情報が漏洩する・・・
やはり泥棒に遭わないように防犯対策を実施する必要があります。
漁船のガソリン盗難を防止するには、ネットワークカメラを設置し、パソコンで確認する、防犯カメラを設置し携帯電話で確認する、といった方法がいいのではないかと思います。
あと、ガソリンタンクも簡単に外せないようチェーンをつけたり、ロックを付けることで「時間を余分にかけさせる」ことが大切です。
投稿者: スタッフ (2009年6月 4日 16:39)
千葉 中学校の窓99枚割る 在校生と卒業生5人逮捕
昨年12月、千葉市緑区の市立中学校で、校舎の窓ガラスなど99枚が割られた事件で、男子中学生4人=当時(14)、無職少年=同(15)の計5人が建造物侵入と暴力行為違反の疑いで逮捕されました。
調べによりますと、5人は同校の在校生と卒業生で、昨年12月29日午後4時ごろから30日午前4時5分ごろの間、同校の窓ガラスにブロック片を投げたり、金属製のパイプのようなものでたたいたりして計99枚(約123万円相当)を壊した疑いがもたれています。
詳しい動機を調べています。
<6月3日14時15分配信 産経新聞より>
叱られた先生への復讐、親を困らせるため、ストレス発散、など動機はまだ分かりませんが、自分の通っている(通っていた)学校の窓ガラスを割るという行為に一体何の意味があるのでしょうか。
何かを壊すことでストレス発散するというのは少し分かる気がします。
テレビ番組で、割っても良いお皿を床にたたきつけるストレス解消法を商売にしていた人を見たことがありますが、むしゃくしゃして何かを壊したくなるというのはあるのでしょう。
しかし、その壊す物は、壊れても構わない物で行うのが普通です。
自分の家の窓ガラスを割る人はいないでしょう。
割った後、その場所で自分が生活していく上で支障をきたしますし、修理にお金もかかります。
学校の窓ガラスを割るというのは、割れても自分には関係ない、お金を出す必要もないし、勝手に修理業者が修理してくれるのだ、という勝手な考え方に基づく犯行でしょう。
この少年らは自分の家の窓ガラスが何者かに割られたとしたらどう感じるのでしょう?
学校・教育施設の防犯対策
投稿者: スタッフ (2009年6月 3日 15:30)