今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
盗んだ金が邪魔でズボンがずり落ち走れず逮捕
海外の間抜け泥棒のニュースです。
5月28日、現金5800元(約8万円)を盗んだ男が道路わきに座って休んでいたところ、パトロール中の警官に職務質問された。
男は逃走を図ったが、ズボンと腹の間に挟んでいた現金5800元がズボンの中にずり落ち、それが原因で走れなくなり、逮捕された。
29日付で武漢晩報が伝えた。
身分証明書の提出を要求したところ突然逃走を図った男を警官はすぐに追いかけたが、男の走る速度はどんどん遅くなり、それと同時にズボンの裾から現金がボロボロとこぼれ落ちてきたという。
それが原因で男は警官に追いつかれ、逮捕された。
その現金5800元を調べたところ、先日に武漢市江夏区の商店から盗まれたものだということが発覚した。
武漢晩報はこの窃盗犯である男を“間抜け泥棒”と称している。
<6月1日14時30分配信 サーチナより>
このような間抜けな泥棒ばかりだと良いのですが、最近の日本国内のニュースをみているとそうではありません。
昔は泥棒がコミカルに描かれるマンガやアニメなどもあり、実際に間抜けな泥棒の犯行などもあったのかもしれませんが、今実際に起こっている犯罪の手口を見ると、とても笑えるものはありません。
犯罪の件数自体は減っているのに、自分が感じる治安の状況(体感治安)はますます悪化しているように思います。
犯罪の手口がより凶悪化・本格化しているからでしょう。
また、外国人による犯罪も増え、組織的な犯行も増えています。
そのような犯行に対して、自分の身を守るのは大変なことです。
侵入窃盗
投稿者: スタッフ (2009年6月 2日 17:30)
連続ゴルフ店荒らし、クラブ約340本盗まれる
ゴルフ店ばかりを狙う泥棒がいます。
●28日午前0時45分ごろ、滋賀県近江八幡市馬淵町のゴルフ店「オオニシ近江八幡店」で警報装置が作動。警備会社からの通報で駆けつけた近江八幡署員が、入り口のシャッターと扉が壊され、店内のゴルフクラブ約170本(計約780万円相当)が盗まれているのを発見した。
同日午前1時15分ごろには、南西約12キロの同県守山市吉身のゴルフ店「オオニシ守山本店」で警報装置が作動。出入り口のガラスが割られ、ゴルフクラブ168本(計約850万円相当)が盗まれていた。
近江八幡と守山両署は同一犯による犯行とみて窃盗容疑で捜査。両店内の防犯カメラの映像などを調べている。
(5月28日 産経新聞より引用)
なぜゴルフクラブが狙われたか?というと、「換金ができるから」です。
ゴルフクラブは中古で買取りしてくれる店もあるし、インターネットオークションもある。
犯人からすると、現金と同じ意味合いがあるのです。
警備会社のシステムが設置されていたようですが、その場での音による威嚇はついていなかったのではないでしょうか?最近は警備会社も希望されると威嚇機器(防犯ベルやサイレン)を設置することもあるようですが、基本はフラッシュライトが威嚇部分で音による威嚇がないことがまだまだ多いようです。
しかし、現実には泥棒がもっとも嫌がるのは「目(人の目)」「音」「光」「時間」(警察庁の発表)
その場で侵入と同時にベルやサイレンを鳴らし、周囲に知らせると同時に侵入者に対しても「お前の侵入には気がついている」ということを知らしめることで、犯行を継続させないという効果が最も高いのです。
投稿者: スタッフ (2009年6月 1日 17:18)