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今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る

竿で下着を一本釣り 容疑の男を逮捕

"南署は30日、窃盗の疑いで、横浜市南区、無職の男(56)を逮捕した。
同署によると、同容疑者は伸縮式の釣りざおを使い、女性宅2階のベランダに干してあった下着を引っかけて盗んだという。同容疑者は容疑を認めているという。"
【8月30日 カナロコより抜粋】

マンガのような話です。
どのようにしてこの犯人までたどり着いたのかは書かれていませんが、犯行時刻は後2時45分ごろと出ていたので、恐らく目撃者がいたのでしょう。
確かに日中、家の敷地内に釣り竿を持って入りこんでいれば、確実に怪しまれるでしょう。
ゴルフクラブであれば「素振りの練習」なんてとっさの言い訳ができるかもしれませんが、釣り竿であれば簡単に言い訳も出てきません。(道具の手入れということもありますが・・・)
近隣の住民による目撃情報から絞り込まれたものと推察されます。
また、被害女性の家族構成などは出ていませんが、たとえ家族と住んでいても1人暮らしでも、下着を外に干しておくのは危険です。仮に在宅中でも隙があれば取られてしまう危険があります。
犯罪者にしてみれば、見えるところに干された下着は、自ら「取ってください」とアピールしているようなものです。
狙わせない・入らせないためにも、自分でできる対策を普段から行うことが大切です。

◆外周警備システム
◆女性の防犯対策

投稿者: スタッフ (2011年8月31日 17:08)

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ネットゲームで知り合い すき家強盗

"牛丼チェーン店「すき家」に押し入り、現金を奪ったとして、警視庁青梅署は29日、強盗の疑いで、東京都八王子市、無職の男(24)と群馬県北軽井沢の男(25)の両容疑者を逮捕した。同署によると、2人は「カネに困ってやった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は3月9日未明、青梅市河辺町の「すき家青梅河辺店」に押し入り、アルバイト男性(20)に刃物のようなものを突きつけ「カネを出せ」と脅迫。現金約20万円を奪い逃走したとしている。

 同署によると、店内の防犯ビデオの映像と逃走に使われた群馬ナンバーの車から2人の関与が浮上した。2人はインターネットゲームで知り合い、事件当時、東京都昭島市で同居していたという。"
【8月29日 msn産経ニュースより】

昨年より、すき家を狙った強盗事件が相次いで発生していますが、犯人が捕まったと報道されているケースは発生件数の半数弱といった印象です。
今回逮捕された犯人は、出会ったきっかけがインターネットゲームで知り合い同居していたとのことで、驚きを隠せません。
仕事をせずに部屋ではゲーム三昧、カネが底をつくと強盗・・・という生活を繰り返していたのかもしれません。
「すき家強盗」はかなりネット上でも話題になっており、それを目にした2人が「おれたちもやってみよう」という安易な気持ちで行動を起こした可能性もあります。

店舗における強盗対策は、防犯カメラや非常通報装置などが定石ですが、すき家のように名指しで狙われてしまうような状況では、更に進んだ対策が必要となります。
お札を抜き取ると信号を送信するマネークリップ、逃げる強盗が出入り口付近のマットを踏むと、それが送信機となっていて、上部に取り付けたネットガードが作動して犯人を捕捉する。
そういったシステムを一度検討されてみてはいかがでしょうか。

◆強盗対策
◆店舗・コンビニのセキュリティ
◆多店舗一括管理

投稿者: スタッフ (2011年8月30日 09:39)

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看護助手、患者の爪を剥ぐ・・・7年前にも同容疑で逮捕 京都

"入院中の女性患者の足の爪を剥がしたとして、京都府警五条署は25日、傷害容疑で、看護助手の女(37)を逮捕した。女は2004年にも患者6人の爪を剥がしたとして傷害罪に問われ、実刑判決を受けた。同署によると、「仕事や生活のことでいらいらしてやってしまった」と話し、容疑を認めているという。
 逮捕容疑は24日午前10時半ごろ、京都市中京区押堀町の毛利病院で、手首などの骨折で入院していた同区内の無職女性(80)の左足親指の爪を剥がした疑い。
 同日昼ごろ、巡回中の看護師が女性の指から血が流れているのに気付き、スタッフらに事情を聴いたところ、佐藤容疑者が爪を剥がしたことを認めたため、病院が五条署に通報した。
 同署によると、他にも爪が剥がれた患者が数人いるという。"
【時事通信 8月25日より抜粋】

人を助ける立場にある看護助手の恐るべき犯行が発覚しました。
しかもこの容疑者、7年前にも同様の事件を起こしていたことが分かっています。
調べによると、04年秋、京都市南区の別の病院で仕事上のストレスや不満から患者6人の手足の爪を剥がしたとして逮捕され、06年1月に京都地裁で懲役3年8月の実刑判決を受けていたそうで、せっかく仕事に復帰したものの、ストレスが原因で同じ事件を繰り返しているようです。

高齢者の虐待には身体的暴力の他にも、以下のようなものが挙げられます。

・性的暴カによる虐待(sexual abuse)
高齢者が性的暴カまたは性的いたずらを受けたと見受けられる場合。夫婦間の強制的な行為も含まれる。

・心理的障害を与える虐待(psychological or emotional abuse)
主として介護者側等からの、言葉による暴力(侮辱・脅迫等)や、家族内での無視等によって心理的に不安定な状態、または心理的孤立に陥り、日常生活の遂行に支障をきたす程のおびえなどの精神状態が見受けられる場合。

・経済的虐待(economic abuse)
高齢者へ年金等の現金を渡されない、または取りあげて使用される、高齢者所有の不動産を無断で処分されるなど、過度の経済的不安感を与えられたと見受けられる場合。

・介護等の日常生活上の世話の放棄、拒否、怠慢による虐待(ネグレクト:neglect)
日常の介護拒否・健康状態を損なうような放置(治療を受診させない、適切な食事が準備されていない等)・日常生活上の制限(火気器具等の使用制限)や戸外に閉め出すなどによって、高齢者の健康維持、日常生活への援助がなされていないと見受けられる場合。

以上のように様々な形の虐待がありますが、高齢者への虐待は、被害者が寝たきりや認知症などを患っており、第三者へ被害が訴えられないというケースもあるため、なかなか顕在化しにくいという特徴もあります。
今回の事件被害者も被害者が認知症であったことから、看護師の巡回がなければ発見の遅れていた可能性もあります。
自分のいら立ちを弱い者にぶつける身勝手な犯行。絶対に繰り返してはならない事件です。

◆高齢者虐待問題
◆緊急呼び出しシステム

投稿者: スタッフ (2011年8月25日 11:46)

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アメリカで発生したコンビニの集団万引き インターネットで呼びかけ

"アメリカ・メリーランド州のコンビニエンスストアで起きた集団万引きの瞬間をカメラがとらえた。
地元メディアによると、若い男女30人以上の万引きの容疑者が13日早朝、メリーランド州のコンビニに押し掛けた。容疑者らは、キャンディーや炭酸飲料、アイスクリームなどを思い思いに手に取り、金を払わずそのまま外へ出た。中には、両手いっぱいに商品を抱えて店を後にする人もいた。
店員が警察に通報したが、到着したときにはすでにいなくなっていた。
警察が行方を追っているが、容疑者らがどのようにして集まったのかはわからないという。"
【8月16日 日テレNEWS24より】

先週、このようなニュースがテレビで紹介され実際の映像も流れていたことから、ご覧になった方は衝撃を受けたのではないでしょうか。
コンビニに突然集団で入店し、思い思いの商品を取って、笑いながらそのまま立ち去る姿が捉えられていました。
中には、両手に抱えきれないくらいの商品を抱えて逃げる者もいて、背筋の寒くなるような映像でした。
万引きというより強盗ですよね。
これだけの人数で来られれば、店員もなす術がなかったと思います。

その後の調べによると、これはTwitterやFacebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使って呼びかけられたもので、 不特定多数の人間に同時に呼びかけ、そこで集まって集団強盗をする、という新しいタイプの犯罪がアメリカで盛んになっているようです。

ちなみに、この呼びかけの手法は「フラッシュモブ」と呼ばれ、"インターネット、特にEメールを介して不特定多数の人間が公共の場に突如集合し、目的を達成すると即座に解散する行為"と、Wikipediaでは説明されています。
元々は表現方法の一種として行われており、犯罪とは一切関係のないものです。
(動画サイト・You Tubeで検索すると、国内国外問わずに色々なものが出てきます)
こうして犯罪の面ばかりが取り上げられてしまうと、「フラッシュモブ=集団犯罪」と認識されてしまいそうで、非常にもったいないなと思います。


◆店舗・コンビニの防犯対策

投稿者: スタッフ (2011年8月23日 10:38)

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厳しい暑さはいつまで続く? 熱中症対策に有効なもの

"8月8~14日の週に熱中症とみられる症状で救急搬送された人は7071人で、今年の集計を始めた5月30日以降の週別搬送者数で最も多かったことが16日、総務省消防庁のまとめ(速報値)で分かった。前週(3400人)と比べると2倍強。同庁の担当者は、全国各地で気温が35度を超える猛暑日が続いたことが原因ではないかとみている。

都道府県別に見ると、東京が727人で最も多く、以下は、埼玉586人、愛知504人、神奈川485人、千葉429人などと続いた。
年齢別では、成人(18-64歳)が3176人で最も多く、44.9%を占めた。以下は、高齢者(65歳以上)3074人(43.5%)、少年(7-17歳)772人(10.9%)、乳幼児(生後28日-6歳)49人(0.7%)で、生後28日未満の新生児の報告はなかった。

症状の程度別に見ると、入院を必要としない「軽症」が4380人(61.9%)で最多。以下は、3週間未満の入院が必要な「中等症」2327人(32.9%)、3週間以上の入院が必要な「重症」178人(2.5%)、医師の診断がないなど「その他」171人(2.4%)の順で、「死亡」は15人(0.2%)だった。

一方、5月30日からの累計の搬送者数は3万5436人で、前年同期の3万1073人を上回っている。"
【医療介護CBニュース 8月16日配信より】

立秋を過ぎても厳しい暑さが続いています。
全国各地で、熱中症が原因とみられる症状により病院に搬送される人が急増しています。
また、熱中症が原因とみられる死亡者も相次いでおり、引き続き注意が必要です。
(熱中症に関するニュースについては、Yahoo!ニュースの熱中症トピックスをご参照ください)

熱中症は昨年ごろから注目され、この時期は様々なところで対策法が取り上げられています。
一般的な予防法は環境省の情報サイトをご確認いただければと思いますが、熱中症の危険は一般家庭だけにとどまりません。
特に今年は全国的に節電が叫ばれており、企業でも対策の一環としてエアコンを例年より高めに設定しているところも多いでしょう。
事務作業がメインであればまだ危険は少ないでしょうが、工場などでも同様の節電対策を取っていれば、従業員が熱中症になってしまう危険性が高まってしまいます。
また、熱中症は昼夜問わず発生しています。人の少ない夜間での工場作業など、かなりのリスクとなるのではないでしょうか。
倒れコールを従業員装着していれば、体調不良や事故が発生して転倒、昏倒した際、異常事態とみなして警報音が鳴り、同時に無線信号を発信するので、離れた事務所でも異常を感知することができます。

従業員に何かあってからでは遅すぎます。
備えあれば憂いなし。万が一の対策として、倒れコールをおすすめいたします。

守りたいものはなんですか?~従業員の安全

投稿者: スタッフ (2011年8月19日 09:19)

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犯行35秒、高級腕時計43点盗難 沼津

 "11日午後6時50分ごろ、静岡県沼津市の貴金属店「ヤマトヤ沼津店」から、2人組に高級腕時計を盗まれ、逃げられたと110番通報があった。沼津署によると、取られたのは腕時計43点、被害額は約2,880万円という。同署が窃盗などの容疑で2人の行方を追っている。

 同店によると、防犯カメラの映像では、犯行時間は約35秒。2人は入店後まっすぐに高級腕時計のコーナーに向かい、ショーケースを金づちのようなもので壊して、用意した麻袋に時計を詰めていったという。
 当時は営業中で店員2人がいたが、けがはなかった。"
【8月12日 朝日新聞より抜粋】

営業時間内に入店、その後店員の目の前でショーケースを壊して時計を奪い去ったようです。
店員の方もまさかの出来事で、とっさの対応もできなかったのではないでしょうか。
防犯カメラの記録によると犯行時間は35秒と極めて短く、恐らく犯人は過去に何度か下見に訪れており、ターゲットの場所も店内レイアウトもある程度把握していたのでしょう。このことから計画的な犯行であったことが予測されます。

多くの宝石貴金属店は警備会社と契約したり、自主防犯システムを設置していますが、数分で犯行を終える窃盗団の犯行には、それだけでは効果があるとは残念ながら言えません。現在のシステムにぜひ併行して下記を付加することをお勧めします。

・犯行を継続させないための威嚇撃退方法を併用する。
侵入を侵入検知センサーが検知すると自動的に霧を室内に噴射させる「霧による威嚇撃退」を併用します。
「霧で視界を遮ることにより犯行を継続させない」効果があり、被害を最小に押さえることができます。
・シャッター式ショーケースに商品を入れる。
室内に入ってきてショーケースを割ってショーケース内の宝石など高額商品を持ち帰るのが窃盗団の手口です。シャッター式ショーケースなど破壊に対して対策されているものに商品を入れることが効果的です。
・威嚇用ベル、サイレンなどその場で音が鳴り響く威嚇用商品を付加する。
・下見の時に、「防犯対策が採られている店である」ことをPRする。
・ 従業員に対し、昼間の防犯意識を高めるとともに接客中も気を抜かないよう教育する。

◆宝石店・ブランドショップの防犯対策

投稿者: スタッフ (2011年8月17日 10:23)

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節電でドア開けた家狙う

"神戸市内のマンションに侵入して財布を盗んだとして、窃盗容疑などで兵庫県警神戸水上署に逮捕された住所不定、無職の男(20)が「玄関ドアの開いている家を狙い、盗みを繰り返した」と供述していることがわかりました。

周辺では、梅雨明け後の7月中旬以降、同様の被害が数件あり、県警は「節電の夏、エアコンを使わず、玄関や窓を開けてしのいでいる人は用心して」と呼びかけています。

捜査関係者によると、男は8月7日午前6時30分頃~同8時頃、同市中央区港島中町のマンションで、玄関を開けて寝ていた無職男性(61)方に侵入し、8,000円入りの財布などを盗んだ疑い。

男は8日朝、このマンション近くにある集合住宅の玄関前にいたところを住民に見つかり、110番で駆けつけた同署員の職務質問で犯行を認めました。"
<読売新聞8月11日(木)17時43分配信より>

節電目的でエアコンを出来るだけつけないようにするなど、色々と努力している人が多いと思います。
一番手軽な手段として、ドアや窓を開けっ放しにして風通しを良くしようというものが挙げられるでしょう。
節電目的としては効果はありますが、防犯面で見ると、極めて危険な状態ということになります。
内側のレバー等で半ドアにしているならまだしも、完全に無施錠の状態というケースもあるでしょう。
深夜人がいるから、開けっ放しにしても大丈夫だろう、という油断が生まれます。

しかし、室内に人がいても関係なく侵入し、物を盗もうとする大胆な手口が増えてきています。
そんな手口は珍しいだろうと考える人がいるかもしれませんが、本当に増えてきているのです。
普通に考えると、有人の建物は避け、無人の建物を狙うだろうと考えられてきました。
ところが、最近の手口としては、深夜など人が寝静まった状態で侵入し、金品を盗み出すという事件が発生するようになりました。
対象は一般家庭だけでなく、ホテルにも及んでいます。
今年の2月から3月にかけて、ホテルのカード式ロックを針金で解除し、夜間に侵入して金品を奪うという手口が、東京都や関西、九州のホテルで発生しています。

ホテルによっては宿泊フロアに入る前に、カードキーをかざしたり暗証番号を入力したりする等の方法で、宿泊フロアへの不法侵入を防いでいる所もありますが、全てのホテルがそうなっているわけではありません。
また、カード式のドアはオートロックとなっているために、自動的に鍵がかかる事に安心している方も多いようです。
在室時はオートロックを過信せずにチェーンや補助錠を必ずかけておきましょう。

全ての泥棒に100%有効な対策というものはありません。
泥棒の手口や考え方なども常に進化・変化しています。
防犯対策もそれに応じて変えていかなければ対応・対抗できなくなってしまうのです。
その為には防犯対策の研究や見直しを意識して行わなければなりません。

投稿者: スタッフ (2011年8月12日 09:39)

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ドラッグストアに強盗 102万円奪い逃走 豊田

"8日午後10時10分ごろ、愛知県豊田市のドラッグストア「スギ薬局豊田高崎店」裏の従業員用出入り口から、包丁のような刃物を持った男2人が押し入った。2人は男性店長(38)に刃物を突き付けて「金を出せ」と脅し、女性店員(31)の両手足を粘着テープで縛り、金庫から売上金約102万円を奪い走って逃げた。店長と店員にけがはなかった。県警豊田署は強盗事件として調べている。同署によると、男2人は店長と店員が閉店後出て来たところを待ち伏せしていたとみている。"
【毎日新聞 8月9日より】

ドラッグストアは万引き対策を目的に、防犯カメラを設置している店舗が多いのではないでしょうか。
それでも強盗事件が発生してしまうのは、リスクを犯してでも手っとり早く現金を得ることができるからでしょうか。

今度は単に防犯カメラを設置するだけでなく、その設置方法・映像の運用方法など工夫が必要ではないでしょうか。
屋外を含め、もっと目立つ場所に防犯カメラを設置する。
また、防犯カメラの映像をモニターなどに映し出し、映像を記録していることもアピールする。
どこについているか分からない設置場所では、犯罪の抑止効果が充分に発揮できません。

記録した映像の管理など徹底しなければなりませんが、プライバシーや撮られていることに不快感を感じる人より、防犯上の対策としてのやむを得ないものだと理解を示す人の方が多いでしょう。
また、逆に防犯カメラによって監視されていることで安心感を持つ人も増えているでしょう。
どこで犯罪に巻き込まれるか分かりませんが、防犯カメラがあれば、それだけで犯罪者は脅威を感じるからです。
すでに防犯カメラが設置されているところも、この機会に見直しをされてはいかがでしょうか。

◆(ご参考)コンビニ向け防犯カメラシステム

投稿者: スタッフ (2011年8月 9日 16:34)

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自称リフォーム業者の男、現金280万円入り金庫盗み逃走 逗子

"3日午後12時10分ごろ、逗子市桜山の無職女性(87)宅から現金280万入り手提げ金庫が盗まれたと、近くに住む親類が逗子署に届け出た。同署が窃盗事件として調べている。
 同署によると、同日午前11時50分ごろ、リフォーム業者を名乗る男の2人組が「家を見せてほしい」などと女性宅を訪ね、室内に置いてあった手提げ金庫を盗んで逃走した。
 女性は一人暮らし。2人組はいずれも30代とみられる。"
【8月3日 カナロコより】

業者を名乗って家に上がりこむ手口は多く、この事件のようにお年寄りが被害に遭うケースが大半です。
1人暮らしの高齢者を狙って家に上がりこみ、電話機リースやふとん、勝手なリフォームなどを行い、高額な費用を請求するという手口が主です。
今回の事件は家に上がりこんだ際、隙をみて金庫を奪って逃げるという悪質なものです。
この記事にはくわしく書かれていませんが、もしかするとこの女性は金庫を奪われた事に気づいていなかったのかもしれません。
近くに住む親類の方が訪ねてはじめて事件が発覚した可能性も考えられます。

こういった悪徳業者に付け入られないよう、普段からの注意が必要です。

◎狙われやすい家

・築何十年も経過している一戸建て住宅
・瓦、塀が古い、窓・サッシが木造で古い など
・子供が独立した後の老夫婦
・老人の一人暮らしの家

◎こういう言葉にご注意

・「このままにしておくと大変なことになりますよ」
・「本日中にご契約いただければ、工事代金を特別に半額にします。」
・「介護保険を利用して、無料でバリアフリーにすることができます」
・「介護保険を利用して、無料で手すりをつけることができます」
・「モニターになっていただければ、特別に半額になります」
・「この工事をしないと今までのリフォームが無駄になります」

◆お年寄りを狙った犯罪

投稿者: スタッフ (2011年8月 4日 16:22)

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仏像窃盗団摘発 盗難被害を防ぐには

"四国中央市の寺から仏像を盗んだとして松山東署などは1日、窃盗と建造物侵入の疑いで、古物商の男(60)とアルバイト運転手の男(57)を再逮捕した。
 容疑は2人は共謀、3月8日午後3時~4月1日午後5時ごろの間に、四国中央市中之庄町の光明寺から薬師如来像(10万円相当)を盗んだ疑い。同署によると、1人は容疑を認めているが、古物商の男は「知らない」と容疑を否認しているという。
 同署などは1日までに窃盗容疑などで古物商の男ら6人を逮捕し、盗んだとみられる仏像や半鐘など約180点を回収。
4月に西条市黒瀬の光昌寺で盗まれた仏像4体のうち、市指定文化財の「木造十一面観音座像」も含まれていた。同署によると県内や香川県では、2007年ごろから寺の仏像や半鐘などが盗まれる被害が60件以上あり、関連を調べる。"
【8月1日 愛媛新聞より抜粋】

信仰の対象である仏像が盗難の憂き目に遭う・・・これはお寺にとっても信者の方にとっても非常に大きなダメージとなります。
心の拠りどころとしているものがなくなってしまえば不安を覚えるでしょうし、お寺側にとっても仏様を盗まれるのに等しいわけですから、これは厳しく罰する必要があります。
逮捕された窃盗団に古物商がいれば、ある程度の目利きはできるでしょう。そして適当な値をつけられた像や鐘等が好事家によって買われ、海外へ渡って行くケースも考えられます。

主な対策としては、
・無施錠のところからの侵入による被害が多いため、必ず破壊工作に強い錠前を付け、施錠することを習慣にしましょう。
・無住の寺社の被害が多く、発見が遅れると被害が拡大するため、特に注意しましょう。
・常日頃より何か異常が発生した時の連絡網をきちんとつくっておきましょう。
・仏像、ご神体、狛犬、掛け軸などは写真を撮り、特徴などを記録させておくこと。万が一盗難されても手配ができるようにしておくことが大切です。
・夜間などの敷地内への侵入を検知する「赤外線センサー」や人が入った時に自動的にライトを付ける「人感ライト」、監視性を高める監視カメラ、放火時の炎を検知する「炎センサー」など防犯システムを設置すると効果があります。
・放火対策としては、燃えやすいものを建物周辺に放置しないことが大切です。
・壁などへのいたずら書きや窓ガラスの割れたのを放置しないこと。防犯意識が低いと思われ、次の犯罪を誘発することとなります。

◆お寺・神社の防犯対策

投稿者: スタッフ (2011年8月 2日 10:24)

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