今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
新幹線の荷物棚狙いの泥棒逮捕
走行中の新幹線の車内で、荷物棚に置いてあった客のカバンの中から金目の物を盗もうとしたとして自称・中国籍の男(41)が逮捕されました。
警察によりますと、男は、18日午前10時半ごろ、新神戸と新大阪の間を走るJR山陽新幹線のグリーン車の中で、荷物棚に置いてあった男性客のかばんの中から、金品を盗もうとした疑いが持たれています。
新幹線では、ことし7月頃から東京と新神戸の間でグリーン車を中心に同様の手口による窃盗被害が40件以上起きていて、警戒中の愛知県警の警察官が、男を現行犯逮捕しました。
調べに対し男は、「自分の荷物を整理していただけ」と容疑を否認しています。
警察は余罪もあるとみて詳しく調べています。
<10/18(水) 18:36配信 CBCテレビより>
新幹線の荷物棚や電車の網棚に荷物を置き、座席でゆっくりくつろぐというのはごく自然な行動です。
疲れている場合や早朝に利用する場合は熟睡してしまうこともあるでしょう。
寝ているときに自分の荷物をこっそり盗まれても気付かないでしょう。
その様子を周囲で見ている人がいても、その人の持ち物だと思ってしまうかもしれません。
お客様が安心して新幹線や電車を利用するためにも、お客様自身の目による監視だけでなく、防犯カメラという機械の目による監視を導入すべきです。
さらに乗務員の巡回による監視を加えると、泥棒が犯行を行うのはより難しくなります。
たとえ犯行が成功しても、カメラによる映像が記録されることで自身の犯行が明らかになる可能性が高くなってしまいます。
金品を得られるのは一時的で自身が捕まってしまえば意味がありません。
泥棒がその環境をよく知っていれば、その環境を犯行現場には選ばないはずです。
もっと楽に犯行を行うことができる環境は他にいくらでもあるからです。
これが防犯カメラによる抑止効果です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年11月24日 13:14)
防犯アラームを鳴らした意外な犯人とは・・・
テーブルの上でくつろいでいる2匹の猫ちゃん。手前の猫ちゃんは、テーブルの上にある写真立てを前足でちょいちょいと押し出しています。
【アラームにおどおどする猫ちゃん】
そうしているうちに、写真立てはテーブルの上から落下。
すると、壁の奥に設置してある防犯アラームが作動し始めました。
奥にいた猫ちゃんは驚いてすぐにテーブルから逃げてしまいました。
落とした張本人の猫ちゃんは「ぼ、僕は何もしてないニャン」と言っているかのよう、おどおどするばかり。
やがて、飼い主さんが現れてアラームを解除。
とんだ人騒がせな猫ちゃんですが、警報を鳴らしたのが本物の泥棒ではなかったことに、飼い主さんは安心したことでしょう。
<9/16(土) 20:10配信 ねとらぼより>
ペットを家の中で飼う人は非常に多いと思います。
昔は犬は外で飼うのが当たり前だったように思いますが、今やペットロスという言葉が一般的になるほど家族という位置づけとなっています。
子供一人とペットという家庭も増えてきているのではないでしょうか。
また、高齢化社会が進むと高齢者1名もしくは2名とペットという組み合わせもあるでしょう。
家の中にペットがいる前提で色々なことを考えなければなりません。
人間では考えられない行動もしますからそれで悪影響を受けない体制にしなければなりません。
防犯システムもその一つで、ペットの行動によっていちいち誤作動していれば肝心な泥棒や不審者に対して正常に動作しない可能性もありますし、また、最初からスイッチを切ってしまい役に立たなかったということも出てくる可能性があります。
小動物を検知しくにくい赤外線センサーなどもありますが、今後はペットにとっても快適な防犯システムというものも出てくるかもしれません。
ペットを重要視する人には人気が出そうです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年11月17日 18:02)
下着泥棒 30年間捕まらず
30年にわたって、下着泥棒を繰り返していたとみられる男が逮捕された。
無職の男(57)は、9月、神奈川・川崎市のアパートから、女性の下着を盗んだ疑いが持たれている。
男が10月1日、日本橋のデパートに車で買い物に来ていた際、近くで職務質問を受け、車内から女性の下着が見つかったため、警視庁が捜査していた。
自宅からは、およそ140点の女性の下着が押収されていて、調べに対して男は、「20代からやっていたが、初めて逮捕された」と供述している。
<10/12(木) 8:54配信 ホウドウキョクより>
30年間下着泥棒をしていた男が逮捕されました。
20代から50代まで定期的に下着泥棒をし、これまで捕まらなかったということです。
押収された下着の数が140点と、30年間犯行を続けてきた割りには少ないと感じました。
1回で盗む数を少なくし、出来るだけ被害届を出させないパターンを繰り返し行ってきたように思います。
高級な下着もあるでしょうから被害者である女性にとってはたかが下着では済まないでしょう。
また、下着泥棒だけで終われば良いですが、現場で被害者と鉢合わせ、逆上したり、混乱して襲われたら大変なことです。
さらには下着泥棒では満足できず、犯行がエスカレートし暴行目的での侵入に変わることも考えられます。
単に下着単体を守るための対策ではなく、侵入を阻止する、侵入できない環境づくりが効果的です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年11月10日 13:24)
車いすで万引き? 76歳男性に無罪判決
神戸市兵庫区の雑貨店で万引きをしたとして、窃盗罪に問われた同区の車いす利用者の男性(76)に対し、神戸地裁は28日、無罪(求刑懲役1年2カ月)を言い渡した。
裁判官は「窃盗の故意を認定できない」と述べた。
判決によると、男性の起訴内容は3月1日、店舗前に陳列されていたキャットフード6点(計1044円)を持参したレジ袋に入れ、万引きしたというもの。
男性は自分の車いすの座面に商品を置き、両手でいすを押しながら店の反対側に抜ける路地に入ったところで、店長に呼び止められた。
判決は、店内の通路は段ボールや脚立が置かれ、車いすで通るには狭かった、と指摘。男性が店の反対側にあるレジに行くのに「路地を利用したいと考えるのは不合理とまではいえない」と述べた。
神戸地検の次席検事は「判決内容を検討し、上級庁と協議して適正に対応したい」とするコメントを出した。
<9/30(土) 8:16配信 朝日新聞デジタルより>
状況がよくわからないのですが、車いすに乗った男性が万引きの容疑で逮捕され、最終的には無罪判決となったということでしょうか。
無罪の理由が盗んだのではなく、店内の通路が狭く、路地を利用してレジに向かう途中だった可能性があるということでしょうか。
無罪の判決を受けた男性のことをどうこう言っても仕方がありませんが、もし本当に万引きをしていたのならこの判決が後々悪い影響を及ぼす可能性があります。
車いすに乗っていることで万引き犯としては疑われる可能性が低いということを利用し、健常者の犯罪者が車いすを犯罪に使うことです。
車いすに備え付けた袋の中に盗んだ商品を大量に入れ、そのまま店の外に持ち出す。
店側としても何か怪しいと感じても車いすに乗った人を万引き犯として疑い、実際に声掛けすることはためらわれます。
色々な場所に防犯カメラをつけ、もしトラブルに発展してもきちんと証拠として示すことができるような対策を講じる必要があります。
この事件が基で車いすに乗った人が疑われることが増えなければ良いのですが。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年11月 2日 15:51)