今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
幼稚園選びで防犯対策をどのくらい重視?
お子さまを幼稚園に入れたいと思う保護者にとって大きな仕事が幼稚園選びです。ご家庭の教育方針やライフスタイル、お子さまの性格に合った幼稚園を選ぶ必要があります。
今回は、お子さまの幼稚園選びの際にチェックしたいポイントを8つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
【1】教育方針はご家庭の考え方と合っている?
それぞれの幼稚園は教育方針を掲げており、その内容はさまざまです。例えば保護者が「個性を尊重してのびのび育てたい」という考え方であるのに対し、幼稚園の教育方針が「お絵かきや読み書きをしっかりさせる」「しつけに厳しく育てる」というような内容であれば両者の考え方が相反してしまいます。
お子さまと保護者がなじめる教育方針の園を選ぶようにしましょう。ご家庭の方針と合っている教育方針の園を選べるとベストです。
また、園の教育方針がすみずみまでいきわたっていることも大切です。教育方針が幼稚園での過ごし方に反映されているか、先生一人ひとりの言動が教育方針と一致しているかなどを、見学の場などでよく見ておきましょう。
【2】保育時間はどのくらい?延長保育はある?
保育時間がご家庭のライフスタイルと合っているかもチェックしましょう。例えば保護者がパートや仕事をしている場合は、迎えに行く時間との兼ね合いが大切になってきます。また保護者の仕事の忙しい場合は延長保育の有無も合わせて確認しておくと安心ですよ。
【3】園の規模は大規模?小規模?
園の規模は園の雰囲気に大きく関係してきます。園児の多い幼稚園はイベントが大規模になって楽しい傾向があり、園児が少なめの幼稚園は園児一人ひとりに先生の目が行き届きやすい傾向があります。お子さまの性格を考え、どちらの方がお子さまに合っているかを見極めて選ぶようにしましょう。
【4】弁当?給食?
弁当か給食か、という点も重要なチェックポイントのひとつです。弁当は手間がかかる一方、お子さまがアレルギーをもっている場合に食事の調節がしやすかったり、弁当を残した量でお子さまの体調を確認できたりというメリットがあります。
給食は費用が掛かりますが、保護者の負担が減る点がメリットです。なお両者のいいところ取りができる、給食・弁当混合型というパターンもありますよ。
【5】通園は便利?
毎日の通園の利便性は欠かせない条件ですよね。できれば近い方がお子さまの負担は少ないといえます。徒歩で通う場合、幼稚園までの道に危ない場所はないか確認しましょう。
通わせたい幼稚園が遠い場合は、通園バスについてチェックしておきましょう。自宅の近所を通っているか、費用に無理はないか、バスの時間は早すぎないかといった点のほか、遅刻したときなどにバス以外の代替手段があるかも確認が必要です。
また、車のあるご家庭の場合は、車で送り迎えできるか、駐車場があるかといったことも合わせてチェックしておくといいでしょう。
【6】イベントは多い?少ない?
イベントの数はお子さまにとってはもちろん、保護者にとっても大切な要素です。保護者が参加するイベントが多いと保護者どうしの交流が深まる反面、仕事をしている保護者にとっては負担になるという難点があります。
また、お子さまにとってもイベントは楽しいものですが、多すぎると体力的に負担になることも考えられます。お子さまと保護者にとってちょうどいいバランスの数のイベントが開催されている園を選ぶようにしましょう。
【7】施設・設備は清潔で安全?
園の施設・設備が清潔で安全かどうかも保護者にとっては気になるところですよね。手洗い場やトイレはきれいか、教材がきちんと整理されているか、遊具は古すぎないか、園庭は十分な広さがあるか、防犯対策は万全かといったことを園の見学でチェックしましょう。
さらに、お子さまが和式トイレに慣れていない場合は、トイレが洋式か和式かも確認しておくと安心ですよ。
【8】園児や先生は楽しそうにしている?
幼稚園で過ごすお子さまたちや先生の様子は、お子さまが園に通う姿をイメージするうえで重要な要素です。園児や先生たちが楽しそうにしているかどうかをチェックしましょう。
園全体の雰囲気がお子さまに合っているかどうかもよく見ておく必要があります。例えばきびきびした雰囲気の園にはおっとりした子はあまり向かないかもしれません。見学の際にはしっかり見極めておきましょう。
プレ幼稚園や見学に行ってみよう!
幼稚園ごとの雰囲気を知るにはプレ幼稚園に参加したり見学に行ったりする方法が一番です。お子さまたちや先生の様子、建物の様子、通いやすさなどをまとめてチェックしましょう。お子さまが幼稚園に通う様子をイメージしながら、お子さまや保護者にぴったりの園を見つけてくださいね。
<9/26(水) 11:20配信 ベネッセ 教育情報サイトより>
親御さんが幼稚園を選ぶ際の8つのポイントが紹介されていますが、安全面の一つに防犯対策が充分かというポイントがあります。
例えば、先生の目を盗んで園児が敷地外のどこかに行ってしまった場合、園児がどこの門や扉から出て行ったかが防犯カメラの映像から確認、追跡ができるということもメリットの一つです。
人の目や監視だけでは常に園児を100%見守ることはできません。
防犯カメラも補助的に活用することで人の目、監視のサポートにもなります。
また、その防犯カメラの映像を親御さんに公開することで、子供を預けている時間、いつでもどこからでもその様子を確認することができればさらに安心です。
待機児童の問題も依然として地域によっては解消されていませんし、また労働者人口の減少で先生の数もこれまでのように確保できないところが増えてくるかもしれません。
外国人の先生を採用するところも増えてくるでしょうからこれまで発生しなかったトラブルも想定されます。
人の力では及ばない箇所をうまくカバーするための機械やシステムの需要が高まるでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年11月27日 14:19)
暴風にも耐える窓シャッター新商品
大型の台風が相次いでいることを受け、北陸の住宅建材メーカーが風の被害を軽減する商品の販売を拡大している。低コストのリフォーム商品を投入し、販促キャンペーンを展開するなど安心・安全の提案に力を入れる。九州や首都圏と比べ、風害対策が進んでいないとされる北陸エリアでもニーズは高まっており、受注拡大につなげる。
富山県に生産拠点を置くYKK AP(東京)は9月25日、風速57メートルの風に耐える窓シャッターのリフォーム新商品「かんたんマドリモシャッター」を発売した。既存の窓を外さず、2時間程度でシャッターを取り付けることができる。
今年は台風被害が相次ぎ、強風にも耐えられる窓商品のニーズが高まっており、10月前半の販売数は既存商品に比べて約1・3倍に伸びている。担当者は「風対策だけでなく、防犯にも役立つメリットを打ち出し、北陸で拡販を強化していく」と話す。
YKK APによると、シャッターや雨戸の住宅装着率は九州や首都圏で7、8割なのに対し、北陸エリアは1割未満と低い。需要の高まりを商機とみて、12月には雨戸付き窓の上からも装着できる新商品を発売する予定だ。11月1日からは全国の建材流通特約店「MADOショップ」でリフォームすると、Tポイントが3倍となるキャンペーンを展開する。
三協立山(高岡市)は、最高グレードの耐久性能を備えるアルミ樹脂複合サッシ「アルジオ」の販売促進に力を入れる。最大瞬間風速57メートルに耐え、1時間当たり240ミリの降雨時に風速35メートルの風が吹いても雨水が室内に入らないという。
10月1日には風速38メートルに耐えられるアルミ製のサイクルポート「アルフォース」を発売した。担当者は「異常気象が続いており、耐久性の高い建材に対する関心は高まっている。新築、リフォームで使ってほしい」と話した。
北海道胆振(いぶり)東部地震を受け、住宅の耐震に関するニーズをとらえようとする動きもある。
素材メーカーの小松マテーレ(能美市)が販路開拓に力を入れるのは、炭素繊維複合材を使ったロープ状の耐震補強材「カボコーマ・ストランドロッド」だ。善光寺(長野市)の補強工事などに使われた実績があり、今年度内にも日本工業規格(JIS)に認定される見通しとなっている。
鉄よりも軽くて強い炭素繊維の特徴を生かし、木造の古民家などの耐震工事で活用を目指す。JIS化に合わせて製造設備を集約し、生産拡大に備える方針だ。
<10/23(火) 1:13配信 北國新聞社より>
防犯と防災、分類としては同じで仲間のように感じますが、実際の用途としては大きく異なるのが現実です。
防犯用の侵入者検知センサーは災害時には役に立ちませんし、防犯カメラも同じです。
ただ、火災感知センサーなどは災害発生時の火災に役立ちますし、また、泥棒が証拠隠滅目的で放火する際も役立ちます。
風速57メートルの暴風にも耐えることができる窓シャッターが発売されました。
記事にもあるように防災面での効果だけでなく、犯罪者の侵入対策にも効果があるようです。
確かにそれだけの風や雨にも強いということは、犯罪者の破壊工作に対してもかなり強固な耐久性を発揮してくれそうです。
防犯と防災どちらが心配ですか?という二者択一を迫るような風潮が残念です。
どちらも重要なことは多くの人が感じているでしょうが、例えば地震や台風などが多い地域では防災の方が重視されますし、お金持ちや犯罪が多い地域では防犯対策の方が重視されがちです。
どちらにも効果を発揮する対策が増えてくれば導入する人は一気に増えることでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年11月22日 16:22)
万引き激減 売り場の状況をネット生中継で配信
東京都江東区内の弁当店「キッチンDIVE」が売り場の様子をユーチューブ上でライブ配信し、ネット上で反響を呼んでいる。
プライバシーの心配も出ているが、店長(35)は、J-CASTニュースの取材に対し、「店頭で配信中と掲示をしており、店を利用しなければプライバシーは守られるはず」だと説明している。
■「YouTube Liveにて生放送中!」との貼り紙
大きなテーブルの上に様々な弁当がズラリと並び、店に入った客が品定めしている。ライブでぼかしも入っておらず、顔ははっきりと分かる。
「NHK 72時間 ドキュメント キッチンDIVE LIVE」がチャンネル名だ。Nはニコニコ、Hはハッピー、Kはキッチンを表すという。NHK(日本放送協会)とはまったく関係はない。
店の公式ツイッターが2018年10月14日、ライブ配信の画像をアップして、「YouTubeで売り場をライブ配信してから万引きが激減した」と報告すると、大きな反響を呼んだ。15日夕現在で、1万件ほども「いいね」が寄せられ、様々な意見が書き込まれている。
店のツイートによると、ライブ配信を始めてから、トラブルを起こす客の来店が激減する効果もあった。店の売り上げも、5%以上アップしたそうだ。ほかに、JR亀戸駅前にある店の窓際にパソコンのモニターを置き、外からも見られるようにライブ配信している。
売り場の様子をライブ配信していることを知らせるため、店の窓とレジ前には、「YouTube Liveにて生放送中!」との貼り紙を出してもいる。
このユニークな試みに対し、ツイッター上などでは、「『人の目』が重要なんやな」「へぇ、、、これ監視カメラより効きそう。色んな所で活用できるのでは」「これぞ防犯カメラだ」「店頭在庫もリアルタイムで見られていいかも」などと賞賛の声が上がった。
「店を利用しなければ、プライバシーは守られる」
もっとも、客の顔も見えてしまうため、「プライバシーの問題もあるだろう」「肖像権だかなんだかそういうのは大丈夫なのかとか気になって」「売り場をライブ配信するような店には行きたくない...」といった声も一部で出ていた。
こうした心配の声について、店長は10月15日、次のようにJ-CASTニュースの取材に説明した。
「公共施設ではなくお店ですので、うちを利用しなければプライバシーは守られます。ツイッターなどで誰かが客を晒す行為をすれば叩かれますし、ラインのグループなどでも、ライブ配信を悪用した人の責任になると思います。実際、プライバシーや肖像権の侵害を訴えられたお客さまは、これまでに出ておりません」
渋谷のスクランブル交差点に設置された定点カメラが人気だったため、2017年に店でも試しにやると多くの人に視聴された。これをきっかけに、店の在庫確認にも便利だろうと考えて、18年9月上旬からライブ配信を始めたそうだ。
その結果、1日に3、4件あった万引きもほぼゼロになるという副次的効果も生まれた。今後についても、ライブ配信を続けていくと言っている。
なお、公共放送と同じ「NHK」をチャンネル名に使ったことについては、「ジョークであることは一目瞭然ですので、誤解されることはないと思います」としている。
<10/15(月) 18:53配信 J-CASTニュースより>
万引き対策として、売り場の映像をインターネットの生中継で流し、常に誰かに見られているということを示すことで万引き被害が激減したという情報です。
さらに、トラブルを起こす客の来店も激減するというプラスの効果があったようです。
テレビのバラエティ番組でトラブルを起こす客に対してスカッとする瞬間を紹介する番組がありますが、読者からの投稿とは言え、実際はヒーローのような味方が助けてくれてスカッとする場面より、トラブル客に負けて店側が泣き寝入りする場面の方が多いと思います。
インターネット生中継ということで他の善意の第三者の視点、監視によって強い抑止効果を発揮することが分かります。
見られているのがいやだという客もいるでしょうが、やましい事がない人にとっては、ネットで生中継されようが、防犯カメラで監視されようが気になりません。
文句や批判する人ほどクレーマーのようなトラブル客になる可能性が高く、自分の行為が正しくない、立派ではないことを知っているからなのでしょう。
気になるのはぼかしも入っておらず、そのままの顔や音声が流され、そして映像として残ってしまうため、二次利用、三次利用として悪用されることです。
そうなると生中継した店の管理責任等が問われるかもしれませんので注意が必要です。
個人的にはこのネット生中継の配信は防犯効果、抑止効果が高いと思います。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年11月14日 12:00)
見知らぬ男が家の中でかばんを物色
兵庫県警網干署などは18日、住居侵入と窃盗未遂の疑いで、姫路市の無職の男(65)を逮捕した。
逮捕容疑は9月26日午前11時半ごろ、同市広畑区の会社員男性(48)宅に侵入し、金品を盗もうとした疑い。同署の調べに容疑を認めているという。
同署によると、男はインターホンを鳴らし、反応がなかったため男性宅に侵入。室内にあったかばんを物色していたところ、別室で寝ていた男性が気付き、「何してんの」と声をかけたという。
男は何も取らずに逃走したが、インターホンに残された指紋から容疑が発覚した。
<10/18(木) 20:29配信 神戸新聞NEXTより>
家で寝ていて目が覚めると、見知らぬ男がかばんを物色している、何とも恐ろしい光景です。
寝たふりをしていた方がよいのか、それとも大声を上げて威嚇した方がよいのか、ただ、犯人が逆上して凶器で襲ってくる可能性もありますからどの対処方法がよいとは断言できません。
女性の場合は、襲われる可能性もありますし、子供や高齢者だけの場合は、最悪の場合、口封じのために殺そうとするかもしれません。
一戸建て住宅の場合、門や塀があり、正面玄関の扉があり、裏口や勝手口などがある家もありますが、いずれもそれらまでは比較的スムーズに侵入することができてしまいます。
外敵の侵入を防ぐつくりになっていないところがほとんどではないでしょうか。
今回の事件では、中に人がいる状態だったので、あえて扉の鍵を掛けていなかったのか、それとも閉め忘れていたのかもしれませんが、どちらにしても扉の鍵しか侵入対策が存在していません。
結果としては、鍵を閉めていなかったということで侵入対策はゼロだったと言えます。
これは非常に恐ろしい状況です。
ただ、今回被害に遭われた家が特殊かと言うとそうではないと思います。
他の家でも扉の施錠だけが唯一の防犯対策というところは多いでしょう。
敷地内に誰もが勝手に入ることが出来るというのはよく考えてみると問題の大きさが分かります。
扉は建物内ですが、その前に敷地内に入らせないような対策を考えなければなりません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年11月 9日 18:26)