今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
AKB48の住所勝手に変更 「すべて欲しい」 郵便盗んだ疑い
ファンだと、その人のグッズを収集したくなるのはわかります。
しかし、その人宛ての郵便物を、転送届を出して自宅に転送させ盗んでいたという男が逮捕されました。
●人気アイドルグループ、AKB48のメンバーあての郵便物を自宅に転送して盗んだとして、埼玉県警浦和署は16日、窃盗の疑いで、東京都新宿区中落合の無職男(25)=窃盗罪で起訴=をさいたま地検に追送検した。
容疑者はすでに起訴されている分も含め、平成20年9月から21年8月にかけて、メンバー11人の手紙や携帯電話の請求書などの郵便物約200通を盗んでいた。
容疑者は容疑を認め、「AKB48のファンで、メンバーのものは何でも手に入れたかった」などと供述しているという。
20年9月から、メンバーのうその転居届を順次、東京都新宿区内の郵便局に提出し、自宅に郵便物が届くようにしていた。転居の理由は「同居することになったため」だった。
メンバーの住所は、イベントなどで知り合った熱烈なファンとの情報交換で知ったという。
さいたま市内に住むメンバーの1人が5月、「自宅に郵便物が届かない」などと浦和署に相談していた。
■握手券代の詐取事件も
AKB48のメンバーとの握手券代をだまし取ったとして、警視庁は詐欺の疑いで、大阪学院大2年男(20)と無職の少年(19)を逮捕した。2人はファン仲間で容疑を認めている。
容疑者らはネット上に握手券販売のうその書き込みをし、大阪府の男子大学生(20)に10月15日に握手券10枚分の代金計2万円を送金させだまし取った疑いが持たれている。
同様の手口の被害が相次いでおり、逮捕された少年のあだ名がネット上に書き込まれていたことなどから、少年の関与がうわさされていた。
(11月17日 産経新聞より引用)
アイドルグループを巡る2つの犯罪。
握手権に関しては初めて聞きましたが、コンサートチケットなどでの詐欺は多く発生しています。
郵便物の窃盗に関しては、今回のように似せの転送届を出して自宅に送られるというのはあまりありませんが、郵便受けから郵便物を抜き取るという方法で盗まれることは多く発生しています。
たかが郵便物と思うかもしれませんが、郵便物の中にはクレジット会社からのカード請求明細もあります。生命保険会社からの保険内容確認の郵便もあるでしょうし、友人からの手紙もあります。
つまり、個人情報が満載されたものが郵便受けの中に放置されているのです。
ぜひとも郵便受けはダイヤルなどで施錠できるタイプのものとし、郵便受けに郵便物を入れっぱなしにしないということを徹底していただきたいと思います。
長期に家を空ける時には郵便物や新聞は止める、といった配慮も重要です。
マンションやアパートなど郵便受けの場所がエントランスにまとまっている場合には、その場所に防犯カメラ等を設置することをお勧めします。
又、受け取った郵便物は、個人情報の部分を確認し、シュレッターにかけるなどで読み取られないように注意して捨ててください。
個人情報を盗まれると、ストッカー被害や窃盗、振り込め詐欺などに悪用される可能性もあります。
ぜひ注意しましよう。
投稿者: スタッフ (2009年11月17日 09:53)
防犯カメラを盗んで捕まった泥棒
福井で逮捕された泥棒。
盗んだものはなんと「防犯カメラ2台」
●福井署は22日、窃盗の疑いで坂井市春江町針原、県河川課主任男(49)を逮捕した。同署によると、容疑を認めているという。
3月14日午前2時50分ごろ、福井市内のマンション1階駐車場に設置された女性(34)所有の防犯カメラ2台(2万5千円相当)を盗んだ疑いがもたれている。
女性は、容疑者と顔見知りで、駐車してあった自動車に傷をつけられたため防犯カメラをつけていた。同署は、防犯カメラの録画装置に映っていた男の姿をもとに容疑者を割り出した。
(10月23日 産経新聞より引用)
防犯カメラを盗んでも録画装置に移っていた画像から犯人特定されて逮捕されました。
泥棒も、防犯システムを侵入前に破壊したり断線させたりするものがいます。
そのために、コントローラやベル・サイレンなどは破壊されにくい位置に取り付けたり、一度に破壊できないように場所を変えたりします。
セキュリティハウスでは屋内、屋外に威嚇装置を夫々設置し、屋外ベルを破壊されたときにも屋内ベルが鳴って異常発生を知らせる事ができるようにしています。
警戒中にコントローラ(本体装置)を勝手にこじ開けられても警報が出るようになっています。
又、断線警報機能がついている防犯システムであれば異常発生を携帯電話などあらかじめ定めた管理者に通報で知らすことができます。
こうしたいろいろなリスクに対しても配慮している防犯システムを設置することが必要です。
自主機械警備システムNEXT
投稿者: スタッフ (2009年10月23日 09:18)
お月見泥棒
「お月見泥棒」ってご存知ですか?
ウィキペディア(Wikipedia)によると、
●お月見泥棒(おつきみどろぼう)は各地で行われている子供たちのお月見イベントのひとつ。
中秋の名月(十五夜)に飾られているお月見のお供え物を、この日に限って盗んでいいというもの。
子供たちは、竿のような長い棒の先に釘や針金をつけてお団子を盗んだ。
子供たちは月からの使者と考えられていたといわれ、この日に限り盗むことが許されていた。
お供えする側も縁側の盗みやすい位置にお供えするなど工夫していた。
現在では「お月見くださ〜い」、「お月見泥棒でーす」などと声をかけて、 各家を回りお菓子をもらう風習が残っている。(ウィキペディア(Wikipedia)より引用)
この「お月見泥棒」は、関東の一部、東海地方、特に四日市に多くあるようです。
四日市での「お月見泥棒」の残っている地域などを調べた非常に楽しいサイトがありました。
「お月見泥棒はどこにある」
このサイトによると四日市周辺や埼玉、茨城の一部でまだ「お月見泥棒」をされているようです。
京都では残念ながらこの行事はないように思います。初めて聞きました。
多く持って行かれたほうが、縁起が良いという説もあるようです。
これはまさに、「日本版ハロウィン」
仮装をして隣家にお菓子をもらいに行くという欧米の風習が日本にも入ってきて、かぼちゃに顔を入れた装飾品が売られたりしていますが、日本古来の「お月見泥棒」。
楽しそうな風習ですよね。
家族皆で月を見ながら楽しく食事・・・
今の日本に欠けている「余裕の時間」。
ぜひ、ハロウィン以上に日本で流行らせたいと思います。
ハロウィンというとハロウィンの日にドアをノックしただけで銃で撃たれ死亡した留学生のことを思い出しました。同じような銃による惨劇が他にもハロウィンで起きているようです。
「お月見泥棒」もハロウィンも、隣近所との良好なコミュニケーション、人間関係が絶対に必要な行事です。「お月見泥棒」が子どもたちができるようになるためには、「隣は何をする人ぞ」と無関心でいるのではなく「声をかけ」「挨拶を交わし」日常から交流があることが最低条件となります。
どこの子どもが来ているのか顔も知らない状態では「お月見泥棒」なんてできません。
地域で子どもの顔を知り、挨拶を交わし、話ができるということは、地域全体で子どもを見守り、育てるという意識を持つ事にもなります。
そういう地域での関係強化は、子どもの非行にも効果があると思います。
泥棒対策、強盗対策、と言う面でも非常に有効です。
侵入者は「人の目」を最も気にします。
挨拶をされた時点で顔を見られますから、その場所での犯罪はあきらめることが多いようです。
地域の連携が強固なところには侵入者は行きにくく、「犯罪が発生しにくい環境」となります。
「お月見泥棒」をわが町に。
これは防犯面でも非常に効果的ではないかと思います。
投稿者: スタッフ (2009年10月 7日 11:31)
「墓から出してと願う夢を見た」 女優の遺骨盗んだ男
韓国での話です。昨年10月に自殺した韓国の人気女優、崔真実さん=当時(39)=の遺骨が今月初めにソウル郊外の墓地から盗まれた事件で逮捕された41歳の男。
なぜ遺骨を盗んだのか?
それに対し 男は「(崔さんが)夢に出てきて骨つぼを墓から出してほしいと言った」などと語っているということです。
遺骨は無事戻りました。
(2009年8月26日 聯合ニュース参照)
お墓から盗まれる物。
● 遺骨
● 線香建て(金属のため換金できる)
● お供えされた食べ物
● 墓石
お墓から盗むなんてなんて罰当たり・・と思うのが一般の方の考えですが
泥棒の中にはそうしたことを全然気にせずに盗むものがいるのです。
今回の韓国の男はちょっとへんな理由でしたが、王監督の奥様の遺骨も盗まれたままではないかと思います。ファンなのか、いたずらなのか、嫌がらせなのかはわかりませんが、遺骨というのは親族にとっては最も大切な精神の拠り所。
そっとしておいて欲しいというのが実情だと思います。
といって、お墓に「防犯カメラ」などは設置したくないですが、何か防犯対策をしたいという場合。
こうした泥棒は夜犯行を行うのだと推測されますので、出入り口一ヶ所に防犯システムや防犯カメラを設置し、夜間お墓にきた人間がいたらご住職に画像で連絡が入るという方法なんかはどうかな・・と思います。
投稿者: スタッフ (2009年8月27日 09:32)
安心安全は冷蔵庫から。「救急医療情報キット」全国で導入相次ぐ。
高齢者だけではないと思うのですが、一人暮らしや家族のいないときに急病で倒れてしまった場合、救急車を呼ぶことまではできたとしても、その人がどんな病気を持っていて、どんな薬を飲んでいるか、緊急通報先は誰にしたらいいか、といった情報を救急隊員に確実に発することができたらいいですよね。
そんな思いを実際に形にしているところがあることがわかりました。
●医療情報、冷蔵庫に保管 高齢化に対応、全国で導入相次ぐ
持病や服用薬などの医療情報を容器に入れて冷蔵庫に保管する「救急医療情報キット」の導入が、東京都港区や北海道夕張市など全国に広がっている。自宅で倒れるなど万一の際、迅速な救命活動に役立ててもらうのが狙い。高齢化が進む地域住民の命を守る取り組みとして注目を集めている。
△東京都港区
約20万人が暮らす港区は昨年5月から「救急医療情報キット」を、希望する区民(高齢者と障害者)に無料で配布。キットは持病や服用薬、かかりつけ医、緊急連絡先を記入する用紙とプラスチック容器がセット。必要事項を書き込んだ用紙のほか、本人確認ができる写真や健康保険証の写しを容器に入れ、冷蔵庫に保管する。
東京消防庁との連携で、玄関の内側にキットがあることを示すシールが張ってある場合、救急隊が冷蔵庫を明けて内容を確認する。反響は大きく、この1年で配布対象の約1割にあたる約3500人に広がった。
△夕張市
65歳以上の高齢人口が全体の43%、独居高齢世帯も3割近い夕張市では、今年から、「救急情報医療キット−命のバトン」を500人の市民に試験的に導入。 キットを手元に置く市民に実施したアンケートでも「安心して暮らせる」「1人暮らしなので心強い」など、96%が「必要だ」と回答している。
△東京都日の出町でも民生児童委員が中心になって配布を開始し、約900世帯の冷蔵庫に保管。
こうした動きの背景には、
・進む高齢化社会
・通報から救急車の現場到着までの時間は全国平均で7・0分、到着から患者を搬送し医療機関に収容するまでの時間は26・4分で、いずれもワースト記録を更新。(平成20年版の消防白書)
・高齢化などに伴って救急需要も拡大。19年の救急出動件数は約529万件に上り、過去10年間で約52%増加した。これに対し、全国の救急隊の増加は8%にとどまっている。救急搬送に占める高齢者の割合は、18年に46・1%に達した。
といったことがあげられます。
(8月5日産経新聞より引用)
昔は近所づきあいがあり、どこにお年寄りが一人暮らしで住んでいるかなど地域の人が皆知っていましたが、今は近所づきあいも薄れ、又個人情報保護の立場から行政でも個人情報をなかなか集められないという問題があります。
冷蔵庫に「救急医療情報キット」をどの家庭でも設置。救急隊員は冷蔵庫を必ず確認する、という風にすればそういう問題のいくらかは解決すると思われます。冷蔵庫はどの家庭にも台所にあるでしょうから探す手間も省けますし、冷蔵庫の中なら他人に見られても許せますよね。
又、その「救急医療情報キット」の中に、緊急通報先の電話番号などを入れておけば、家族・友人などにも連絡をしてもらえます。
あまりコストをかけないでプライバシーも守れるいい方法だと思います。
但し、救急車などを呼ぶことが急病の時にできるようにする必要があります。
やはり、ワイヤレス緊急押しボタンシステムなどを設置し、携帯している押しボタンを急病時に押せば、親族・友人など5人の携帯電話に第一報はメール、その後音声で緊急通報が入るようにしておくことが安心だと思います。
投稿者: スタッフ (2009年8月 6日 10:08)
女性の犯罪被害状況
女性は強くなったと言われ、現実にもそうなんだと思いますが、まだまだ犯罪被害においては、女性が被害になることが多いのが現実です。
刑法犯全てにおいては、
女性の被害件数は平成20年 50万6114件で、全体の34.7%と少ないのですが、窃盗が39万607件で女性被害全体の77.2%、詐欺が2万2158件(同4.4%)、暴行が1万1398件(同2.3%)、傷害が8094件(同1.6%)、強制わいせつが6928件(同1.4%)となっています。
女性が被害者になる割合の高い犯罪は、
● 強姦(被害者が女性の割合 100%)
● 強制わいせつ(97.4%)
● 公然わいせつ(92.6%)
● 略取・誘拐(75.5%)
● 詐欺(50.2%)
● 逮捕・監禁(49.6%)
となっています。
窃盗被害が最も多いのですが、女性が窃盗被害に遭いやすい場所は、
1位:駐車場(輪) 13,3255件(34.1%)
2位:その他 78,809件(20.2%)
3位:道路上 67,717件(17.3%)
4位:共同住宅 54,846件(14.0%)
となっています。
駐車場での窃盗というと、「車上荒らし」「自転車盗難」が多いということで、注意が必要です。
駐車場での犯罪を防ぐには、防犯対策を実施している駐車場を使用することが大切です。
防犯カメラや外周警備システム、夜間の防犯灯や人感ライトなど防犯システムが完備されており、人目につきやすい場所に駐車することが大切です。
駐輪場の防犯対策
投稿者: スタッフ (2009年7月24日 09:35)
「自宅警備員」
【自宅警備員】て何のことだと思いますか?
自分の家に警備員を駐在させているのかな?
なんて多くの方は考えると思うのですが、この【自宅警備員】が「引きこもり」のことだとわかる人は、若者新語にかなり精通している人だと思います。
引きこもりが自宅警備員とは、まあ良く考えたなあと思いますが、実際には警備どころか対応を間違えると非常に危険な状態となります。
「空き巣」というのは家人が不在である時に侵入して金品を盗む手口をいいます。
空き巣の多くは事前に【下見】を行い、いつ頃留守になるかということを調べて犯行に及びます。
● 洗濯物が干しっぱなしになっていないか?
● 夕方なのに室内照明が付いていないか?
● 郵便受けに新聞や郵便物が溜まっていないか?
● 電気メーターが動いているか?
それでも侵入決行前には留守であることを「不在確認」を行って、最終確認します。
不在確認の方法は?というと、
● インターホンを鳴らしてみる
● 電話をかけてみる
● 窓に小石を投げてみる
といったことです。
インターホンを鳴らしてみて、回答がないと、侵入口より侵入をしようとするのです。
人目につかない、侵入しやすい窓や扉から侵入するのです。
そんな「不在確認」の時に、たまにお年寄りなどで「じゃまくさい」のかインターホンに出ないという人がいるのです。ところが泥棒は「不在」だと勘違いして侵入する。
そして「鉢合わせ」 これが、「居直り強盗」という悲劇を呼ぶことになるのです。
引きこもりの若者も同じです。
家族とも接触をとらない、という引きこもりの人が、インターホンが鳴っても対応しない可能性は高いと思います。そこで泥棒は侵入。そして鉢合わせ。
老人と違い、体力になまじ自信があると泥棒に抵抗しようとします。
ところが泥棒の多くが武器を持っている。そして極度の緊張状態にある。
それで怪我をしたり最悪の場合命を失う・・そういう可能性があるのです。
引きこもりが「自宅警備員」とはほど遠いということがお分かりいただいてでしょうか?
やはり、自宅にはホームセキュリティを導入することをお勧めします。
セキュリティハウスのホームセキュリティシステムは不在時はもちろんのこと、在宅時の警備も実施します。
自宅の場合、まったく不在になることの方が少ないと思います。
家の中に人がいるとき、いかに安全かということも大切です。
投稿者: スタッフ (2009年7月23日 09:15)
「停留」
新型インフルエンザの新型インフルエンザの感染が確認された大阪府立高校の生徒らとともに、カナダに短期留学をしていた生徒らは、感染拡大を防ぐため、成田空港近くのホテルで10日間の「停留」措置が取られています。
外出を禁じられ、ホテル内で生徒同士が接触することもできないという不自由な生活。
生徒らは1日のほとんどを個室で1人きりで過ごしています。食事はほかの生徒と同じ場所に集められますが、それぞれが数メートル離れて着席させられ、私語は許されないなど、厳重な措置が取られているということです。
今回は、「早期発見・初期対応」として、機内検疫、感染者及び感染の可能性のある人を「停留」という対応で、拡大するのを防いでいるようです。
今回感染した高校生たちがカナダで「マスクをしていなかった」ということが、是が非かがいろいろとニュースなどでもとり立たされていますが、マスクをしている人がほとんどいない中集団ですると異様に目立つという意見もある意味わかる気がしますが、結果的には感染者が出て、大きな被害が発生しました。
高校生のため帰国が遅れても問題ないか?というとそうでもなく、試験が迫っているため授業の遅れなどの心配も出てきています。
もしこれがビジネスマンであれば・・・・・10日間もの空白をビジネスで空けてしまったら大きな機会損失、そして信用失墜になってしまうでしょう。
但し、万が一感染していたことを知らずに取引先などに訪問して二次感染などの被害がでたら、それこそ取り返しがつかない失態となってしまいます。
どこまで「予防」するか?
「マスク」がどこまで効果があるかということもありますが、うがいや手洗いの徹底、人通りの多い場所にはいかないなどの徹底を実施するのは大切なことです。
防犯(泥棒対策)と同じです。予防がマスクなら、この「停留」にあたるのが、一次警戒、二次警戒・・といった警戒ラインに当たるのではないかと考えます。
早期発見を段階的に実施し、夫々の段階で最も効果的な威嚇撃退方法をとり、被害を最小に防ぐ。
感染者、感染予備軍を「停留」させるのは、被害を最小に防ぐためにやはり必要なことだと思います。
投稿者: スタッフ (2009年5月12日 16:25)
盗んだセスナ機で侵入、F16出撃
なんともおおがかりで人騒がせな事件です。
盗んだセスナ機で侵入、F16出撃=自殺願望、テロ警戒騒ぎ−米防衛司令部(4月8日 時事通信)
カナダで盗まれたセスナ機が米国に侵入したために、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)がF16戦闘機を出撃させる騒ぎが起きていたことが7日、分かった。
セスナを操縦していた男には自殺願望があり、「撃ち落としてほしかった」と供述しているという。
NORADなどによると、セスナ機は6日夕、米ウィスコンシン州に侵入。2機のF16戦闘機が出撃し、誘導しようとしたが、操縦していた男は呼び掛けを無視。6時間以上にわたり飛行し、ミズーリ州の道路に着陸した。
米メディアによると、男は31歳のトルコ系カナダ人で、不法入国の容疑で逮捕された。
セスナはカナダの飛行訓練学校で盗まれた。
ウィスコンシン州都庁舎では、セスナの自爆テロを警戒して、職員が一時避難したという。
カナダの飛行訓練学校に侵入しセスナを盗み、米国に侵入する。
自爆テロではないか?と米防衛司令部も騒然としたのではないでしょうか?
セスナを盗み出し、自分で操縦するところなどは、まるで映画の一シーンのようですが、単に自殺願望で 、「撃ち落としてほしかった」とは・・・・。
しずれにしてもスケールの大きな盗みでした。
投稿者: スタッフ (2009年4月 8日 10:35)
大分 野焼きで高齢者4名死亡
70代以上の男女4人が犠牲になった大分県・湯布院町の野焼き事故。熊本県の阿蘇山のすそ野や北九州市の平尾台で行われる野焼きに携わる関係者からは、作業の危険性とともに、人手不足のため高齢者が作業を担わざるを得ない現状を懸念する声も聞かれた。
●死亡した4人のうち宮本義広さん(75)=同市湯布院町塚原=以外の3人は現場での野焼きに参加するのは初めてだった。
●野焼きは昨年まで事故現場を含む2地区で同時に行っていたが、参加者の高齢化で人手が足りず、今年は午前と午後に1地区ずつ実施。宮本さんを除く3人は、昨年まで別のもう1つの地区を担当し、事故が起きた地区は初めてだった。慣れない場所だと、火の走り方が分かりにくい。
●亡くなった4人は防火帯(幅約8メートル)の外に燃え移った際に火を消す役割だったが、遺体が見つかったのは防火帯などに囲まれた野焼きのエリア(約30ヘクタール)内。2人は東側の谷付近で、別の2人は西側の山頂から中腹にかけて見つかった。4人の遺体は20‐200メートル離れていた。なぜ4人が防火帯の内側に入ったかについて、地元消防団の1人は「予定以外の場所に火が広がってしまい、消そうとして近道をしたのではないか」とみている。
●乾燥注意報下での野焼きが恒常的に実施されていた。県内全域に注意報が発令されているのを知りながら、野焼きの実施を黙認した市の安全管理に問題があった可能性もある。
慣れない野焼きで想像以上に火の回りが早く、逃げられなかったということだと思います。亡くなった4名はいずれも高齢ですから逃げる体力も途中からなくなってしまったのかもしれません。
ただ、こうしたことがあると、ボランティア団体や組合などで実施しようとする人がいなくなるのではないかと少々気がかりです。
大分だけでなく多くの地域で野焼きは実施されていますが、いずれも高齢者が中心で実施せざるを得なく、又命がけの作業という面は避けられません。
いずれにしても、今後は今回を教訓により一層の注意が必要です。
注意点/
●風速などの気象条件を考慮。乾燥注意報が出ている時には実施しない。
●あらかじめ焼く部分と焼かない部分を分ける防火帯をつくり、点火場所や焼く方向など綿密な計画が必要。
●参加者には研修を実施し、初めての参加者には必ずベテランがペアで行動する。
●消防署、消防団のほか、自衛隊にも協力を依頼、5‐6人のグループに1人の割合で無線を所持した自衛隊員に同行してもらい、点火時などの連絡態勢を強化する。
●単独行動をしない。
●未燃焼部分に立ち入らない。
●入っても、常に退路を確認しておく。
( 3月18西日本新聞より一部引用)
投稿者: スタッフ (2009年3月19日 10:17)
