今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
店員を装い金庫盗む
居酒屋に店員を装い侵入し、金庫を盗み出す事件が発生しました。
他にも何回かやったと容疑を認めていることから、別の店でも同様の手口による犯行が成功していたということです。
営業時間中にそれらしい店員の格好をしていれば見分けるのは難しいかもしれません。
<5月22日15時0分配信 毎日新聞より一部抜粋>
『新潟市中央区の飲食店から現金約167万円が入った金庫を盗んだとして、新潟東署は21日、同市北区長戸呂、会社員、本間正也容疑者(33)を窃盗容疑で逮捕した。「他にも何回かやった」と容疑を認めているという。
調べでは、本間容疑者は6日午後0時55分ごろ、中央区の居酒屋に店員を装い侵入。事務室にあった売り上げなどが入った金庫を盗んだ疑い。
金庫を普通乗用車に乗せて逃走し、別の場所で壊したとみられる。』
投稿者: スタッフ (2008年5月23日 10:39)
農家から現金800万円盗まれる
茨城県の農家から現金800万円が盗まれる事件が発生しました。
手提げ金庫に800万円という大金を保管していたのも驚きですが、被害者の方が鍵を掛けずに何度か外出したという事実も驚きです。
<5月21日7時50分配信 産経新聞より一部抜粋>
『20日午後3時15分ごろ、茨城県古河市内に住む農業の男性(70)から「金庫から800万円盗られた」と110番通報があった。
古河署の調べでは、男性が同日午後2時ごろに寝室の手提げ金庫を確認したところ、保管していた現金約800万円がなくなっていた。
金庫は鍵が付いていないタイプ。男性が最後に確認した18日午前10時半以降に盗まれたとみられる。財布などからも現金が抜き取られていた。
被害にあった現金は、農業収入として以前から寝室の金庫に保管していた。
男性は「鍵をかけずに何度か出かけた」と話しており、窓ガラスなどは壊されていなかった。
同署で何者かが無施錠のドアなどから侵入した窃盗事件とみて調べている。
投稿者: スタッフ (2008年5月21日 15:30)
四川大地震、ボランティア偽る窃盗犯28人逮捕
今なお建物に生き埋めになっている人々が大勢いる中国の四川で、ボランティアの名をかたりながら震災の混乱乗じて窃盗犯が暗躍しているようです。
日本の新潟県中越地震や阪神大震災でも発生したように被災地で窃盗犯が発生するケースが多々あります。
混乱している現場において、被災者に対してボランティア活動をしながら盗みを行うのですから、見分けや判断するのは非常に難しいでしょう。
現場では防犯対策どころではないでしょう。
<5月19日17時11分配信 Record Chinaより一部抜粋>
『2008年5月18日、四川大地震の被災地では、身の危険も顧みず救援活動に奔走する人々がいる一方、ボランティアの名をかたりながら震災の混乱に乗じて窃盗を働くケースが頻発しているという。人民日報の報道。
深刻な被災地である同省北川チャン族自治県で救援活動を行っている重慶市特殊警察によると、17日までに県内で28人の窃盗犯が逮捕された。これまでに現金3万元(約42万円)と携帯電話18台を押収。
また、県内で倒壊した貴金属店付近で、両手の全ての指に指輪をはめた不審な男女5人が発見され、事情を聞いたところ、指輪はすべて盗んだものであることが分かっている。』
投稿者: スタッフ (2008年5月20日 09:38)
厳重警備の国際宝飾展で展示品盗難850万円
年に一度神戸で開催される国際宝飾展で今年も盗難事件が発生しました。
06・07・08年と3年続けて盗難事件が発生しており、防犯対策に問題がなかったか、など今後の開催に向けて課題が残りそうです。
<5月17日18時1分配信 毎日新聞より一部抜粋>
『16日午後2時15分ごろ、神戸市中央区の神戸国際展示場で開催中の「第12回神戸国際宝飾展」(15〜17日)を主催する会社から、展示品の宝飾品計4点(計850万円相当)が盗まれたと神戸水上署に通報があった。
調べでは、15日に東京都台東区の業者からネックレス2点、16日には東京都葛飾区の業者から指輪2点が盗まれた。同署が窃盗事件として調べている。
同展は業者向けで20カ国の650業者が出店。06、07年も窃盗事件があり警備員を増強していた。』
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投稿者: スタッフ (2008年5月19日 16:51)
帰宅中のホステス狙ったひったくり犯
福岡で帰宅中のホステスを狙ったひったくり犯が逮捕されました。
犯罪者は女性や高齢者、子供など自分より弱い者を狙って犯行を行います。
仮に逃げられたり抵抗されても、腕力や体力で優っていれば犯行がうまくいく可能性が高くなります。
明らかに自分より強そうな人や捕まるリスクの高い状況では犯罪を行いません。
<5月15日17時2分配信 毎日新聞より一部抜粋>
『博多署は13日、中洲などから帰宅中のホステスを中心に狙いひったくりをしたとして志免町別府東2、無職の男(27)=窃盗罪などで公判中=を窃盗容疑で追送検し、捜査を終結したと発表した。
131件(被害総額計1751万円)の窃盗容疑を確認し、裏付けの取れた9件を立件した。
「ホステスなら金を持っていると思った」と供述しているという。
調べでは、男は1月23日午前5時35分ごろ、中央区天神の歩道で、女性(39)が右手に持っていたバッグ(時価9万円相当)をバイクで追い越しざまに盗むなど、昨年1月から今年2月にかけて9件(被害総額128万円)の窃盗をした疑い。
投稿者: スタッフ (2008年5月16日 14:10)
現場用足場など30トン600万円の金属盗
金属盗が流行したのは数ヶ月前でしょうか。
最近はニュースや新聞等で取り上げられることが少なくなっていますが、犯罪件数だけ見れば以前ほど多くはありません。
盗品と知りながら金属を売買していた業者に警察の捜査が入り、盗品の売買ルートが限られてきたことや、防犯対策をとるところが増えてきたのが犯罪件数が減少している要因でしょう。
ただ、油断をしていると思わぬ犯罪被害に巻き込まれてしまう可能性があります。
<5月13日17時1分配信 毎日新聞より一部抜粋>
『佐々町の建設会社が所有する同町皆瀬免の資材置き場から建設現場用の足場一式など金属約30トン(600万円相当)が盗まれていることが12日分かった。
3月15日から5月12日までの間に盗まれたとみられ、江迎署が窃盗容疑で調べている。
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投稿者: スタッフ (2008年5月14日 14:48)
偽名刺でタスポ点検偽り売上金を泥棒。
タスポ(成人識別ICカード)対応のたばこ自販機の点検を装い、売上金と釣り銭を盗んだとして、広島県警福山東署は10日、住所不定、無職男(66)を窃盗容疑で逮捕したと発表しました。
調べでは、男は4月21日午後2時45分ごろ、福山市役所を訪れ、「社団法人日本たばこ協会 システム運営委員」の名刺を職員に示し、「タスポが作動するか確認したい」と言って1階ロビーの自販機の鍵を開けさせ、職員が離れたすきに約5万5000円を盗んだ疑いです。
同署は窃盗容疑で全国に指名手配。
10日午前、京都市南区のスーパーから「タスポ点検に来た不審な男がいる」と京都府警に通報があり、府警南署が身柄を確保しました。
タスポを運営する日本たばこ協会が把握している同種の窃盗事件は、4月25日現在で8件ということです。(5月11日毎日新聞より一部抜粋)
「taspo(タスポ)」はたばこを買う際に成人かどうか識別するICカードを読み取る自動販売機。未成年の喫煙防止が目的で同カードがないと自販機からは購入できない仕組みになっています。
各県によって導入時期が違うようですが、早速点検を装う窃盗被害が発生しています。
わざわざ偽の名刺を用意し、点検を装いながら目を離した隙に売上金を狙う。
この点検を装った窃盗被害は一般家庭などでも多発しています。
その多くは、電気や水道設備などの点検を装い家の中に上がりこみ、一名が外に家人と一緒に見に行く隙に鞄などから現金などを盗む手口です。
又、水道工事を理由にドアを開けさせての強盗被害も発生しています。
勝手に点検して高額な費用を請求する詐欺もあります。
どうしても「点検」と言われて、作業服姿で立たれると信じてしまうのだと思いますが、
うかつに家の中や事務所の中に入れないことが大切です。
頼んでいないのに点検に来ることは通常ありませんから、そうした「呼んでいないのに来る点検業者」にはきちんと身分確認をする、会社に確認するなどを行いましょう。
又、家の場合は一人の時にはドアを開けず、チェーンをつけたまま話をすることも大切です。
投稿者: スタッフ (2008年5月12日 16:25)
阻まれた二重扉に練習積んでリベンジした金属盗
二重扉という防犯対策に1度阻まれた犯行を、練習を積み重ねリベンジを果たした金属盗のニュースです。
<5月9日12時1分配信 毎日新聞より一部抜粋>
『ガスバーナーで切断の「練習」積み
県警捜査3課などは8日、東京都大田区田園調布本町の無職の男(27)=窃盗罪で公判中=ら3人を、窃盗容疑で横浜地検川崎支部に追送検した。
盗んだガスバーナーでフライパンを切断するなど「練習」を積み、1度は二重扉という防犯対策に阻まれた貴金属店に再び侵入していた。
男は「リベンジを果たすためだった。狙ったものは必ず成功させたかった」と供述している。
調べでは、被告らは07年11月29日未明、同区内の工事現場でガスバーナーなどを盗んだ上で、同12月19日未明、バーナーで正面シャッターを焼き切って東京都中央区勝どき2の貴金属店に侵入、指輪など貴金属165点(時価約256万円)などを盗んだ疑い。
この店には同10月にも裏口から侵入を試みたが、二重扉だったため断念。
被告が映画を見て、バーナーを使う方法を思いついたという。
3人は今年2月、横浜市旭区の宝石店で約100万円相当の貴金属を盗んだ疑いで逮捕され起訴。
同課は横浜、川崎両市内などで計22回窃盗を繰り返し、被害総額は約6000万円に上るとみている。』
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投稿者: スタッフ (2008年5月 9日 15:24)
訪問し話し込み、すきみて現金盗む手口 埼玉で多発
埼玉県で、高齢者宅ばかりを狙った親切心を逆手にとる手口で現金を盗み出す窃盗事件が多発しているようです。
<5月8日13時1分配信 毎日新聞より一部抜粋>
『郵便局員や市職員を名乗って高齢者宅を訪問し、玄関口で話し込むうちに現金を盗む手口の窃盗事件が、本庄市内で相次いでいることが分かった。
被害は1カ月半の間に5件に上る。
お年寄りの親切心を逆手にとった手口に、本庄署が注意を呼びかけている。
最近の被害は5月3日。
午後3時ごろ、無職の女性(86)方を男が訪ねてきて、「郵便局の職員です。介護の手紙が届いてますか」などと質問してきた。
女性が「何のことですか?」などと相手をするうち、男は「私の手持ちの1000円札10枚を1万円札に替えてもらえないか」と言い出したという。
女性は親切心から、封筒入りの現金約5万円を持ってきて、玄関先で男の1000円札の束と交換した。女性が1000円札を封筒にしまおうとしてもたつくと、男は「代わりに封筒に入れましょう」と言って札を受け取り、そのまま走って逃げたという。
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投稿者: スタッフ (2008年5月 8日 15:07)
ゴールデンウィークの温泉入浴中に泥棒。800万円入り金庫盗まれる
鹿児島県大口市の田園地域。
このゴールデンウィークの4日の午後2時ごろから同3時半ごろまでの間に家族と近くの温泉に行っていた87歳の男性。
家に戻って見ると、泥棒に荒らされた我が家。
この留守にしていた1時間半頃の間に泥棒被害に遭ってしまいました。
現金約800万円入りの金庫が盗まれていました。
県警大口署は窃盗事件として捜査している。
金庫には現金のほか、預金通帳や印鑑が保管されていました。
通帳から現金は引き落とされていなかったのでしょうか?
いずれにしても800万円もの大金を自宅金庫に保管しておくというのがなんとも無謀なことです。
ほとんどの金庫は防犯ではなく「耐火金庫」・・・つまり「燃えない貯金箱」を思うべきです。
その燃えない貯金箱に800万円もの現金と貯金通帳、印鑑を保管しているとは、泥棒にとってはこれほどの好条件はありません。
金庫ごと持ち去る「金庫泥棒」は、スーパーマーケットやディスカウントストアなどの店舗などでも多発しています。数十キロほどある金庫でも数人ががりで数分で持ち去ります。
ストップウオッチなどを持ち、5分以内に犯行を終えるようにしており、5分経過するともう少しで出口・・といったところまで金庫を動かしていても置いたまま逃げ去っています。
自宅でのこれほどの高額窃盗はおきていないのか・・というとそうでもなく、年に何度か発生しています。
盗まれた金庫は山中などで開けられ、中身だけを持ち去り、放置されることが多いようです。
「金庫を過信しないこと」
この鉄則を店舗・事務所・自宅・・・全ての方が覚えておいていただきたいと思います。
そして、「防犯対策を充分にすること」
防犯カメラ、防犯警報装置、警備システムなどできるところから実施して、「泥棒が入りにくい環境を作る」ことが重要です。
「目、音、光、時間」という泥棒の嫌いな4原則を防犯対策に取り入れることが大切です。https://www.hanzai.net/know/sinri.htm
投稿者: スタッフ (2008年5月 7日 09:44)