今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
店舗兼住宅はセキュリティが厳しくなく「格好の獲物」窃盗250件
住居と店舗が一緒の場所にある場合、
「夜も昼も必ず家には人がいるから泥棒に入られない」「泥棒に入られても物音ですぐに気が付く」と安心している方も多いと思いますが、大阪で店舗兼住宅などで盗みを繰り返していた男が逮捕されました。
「店舗兼住宅はレジなどに多額のお金があり、セキュリティも厳しくなく格好の獲物だった」と男は供述しています。2年間で京都、大阪、兵庫など2府5県で約250件の犯行に及んだと見られます。
店舗兼住居は「人がいるので安心」ではなく、「人がいるから対策が必要」なのです。
人=家族がいつ窃盗犯と出くわすとも限らない状況であることを忘れてはなりません。
むしろ「防犯意識が低い」ということでターゲットにされる可能性があることを忘れてはなりません。
階下の店舗で深夜 ごそごそと物音がする。そんな中で、バットを持って階段を下りていく・・なんていうことは絶対に避けるべきです。
泥棒が入ったということに気がついてしまっても建物の中に入られてしまっていれば家族にも危害が及ぶ恐れがあるのです。
入られる前の対策をすることこそが重要です。
投稿者: スタッフ (2007年3月 9日 09:04)
民家にナイフ強盗団
5日午後8時半ごろ、茨城県の守谷市立沢の男性(73)宅に4、5人の男が押し入り、1階居間にいた男性と長女(50)、長女の夫(55)、長女の娘(19)の4人にいきなりナイフ(刃渡り約15センチ)で切りつけました。
男らは居間にあった現金約6000円入りのショルダーバッグを奪って逃走。
長女の娘にけがはありませんでしたが、男性と長女、長女の夫の3人は顔や手を切られ、2〜3週間の軽傷を負いました。
取手署は強盗傷害事件とみています。
調べでは、男らの多くは黒っぽい覆面をしていましたが、1人は覆面をしておらず40歳ぐらいとみられています。
投稿者: スタッフ (2007年3月 8日 09:18)
夜の洗濯物干しっぱなしの家はだらしなく、無施錠が多い。
泥棒は侵入する前に下見をして侵入する対象を決定します。
基準は「侵入しやすい・人目につかないこと」ここでも「安全性・確実性・容易性」といった点を考慮して犯行対象を決定しています。
福岡県で逮捕された63歳の泥棒が、犯行対象を決定していた理由は
「夜中に洗濯物を干している家はだらしなく、無施錠の場合が多いと思って狙った」
ということ。
この男は福岡、熊本両県で285件の忍び込みを供述、うち102件(被害額約720万円)の裏付けが取れました。
この泥棒、逮捕された当初は余罪に関して黙秘していましたが、
「最近は無施錠の家が少なくなり、この“商売”も割に合わなくなった。年も考えて、泥棒人生はこれ限りにしたい」と余罪に関しても話し始めたということです。
その中で夜間に洗濯物を干している家を狙ったことを供述しているそうです。
同じような話があります。ゴミの日以外にゴミを出していたり、貼られているポスターがはがれかけていても放置していたり、自転車の不法駐車が多い地域は泥棒にとっては狙いやすい地域だということです。なぜなら地域コミュニティがきちんと形成・機能していないということだからです。
やはりきちんとしている家や地域は無施錠もなく防犯意識も高いということなのかもしれませんね。
投稿者: スタッフ (2007年3月 7日 09:05)
新聞の「おくやみ欄」を情報源に、空き巣ねらい。
泥棒は捕まりたくないため無人の家を狙おうとします。
その情報源に新聞の「おくやみ欄」を使用していた泥棒がいました。
葬儀で不在にしている民家を狙う手口で、茨城、栃木、群馬の3県下で計56件の空き巣を繰り返していました。被害額は約3000万円に上るということです。
05年8月〜06年9月の間、新聞のおくやみ欄を基に葬儀や通夜で無人になっている民家を割り出し、窓を割るなどして侵入。貴金属などを盗み、東京都内のリサイクルショップで売却していました。
水戸、土浦市のほか、宇都宮、前橋市などにも出向いていたということです。
以前別の泥棒は、新聞配達所に勤めていて、「旅行などで短期に新聞を止める」という情報を入手して犯行に及んだということがありました。
郵便受けに新聞が溜まっているのは留守だということが建物外部から判明するので避けていただきたいのですが、こんな事例を聞くとちょっと躊躇してしまいますよね。
いずれにしても「無人であること」が泥棒などにわからないようにすることが大切です。
□ 洗濯物を夜遅くまで干したままにしない。
□ 郵便物や新聞が溜まったままにしない。
□ 夜遅くになっても外灯や室内照明がつかず真っ暗な状態にしない。
投稿者: スタッフ (2007年3月 6日 09:05)
盗難キャッシュカードによる不正引き出し
金融庁が1日、盗難キャッシュカードによる預金の不正引き出し被害の状況を初めて公表しました。
06年4月〜12月の被害件数は5325件(前年同期比28%増)に達しました。ただ被害額は23億5800万円で、前年同期比26%減ということです。
各金融機関がATMの利用限度額を引き下げた影響や窓口での本人確認等の徹底を行った成果とみられています。
確かにキャッシュカードを盗難に遭ったとしても、お金を引き出されなければ深刻な被害にはなりません。盗まれても使わせないように金融機関などともさらに連携した対策が必要だと思われます。
ATMや窓口での多少の不便さは我慢しなければこのような犯罪は少なくなりません。
国民全員が少しずつでも意識し、協力することができればもっと効果的でしょう。
投稿者: スタッフ (2007年3月 2日 19:15)
寺から屋根の吹き替え中の銅板、墓からは線香皿が盗まれる
世の中こんなものが盗まれるなんて・・ということがここ数年で急増しています。
このブログでもご紹介していますが、金属高騰による金属盗難で、よく思いついたな!と感心するほどです。
・28日午前10時20分ごろ、小田原市のお寺で、屋根の張り替えのため地上約4メートルの鉄骨足場の上に積んであった銅板80枚(計約14万円相当)がなくなっていた。。同市内では12〜13日も公衆トイレの屋根の銅板約120枚が盗まれていた。
・24日午前11時ごろ、川崎市の霊園内で、墓参りに来た男性が墓石前のステンレス製線香皿(縦18センチ、横8センチ、深さ2センチ)がないことに気付き、管理事務所に連絡。職員が26日に調べ、線香皿約200枚(40万円相当)がなくなっていることが分かった。
投稿者: スタッフ (2007年3月 1日 17:02)
今度は運送会社敷地から鉄板180トン。
先日は「半鐘」が盗まれましたが、今度は「鉄板」でした。
愛知県津島市莪原町の運送業の敷地内で、保管していていた鉄板(縦約6メートル、横約1.5メートル)約100枚(被害額約1900万円)が盗まれていたことが22日、分かました。
鉄板1枚約1.8トンで被害に遭った総重量は約180トン。
鉄板は、大型車が作業現場を通行する際に使用するもので、屋外の敷地に山積みされていました。
19日午前8時から20日午後8時までの間に、敷地内に止めてあった同社のクレーン車が勝手に使われた形跡があり、この間に、被害に遭ったとみられます。
作業現場から戻った男性社員が発見し、21日に被害届を提出。
敷地内に防犯装置は設置されていませんでした。
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投稿者: スタッフ (2007年2月23日 11:15)
150件、3千万円の被害。中国・日本人の混合窃盗団
中高層のマンションを中心に、近畿、中部の二府六県で空き巣を繰り返したとして逮捕された中国人と日本人からなる窃盗グループの九人。
警察が確認しただけで、被害は約百五十件、総額は約三千万円に上るということです。
偽造パスポートなどで日本に入国し、大阪市内のマンション数軒を拠点に、空き巣を繰り返していました。
犯行の手口は・・というと、
・民家に、トイレの高窓のガラスを割るなどして侵入。
・無施錠の窓を探す。
・サムターン回しやピッキングなどの特殊開錠用具を使って室内に侵入。
・犯行の際、日本人の自称・元暴力団組員(31)=同=が車を運転して現場周辺を案内し、三-四人が実行役と見張り役を分担、室内の明かりやインターホンなどで不在を確認し、侵入。元組員が〇六年三月に逮捕された後は、電車で移動。
・現金のほか、貴金属やパソコンなどを盗んでは、闇ルートに流していた疑いもある。
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投稿者: スタッフ (2007年2月21日 09:27)
公衆浴場の脱衣場荒らしで1040万円。
銭湯の脱衣場荒らしをしていた無職の女(48)
05年10月から06年11月にかけ、大阪や愛媛などの公衆浴場ばかりを狙った30回近い盗みでの被害総額は
なんと約1040万円相当というから驚きです。
手口はいたってシンプル。
入浴客を装い、まずは獲物を物色。
“あたり”をつけた客にさりげなく近付き、髪を洗うなどのスキを見て、ロッカーの鍵を奪取。
ロッカーの鍵を開けて盗み終わると、何食わぬ顔で浴場を後にしていたということです。
財布の中のお金などを盗んでどうしたら1040万円になるのか?と思いきや、1件で880万円分を盗んでいたこともあったようです。
昨年7月1日午後4時ごろ、大阪市浪速区の健康ランドで、同市に住む60代の女性客のロッカーを荒らしたところ、出てきたのは高級ブランド、カルティエの腕時計やダイヤモンドの指輪など総額880万円!!。
1度にして“金銀財宝”を手にした女でしたが、「宝石を売ると足がつく」と、換金せず、自分で使用。
コソ泥らしからぬセレブな身なりで、コツコツとその後も目先の生活費を稼ぐため、各地を転々とし、銭湯荒らしを続けたということです。
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投稿者: スタッフ (2007年2月20日 09:40)
全国でこんな銅製品も被害を受けています。
銅価格の高騰の影響で、全国で銅製品の盗難被害が止まりません。
静岡県では、17日午後1時10分ごろ、南部町十島の金属製造業「日本軽金属株式会社」の富士川第一発電所で、廃材置き場にあった長さ1・5メートル、直径13センチ、重さ10キロの銅線8本(計1万4000円相当)(発電所のコイルとして使用していたもの)を軽トラックに積み込んでいるところを男性従業員が発見し、逮捕。「売ってお金にしたかった」と供述しています。
又、長崎県では16日、唐津市鎮西町申浦の海岸に設置してあったステンレス製の防潮扉3枚が15日までに盗まれました。扉は幅1メートル高さ80センチのものが2枚、幅3メートル高さ90センチのものが1枚。設置場所は約600メートルの範囲内という。被害額は計約170万円。防潮扉の盗難は愛媛県などでも報告されているます。
茨城県では17日午前7時45分ごろ、下妻市樋橋の樋橋公民館敷地内で敷地内にあるはしご(高さ約5メートル)の上部に設置された銅製の半鐘1個(縦50センチ、直径40センチ、重さ約20キロ、10万円相当)が盗まれたことが判明しました。県内では常総、つくば、筑西市で半鐘が盗まれる事件が相次いでいます。
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投稿者: スタッフ (2007年2月19日 10:05)
