今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
泥棒は自分で捕まえる! 自宅の防犯カメラを遠隔確認して通報
島根県警松江署は20日、松江市、無職の男(78)を住居侵入と窃盗の疑いで現行犯逮捕した。
逮捕容疑は20日午前10時35分ごろ、市内の50代男性宅に侵入し、530円相当の冷凍食品など4点を盗んだ疑い。
同署によると、男の侵入時、男性や家族は外出中だったが、防犯カメラの映像を遠隔で確認し、同署に通報。駆け付けた署員が家から出てきた男を現行犯逮捕したという。
<6/20(火) 16:54配信 中国新聞デジタルより>
自宅に侵入した泥棒を、外出先から防犯カメラの映像を確認し、警察に通報して逮捕されました。
警備員の駆けつけや他人に頼らない、まさに自分で自分の身を守った事例と言えます。
弊社の遠隔監視システムi-NEXTでも同様の機能があります。
自宅を離れた外出先からiPhone、iPadで防犯カメラの映像を確認し、泥棒を見つけたら自分で警察に通報する。
泥棒を自分で捕まえると言っても自分で捕まえに行くのではなく、自分で映像を確認し、警察に通報、現場の確認を依頼するのです。
いずれにせよ泥棒に入られたら警察には通報することになります。
早期に泥棒を発見でき(早期発見)、現場に駆け付けてもらい(初期対応)、逮捕されたことで被害を最小限に抑えることにつながります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2023年9月15日 09:04)
ギョーザ店、焼き肉店 無人店舗の窃盗被害相次ぐ
札幌で、また無人の販売店が狙われました。今日ドキッ!で先週、ギョーザの店の盗難被害をお伝えしましたが、新たに肉の専門店でも被害があったことが分かりました。犯行の瞬間です。
未明の無人販売店に黒いフードをかぶった男が入ってきます。男は、レジを操作することなく商品をそのままリュックサックに...。
さらに、レジの横にあった「チジミのたれ」も...。結局、5400円の代金を支払うことなく店を出ていきました。
記者
「こちらの店には商品ケースの上など、5か所に防犯カメラが設置されていて、24時間稼働しているということです」
窃盗の被害にあったのは、札幌市北区の「おウチDEお肉 新琴似店」で、先月28日未明、冷凍の唐揚げや焼き肉用のカルビなど5400円分の商品が盗まれました。
3日後の今月1日には、中央区にある同じチェーン店の「山鼻店」でも、窃盗の被害がありました。
午前0時ごろの店です。男は入店すると、手際よく冷凍庫から商品を取り出します。そしてレジでいきなり、商品を袋に詰め込みます。
結局、男がレジで会計をしたのはソーセージひとパックのみで、「牛肉のユッケ」や「牛タン」などおよそ1万円分はレジを通さず、そのまま店を出ていきました。同じチェーン店に入った2人の男です。
新琴似店の男は、ジーンズにスニーカー、山鼻店の男は、スーツ姿で服装や顔などから違う人物に見えます。
一方、北区新琴似の肉の無人販売店が被害にあった同じ日の、同じ時間帯に西区宮の沢のギョーザの店でも被害がありました。
ギョーザの店では、1万7700円分の商品が盗まれました。
肉の無人販売店との距離や犯行時間帯などから、この日の2つの事件は別の人物の犯行とみられています。
札幌で先週、相次いで起きた無人の販売店を狙った窃盗事件。被害にあった店の1つは、すでに警察に被害届を出し、残る2つの店も近く被害届を出す予定です。
<4/5(水) 22:13配信 HBCニュース北海道より>
無人販売店での窃盗事件が相次いでいます。
その多くの店では防犯カメラが複数台設置されているのも珍しくなく、犯人が商品を盗む様子が度々テレビ等で流されています。
防犯カメラの映像から犯人が特定、逮捕につながったケースも多いと思われ、防犯カメラの効果を発揮したと言えます。
一方、犯行後の犯人逮捕には役立ったものの、犯行発生を未然に阻止できたか、という点の検証は難しいと思われます。
例えば、防犯カメラの存在に気付き、犯行をあきらめた、別のターゲットを探すために店から出て行った、そのような様子が頻繁に映っていれば、抑止効果があったと言えます。
客なのか、泥棒なのか、入店の段階ではどちらかを判断できません。
会計を済まさずに商品を店の外に持ち出す、盗んだ段階で初めて泥棒になるからです。
防犯カメラだけでは犯罪は防げない、と防犯カメラ+αの防犯対策を勧めることが弊社でもあります。
ただ、その意味は防犯カメラは効果がない、というものではありません。
防犯カメラだけで犯罪を防止できる、実際にできている環境もあるからです。
防犯カメラに求める効果が違うのです。
事後の犯人特定のための効果を求めるのか、事前の犯行抑止効果を求めるのか。
業種や取扱商品等によっても効果も変わってきます。
この業種にはこの対策、と簡単には決めることが出来ません。
それぞれの状態に合わせた最適な防犯対策を考えるべきです。
そのご提案は防犯のプロであるセキュリティハウスにぜひご依頼ください。
投稿者: 総合防犯設備士 (2023年5月19日 10:18)
防犯カメラがある現場での犯罪者のリスク
ダンスの練習などに使われる都内のレンタルスタジオ。先月20日の午前5時前、帽子をかぶった人物が現れる様子が防犯カメラに映っていました。
大きな音をたててなにか作業したあと、わずか2分ほどでその場を去りました。この人物が行っていたのは"窃盗"だったのです。
警視庁はスタジオの売上金2万7800円を盗んだとして、会社員(31)を、窃盗などの疑いで逮捕しました。
被害にあったレンタルスタジオは無人で運営されていて、客が現金で利用代金を支払う場合、スタジオにある「集金ボックス」に入れる仕組みにしていたといいます。先月20日、容疑者はこの集金ボックスを壊して盗んだとみられています。
担当者
「不審な人物が明け方に入って、ポストをこじ開けて中をとっているのがあったので、警察に通報しました」
実はこの会社では、今月4日にも、今回被害にあった店舗や、別店舗でも、同様の被害にあったということです。警視庁は、この窃盗事件についても大山容疑者が関与しているとみて、調べを進めています。
容疑者は調べに対し、「コロナの関係で仕事が回って来ずお金がなかった」「出入りのシステムを知っていたから狙った」と容疑を認めているということです。
<2/9(木) 18:57配信 日テレNEWSより>
防犯カメラによって窃盗犯が逮捕されました。
この事実を報道し続ける、言い続けることで、犯罪を計画した者がその場での犯行をあきらめるケースは必ず増えると思います。
逆に言うと、この情報発信や機会が少ないため、良からぬ考えに及んだ者が、防犯カメラがついているにもかかわらず犯行を行い、そして結果として逮捕されるパターンが繰り返されているのかもしれません。
普通に自分が泥棒などの犯罪者だったとして、防犯カメラがついているところでの犯行はリスクが高いことは分かるはずです。
仮にサングラスや帽子などで変装したとしても、自分が犯行を行っている様子がニュースに流れ、全国の人が目にする。
その中に自分をよく知る家族や友人、知人がいないとは限らないからです。
餃子をはじめとする無人店舗での窃盗事件が頻繁にニュースで紹介されています。
無人店舗の場合、ほとんどの現場には防犯対策としての防犯カメラが存在し、犯人が商品や現金を盗む様子が詳しく映っています。
あの映像をテレビなどで見た犯人はどのように感じるのでしょうか。
防犯カメラの存在に気付かなかったのか、それともそこまで綺麗な映像になるとは思っていなかったのか、どちらにしても間抜けな犯人だなと毎回感じています。
狙うにしても防犯カメラがないところを狙えば自分が捕まる可能性は減るのに、と考える人が多いと思うのですが。
防犯カメラがあれば犯人逮捕につながる、これを犯罪者にまで周知させることで、防犯カメラが犯罪の抑止力としてさらなる効果を発揮することでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2023年3月10日 09:03)
防犯カメラのない女性用脱衣所が狙われる 自作の合鍵使ってカード窃盗
温浴施設の脱衣所のロッカーからクレジットカードを盗んだとして、警視庁は、中国籍の女(47)と日本人の54歳と49歳の男2人の計3人を窃盗容疑で逮捕し、12日発表した。
同庁は、3人が防犯カメラのない女性用の脱衣所を狙って自作の合鍵でロッカーを開けていたとみて調べている。
国際犯罪対策課によると、3人は共謀して8月20日午後7時15分~同8時45分ごろ、東京都内の温浴施設の女性用の脱衣所で、ロッカー内にあったクレジットカード計5枚を盗んだ疑いがある。
女は自作した合鍵一つで複数のロッカーを開けていたという。男2人は女の送迎役だったとみられる。
また同課は、このカードとは別に3人が盗んだとみられるカードを使い、石川県内のドラッグストアで錠剤など計10点(販売価格計1万7720円)を購入したとして、別の日本人の56歳と47歳の男2人も12日までに詐欺容疑で逮捕した。
同課は今回逮捕した計5人の関係先から計13枚のクレジットカードを押収。5人が盗みをするグループとカードを不正利用するグループに分かれ、1億円以上の不正な買い物を繰り返していたとみている。
同課はいずれの認否も明らかにしていない。
<10/12(水) 18:00配信 朝日新聞デジタルより>
男性用・女性用問わず脱衣場や更衣室の中に防犯カメラを設置することは、盗撮やプライバシー侵害、映像流出の危険性を考えると難しいかもしれません。
しかし、出入口付近に設置し、盗難事件等が発生した際、犯行時間に出入した者の顔が確認できるようにすべきでしょう。
ここ二十年ほどの間に、一般の人の中で防犯カメラに対する不信感や嫌悪感はかなり減っていると思います。
カメラの存在は盗撮などの悪いイメージではなく、犯罪の抑止力に役立つという良いイメージを持っている人が多いでしょう。
何か事件が発生すれば、まず現場に防犯カメラが設置されていたかが注目され、そして存在すれば犯人が映っていないかが警察の捜査における重要なポイントとなります。
防犯カメラへの依存度が高まっていますが、カメラがあるから全ての犯罪に対して安心という油断も禁物です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2022年11月11日 11:17)
防犯カメラと防犯システム(センサー) 特徴と効果
2日、岐阜県土岐市の釣り堀で、店内にあった現金などが盗まれる被害がありました。それ以上に深刻だったのは魚の大量死。3000匹の魚の死を前に、店長が悲しみを訴えました。
つりぼり本舗の店長:
「大事にね、5年間育ててきたやつだから、何にも言えないよ。どうしたらいいんだろうとしか言えない」
死んだ魚を前に涙を流す、土岐市のつりぼり本舗・店長(48)。2日午前9時半ごろ、営業のために店に来たところ、大量の魚が浮いていたといいます。
店長:
「そこから入ってきて、見たらもうこの状態。エアーとかは止まってた」
裏口のガラスが割られ、何者かが建物内に侵入。物置が荒らされ、募金箱の数千円と防犯カメラ映像を記録するハードディスク、それにWiFiルーターが盗まれました。しかし...。
店長:
「そちらの被害はたかが知れているので、鯉と比べたらそんなものはどうでもいいんですよ、ぶっちゃけちゃえば。これを殺された方が悔しいから、これはやっちゃいかんと思うんだよね、本当に...」
死んだのは大切に育てた鯉や金魚やチョウザメ、合わせておよそ3000匹。
防犯カメラを止めるためだったのか、電気メーターの配線が切られ、いけすの「ろ過機」などすべての設備が停止。酸素が供給できず大量死につながりました。
店長:
「命あるものなんだから、その命が大事というのを分かってもらいたい。僕としては従業員だから、従業員を殺されたのよ、だからちゃんと償ってもらいたい」
釣り堀にとって、夏休みやお盆の時期はまさに書き入れ時。今年は行動制限もなく、多くの人を迎えようとしていました。
店長:
「この大きさになってくると、安く見積もって魚代だけで500~600万円くらいかかるかな。コロナで赤字だったし、無一文になっちゃったからどうしようかなと」
店長は多治見警察署に被害届を提出。警察は窃盗事件として捜査しています。
<8/4(木) 17:36配信 東海テレビより>
侵入者は防犯カメラが設置されているのは知っていたのでしょう。
配線を切り、映像を録画できなくし、そして映像が記録されているハードディスクそのものを盗み出すという犯行です。
事後に働くシステム、侵入されてから侵入者をカメラで記録する対策では、残念ながら未然に被害を防ぐことができず、被害の拡大も防げないケースがあるということです。
建物内へ侵入される前、つまり敷地内への侵入段階で働くシステム(侵入者を威嚇・警告する)が効果的でしょう。
防犯カメラと防犯システム(センサー)、どちらも防犯対策ですが、効果や機能はそれぞれ異なります。
防犯対策の特徴と効果
- 共通・・・設置されていることを強調すれば、侵入者にその場での犯行を思い留まらせて(抑止)、別のターゲットに移させる
- 防犯カメラ・・・侵入者の映像を記録することで、犯人特定、犯行の証拠にも役立つ
- 防犯システム(センサー)・・・侵入者を検知すると警報機器がその場で鳴動(威嚇)、周囲に犯行を知らせて継続を阻止し、侵入者をその場から追い払う(撃退)
どちらの方が優れているとか、望ましいというものではなく、状況や設置先のニーズ等に応じて使い分ける必要があります。
当然ですが、どちらも併用すれば、より効果を発揮し、侵入者にとって最も犯行を行いにくい環境の一つとなることでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2022年9月22日 14:09)
犯カメラの過信は禁物? 傘で顔隠したバイク泥棒
兵庫県姫路市にある集合住宅の駐輪場に設置された防犯カメラの映像です。
27日の深夜、黒いバイクが運ばれていきます。"バイク泥棒"です。バイクを盗まれた男性は、この映像を見て、"ある違和感"を覚えたといいます。
被害に遭った男性:「雨が降っていないのに、傘を差して」
映像を確認すると、駐輪場にやってきた2人組は、1本の傘に体を寄せ合っています。しかし、この時、雨は降っていませんでした。
被害に遭った男性:「不自然ですね、明らかに。うまいこと、カメラでは見えないんですよ。首より下は見えているんですけど、本当にうまいこと、顔だけが隠れていて、傘で。だから、これはプロだな、みたいな感じでしたね」
バイクを盗んだ2人組は、事前に駐輪場を下見して、防犯カメラの位置を確認したうえで、傘で顔が隠れるように、犯行に及んだ可能性があるといいます。
被害に遭った男性:「正直、防犯カメラがあるというのが、めちゃ心強かったので。(カメラを)過信しすぎていました」
盗まれたバイクは、1990年代に人気を博し、現在は生産されていないモデルだといいます。
被害に遭った男性:「とりあえず、僕のバイクを返してほしいですね」
男性は、警察に被害届を提出したということです。
(「グッド!モーニング」2022年6月3日放送分より)
<6/3(金) 12:22配信 テレビ朝日系(ANN)より>
現場に設置されている防犯カメラの台数や取付位置、角度などによってカメラに死角が生じてしまい、大事な場面が撮れていないということがあります。
今回のバイク泥棒は、事前に現場の下見を行い、防犯カメラの位置を確認し、自分たちの顔が映らない角度も考えた上で、犯行当日傘で顔を隠しています。
出来るだけ死角をつくらないように防犯カメラを設置するには、相当の台数が必要になります。
基本は、最も重要な箇所、一番守りたい物が映る箇所に設置します。
せっかく大金を掛けて防犯カメラを設置しても、適切な位置ではないと、最高のパフォーマンスを発揮できません。
この辺りの知識や経験が豊富な防犯設備士、総合防犯設備士の資格を持った防犯のプロ(セキュリティハウス)に任せましょう。
防犯カメラが設置されていると、安心する人も多いと思います。
逆に一般市民の敵である犯罪者にとっては、やっかいで邪魔な存在です。
ただ、犯罪を100%防ぐことができるとは限りませんから、防犯カメラを過信するのは禁物でしょう。
犯罪者によっては、防犯カメラに自分の顔や姿が映ることも承知の上で犯行を行う者もいます。
例えば、宝石貴金属や大金を盗むことができる可能性が高い場合、多少のリスクは仕方がないと判断することもあります。
しかし、防犯カメラが設置されているだけで犯罪の抑止力となり、その場での犯罪が未然に防がれているケースもあるでしょうから、効果がないとは言えません。
防犯カメラに加えて、侵入者を検知するようなセンサーや警報システムの設置、さらにはボランティアや職員、警備員などの巡回やパトロールなどを行うと、犯罪者にとっては非常に犯行を行いにくい環境となります。
逆に自分が犯罪者になった場合として考えると、非常に分かりやすいのではないかと思います。
投稿者: 総合防犯設備士 (2022年6月10日 09:00)
花泥棒 防犯カメラが犯人捉えるも被害届は出さない・・・
今月9日、大阪市の会社から赤いシクラメンが盗まれた。防犯カメラが窃盗の瞬間を捉えていた。
午前1時ごろ、会社の敷地に現れた1人の人物。人気のない敷地で、一直線に向かったのは、たくさんの植木鉢が置かれた玄関だ。迷うことなく1つの植木鉢に手を伸ばすと、そのまま持ち去っていく。およそ15秒の出来事だった。
盗まれたのは赤いシクラメンで、ピンクのシクラメンとともに、この会社で今年1月から大事に育てられていたものだ。さらに、犯行直後、別のカメラには、同じ人物がシクラメンを荷台に乗せ、自転車を押す様子が映っていた。よく見ると、前のカゴにも植木が乗せられている。
被害を受けた会社の社長は「出社して、社員が毎日水をあげて大切に育てていた。(花が)ないぞって大騒ぎになった」と話す。別のカメラが捉えた映像には「うちの前に他の被害者がいるように見える。そこらへん軒並み(盗みに)いっているんでしょうね。常習犯の仕業かな」と語った。警察に相談はしたものの、捕まる可能性が低いことから被害届は出さなかったという。
「自分で買った花と、盗った花、そこに置けば色は一緒なんで。あとは本人のお気持ち次第じゃないですかね。枯らさないように咲かせてくれたらいいんですけど」
<3/12(金) 21:11配信 ABEMA TIMESより>
犯人が防犯カメラに映っているため警察に相談するも、捕まる可能性は低いと答えたことから被害届を出さなかったということですが、ということはこの犯人がこの窃盗事件で捕まる、罰せられることはないというでしょうか。
例えばこの犯人が別の窃盗事件で捕まり、事情聴取の中で別の事件への関与、つまり余罪があることを示した場合にのみ刑罰が重くなるなどの影響があるということでしょうか。
警察が捕まる可能性が低いと判断する理由は何でしょうか?
被害に遭ったのが植木鉢1つで少額だからか、防犯カメラに映った犯人の映像が不鮮明で特定できないからか、警察の人手が足りずこの程度の事件は捜査できないのか。
捕まる可能性が低いというのは警察にとっての本音のように思いますが、一般の市民目線からすると、正直がっかりした気持ちになります。
自分が被害者になった場合、警察からは必ず犯人を捕まえると言ってほしいわけではありませんが、そもそも真剣に捜査しようとは考えていないように感じます。
被害者にとっては大切な所有物が盗まれたわけです。
被害届を出さなければ加害者が捕まらないということになれば、単純に被害者が損をしただけになってしまいます。
被害者が損をしたり、不利であったり、逆に加害者が得をしたり、有利であったりする状況や仕組み、体制などは改善すべきではないでしょうか。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年3月25日 14:04)
映画「オーシャンズ8」を見て
先日、テレビでオーシャンズ8という映画を見ました。
オーシャンズシリーズは、俳優のジョージ・クルーニーを始め、豪華キャストが泥棒に扮し活躍する映画だということは知っていましたが、今回同シリーズを初めて見ました。
オーシャンズ8はその女優版とも言える内容で、サンドラ・ブロックが演じた主人公は、ジョージ・クルーニーの妹という役柄であり、その他にもアン・ハサウェイやケイト・ブランシェットなど、最近の映画事情に疎い私でも知っている有名女優が多数出演し、非常に華のある映画でした。
彼女たちのターゲットとなる侵入先には、当然ながら防犯カメラが多数設置され、そして警備員も多数常駐し、重要な部屋はセンサーが張り巡らされるなど、非常にセキュリティの厳しい環境にあります。
その中で防犯カメラシステムは防犯対策の鍵となるものでしたが、そのカメラの死角をついた犯行を行い、まんまと宝石を盗み出すことに成功していました。
その死角となる場所は女性トイレの前で、その中まで映すことは、当然ですが防犯以外の問題があるということであえてそうしていました。
あくまでも映画の中の話ですが、あれだけの厳重な警備体制であっても死角が存在することを考えると、完璧な防犯対策というものは本当に難しいことが分かります。
映画自体はスリリングな展開というよりも痛快な内容で、映画を見た後には気分がすっきりするようなものでした。
他のシリーズも同じように楽しめる内容だと思いますので、もしテレビ等で見る機会があればぜひ鑑賞して下さい。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年9月 4日 16:28)
勤務先からコピー機の給紙トレー盗んだ男逮捕
勤務先の業務用コピー機から給紙トレーを盗んだとして、兵庫県警姫路署は7日、窃盗の疑いで同県姫路市の会社員の男(38)を逮捕した。
同署の調べに容疑を認め、盗んだトレーは「ネットオークションで売って現金化した」と話しているという。
逮捕容疑は5月11日午前6時40分ごろ、同市内の会社事務所で、トレー2点(時価6万円相当)を盗んだ疑い。
同署によると、事務所内の防犯カメラに、トレーを両手で担いで歩く男の姿が写っていた。この事務所ではこれまでにパソコンなどもなくなっているといい、関連を調べる。
<7/7(火) 11:51配信神戸新聞NEXTより>
勤務先のコピー機から給紙トレーだけを盗んだ男ですが、事務所内の防犯カメラにトレーを両手で担いで歩く姿が映っていたという、非常に間抜けな結末です。
勤務先なら防犯カメラが設置されているかどうか分かっているはずなのにおかしな犯人です。
多額の現金等であれば、急によからぬ気持ちになり、衝動的に盗んでしまうということもあるでしょうが、コピー機の給紙トレーですからそれはなさそうです。
対外的な犯罪に効果のある防犯カメラシステムですが、予測しない対内的な犯罪にも役立つ便利なシステムです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年8月28日 14:22)
見守りカメラ
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年4月 3日 14:54)
