今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
運送会社の金庫から1500万円盗まれる 元従業員の男逮捕
運送会社の金庫から1500万円を盗んだとして、三島署は17日、窃盗の疑いで、沼津市筒井町、無職の男(56)を逮捕しました。
男は「カネに困ってやった」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は、9日午前4時半ごろ、三島市内の会社事務所の入り口から忍び込み、金庫から現金1500万円を盗んだとされます。
同署によると、男は元従業員であることから、金庫の鍵の場所を把握しており、人の少ない時間を狙って犯行に及んだという。
事務所に設置された防犯カメラから男の犯行が発覚し、同署が自宅を捜索したところ、盗まれた現金が一部を除いて見つかったという。
<産経新聞10月18日(木)7時55分配信より>
金に困ってやったという元従業員の男の供述ですが、犯行を思いついたのは会社を辞める前でしょうか、それとも後でしょうか。
会社を辞めさせられ、その腹いせにという動機も考えられますし、就労時からその会社の警備の薄さなどを感じていたのかもしれません。
ただ、防犯カメラが設置されていることは当然知っていたでしょうから、そこから自分の犯行が疑われると考えなかったのは不思議です。
1500万円という大金に目がくらみ、理性を失ったのかもしれません。
それにしても運送会社の金庫に保管されていた1500万円という現金に驚きます。
どの位の規模の運送会社かは分かりませんが、常時そのぐらいの金額を置いているものでしょうか。
運送会社ということで運賃の現金徴収が多く、業種的に現金が多く集まるのかも知れません。
毎日、金融機関に預け入れるのは面倒だということで、週に1度や月に1度など、まとめて処理しているというところも多いかもしれません。
その場合、預け入れるまでは現金を金庫に保管するということになります。
この金額が多いほど、厳重な防犯対策が必要だと言えます。
金庫に預けているから安心、という時代ではありません。
数十キロ、百数十キロもある重量金庫が、複数人で運び出し、トラック等で持ち去るという手口が当たり前になっています。
単独犯がその場で金庫を開けようと苦労する、時間が掛かり盗むのはあきらめて逃げるというケースの方が少ないでしょう。
金庫というものが、効果的な防犯対策とは言えない状況です。
金庫+アルファの対策が必須です。
防犯カメラは言うまでもなく、敷地内への侵入を検知する防犯センサー、建物内への入退室管理システムなど、いくつかの防犯対策を組み合わせ、犯罪者の居心地の悪い、犯罪を犯しにくいと思わせる環境を意図的に作り上げることが効果的な防犯対策となります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2012年10月22日 16:47)
盗難多発で保険に加入できないオートバイ
30年前に生産を終了したホンダのオートバイ「CBX400F」(400cc)の盗難が相次ぎ、所有者が盗難保険の加入を拒否される事態となっています。
今も市場では発売当時の10倍の価格で取引される人気車で、盗難率も他車種の3倍との情報もあります。
全国のバイク盗難件数は昨年で約6万7000件に上っていますが、特定車種のみが保険加入できないのは異例です。
中古バイク専門店などによると、CBX400Fは40歳代のファンを中心に根強い人気を誇ります。
人気絶頂の頃に生産が終了したことで希少価値が高まり、古いブランド車に乗るようなステータス感も生まれているといい、生産当時の販売価格48万円が、現在は平均で150万円前後。
状態の良いものだと500万円で売買されています。
盗難も全国で多発しているとされます。
車種別の盗難件数の統計はありませんが、車台番号が改ざんされて転売されたり、解体されて補修部品にされ、ネットオークションに出品されたりして出回るケースが多いという。
バイクの盗難保険を取り扱うロードサービス会社大手「JBR Motorcycle」(名古屋市)によると、CBX400Fに乗る顧客が盗難に遭う割合は一般車種の3倍で、昨年には、提携先の損保会社から、この車種についての盗難保険契約を拒否されたようです。
保険加入できない車種はほかにはほとんどなく、JBR社関係者は「CBXに乗る人のほとんどは保険に加入できない状態」と話します。
<読売新聞9月6日(木)15時5分配信より>
他の車種に比べ盗難に遭う危険性が3倍という、泥棒に大人気のオートバイが盗難保険の加入を拒否されるという異例の事態になっているということです。
ほぼ同じ保険料で保険に加入してもらっても、被害に遭う可能性が3倍ということでは、保険会社としてもメリットがないという判断でしょう。
保険会社も利益を上げるために行っている商売ですから、損になる危険性が高いと分かっていることは避けるのが当然です。
30年前に生産終了し、当時の販売価格から現在は3倍近くの価格で取引され、状態のよいものなら10倍以上の価格になるというオートバイのようです。
保険の場合、時価での補償ということになりますから、今の価格3倍が保険金で支払われているのでしょうか?
これだけ人気の車種なら、メーカーの方で生産を再開すればよいのでは?と考えるのは素人の考え方でしょうか。
採算が合わない、特殊な技術が必要、部品の生産が終了している、30年前のものだからこそ人気が高い(今生産しても別物になる)など、理由はあるのでしょう。
もし生産を再開し、誰でも自由に低価格で手に入れることができるようになれば、盗難率も下がるのでは?と思ったのですが、そんな単純な話ではないのかもしれません。(30年前の物が狙われ続けるのは変わらないかもしれませんし)
ファンの間で人気が高まる ⇒ 泥棒に狙われる ⇒ 価値が上がり、さらに人気が高まる ⇒ さらに泥棒に狙われる、という悪循環を繰り返しているような感じです。
純粋にそのオートバイが好きな所有者としては、期待もしていないのに勝手に価値が上がり、泥棒にも狙われやすくなるというのは一方的で迷惑な話です。
しかも保険にも加入できないということですから、本当にそのオートバイを守るのは自分しかいません。
盗まれないように工夫し、その対策を講じるしか方法はありません。
ワイヤーロック、チェーンロック、ハンドルロックなどありますが、オートバイごと盗まれる可能性もあります。
半屋外ではなく、シャッター内に保管する、防犯カメラも設置し、オートバイを動かせないように固定するなどいくつかの対策を併用する必要があります。
おそらく一つの対策だけでは、多くの泥棒から守ることはできないでしょう。
オートバイを盗みだすのは大変、侵入するのは大変だと思わせる環境をつくらなければなりません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2012年9月11日 10:20)
美術館から刀盗む 防犯カメラ映像より元大学教授逮捕
元大学教授が窃盗です。
岡山県の田中美術館から展示品の模造刀を盗んだとして、広島県の福山大学の元教授の男(65)が逮捕されました。
男は2月19日、展示されていた騎馬像から長さ1メートルほどの模造刀を抜き取った疑いが持たれています。
男は美術館の防犯カメラに映っていて、警察が情報提供を呼びかけていたところ、25日に出頭し逮捕されました。
警察の調べに対し「台座に上り刀を抜き取って、服に隠し持ち出した」と容疑を認めているということです。
<TBS系(JNN)3月26日(月)13時38分配信より>
美術館というのは大抵厳しい警備体制が敷かれています。
防犯カメラ、防犯センサーがそれぞれ複数台設置されており、さらに警備員が複数名常駐し、巡回しているのも珍しくありません。
そのような状況下において、美術品類を盗みだすのは至難の業です。
玉砕覚悟で盗み出すことはできても、防犯カメラの映像が基で、自らの犯行が発覚し、最終的には逮捕されるリスクが多いにあります。
普通の店舗や事務所であれば、防犯カメラだけで防犯対策としては充分かもしれませんが、美術館となると話は違ってきます。
今回盗まれた模造刀の金額的な価値は明らかになっておりませんが、例えば高価な絵画ですと、数千万円、数億円の価値があるものもあります。
そういった物を置いている場合は、一般的な防犯対策+アルファの対策が必須です。
犯罪者側も防犯センサー+防犯カメラ+警備員ぐらいの防犯体制は想定の範囲内ですから、それ以上の対策が求められます。
犯罪者から見れば、数千万円という一獲千金の獲物がいる訳ですから、相応の危険性は承知の上での犯行です。綿密に計画を立て、実行するはずです。
今回逮捕された男は、どちらかというと衝動的な無計画な犯行と言えます。
プロ(玄人)というよりも素人の犯行ですから、防犯カメラの映像が基であっさりと逮捕されています。このような犯行ばかりであれば、対策を行う側も楽なのですが、現実にはそうではありません。
上記のような防犯対策に加えて、例えば侵入者の視界を遮断し、これ以上の犯行を継続させないフォグガードのような特殊な対策が効果を発揮します。
投稿者: 総合防犯設備士 (2012年3月26日 16:31)
リサイクル店を狙った窃盗事件相次ぐ 大阪
"4日未明、大阪市平野区と八尾市のリサイクルショップ2店で、現金やブランド品のバッグなどが相次いで盗まれた。府警は窃盗容疑で関連を調べている。
4日午前2時50分ごろ、大阪市平野区のリサイクルショップ「良品買館」の警報装置が作動した。ガラス扉がこじ開けられ、陳列ケースから財布など数十点(数十万円相当)が盗まれていた。平野署によると、防犯カメラに白っぽい上着の2人が写っていた。
その40分後、八尾市高美町の「ベクトル八尾店」で警報装置が作動。シャッターがこじ開けられ、現金約28万円と、バッグなど14点(約22万円相当)がなくなっていた。防犯カメラに店内を動き回る懐中電灯の明かりが二つ写っていたという。"
【毎日新聞 1月5日より抜粋】
このほか、大阪市内のラーメン店からラーメン店から現金約130万円が入った金庫が盗まれたということで、警察は関連を調べているようです。
似かよった手口のようですから、同一犯の可能性もあります。
年末年始の書き入れ時で、リサイクルショップにも商品や現金が普段より多くあったのかもしれません。
このような店舗はショーウィンドウから店内の様子が見えるでしょうから、あらかじめどんな商品があるのかチェックをしていた可能性も高いでしょう。
ショーウィンドウやショーケースは見栄えがしますが、それは盗む側にとっても同じ事です。
店側の「品揃えをアピール」というメリットが盗む側にとってもメリットとなってしまっています。
こういった場合、費用はかかりますが防犯用のガラスに変えてしまう事も有効な方法ですし、今あるシステムに霧噴射装置をプラスすることで犯行を継続させないようにする事も可能です。
また、「ここはやめとこ・・・」と犯罪対象から外させるためのプラスワンも効果的です。
投稿者: スタッフ (2012年1月 5日 16:08)
関西3府県で相次ぐ消防ホース部品盗難 どう防ぐ?
"奈良、京都、三重3府県の山間部を中心に、消防ホースの真ちゅう製筒先などが盗まれる被害が相次いでいる。警察や自治体などによると、被害は少なくとも19市町村・約480カ所で確認され、盗まれた筒先などは計700点以上に上る。奈良県警などは、真ちゅうの転売が目的とみて、窃盗容疑で捜査している。火災が発生しやすい師走を迎え、住民から「人の命にかかわる犯罪」と怒りの声が上がっている。
地域の消防団などが管理するホースが被害に遭っている。奈良県北東部の山添村では昨年末から今春、約100カ所で、筒先やスタンドパイプ(消火栓とホースをつなぐ部品)など約200点が盗まれた。全30地区のうち24地区で被害があり、1週間に2度の地域もあった。
筒先がないとホースとして使えないため、村は器具の維持補修費の7割を補助する規定を盗難の被害回復にも特例として適用したが、安価なアルミ製に替えても計約200万円かかった。村担当者は「初期消火ができず、救えるはずの命が救えなくなる」と憤る。
被害は国道沿いを中心に広がり、奈良県では他に12市町村で被害があった。京都府南部で約100点、奈良県に接する三重県松阪市でも9月に約60点が盗まれたという。
ホースを収納する格納箱は緊急時に対応できるよう無施錠で、同様の被害は全国でも起きている。被害が相次いだ滋賀県甲賀市は11月、補正予算で器具購入などの緊急対策費を計上。千葉県富津市では11月、消防ホースの先端を盗んだとして、水道設備業の男が窃盗容疑で逮捕された。消防ホース以外にもエアコン室外機、銅線、側溝のふたなどの金属盗が各地で相次いでいる。"
【毎日新聞 12月4日より抜粋】
記事を見ると、奈良・京都・三重の山間部で国道沿いを中心に被害が出ているようです。
恐らく、同一犯が移動しながら犯行を続けているのでしょう。
国道を移動しながらの犯行であれば、近隣の県や府に逃げ込むことができ、追跡も困難です。
また、消防ホースは緊急時に備えて保管場所にカギがないところがほとんどでしょう。
一刻も早く鎮火をしなければならない状況でカギがかかっていては、消火活動に多大な影響を及ぼしかねないのでこれはやむを得ない判断かと思います。
しかし、ホースから部品が盗まれてしまえば、有事の際に消火ホースが使えなくなってしまうという事でもあります。
この部分を金属以外のもので代用できればいいのですが、実際のところはどうなのでしょうか。
金属盗難は数年前より断続的に発生しており、ほとんどが換金目的の犯行です。
今回のような消防ホースが盗まれないよう防犯カメラを設置する・・・ということになると、かなり高額の費用がかかってくるためほとんどの自治体で対策を取るのは難しいことと思います。
カメラ以外の対策としては、マグネットスイッチ送信機(分離型)(一体型)を保管箱に設置し、誰かがそれを開けた際に信号を発信、離れた事務所や自宅で警報を鳴らして知らせる、というシンプルな方法があります。
そのほか、自主機械警備システムNEXTに組み込めば、異常があった際にはメールと音声で自動通報してくれます。
◆システムイメージ参考:侵入警戒自動通報システム
投稿者: スタッフ (2011年12月 5日 13:22)
商業ビルから高級腕時計約4千万円相当盗難 有効な対策は?
"30日午後11時20分ごろ、大阪市北区梅田の商業ビル「ハービスプラザエント」1階の高級腕時計店「オメガブティック大阪」の警報システムが作動し、駆けつけた警備員が110番した。店の入り口のガラス戸の鍵が壊され、鍵がこじ開けられたショーケースから、腕時計66点と指輪数点(被害総額計約3千万~4千万円相当)が盗まれており、大阪府警曽根崎署が窃盗容疑で捜査している。
同署によると、通報の直前、店内の防犯カメラに白いマスクを着用した2人組が映っていた。その数分前にはビル1階入り口の防犯カメラに、この2人を含む3人組が白い車で乗り付け、ビル内に入る様子が映っていた。"
【12月1日 msn産経ニュースより抜粋】
商業ビルの1階にあった時計店を狙った事件です。
この1階フロアには、他にもティファニーやブルガリ、スワロフスキーといった宝石店も入っています。
そのなかでオメガだけを狙ったということは、以前お店に来たことがあるか、時計が欲しかったかなのかもしれません。
時計や宝石などの宝飾品は、換金額は高いでしょうが一気に売りさばくというのは難しいイメージがあります。
高級品を大量に換金すれば、絶対に店側に怪しまれてしまいます。
それでもこういった事件が起こるということは恐らく、盗品を専門に扱う闇ルートがあるのでしょう。
クリスマスシーズンを迎え、特に宝飾品はこれからが一番の売れ時です。
書き入れ時のその時期を、犯罪者も狙っているのです。
大切な商品を奪われないようにするにはどうしたらいいのか?
それは犯罪者を「ここはしっかり防犯対策されてるからやめとこ・・・」という気にさせることです。
今回の事件では午後8時に閉店し、午後11時頃に店長が店を施錠したとのことですが、ビルの入口が11時半まで自由に出入りできる状態だったようです。
恐らく犯人グループはそのことを知っていて犯行に及んだのではないでしょうか。
主な対策として、
・下見の時に、「防犯対策が採られている店である」ことをPRする
・犯行を継続させないための威嚇撃退方法を併用する
・威嚇用ベル、サイレンなどその場で音が鳴り響く威嚇用商品を付加する
等が挙げられます。
投稿者: スタッフ (2011年12月 1日 13:45)
勤務先から1,100万円窃盗 どんな対策が有効?
"松崎署は27日、勤務先のホテルから現金約1,100万円を盗んだ疑いで、西伊豆町の男(46)を逮捕した。
調べでは、今月20日、経理を担当している同町内のホテル事務所に置いてある金庫から、現金を盗んだ疑い。同署によると、男は容疑を認めており、動機については「遊ぶ金ほしさに盗んだ」と説明。盗んだ金の半分以上をすでにギャンブルに使ったと供述しているという。"
【産経新聞 11月28日より】
勤務先の金庫から約1,000万円を盗んだ男が逮捕されました。
遊ぶ金に困って犯行に及んだとのことですが、全く持って呆れかえる話です。
賭け事にのめり込んでしまうと、みるみる所持金は減ってしまいます。頭上を飛び交う金額の大きさに金銭感覚はおかしくなってしまうことでしょう。
盗んだ1,100万円の半分以上を賭け事に使ったと供述しているようですから、この男の金銭感覚も来るってしまっていたのではないでしょうか。
残念ながら、内部犯行による窃盗事件は時おり発生しています。
コンビニエンスストア等の小売店によっては、従業員のモラル向上のためレジ周辺に防犯カメラを設置している店舗もあります。
確かにカメラを設置することはモラル向上にもつながるでしょう。
しかし、それだけではなく一歩進んだ対策を取る必要があります。
【主な対策】
・現金や切手などは金庫に保管し、基本的には担当者以外、カギの保管場所や暗証番号が分からないようにする。
・金庫やレジなどの周辺だけでなく、商品を保管している倉庫などにも防犯カメラを設置し、「目」を意識させる。
・更衣室などの出入口周辺にもカメラを設置し、出入りの様子を記録していることを意識させる。
投稿者: スタッフ (2011年11月29日 15:05)
自宅から現金1,000万円入り金庫盗まれる 茨城
"18日午後4時20分ごろ、水戸市内の女性(59)から「砂利置き場に耐火金庫が落ちている」と、近くの交番に通報があった。水戸署によると、現場に散乱していた定期預金証書から、市内の無職男性(70)のものと判明。金庫内の現金約1,000万円と貴金属など43点(計155万円相当)がなくなっていた。同署が多額窃盗事件として捜査している。
男性は妻と2人暮らしで、17日から夫婦で栃木県へ旅行に出掛けていたという。"
【毎日新聞 11月20日より抜粋】
家主が旅行中に空き巣が侵入、家にあった金庫が奪われてしまいました。
被害は現金だけでなく、別の場所に置いていた貴金属も根こそぎ奪われたようです。
また、金庫が見つかった砂利置き場には証書類も散乱していたようですから、大事な書類の紛失も予想されます。
それだけでなく、ガラスを割られて屋内に侵入とありますから、建物の破壊被害もまだ出てくるのではないでしょうか。
犯行手口を見てみますと、1階南側廊下の掃き出し窓が割られ、各部屋が荒らされていた。1階階段下の納戸にあった耐火金庫(高さ70センチ、横50センチ、重さ80キロ)や、2階のたんすの腕時計や指輪などの貴金属10点が盗まれていたということです。
侵入窃盗の発生場所で一番多いのが一戸建て住宅です。37.6%と全体の4割近くにまで達しています。
さらに、侵入手口で一番多いのがガラス破り。これは全体の41.5%を占めます。
そして侵入場所で一番多いのが窓。これは全体の60.9%を占めています。
「金庫に入っているから大丈夫」と思っていても、金庫ごと盗まれる事件が相次いでいます。
手元に現金を置いておきたい気持ちは分かりますが、まとまった金額は銀行に預けておく方が安心です。
銀行に預けておく際にも、通帳やキャッシュカードの盗難を考えて、何箇所か口座を分けて管理するのもひとつの方法です。
投稿者: スタッフ (2011年11月21日 15:07)
節電も影響?...上げ下げ窓からの侵入盗急増
"兵庫県の西宮市や川西市など、阪神地区北部の新興住宅街で、上げ下げ窓付きの勝手口から侵入する忍び込み盗の被害が、今年5月頃から急増していることがわかった。
東日本大震災後の節電ブームで、通気をよくするために開けたガラス窓の施錠を忘れてしまい、被害につながったケースが多い。県警は夜間のパトロール強化とともに、夜間は上げ下げ窓の施錠を徹底するよう住民に呼びかけている。
兵庫県警によると、6か月間で約50件発生。上げ下げ窓の普及に合わせ、10年以内に開発された新興住宅街に被害が集中している。
いずれも、未明に勝手口ドア外側の網戸を刃物で切り取り、無施錠の上げ下げ窓をスライドさせて内部に腕を入れ、ドア内側の錠を回す手口だ。
犯人は、住人が2階で寝ているすきに、1階の台所周辺の10万円~数千円を盗んでおり、一晩に10件~数件発生するのが特徴。捜査関係者は「間取りや勝手口の構造が同じ住宅が集まる街を狙い、下見をした上で犯行に及んでいる」と分析している。"
【10月23日 読売新聞より抜粋】
どんなに最新の設備で防犯対策を行っていても、カギをかけ忘れたり警備システムのセットをし忘れるようなことがあれば、意味がなくなってしまいます。
むしろしっかりとした対策を行っているため、「ここには金目のものがあるのかな?」なんて逆にターゲットにされてしまう可能性もあります。
せっかくの対策がうっかりミスでふいになってしまう・・・これでは一体誰に怒りをぶつけていいのか分かりません。
最近の犯罪傾向として、住人が寝静まる夜間に住宅へ侵入し盗みをはたらく、いわゆる「居空き」が多く発生しているように見受けられます。
住人のいる住宅侵入するとは、なかなかに図太い神経の持ち主といえそうですが、侵入者側からすると、「家にいるから」と玄関や窓のカギを締めずにいたり、窓を開けたまま寝ているというお宅は隙だらけ。格好のターゲットになってしまいます。
中に入って少しくらいかき回しても、分からないのでは・・・なんて考えていることもあるかもしれません。
大切なものを盗まれたり壊されたりしないよう、対策も必要ですが、それを活かすためにも普段から戸締りは意識して行いましょう。
投稿者: スタッフ (2011年10月24日 11:50)
九州で室外機盗難多発 なぜ盗まれる?
"エアコンの室外機の盗難が九州や山口、沖縄県で多発し、今年に入って少なくとも920台以上に上ることが、各県警への取材でわかった。
室外機の羽根(ファン)や管に使われている銅やアルミニウムの価格が、建設ラッシュの続く中国やインドの需要増に伴って上昇傾向にあり、リサイクルショップや金属回収業者に持ち込まれて換金された可能性が高い。警察では、流通の阻止に向け、リサイクル業界に協力を呼びかける方針だ。
福岡県警飯塚署によると、今年、公民館や集会所、民家などで80台以上がペンチなどの工具で配管を切断されて盗まれた。管理人が常駐していない施設が4割を占めているという。"
【10月17日 読売新聞より抜粋】
昨年夏にも同様の事件が報告されていましたが、今年はかなりの被害が出ているようです。
読売新聞のまとめを参照してみると、今年1~9月の室外機の盗難は、集計していない福岡を除くと、佐賀が213台(昨年1年間195台)で最も多く、次いで熊本が72台、鹿児島で少なくとも44台(同30台以上)、長崎40台(同80台)となっているそうです。
福岡については、確認できているだけで少なくとも506台が盗まれているとのことで、実際の被害数はかなり大きくなるのではないかと予想されます。
室外機盗難増加の背景には、金属の価格上昇があるようです。
中国では数年前から建設ラッシュが続き、各金属の需要が高まっているのに比例して価格も上昇しているとのことです。
また、室外機窃盗で逮捕された男は、「簡単に換金できるので繰り返しやった」と供述しているとのことで、買い取りのシステムにも見直しが必要と思われます。
一般的な買い取りの流れを調べてみますと、まず、金属回収業者にトラック等で直接持ち込みます。
その後、検品・計量・品数などを行い、買い取り品目を決定、支払いとなります。
初めての取引の際に身分証のコピーをもらうところもあるようですが、もしかするとそれさえもないところがあるかもしれません。
確かに、こうして見てみると割と簡単なように思えます。私たちが普段、本の買い取りをしてもらう手順とそう変わりません。
ただ、あまりこの手順を厳しくしてしまうと、生活に影響の出てしまう方が増える可能性も懸念されます。
これから季節は冬へと変わり、夏場の次にエアコンを使うシーズンとなります。
いざエアコンのスイッチを入れても使えない・・・となると、腹も立ちますしエアコンも買い替えなくてはならないかもしれません。
金銭面だけでなく精神的な被害も大きいのではないでしょうか。
室外機の設置場所は目立たない死角になる場所がほとんどでしょう。
泥棒は「音」と「光」を嫌がります。
不審者が近付くとセンサーでライトがピカッ!となれば、あわてて逃げだすことでしょう。
もっと本格的に・・とお考えであれば、センサーライトのついたカメラで犯人の姿を確認することもできます。
投稿者: スタッフ (2011年10月19日 10:08)
