今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
アクセサリー店 開店から1ヶ月で三度の窃盗被害
先月22日、時計が盗まれる被害に遭っていた横浜市内のアクセサリーショップ。元芸人がオーナーを務めるこの店で、今月4日に再び窃盗被害が起きていたことが分かりました。
店の隅でアクセサリーを物色する女。店内を見渡し、一つのネックレスに手を伸ばすと、そのままバッグに詰め込み、持ち去ってしまいました。
"ネックレス泥棒"の瞬間です。
オーナーは「めちゃくちゃ腹立たしいですね。ネックレスも他のお店で買えば、3000円するのを1000円で売ったり」と話します。
先月3日にオープンしたばかりで、二度も窃盗被害を受けてしまったアクセサリーショップ。しかし、被害はこれだけではありませんでした。
ネックレスを盗まれた翌日、今月5日でした。今度は、腕時計売り場を物色する2人組が映っています。
男の手をよく見ると、腕時計を手にしているのが分かります。
レジに向かうのかと思った次の瞬間でした。伸ばした袖に、腕時計を隠したのです。
その後、会計をすることなく、店を出て行ったということです。
オーナーは「安い値段設定にすれば、今このコロナ禍でも売れるんじゃないかと思って。値段を安くしている分、利益も薄いんですよ。それをとられると本当に痛い」と話しました。
盗まれたネックレスと腕時計は、どちらも約1100円で、オーナーは先月の窃盗被害も含め、警察に被害届を出すことを検討しているということです。
<4/8(木) 13:08配信 テレビ朝日系(ANN)より>
開店して約1ヶ月の間に三度も窃盗被害に遭ってしまったアクセサリー店の話ですが、犯人は同じかどうか分かりませんが、おそらく狙われやすい何らかの理由があると思います。
1点あたりの商品の金額が安いのもその一つでしょうか。
1000円、2000円の被害額では警察に被害届を出さない経営者が多いことも計算した上での犯行かもしれません。
何かしらの対策を講じなければ、今回の犯人とは別の犯罪者に狙われる可能性が高いままと言えるでしょう。
防犯カメラは設置されているようですが、残念ながら犯行の抑止力としては充分に働いているとは言えない状況です。
商品を置いている場所を重点的に映すなど、カメラで監視していることを第三者にアピールすべきです。
今映しているカメラの映像をモニターに映し出すなど、もっと外部に強調することでカメラ本来の効果を発揮するのではないでしょうか。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年4月14日 15:36)
マンションの宅配ボックス 他人宛ての荷物盗む
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年4月 8日 14:45)
スーパーで精算済みかごを使って総菜盗む
スーパーで総菜2点を盗んだとして、81歳の男が逮捕されました。
窃盗の現行犯で逮捕されたのは、北海道岩見沢市に住む無職の81歳の男です。
警察によりますと男は3月18日午前10時50分ごろ、同市内のスーパーで春雨と鶏の唐揚げ(販売価格644円相当)を盗み、通報で駆け付けた警察官に逮捕されました。
事件前、男はスーパー内で食料品などを普通に購入していて、"精算済み"の客が使うかごに商品が詰められていました。
男がその"精算済みかご"を持ったまま再び店内へ向かい総菜を入れ、店の外へ出ようとする一部始終を警備員が目撃。
男に声をかけて事情を聞いた上で110番通報し、事件が発覚しました。
当時男の所持金は数万円あり、調べに対し「間違いない」などと話していて、警察は男が購入した商品とごまかして総菜を盗もうとしていたとみて調べています。
<3/19(金) 11:45配信 北海道ニュースUHBより>
最近のスーパーで買い物用のかごと精算済みのかごを色などで分けているところがあります。
素朴な疑問として、精算済みのかごを商品棚がある方へ持ち込み、こっそり商品を入れて積み込み台まで移動し、あとはエコバッグ等に移し替えることで簡単に盗めてしまえるように思います。
また、レジ袋の有料化に伴い、エコバッグ等の大きめのバッグを持って店内に入ることが珍しい光景ではなくなりました。
あのバッグはエコの面では意味があるのでしょうが、万引き等に悪用される可能性があることを考えると、一概に良い取り組みとは言えず、改良の余地があるように思えます。
警備員を常駐したり、店員が監視するという対策もありますが、営業時間中、隙を作らずに監視し続けることは不可能です。
防犯カメラで補完するなど、人と機械、双方の目によって監視し、犯罪が行いにくい環境を作り上げましょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年3月31日 10:27)
セクハラ・パワハラで会社に来なくなった従業員が勤務先に報復
無人の室内に明かりがつくと、3人組の男たちが入ってくる。
すると、1人がロッカーを開けて中を物色する。
これは愛知・名古屋市の運送会社で記録された映像。
会社のパソコンを触り始めたのか、何やら作業を始める。
パソコンからデータなどを抜き取ったのだろうか。
侵入からおよそ40分後、立ち去った。
建造物侵入および窃盗の疑いで逮捕されたのは、容疑者(46)など男3人。
容疑者たちは勤務先の運送会社に営業時間外に無断で侵入し、ガスコンロや焼き肉プレートなどを盗んだ疑いが持たれている。
なぜ、勤務する会社に侵入し、盗みを働いたのだろうか。
会社の関係者「(容疑者)本人のセクハラ・パワハラが原因で会社に来なくなって、ギスギスしだして、本人が原因作っているのに、会社に報復的なことまで考えてたのかと思えて、残念な感じですね」と証言する。
容疑者はこのほかにも、会社の内部情報や資料などを盗んでいたとみられ、警察は、余罪を調べている。
<3/9(火) 19:21配信 FNNプライムオンラインより>
解雇やリストラとまではいかなくても、円満ではない社員の退社というのは多々考えられます。
会社側が退職を望んだケース、人間関係が原因で本人が退職を望んだケース、病気やケガで退職を余儀なくされたケース(休職制度や保障制度がない場合など)、いずれの場合も退職した本人にとって会社への不満や恨みが高くなることは仕方がないでしょう。
その不満や恨みの大きさによっては今回の事件のように会社への報復として、不法侵入し物を盗むだけでなく、内情情報や資料を盗み出し、それを転売したり、流出したりしようと考える者がいても不思議ではありません。
もし私が今勤めている会社を退職することになった場合、辞め方によっては同じように何らかの報復を考えることは絶対にない、とは言い切れません。
窃盗や情報流出など犯罪を犯すようなことはしないとは思いますが、退職というのは今後の人生にも多大な影響を及ぼす重大な事象ですから、その時に冷静に判断できるかは自信がありません。
正社員や役職者、または業務内容によっては限られた社員しか知り得ない内部の情報や会社の仕組みを熟知している場合があります。
そういう社員が退職する場合、会社としてはあまり考えたくありませんが、警戒、用心に越したことはないかもしれません。
扉の鍵を交換する、(退職した社員が持っていた)セキュリティ用の入退出カードの登録を抹消する、防犯カメラを設置する、パソコンのログインパスワードを変更する、色々な対策が考えられますが、可能な限り出来ることは実行すべきでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年3月10日 17:15)
静岡 親子3人で民家に侵入し窃盗
静岡県警沼津署は17日、別の窃盗容疑事件で逮捕していた富士宮市の運転手の男(54)と息子の男子中学生(15)を窃盗容疑などで再逮捕し、男の妻で無職の女(39)を同容疑などで逮捕したと発表した。
発表によると、3人は9月26日午後2時頃、沼津市東椎路の民家に侵入し、現金8000円やキャッシュカードなどの入った財布を盗んだ疑い。
このほか、男子中学生は8月22日午前11時頃、沼津市西椎路の民家に侵入し、現金120万円や腕時計8点(168万円相当)を盗んだ疑い。
父親と息子は10月24日、沼津市内の民家で発生した別の窃盗容疑事件で逮捕されていた。周辺では空き巣被害が相次いでおり、その後の捜査で、親子3人が関与していたことが分かった。
<11/20(金) 7:24配信 読売新聞オンライン>
親子3人で窃盗を繰り返していた家族の犯行ですが、以前なら中学生の息子にこのような犯罪をさせていた、強要していたかもしれない親を恥ずかしく思う気持ちが強かったはずです。
ただ、現在のコロナ禍の状況を考えると、親が仕事を失い、生活のためにやむを得ず家族で犯行を行っていた可能性を考えると、何とも言えない気持ちになります。
もちろん褒められた行いではありませんし、被害に遭った方にしてみれば、本当に迷惑でしかなく、被害者には何の落ち度もないことなのですが、犯罪を行っていた事情が考慮されても良いように思います。
国や自治体の給付金等の援助は、本当に生活に困った人達が受けるべきもので、これをいかにして末端の人まで行き届かせることが重要ではないでしょうか。
政府の失策や閣僚の失言などを追及する暇があるのなら、多くの人が安心して暮らせるような具体的な対策をいかに早く実行するかが今、政治家に求められているように思います。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年11月27日 15:59)
日本は韓国より空き巣しやすい コロナ終息後の空き巣増が心配
兵庫県内の街頭に設置されている監視カメラ。韓国では全国に約800万台が設置されているとの推計を現地メディアが報じている
日本の家は空き巣に入りやすい――。兵庫県警が今年、窃盗などの容疑で逮捕した韓国人の男(72)は、取り調べにこう話したという。隣国同士で街並みも似たように見える日韓。だが防犯をめぐる事情はだいぶ異なるようだ。
「なぜ、わざわざ日本で空き巣をしたのか」。捜査関係者によると、取調官の質問に、男は通訳を通してこう答えたという。
「韓国では小さな路地にも監視カメラがあり、住宅地にも大阪・ミナミくらいの数のカメラが設置されている。泥棒はできない」
県警によると、この男は2019年に韓国から2人の仲間と空き巣を目的に来日。仲間たちは兵庫県警に逮捕されたが、男は逮捕を逃れ、韓国に帰国した。
男は別の仲間3人を誘い、今年2月に再び空き巣を目的に来日。2月末から3月にかけて、兵庫、大阪、奈良の3府県で空き巣を繰り返したとして県警に逮捕された。男は神戸地裁で9月、計6件の窃盗事件で現金や貴金属品など計約2700万円相当を盗んだとして、懲役6年の実刑判決を受けた。
県警に昨年11月に逮捕された別の韓国人の男(48)も、捜査関係者によると、「仲間から日本は監視カメラが少ないと聞いて来た」という趣旨の供述をしたという。盗んだ貴金属品はお菓子とともに国際郵便で韓国に送っていたという。
警察庁の統計によると、刑法犯などで逮捕や書類送検されるなど検挙された来日外国人(永住者やその配偶者らを除く)の数はピークの2004年に比べ、近年は半減している。刑法犯で検挙された人に占める来日外国人の割合は、1990年代からほぼ2~3%の間で推移している。
国籍でみると、韓国は約6%(2019年)。全体に占める割合は多くないが、特徴的なのは、窃盗犯の手口別でみた時の空き巣の割合の高さだ。
捜査関係者によると、逮捕された韓国人の容疑者はおしなべて「日本は韓国より空き巣をしやすい」と話すという。
<9/20(日) 10:00配信 朝日新聞デジタルより>
日本は韓国より空き巣に入りやすいと考えた韓国籍の男ですが、空き巣目的で来日し犯行を実施。
仲間たちは逮捕されましたが自身は逮捕を免れて帰国、その後、別の仲間と共に再来日し、そして計6件の窃盗事件で逮捕されました。
今回は運よく逮捕できましたが、仮に犯人として特定できて証拠があっても、一旦韓国に逃げられてしまうと逮捕するのは難しいと思われます。
現在の日本と韓国との関係を考えると、よほど確実な証拠を示さない限り、日本側が犯人の引き渡しを求めても、韓国側が拒否するというような事態もありうるのではないでしょうか。
二国間の関係の悪さを逆用した犯罪とも言えます。
韓国では小さな路地にも監視カメラがあると供述していますが、日本に比べると人口当たりの防犯カメラ設置率はかなり高そうです。
もともと日本と比べると空き巣などの窃盗事件が多かったため、その対策として監視カメラの設置が進んだのかもしれませんが、今の状況は日本の方が空き巣を犯しやすい環境にあるということです。
コロナの影響で訪日外国人が激減した状況では外国人が目立つ分、今回のような犯人逮捕につながったのかもしれませんが、コロナ終息後、再び訪日外国人が増えると、空き巣目的でやって来る犯罪者もそれに混じって犯行を計画する者が出てくるでしょう。
監視カメラの設置に関しては、必ず賛否両論の意見に分かれますが、犯罪者自身が監視カメラが少ないからターゲットに選んだと供述をしているように抑止効果は必ずあります。
この内容も踏まえて判断すべきではないでしょうか。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年9月25日 16:16)
福島 民家から現金6000万円空き巣被害
須賀川市の70代男性方から保管してあった現金約6000万円が盗まれていたことが15日、分かった。須賀川署が窃盗事件として調べている。
同署によると、男性が10日に家の中が物色され、現金がなくなっていることに気付いたという。
男性方からは、何者かが外部から侵入した形跡も見つかった。
男性は家族と同居しているが、日中は仕事のため全員が家を空けることが多かったという。男性が最後に現金を確認したのは、8月25日だった。
<9/16(水) 10:54配信 福島民友新聞より>
福島の民家に置いていた現金約6000万円が盗まれたという事件です。
被害者が現金を確認したのが8月25日、被害に気付いたのが9月15日ということは、その3週間の間に盗まれたということですが、事件発生日の特定ができないということは、それだけ犯人逮捕が難しくなることは容易に分かります。
また、それほど高額な現金を自宅に置いておくことの危険性を改めて感じます。
高齢者の中には、銀行などの金融機関は信用できないということで、自宅に大金を置いておく方が安心だと感じる人もいるでしょう。
感じる人がいるというレベルではなく、相当な数の人がそうなのかもしれません。
都会より田舎の方がその傾向は強いでしょう。
これは自宅周辺に金融機関が存在していないことも要因としてあるでしょう。近くにないから家に現金を置いておいた方が便利だと感じるかもしれません。
仮に存在していても、田舎ですからその銀行や信用金庫の店舗は都会のものより小さく、そして警備体制も弱そうに映るかもしれません。
キャッシュレスの推進は、このような大金の窃盗事件を減らすことにも効果はあるでしょうが、まだまだ浸透するのには時間が掛かりそうです。
その前に犯罪者は必ず目を付けますから、何とかして事前に策を講じ、被害を未然に防ぐ努力を行わなければなりません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年9月18日 16:23)
下着泥棒の記事掲載に関して
弊社のいくつかのブログでは主にニュース記事から窃盗事件を取り上げ、それに対する防犯対策や考え方を紹介するという形式が一つにあります。
下着泥棒もその一つですが、対策として、女性の一人暮らしだと泥棒が警戒しないため、例えば男性用の下着をダミーで一緒に干すなど、女性の一人暮らしではないことをアピールすればターゲットになりにくいというものを紹介することがあります。
我々としては下着泥棒だけを特別に取り上げることはないのですが、ブログで取り上げた数年後、他の事件では見られない、ある現象が発生することに気付きました。
それは、下着泥棒で捕まった犯人からの電話やホームページでの問い合わせです。
ブログで紹介した事件の犯人からですが、すでに刑期を終えた、その事件は示談になった、不起訴になり起訴されなかったなど理由は様々ですが、とにかく弊社のブログを削除してほしいという依頼です。
しかも一人ではなく、これまでに少なくとも三人以上から依頼がありました。
インターネットでその事件があった地名プラス下着泥棒等で検索する、もしくは自分の名前で検索すると、弊社のブログが上位に検索されて、その犯人が自分だと分かってしまい困るという理由です。
我々は窃盗事件に対して独自取材を行い記事を載せているのではなく、単に新聞やニュースから参照しているだけなのですが、とにかく削除してほしい、もう許して下さいという依頼です。
我々としても犯人をさらし者にしたいわけではありませんので削除依頼があれば応じますし、ヤフーやグーグルにも検索されても表示されないように依頼を行います。
また、このような件があってからは、ブログでは出来る限り実名をあげない、そして最近では下着泥棒は取り上げないように注意しています。
元・犯人の方には申し訳ないという気持ち、気の毒だなという気持ち、そして自業自得ではないかという気持ち、複雑な心境があります。
ただ、明らかに感じるのは犯罪を犯した後の影響力です。
数年後、十数年経っても自分が犯した犯罪がインターネット上に情報として残りますし、それを拡散する人がいれば、さらにその先にまで情報が残るということです。
これを見ていると、気軽に、うかつに犯罪を犯してはならない、そのリスクの大きさを実感します。
ここまでの影響を考えて犯罪を犯す人がいるのでしょうか、現実では何年も尾を引くことに驚きますし、何か犯罪を犯そうと考えているわけではありませんが、自分への戒めとしても役立っています。
もし、犯罪に関して自分の意見を述べる機会があれば、犯罪を犯すリスクの一つとして、この元下着泥棒からの依頼を実例にあげて話したいと思います。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年7月17日 10:57)
ポストに棒突っ込みアベノマスク盗む
政府が全世帯に配っている「アベノマスク」を盗んだとして京都市の81歳の女が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕された無職の女(81)は2日午後1時過ぎ、京都市北区のマンションで60歳の男性のポストから布マスク2枚を盗んだ疑いが持たれています。
マンションの管理人が郵便受けで不審な動きをする女に気づき、警察が防犯カメラを確認したところ、棒のようなものでかき出している容疑者が映っていたということです。
容疑者は「マスクを持ち帰ったことは間違いないが、空き部屋からで、悪いことはしていない」と容疑を否認しています。
容疑者の自宅からは未使用の「アベノマスク」78枚が見つかっています。
<6/4(木) 17:57配信ABCニュースより>
アベノマスク、今週ようやく自宅に届き現物を見ることができました。
ポストにマスクと分かるものがそのまま袋に入って郵便受けに投函されていました。
届け先に受け取りサインをもらうような送り方の場合、送料が高くなり、そして配達する人の手間、受け取る人の手間も増えます。
今回のような送り方に問題はないと思うのですが、マスクということが丸わかりですから今回のような犯人が盗もうと思うと出来てしまうことになります。
すでにマスクは市場に出回りつつありますから今後狙われる可能性は低いかもしれませんが、もっと早い段階で発送されていれば狙われる可能性は高かったかもしれませんし、このような類似の犯行が多くなった可能性もあります。
まあ、今更届いてもそれほど役に立ちませんが、盗まれる可能性は低いというのは唯一よかったところでしょうか。
給付金の書類に関してもまだ自宅には届いていませんが、盗まれる危険性はあります。
同じ氏名での給付手続きはできないでしょうが、例えば、盗んだ書類を自分の振込先を書いて申請することで給付金をだまし取ることは出来るのでしょうか。
出来ないような仕組みになっていればよいのですが、あるニュースでは、WEB上での申請も、書類での申請も、全て申請書類を紙に印刷してチェックしているというものがありました。
このような人の目によるチェックは限界がありますから、犯罪者がその隙間を知ってしまえば悪用される危険性もあります。
自宅の郵便受けが第三者に触れられないような防犯対策、例えば防犯カメラ設置などの需要が増えそうです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年6月19日 11:32)
解雇されるかも・・・ 今後の生活資金のために職場で窃盗
勤務先のホテルから現金約174万円や商品券を盗んだとして、窃盗と建造物侵入罪に問われた男の初公判が前橋地裁(稲田康史裁判官)で18日に開かれ、検察側が懲役2年6月を求刑し、即日結審した。
検察側は、新型コロナウイルスの感染拡大による宿泊客の減少で「解雇されるかもしれない」と不安がり、今後の生活資金などを得る目的で犯行に及んだと指摘した。
窃盗罪などに問われているのは、群馬県草津町の会社員の男(60)。
起訴状によると、3月30日未明、同町のホテル事務所に侵入し、現金などを盗んだとされる。
検察側は論告で、週末分の売上金が保管されている日を狙ったなどとし、「短絡的な動機で、計画的で悪質だ」と非難。盗んだ現金のうち約6万3000円はパチンコや孫へのプレゼントに使っていたという。
判決の言い渡しは26日。
<5/20(水) 11:00配信読売新聞オンラインより>
コロナの関係で勤務先の売上減少から自身が解雇されるかもしれないという不安により、その勤務先から売上金を盗んだ男の身勝手な犯行です。
解雇されるかもしれないという不安な気持ちは分かりますが、これまで世話になったであろう勤務先に対して、現金を盗もうという気持ちとそれを実行に移した気持ちは全く理解することができません。
理解はできませんが今後このような犯行が増えてくる可能性があります。
勤務先の財政状態悪化によりこのままでは駄目だと判断し、倒産する前に金目の物を持ち出して逃げ出そうとする経営者、従業員が出てくるかもしれません。
経済状況の悪化と犯罪の悪化は関連があると言われています。
経済が悪くなると犯罪が増え、逆の場合は犯罪も減るということですが、犯罪が悪化しないためにもコロナ関係の補償や補助が重要になります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年6月12日 09:48)