今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
防犯アラームを鳴らした意外な犯人とは・・・
テーブルの上でくつろいでいる2匹の猫ちゃん。手前の猫ちゃんは、テーブルの上にある写真立てを前足でちょいちょいと押し出しています。
【アラームにおどおどする猫ちゃん】
そうしているうちに、写真立てはテーブルの上から落下。
すると、壁の奥に設置してある防犯アラームが作動し始めました。
奥にいた猫ちゃんは驚いてすぐにテーブルから逃げてしまいました。
落とした張本人の猫ちゃんは「ぼ、僕は何もしてないニャン」と言っているかのよう、おどおどするばかり。
やがて、飼い主さんが現れてアラームを解除。
とんだ人騒がせな猫ちゃんですが、警報を鳴らしたのが本物の泥棒ではなかったことに、飼い主さんは安心したことでしょう。
<9/16(土) 20:10配信 ねとらぼより>
ペットを家の中で飼う人は非常に多いと思います。
昔は犬は外で飼うのが当たり前だったように思いますが、今やペットロスという言葉が一般的になるほど家族という位置づけとなっています。
子供一人とペットという家庭も増えてきているのではないでしょうか。
また、高齢化社会が進むと高齢者1名もしくは2名とペットという組み合わせもあるでしょう。
家の中にペットがいる前提で色々なことを考えなければなりません。
人間では考えられない行動もしますからそれで悪影響を受けない体制にしなければなりません。
防犯システムもその一つで、ペットの行動によっていちいち誤作動していれば肝心な泥棒や不審者に対して正常に動作しない可能性もありますし、また、最初からスイッチを切ってしまい役に立たなかったということも出てくる可能性があります。
小動物を検知しくにくい赤外線センサーなどもありますが、今後はペットにとっても快適な防犯システムというものも出てくるかもしれません。
ペットを重要視する人には人気が出そうです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年11月17日 18:02)
乗用車からかばん盗んだ男 現場で自分のかばん落とす
軽乗用車から現金などが入ったかばんを盗んだとして、滋賀県警大津署は3日、窃盗の疑いで自称大津市瀬田の派遣工員の男(51)を逮捕しました。
調べに対し、「他人からかばんを渡されただけ」と話し、容疑を否認しています。
逮捕容疑は3日午前0時半ごろ、大津市内の路上に止めてあった同市のスナック店員の女性(27)の軽乗用車から、現金約2万円などが入った手提げかばん(計16万円相当)を盗んだとしています。
同署によると、女性は軽乗用車を駐車して離れましたが、施錠し忘れたことに気付いて戻ると、ドアが閉まる音と男がかばんを持って逃げるのを見つけました。
女性は男を追いかけてかばんを奪い返しましたが、男は持っていた自分のかばんを落としたまま逃げたという。
女性の110番を受け、駆けつけた同署員が女性の目撃証言と似た男を見つけ、職務質問したところ、いきなり「車のドアは開けていない。かばんは盗んでいない」と話し出すなどしたため、緊急逮捕しました。
男は酒を飲んでいたという。
<産経新聞 7月4日(月)8時21分配信より>
間抜けな泥棒です。
施錠し忘れた車中のかばんを盗んだ後、女性にみつかってかばんを取り返され、その時自分のかばんを落とし、その後職務質問されて、かばんは盗んでいないと話し出し、怪しまれて結局逮捕されました。
酔っていたということですから計画的な犯行ではなく衝動的な犯行かもしれませんが、お笑いのコントのような話です。
ただ深夜0時半という犯行時刻を考えると、非常に危険な場合があります。
現場の状況は分かりませんが、女性が路上に一人で車を止めて、かばんを盗んだ男を追いかけて争う。
治安の悪い場所や犯人によっては武器を所持していたり、または逆上して逆に襲われることも考えられます。
相手や状況を判断して、犯人を追いかけるのか、逆らわずに金品を差し出して逃げることを考えるのかなど決めなければなりません。
この場合はこうすると決めてしまうと、臨機応変に対応できなくなります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2016年7月28日 17:04)
自称ナニワのルパン逮捕 警察内では浸透せず
「ナニワのルパン」を自称し、空き巣を繰り返すなどしたとして、府警捜査3課は22日、窃盗と住居侵入容疑などで、住居不定、無職の男(23)=同罪などで公判中=を逮捕し、14件の犯行(被害総額約430万円)を裏付けて捜査を終えたと発表しました。
府警によると、男は取り調べの中で「オレって『ナニワのルパン』って呼ばれているねん」と話しているという。
ただ、捜査員らはこの呼称を事前に把握しておらず、単に自称しているだけとみられます。
逮捕・送検容疑は今年5月13日、大阪市西成区津守の民家に侵入し、現金約2万円や金貨を盗むなど、5~6月、同区と阿倍野区で空き巣などを繰り返したとしています。
行方を追っていた捜査員が6月16日、西成区内の商店街のアーケードの支柱をよじ登り、民家を物色している男を発見。
捜査員に気づいた男は逃走しましたが、近くの友人宅に逃げ込んだところで身柄を確保されました。
<産経新聞 10月23日(金)8時56分配信より>
「ナニワのルパン」を自称し窃盗を繰り返していた男ですが、残念ながら警察内ではその呼称は全く知られていなかったようです。
23歳の男がルパンを自称していますが、数年前に公開された実写版の映画を見て影響を受けたのでしょうか。
商店街のアーケードの支柱によじ登って民家を物色していたところを捜査員に見つかったようですが、非常に目立ちますからルパンらしからぬ手口と言えます。
本物のルパンなら物色や下見の段階ではスマートに、実際に犯行を行う時と逃走時は派手に、という感じでしょうか。
「オレってナニワのルパンって呼ばれているねん」と話し、誰も知らないというのは非常にこっけいです。
どちらにしても本物には遠く及ばないニセルパンでした。
投稿者: 総合防犯設備士 (2015年10月27日 11:00)
侵入先が貧しすぎて説教した泥棒 中国
"江西省南昌市の同市公安局はこのほど、同市内の住宅地に窃盗目的で侵入した無職の男を逮捕した。男は侵入の事実を認める一方、窃盗の容疑を否認。侵入した家の貧しさに思わず「努力して稼がないとだめだぞ」などと家主を説教していたことを明らかにし、"身の潔白"を主張した。中国国際放送局などが報じた。
報道によると、男は今月7日午前1時ごろ、窃盗目的で同市内の一般住宅に侵入した。しかし、侵入先のあまり貧しさに"戦意"を喪失、窃盗を断念した。また、ほどなくして寝室にいた女性住民に対し、「お前の家も貧しいんだな。うちよりひどいよ」などと同情の言葉をかけたほか、「努力して稼がなければ、生活レベルなんて上がらない、ずっと貧乏のままだぞ」などと"説教"したという。男はその後、女性が携帯電話で密かに助けを依頼した同僚男性4人らによって取り押さえられ、「御用」となった。"
【サーチナ 11月11日配信より】
自分のことは棚に上げて、侵入先の住民に「努力して稼がないとずっと貧乏のままだぞ」などと説教をたれていた男が逮捕されました。
この男、貧しさから窃盗目的で被害者宅へ侵入しましたが、あまりの貧しさに盗みを断念。逆に住民へ「お前の家も貧しいんだなあ。うちよりひどいよ」と声をかけ、「努力して稼がねば生活レベルなんて上がらない。ずっと今のままだぞ」と説教したといいます。
堅気の仕事をせずに、盗みで生計を立てようとしている自分を棚に上げて説教とはちゃんちゃらおかしいや・・と思いますが、やはり悪いことは簡単にできないもの。あっさり逮捕されてしまいました。
今回のケースについては「侵入はしたが、盗めるものはなかった」と主張する男の意見も一理あるとして、警察は今後、男の不法侵入について調べを進める、との方針を示したそうです。
逮捕された男も、これからはお天道様に顔向けできるよう真っ当な仕事で生計を立てていってほしいものです。
投稿者: スタッフ (2011年11月14日 13:39)
「2階建ての家は、家人が2階で寝ていることが多く、1階に入りやすかった」
妻には夜勤だと伝え、泥棒で稼いだお金の一部を給与として渡す。
こういう泥棒が結構いるんですよね。
●熊本県警に昨年9月、窃盗などの容疑で逮捕された男が、福岡や大分など九州各県で計約250件(被害総額は約1500万円)の盗みを繰り返していたと自供していたことが捜査関係者への取材でわかった。
男は、家族には出勤を装って犯行に出掛け、盗んだ金の一部を「給料」として毎月、妻に渡していたという。
被告は深夜から未明にかけて車で県内外を回って2階建て住宅を物色。無施錠の窓から忍び込んだり、窓ガラスをドライバーで割ったりして侵入。1階の居間などにあるバッグなどを盗み、現金や商品券だけを抜き取っていた。
「2階建ての家は、家人が2階で寝ていることが多く、1階に入りやすかった。生活費や遊興費を稼ぐためだった」と供述しているという。
添田被告は妻や幼い子供と暮らし、午後10時頃になると「仕事に行く」と出掛け、翌朝7時頃に帰宅。給料もきちんと渡していたため、妻は犯行にまったく気付いていなかった。
2006年10月頃から犯行を繰り返し、昨年9月8日、福岡県八女市の電器店から約70万円を盗んだとして、窃盗などの容疑で逮捕された。自供した余罪のうち裏付けの取れた4件について、熊本地検が1月までに窃盗罪などで熊本地裁に起訴した。
(2月25日 読売新聞より引用)
出勤を装って自動車で移動し、移動途中で下見をして「侵入しやすそうな家」を物色。
2階建て住宅は2階部分に寝ていることが多いため、1階に侵入し、バックや背広などから現金を盗む。
こういう手口で侵入窃盗を繰り返し、その中の一部を給与として妻に与えていたのです。
妻はまさか夜勤の仕事が「泥棒」とは思っても見なかったと思います。
以前にも引越しの仕事だと偽り、車やユニフォームまで準備して泥棒稼業を行っていた男がいました。
やはり給与だと稼ぎの一部を渡していました。
2階で寝ていて1階の侵入に気がつかない。
昼間1階にいて2階の侵入に気が付かない。
いずれのケースでも「在宅警備」機能のついたホームセキュリティシステムであれば簡単に不審者の侵入を検知し威嚇撃退できます。
在宅警備とは自宅に居ながら 一部の窓、場所を侵入警戒状態にするということです。
こうした機能まで付いているホームセキュリティシステムでないと、まったく外出するときしか警備対象にならないこととなり、安全ではありません。
投稿者: スタッフ (2010年2月26日 13:06)
元上司の家に侵入し風呂、洗濯、料理。
ちょっと間抜けな珍入者の話です。
●元上司の家に侵入し勝手に食事や洗濯をしたとして、熊本北署は16日、住所不定、無職男(56)を住居侵入と窃盗容疑で逮捕した。
逮捕容疑は6日、熊本市飛田の会社役員女性(85)方に鍵のかかっていない玄関から侵入して飲食し、女性のスエット上下(2230円相当)を盗んだとしている。
男は風呂に入ると、女性のスエットを着込み自分の服を洗濯。
台所にあったピーマンやトマトを調理して食べ、米5合を炊いていた。
午後9時ごろ帰宅した女性とはち合わせし「出ていけ」と言われ逃げたという。
翌7日、話を聞いた女性の娘が近くの交番に相談した。
男は約20年前、女性の経営する会社で数年間働いており、女性がふだん従業員用に自宅の鍵を開けていることを知っていたとみられる。
(11月18日 毎日新聞より引用)
住居侵入だけでなく女性のスエットを着込んだため、スエット上下(2230円相当)を盗んだ窃盗容疑もついています。
「無施錠の玄関から侵入」と聞くと、そんなことあるの?と思われる方もいるかもしれませんが、
無締りの玄関からの侵入窃盗が平成21年上半期 一戸建て住宅では3219件も発生しています。
共同住宅でも2220件、一般事務所で729件、商店で413件、生活環境営業で454件。
窓なども含めると無締りは全体で一戸建て住宅11605件、共同住宅5025件、一般事務所1871件、商店1113件、生活環境営業1168件。
めちゃくちゃ多いと思いませんか?
施錠をするというのは防犯の基本中の基本。
それをせずにこんなに侵入窃盗が発生しているのだということをぜひ認識していただきたいと思います。
短時間だったから施錠をしていなかった場合もあるでしょうし、錠前が壊れていた、あわてていて忘れてしまった・・・いろいろなケースがあると思います。
泥棒からすると、「無施錠」という状態は「何の労力もかけずに侵入することができるラッキーな状態」であることをぜひ認識していただきたいと思います。
但し、施錠をしていたから侵入されないかというとそうではなく、「ガラス破り」「ドア錠破り」「戸外し」「合鍵」「ピッキング」「サムターン回し」といったいろいろな侵入手口で泥棒は侵入しますので注意が必要です。
●補助錠を設置する(ワンドア・ツーロックは当たり前)
●防犯システムを設置する。
●見通しを良くする(塀を低く、植木を剪定)
●防犯灯をつけ夜間も明るくする。
●建物の外から無人であることがわからないようにする。
・郵便受けに郵便物を貯めない。
・新聞を止める。
・洗濯物を外に干しっぱなしにしない。
・室内照明をつける
といったことを実施してください。
3連休、戻ってきて空き巣被害なんてことがないよう、出かける前にもう一度防犯点検を実施してください。
投稿者: スタッフ (2009年11月20日 09:28)
泥棒に入られて・・被害者が逮捕された?!
泥棒に入られた被害者が警察に逮捕された?!
何故でしょう??
●「自宅に大麻」空き巣が盗む…供述で発覚“持ち主”逮捕
札幌豊平署は8日、アルバイト男(24)を大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕した。
発表によると、8日夜、ポリ袋入りの乾燥大麻3グラムを自宅で所持していた疑い。
3月末、自宅に空き巣に入られ、室内からポリ袋入りの乾燥大麻84・5グラムを持ち去られた。
この時にポリ袋を持ち去った札幌市豊平区の無職の男(29)が5月25日、特殊開錠用具所持禁止法(ピッキング防止法)違反容疑で同署に逮捕され、その供述から容疑者が自宅に乾燥大麻を置いていたことがわかった。
(6月9日 読売新聞 より引用)
なんと、泥棒が盗んだのが「乾燥大麻」。
よくこんなものを盗んだと思いますが、それが原因で泥棒も、被害者もダブル逮捕。
やはり悪いことはできません。
大麻汚染は本当に進んでいます。
先日もビルの屋上で大麻栽培をしていた男が逮捕されています。
泥棒もですが、大麻も一度手を染めるとなかなか辞めることができないようです。
やはりそうした犯罪ができないような環境を作り、犯罪を未然に防ぐことが大切です。
投稿者: スタッフ (2009年6月 9日 09:15)
盗んだ金が邪魔でズボンがずり落ち走れず逮捕
海外の間抜け泥棒のニュースです。
5月28日、現金5800元(約8万円)を盗んだ男が道路わきに座って休んでいたところ、パトロール中の警官に職務質問された。
男は逃走を図ったが、ズボンと腹の間に挟んでいた現金5800元がズボンの中にずり落ち、それが原因で走れなくなり、逮捕された。
29日付で武漢晩報が伝えた。
身分証明書の提出を要求したところ突然逃走を図った男を警官はすぐに追いかけたが、男の走る速度はどんどん遅くなり、それと同時にズボンの裾から現金がボロボロとこぼれ落ちてきたという。
それが原因で男は警官に追いつかれ、逮捕された。
その現金5800元を調べたところ、先日に武漢市江夏区の商店から盗まれたものだということが発覚した。
武漢晩報はこの窃盗犯である男を“間抜け泥棒”と称している。
<6月1日14時30分配信 サーチナより>
このような間抜けな泥棒ばかりだと良いのですが、最近の日本国内のニュースをみているとそうではありません。
昔は泥棒がコミカルに描かれるマンガやアニメなどもあり、実際に間抜けな泥棒の犯行などもあったのかもしれませんが、今実際に起こっている犯罪の手口を見ると、とても笑えるものはありません。
犯罪の件数自体は減っているのに、自分が感じる治安の状況(体感治安)はますます悪化しているように思います。
犯罪の手口がより凶悪化・本格化しているからでしょう。
また、外国人による犯罪も増え、組織的な犯行も増えています。
そのような犯行に対して、自分の身を守るのは大変なことです。
侵入窃盗
投稿者: スタッフ (2009年6月 2日 17:30)
「何しよるとね!」84歳女性一喝、22歳泥棒とっ捕まえる
84歳おばあちゃん大活躍の巻です。
29日午前10時25分頃、福岡市博多区大博町の住宅に侵入し、バッグを盗んだ男を住人の84歳のおばあさんが取り押さえ、110番で駆けつけた福岡県警博多署員が窃盗容疑の現行犯で逮捕した。
取り押さえたのは長光君子さん。同署の発表によると、男は同県鞍手町古門、無職男(22)で、1階の居間で手提げバッグを盗み、台所へ移動したところ、長光さんに見つかった。
長光さんが容疑者が土足であることに気づき、「ここで何をしよるとね。泥棒やろ」と一喝。バッグが台所にあったため、容疑者の両腕をつかんで外へ連れ出した。2階にいた孫の女性(27)が騒ぎに気付き、110番した。
(3月29日 読売新聞より抜粋)
このおばあさん、すごい豪快なのですが、1メートル44といたって小柄。男は1メートル70ほどの中肉で鉄の棒(約30センチ)も手に持っていたのですから、たまげた勇気です。
長光さんは読売新聞の取材に「怖くなかった。また来たり、ほかの家に盗みに行ったら困ると考え、とっ捕まえないかんと思った」と気丈に話しているそうです。 ニュースには「こうやって両手で捕まえた。犯人はおとなしかった」と話す長光君子さんの写真が掲載されていました。
この泥棒は言葉どおりいたっておとなしかったので良かったのですが、鉄の棒も持っていたということで最悪の場合、その棒で怪我をする可能性も高かったのですから、両腕をつかんで外に連れ出すといった行為はお勧めできません。
上階に孫がいたとはいえ、男相手ですから、孫まで危険になる可能性もあるので、やはり泥棒は捕まえるのではなく退散させることを考えるべきだと思います。
家人がいるのに入ってきています。施錠などが十分であったかも気になるところです。
無施錠な窓などから侵入されることも多いので、再度窓・扉の施錠状態を確認し、補助錠を追加するなど防犯対策を実施されることをお勧めします。
道路からの見通しが悪くないかなども検討し、塀が高かったり、植木がうっそうとしていて見通しが悪い場合には見通しを良くする方策も同時に検討しましよう。
投稿者: スタッフ (2009年4月 1日 13:11)
さすが、元警官のNPO代表「自殺志願者」実は窃盗容疑者を見破る。
福井県坂井市の東尋坊というと、自殺のメッカ?「早まるな」といった看板も目に付く珍しい観光地です。
その東尋坊で、2月5日に起こった事件です。
NPO「心に響く文集・編集局」(茂幸雄理事長)によると、その男(31歳)は5日正午ごろ、「死にきれず助けてほしい」とNPOの事務所を訪ねました。しかし、自分の素性を話さないなど挙動がおかしかったため、持っていた免許証の住所に茂理事長が電話すると、本人と違う事実が判明。盗んだ疑いが強いことから県警坂井西署に通報し、身柄を引き渡しました。
逮捕容疑は08年12月3日から4日にかけて、石川県七尾市内の病院の待合室に置いてあった他人の手提げカバンを盗んだ疑い。同署によると、「金がなかった」と供述しているということです。
理事長は以前に、県警三国署(現・坂井西署)の副署長を務めた元警察官。「私が元警察官ということを知らなかったのでは」と話しています。
やはり元警察官の嗅覚は衰えず・・ということでしょう。
先日も、交差点で対向車の運転手が目をそらしたので、追いかけたところ犯罪者であり逮捕した・・といったニュースがありましたが、交差点ですれ違うだけでピンとくる、ものすごい嗅覚だと思いました。
26年ほど前に窃盗専門の元刑事さんに話を聞いたことがあります。
やはり、窃盗現場ばかりを捜査していると、窃盗手口を見ただけで「これは誰々の侵入手口」といったことがわかったと話していました。
それほど当時の窃盗犯・泥棒は、自分の成功した手口を繰り返し磨く職人のような気質の泥棒が多かったようです。
さて、平成21年のこの頃はというと、外国人の窃盗団あり、素人の真似集団あり、昔ながらの職人ありと、「多様化」しているのが実情です。特に外国人窃盗団の場合は、実行犯は捕まっても捕まってもどんどん入国してきます。又、素人の真似集団も青少年や暴走族は遊ぶ金欲しさに、又、この不況でお金に困ってといった理由でも犯行に走っています。
多様化する中で、犯人の特定は昔よりずっと複雑に困難になってきています。
投稿者: スタッフ (2009年3月 6日 12:00)