今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
パリス・ヒルトン 窃盗団のターゲットになったのは自分の責任
パリス・ヒルトンが、セレブをターゲットにした窃盗団の被害に遭ったのはSNSを使った自分せいだとコメントしました。
CNNのトーク番組「ピアーズ・モーガン・ライヴ」に出演したパリスは、ツイッターやFacebookを使って自分の生活で何が起きているかを世間に頻繁に知らせていたため、ターゲットになりやすかったのだろうと語っています。
「ツイッターやFacebookなんてなかった5年、10年前には起こり得なかったことだわ。今では誰がどこにいるかが簡単に知れてしまうから、わたしも気を付けるようになった。二度と同じ目に逢わないよう、自宅のセキュリティーシステムも大がかりなものにしたわ」と言っています。
パリスが被害に遭ったのは4年前ですが、「彼女たちがしたことは最低よ」といまだに犯人たちを許せないとのこと。
事件後に監視カメラの映像を見たパリスは非常に気分が悪かったとコメントしています。
この窃盗団を描いたソフィア・コッポラ監督の映画『ブリング・リング(原題) / Bling Ring』にパリスはカメオ出演をしており、自宅を撮影現場として提供しています。
<シネマトゥデイ6月23日(日)19時0分配信>
確かにSNSで知り得た情報を犯罪に悪用しようとする者が今後出てくるでしょう。
いえ、実際にもう出てきているのでしょう。
ツイッターで〇〇ナウ、とコメントすれば、そこに居ることが全くの他人でも分かります。
もし、1人暮らしであることも分かれば、家はその時点で無人となり、泥棒に狙われる原因にもなり得ます。
泥棒がフォロワーの一人だった・・・何ていうこともあるかもしれません。
SNSも便利な機能がありますが、あまり個人情報を公開するのも問題があるかもしれません。
犯罪者はこういった情報収集や犯罪に悪用できそうなことには非常に敏感です。
それを悪用することを阻止できないのであれば、そのような情報を自ら流すことは避けなければなりません。
常にターゲットを探している泥棒に対して、自分は無防備ですよ、とアピールする必要はありません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2013年6月25日 18:16)
中国 盗みに入った家の屋根裏に1泊、食事して排泄も・・・
中国湖北省公安県の警察がこのほど、13件、総額11万元(約180万円)の窃盗の疑いで21歳の男を逮捕しました。
男は11日には夾竹園鎮の民家の屋根裏部屋に忍び込み、1泊して翌日、6万元を盗んで逃走していました。人民網が伝えました。
息子の結婚式を控えていた夾竹園鎮瓦池村の劉さん宅は11日、大騒ぎになっていました。
結婚式のために用意した現金約6万元がなくなってしまったのです。
劉さんは大慌てで公安県夾竹園派出所に被害届を出しました。
警官は3階建ての劉さんの自宅を捜索し、屋根裏部屋に通じる防犯ドアが開いたままになっていることを発見。
普段、家の人は出入りしていなかったため、調べると防犯ドアにこじ開けた跡があることが分かりました。
内部には食べ物のごみや人の排泄物などの証拠物もあったということです。
10日余りにわたる捜査で、警察は窃盗の前科がある21歳の男を逮捕。
男は9日に劉さん宅の屋根裏部屋に忍び込みましたが、空腹と疲れで寝入ってしまい、排泄も我慢できなかったと供述。
翌日、屋根裏部屋にあった工具で防犯ドアをこじ開け、1階にあった現金6万2000元を盗んだと話しています。
<6月7日(金)4時14分配信より>
盗みに入った家の屋根裏で、空腹と疲れで寝入ってしまい、さらにはそこで排泄行為もしたという泥棒の話です。
現場には、その泥棒を示す証拠が溢れていたでしょう。
このように、現場に証拠を残したまま逃走するという原始的な犯罪が、国によってはいまだにあるのですね。
DNAなど目に見えない、ほんのわずかな証拠でも犯人特定につながるようなハイテク技術のある国では考えられない
手口でしょう。
それよりも被害に遭ってしまった劉さんは災難でした。
息子さんの結婚式用のお金が盗まれるという縁起の悪い事件が起こり、さらに屋根裏部屋には泥棒の排泄の後が・・・。
あまり想像したくありません。
中国の防犯ドアがどのようなものかは分かりませんが、こじ開けにくい、衝撃に強い破壊されにくい材質のドアだと推測できます。
しかし、実際には、この間抜けそうな泥棒にこじ開けられて侵入された防犯ドアですから、防犯効果が高いとは言えません。
その後も、屋根裏部屋に1泊されていることから考えても、防犯対策としてはそれだけだったのでしょう。
厳しいようですが、防犯対策を見直さない限り、また別の泥棒に狙われる可能性が高いと言えます。
日本でも同様に、一度被害に遭った家、事務所、店舗では、被害に遭って運が悪かったで済ましてはいけません。
同じ泥棒とは限りませんが、別の泥棒に狙われる可能性が減ったわけではなく、依然として泥棒が狙い易い何らかの条件が残ったままと考えるべきです。
一番良いのは被害に遭わないことです。
このことが最もシンプルなことですが、その為にお金と手間を掛けて守る、つまり、事前に防犯対策をしようと考える人が少ないのです。
簡単だと分かっていてもなかなか手が出ないのは良く分かります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2013年6月 7日 18:14)
ライブ会場ではご用心! ジャスティン・ビーバー約3千万円盗まれる
5月12日に南アフリカにてライブを行ったカナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバーですが、ライブ終了後に窃盗団がジャスティンに対して21万3千ポンド(約3,320万)を超える盗みを働いていたことが明らかになりました。
窃盗団はヨハネスブルグにあるFNBスタジアムの壁を突き破ることに少なくとも3日間は費やし、ジャスティンがステージを後にしたわずか数時間後に現地通貨で約300万ランド(約3,320万円)を持ち去ったという。
この現金は、ジャスティンの「ビリーブ・ツアー」のグッズやスナック販売の収益。
しかも、その前夜に行われたボン・ジョヴィのライブからも盗まれていましたが、スタッフたちは13日の朝までその現金がなくなっていることに気づかなかったという。
ソウェトにある現場から近いボーイセンスの警察官は「建物から現金が盗まれていることに今日になって気づいたそうです。我々は現在のところ証拠収集をしている段階ですので、この盗みに何名が関わっていたのかは分かっていません」と話しています。
のみや金槌、縄などで武装していたと見られる窃盗団は、屋根から侵入した後に縄を使って現金が保管してある部屋へ忍び込んだものと思われています。
南アフリカ警察のスポークスウーマンを務めるカトレゴ・モゲール氏は「容疑者は屋根から侵入しました。昨晩のライブから今朝までの間にトイレのタイルを突き破ったのです」とコメントを残しています。
<マイナビニュース5月20日(月)12時10分配信より>
カナダの有名歌手ジャスティン・ビーバーが南アフリカでのライブ会場で、3千万円以上の現金を盗まれたというニュースです。
その前夜に行われたボン・ジョヴィのライブからも盗まれていたということです。
この二つの窃盗事件に限らず、ライブ・コンサート会場での窃盗事件というのは世界各地で発生しています。
高価な楽器(バイオリンなど)が盗まれるという事件もありました。
表で歌い、演奏する人も、スタッフなどの裏方の人も、皆興奮状態にあり、舞台裏では、関係者とそうでない人が入り乱れている状態もあるようです。
誰が誰だか分からず、準備やタイムスケジュールに追われ、金品の保管などに気を使っていられない状況もあるのでしょう。
そこに泥棒などの犯罪者が紛れていると恐ろしいことになります。
外国で行われるコンサートの場合、コンサート会場が思っているより警備が甘いなど想定していない場合もあるでしょう。
このような時に犯罪が発生する危険性があります。
外国の場合、特にこのようにすれば安心だとは余計に言えませんが、関係者に紛れて泥棒が潜んでいる可能性があることは肝に銘じておくべきでしょう。
その上で、現金や貴金属、高価な道具などの保管を心掛けるべきです。
まずは意識することからです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2013年5月21日 15:52)
監視カメラの効果 犯罪防止・抑止から犯人逮捕まで
ボストンの爆発事件が起きた時、米国カリフォルニア州のサンタクルーズにいた。
テレビでは、この事件を連日報道していた。
犯人が逃走した後の経緯などについても詳細な報道が多かった。
今回のテロ事件に活躍したのは、監視カメラ(サーベイランス)だ。
各所に張り巡らされている監視カメラが犯人兄弟を特定した。
監視カメラは今回のように犯人逮捕や犯罪防止に役に立つ。
また、事故に遭ったり窃盗に出会ったりするような場合には、どちらが正当なのか明白にしてくれる。
帰国前日、サンフランシスコ空港から地下鉄BARTに乗ってサンフランシスコの市内に行ってみた。
その車中に監視カメラが4台あり、それらが各車両に配置され、車内の様子を全て見えていることも車内の壁に書かれている。
乗客は安心して電車に乗ることができる。
逆にこういった監視カメラがない場合には、電車の中では決して油断できない。
従来の米国出張では常に緊張していた。
危険と背中合わせだった。
日本でも最近は犯罪が多発したり、クルマが暴走して突っ込んできたり、昔では考えられない事件が多発している。
残忍な殺人事件や凶悪な強盗事件も起きている。
安全な街づくりに監視カメラは欲しい。
一方、監視カメラを街中に張り巡らせることに反対する意見もある。
プライバシが侵される恐れがあると言って反対する。
ただ、監視カメラは戸外における個人の行動を記録できるが、個人のプライバシを侵すこととは議論が別ではないだろうか。
プライバシは、個人の健康状態や所有するお金、既婚・未婚、年齢など他人に知られたくないことや、裸の姿など見られたくないことを守るための権利である。
街の中を堂々と歩くことがなぜプライバシに関係してくるのだろうか。
プライバシという権利を必要以上に振りかざしてはいないだろうか。
重要なことは、プライバシという言葉の意味をしっかりと噛みしめて考えるというクセを付けることである。
街灯や電柱に監視カメラを設置することが本当にプライバシを侵害するだろうか。
本当に他人には知られたくないプライバシが、公共の利益が相反する場合にこそ、公共の利益優先か、他人に知られたくないプライバシか、冷静に考えてみる場面になる。
街中に監視カメラを設置することが当てはまるだろうか。
監視カメラは犯罪防止や犯人逮捕に係わる重要な装置である。
公衆道徳や公共の利益と、個人のプライバシの重さを天秤に測って考えてみればよい。
そうすると、監視カメラの設置は、プライバシとは関係のないことであることがわかってくる。
しかも、誤った意味でプライバシという言葉が使われて、監視カメラの設置が見送られることがありうるとするなら、公共の利益に反することになる。
まさに平和ボケ、危機意識の欠如、能天気な街や国になるのではないだろうか。
プライバシという意味を本当にわかっている国や地域では、監視カメラはエレクトロニクス産業として大きな市場となり始めている。
例えば、全ての交差点の信号上にカメラを設置しておくと、交通事故原因が特定できたり、その事故のメカニズムがわかったりする。保険会社が積極的に設置する国もある。
最先端の監視カメラシステムでは、魚眼レンズを用いて可動部分を除去しながら、180度あるいは360度見渡すことができるようになっている。
その画像・映像は、歪んだ魚眼画像・映像をカメラの内部回路で修正ししたものになる。
そのための画像処理・映像処理プロセッサとそのアルゴリズムの開発が世界中で進んでいる。
こういった技術は危機意識の高い国では強い。
<津田 建二 国際技術ジャーナリスト・アナリスト 2013年4月23日 23時17分配信より>
監視カメラ、防犯カメラを設置することの効果、そして考え方が良く分かる記事です。
防犯カメラを設置することに反対する人はいます。
人に見られたくないところを防犯カメラに映像を録画される、誰か知らない第三者に見られる、というのは誰もが嫌なことです。
例えば、家の中で着替えているところ、風呂の中で鼻唄を歌っているところ、そんな恥ずかしいところを見られては困ります。
これこそプライバシーの侵害です。
ただ、この記事の中にもあるように、街灯や電柱に監視カメラを設置することが本当にプライバシを侵害するだろうか?という問いです。
私はプライバシーを侵害するとは思えません。
むしろ、防犯カメラが設置されているということで、カメラを通して第三者が見ていてくれる、映像を記録するという形で守られているという安心感の方が強く感じます。
もし何らかの犯罪に巻き込まれた時も、自分が被害者の場合はもちろんのこと、仮に痴漢などの加害者として疑われた場合も、自分が正しいことをしているのであれば、必ず自分のため、自分の正しさを証明してくれる味方になると思います。
過剰かつ不当にプライバシーの侵害を訴える人は、何かやましいことがあるのでは?と逆に疑りたくなります。
監視するなら警察がいるじゃないかという人もいるでしょう。
ただ、警察官、つまり人の目による監視には限度があります。
人の数としての限界、そして体力的な限界(24時間ミスなく監視し続けることは不可能です)。
また、人の場合、不正を働く者、犯罪を犯す者もいます。
防犯カメラという機械の場合、そのような心配は不要です。
もちろん、記録した映像が流出しないように、管理体制・保管体制などあらかじめ決めておかなければならないことはあります。
ただ、うまく活用すれば、非常に効果的で、心強い防犯対策ではないでしょうか。
投稿者: 総合防犯設備士 (2013年4月24日 18:19)
韓国 高級自転車盗難相次ぐ 車並みの価格
ソウル松坡警察署は先月27日、ソウル市や京畿道の中学校約900校に対し、捜査への協力を要請する文書を発送しました。
文書は「監視カメラに映っている制服は貴校のものか」という内容です。
文書を送ったのは、自転車を盗んだ犯人を捕まえるためです。
盗まれた自転車は1400万ウォン(約106万円)という高価なものでした。
文書を送ってから2日後、京畿道城南市のある中学校から「うちの制服だ」という返答がありました。
警察の関係者は「チタン製の自転車だというが、価格が一般的な自動車に比べ高いため驚いた」と話しました。
警察は聞き込みの末、ソウル市松坡区蚕室洞のコンビニ前に止められていた1400万ウォンの自転車に乗り逃亡したとして、少年(13)ら中学生5人を書類送検した、と先月30日発表しました。
少年らが盗んだ自転車は「モリンMLX」というモデルで、フレームの価格だけで800万ウォン(約61万円)もします。
持ち主の男性(50)は「チタン製の自転車は加工が難しく、溶接も真空状態で行わなければならないため、価格が高い」と話しました。
少年らは警察の調べに対し「コンビニの前に自転車3台が止められていましたが、そのうち最もきれいで、高そうに見える自転車を盗んだ。分解してインターネットで売るため、車輪だけを手元に残し、ほかの部品は捨てた」と供述しました。
少年らの親は自転車の持ち主に対し、被害額を弁償することを約束しています。
高価な自転車を狙った窃盗事件が相次いでいます。
今年9月、大邱市内の店の自転車売り場で、時価1200万ウォン(約91万円)の自転車を盗み逃亡したとして、A容疑者(49)が警察に逮捕されました。
A容疑者は「自転車がそんなに高いものだとは知らなかった」と供述しました。
ソウル瑞草警察署は先月22日、瑞草区盤浦洞のマンションの廊下に止められていた時価350万ウォン(約27万円)の自転車を盗んだ容疑などで、B容疑者(43)を逮捕しました。
警察の調べに対し、B容疑者はソウル・江南地区一帯のマンションで自転車52台(およそ3000万ウォン〈約228万円〉相当)を盗んだことを認めました。
警察の関係者は「B容疑者は自転車が高価で取引されるということを知り、マンションで高そうな自転車だけを選んで盗んだ」と説明しました。
10年にわたり自転車販売店を営んでいるパク・ホソンさん(50)は「自転車サークルの会員たちは通常、200万-300万ウォン(約15万-23万円)の自転車に乗っている。自己満足のため、部品を優れたものに取り換えることで、価格が高騰している。車輪一つが数百万ウォン(100万ウォン=約7万6000円)に達するなど、被害規模だけを考えても、自転車泥棒は今や、こそ泥などとはレベルが違う」と語りました。
<朝鮮日報日本語版12月9日(日)6時35分配信より>
日本でも健康志向が進み、自転車通勤をする人が増え、趣味としてのサイクリングが広まり、より本格的で高級な自転車が人気となっています。
何でもそうですが、まず道具から入るという人が多いのだと思います。
高級自転車の需要が高まっているのでしょう。
記事の中に、106万円、61万円、91万円という金額が出来てきますが、全て自動車ではなく盗まれた自転車1台の金額とです。
韓国ではこのような高級自転車が当たり前ということでしょうか。
人とは違う物を持ちたいという願望が見え隠れします。
逮捕された少年らの手口を見ると、プロ顔負けです。
コンビニの前に止められていた自転車3台のうち、最もきれいで、高そうに見える自転車のみを盗み、それを分解してインターネットで売るため、車輪だけを手元に残し、ほかの部品は捨てたというものです。
3台全て盗むと怪しまれるので、1台だけ盗む、そうすれば無くなっただけと被害届も出されない可能性がある。
また、プロの窃盗団が行うような、分解してその一部だけを転売する、そうすれば被害品と特定されにくいということも考えているのでしょう。
恐ろしい時代です。
日本でも手口を模倣する犯罪者が出てくるかもしれません。
お隣の国の出来事だから関係ないとは言ってはいられません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2012年12月12日 18:09)
財布が分厚いのは中国人 欧州で中国人狙われる
新華網】 ある旅行会社のツアー説明会で、私たちは「ヨーロッパには泥棒が多いので注意してください」と何度も警告を受けました。
そしてヨーロッパ観光の最初の目的地である英国で、ガイドは常に荷物に留意し、ホテルに入ってからはドアをロックするのを忘れないようにと注意しました。
ガイドは全員のパスポートと大量の現金を持ち歩くので、一層警戒していました。
ツアーのメンバーが気を付けていたにもかかわらず、ホテルでチェックインする際、湖南省から来た高齢夫婦のリュックが2つなくなりました。
ヨーロッパに泥棒が多い理由は、いくつか挙げられます。
ヨーロッパの泥棒の中には東ヨーロッパの後進国から来た人が多い。
また、戦乱を脱出するためにヨーロッパに避難してきた大勢のリビア難民も、生きていくために泥棒となりました。
甘い対処も窃盗事件が後を絶たない要因の一つでしょう。
ヨーロッパの泥棒が中国人を目標にするのは、中国人観光客がよく現金を持ち歩く習慣と関係があります。
財布に分厚いユーロ札を持ち歩くので、自然とすりの目標になります。
中国観光客の高級ブランド品好きも一因です。
<毎日中国経済11月4日(日)13時13分配信より>
先日、アメリカでも中国人観光客が犯罪者のターゲットになっているという記事を見ました。
日本でも中国の中でも裕福な人達が大勢訪れ、ブランド品や家電製品を大量に購入して帰るという現象が続いています。
昔のバブル期の日本人も同様に狙われていたのでしょうか。
お金を持つ者が狙われるのは必然です。
犯罪者の側もターゲットなる者を探しています。
犯行の成功率の高さ、得られる金品の額、捕まる危険性、これらをトータルしてターゲットを決定します。
成功率の高さと捕まる危険性を重視したら、お年寄りや子供、女性など自分より弱い相手を選ぶのが一番です。
ただ、その場合、得られる金品の額が低いという可能性があります。(お年寄りが大金を持っている場合が最も良いカモでしょうか)
ターゲットにならないように、なりにくくなるのはどうしたらよいか、犯罪の手口、泥棒の心理状態を知っておくことで損はありません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2012年11月 7日 18:03)
韓国内で発生した外国人犯罪 1/4が凶悪犯
【ソウル聯合ニュース】韓国で発生した外国人犯罪のうち、殺人や放火、強姦(ごうかん)、強盗をはじめとする凶悪犯罪が最も多いことが1日、分かりました。
法務部が野党・民主統合党の議員に提出した資料によると、2010年から今年6月までに把握された外国人犯罪者8万5608人のうち、凶悪犯者は2万432人で23.8%を占めました。
次いで交通事犯者が17.5%(1万5026人)、詐欺犯が8.3%(7162人)、窃盗犯が3.5%(2968人)、外国為替関連犯罪者が3.4%(2952人)となりました。
外国人犯罪者を国籍別に見ると、中国人が3万9097人で45.6%を占めました。
続いて、ベトナム人が7.9%(6836人)、米国人が6.1%(5228人)、モンゴル人が5.1%(4381人)、日本人が1.1%(988人)などの順でした。
<聯合ニュース 10月1日(月)15時0分配信より>
日本でも同じような集計結果になるのではないでしょうか。
外国人による凶悪事件が多いというのは共通しているかもしれません。
やはり自国で犯罪を犯すより、海外の方が躊躇せずに犯行に及ぶことができるということでしょうか。
日本人なら殺してもよい、という考えのある国や地域もあるということですから、恐ろしいものです。
そう考えると、韓国内における日本人の1.1%(988人)という低さは、日本国民らしさが出ているような気がします。
外国人=犯罪者と考える必要はありませんし、それは明らかな差別ですが、外国から犯罪目的(主に窃盗)で出稼ぎのようにやって来る者が存在しているのも事実です。
その点も考慮して日頃から犯罪に対する意識を持たなければなりません。
日本は諸外国と比べると平和なのは間違いありません。
犯罪とあまり縁がない、身近な問題として考えている人が少ないのも事実でしょう。
ここが狙われるポイントとなりえます。
油断大敵、これは泥棒などの犯罪者に対しても言えることです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2012年10月 4日 18:40)
韓国 スパイダーマン泥棒 壁よじ登りマンション4階から侵入
先月8日、韓国南東部・蔚山で、マンションの壁をよじ登り、ベランダから中に侵入する泥棒の姿を、近くに住む住民が撮影していた。男は開いている窓から侵入し、貴金属などを盗んで逃げたという。
韓国メディアは「スパイダーマン泥棒」だと報じ、マンションの高層階でも外出の際は窓を閉めるよう呼びかけています。
<日本テレビ系(NNN)7月3日(火)16時7分配信より>
日本でスパイダーマンの新作映画が公開されていますが、お隣の韓国ではそれを真似た?泥棒が話題になっています。
私も実際のニュースの映像を見ましたが、壁からマンションの4階ベランダに侵入し、その後、マンション内の防犯カメラに犯人が映っていました。
侵入手口としては、普通は有り得ないというか珍しい方法です。
危険ですし、よほど身のこなしが軽く、壁登りができる人でないと、とても真似できません。
また高所恐怖症でないことが条件ですね。
特殊でかなり技術が必要な侵入方法ですが、ベランダまで到達できれば、あとの犯行は楽なのかもしれません。
今回も窓は開いていたということですから、侵入後は家の中を楽々と物色する時間もあったのでしょう。
その後防犯カメラに映ってしまったのは事前の下見や調査が不充分でした。
壁をよじ登るぐらいですから、それなりに下見は行うでしょう。
その場での思いつき、行き当たりばったりの犯行ではとても行えません。
防犯カメラの有無は当然チェックします。
犯行が成功しても、犯人としての自分の映像が残っていれば、結局は失敗(逮捕される)ということになります。
その障害として防犯カメラは大きな関門です。
ただ、泥棒サイドとしてもその関門は楽に避けることができます。
正面突破する必要が無く、単に防犯カメラがついていないところをターゲットに選べばよいだけです。
ここが狙われるか狙われないかの大きな分かれ目と言えるでしょう。
防犯カメラの設置やその他の対策を導入する場合、それなりにコストは掛かってしまいます。
しかし、その結果、泥棒に入られなかったとしたら、それは比較すると損にはならないと思います。
費用対効果を考えての導入をお勧めいたします。
投稿者: 総合防犯設備士 (2012年7月 5日 11:53)
パトカーからガソリン盗み、ポーズを決めてFacebookにアップ
写真の男性はマイケル・ベイカーさん、20歳。米国ケンタッキー州在住。
ITリテラシーがなんとか言いますが、ITリテラシーも普通のリテラシーもないとこのようなことに。
写真を見ての通り、パトカーからガソリンを盗んでいます。そしてその様子を収めた写真を本人自らFacebookにアップ。ご丁寧に中指までたててくれてね。ちなみに写真を撮ったのは彼女ですって。
窃盗事件が起きたのは1ヶ月ほど前ですが、マイケルさんは4月中頃に逮捕されました。
問題の写真はすでに削除済み。
逮捕された時にはさらにFacebookで「Facebookが原因で牢屋にww」なんてポストしてました。
そして、さらに数日前には以下のポストが。
「牢屋からでたぜ。」...。プライバシー設定のやり方くらい覚えくべきというか、20にもなって悪い男自慢してるのも...。
Facebookのせいで牢屋行きになったのではなく、自分の阿呆さ加減が原因だと気づいて欲しいものですね。
今回のことで改心しているといいんですけど。
なんて、いつになくキツイ言い方してしまったかしら。
<ギズモード・ジャパン5月1日(火)13時54分配信より>
何とも間抜けなガソリン泥棒です。
パトカーからガソリンを盗んでいる写真を自らFacebookにアップし、逮捕された男のニュースです。
撮影したのは彼女ということですから、なんともお似合いなカップルですね。
犯罪を犯した証拠を自ら公開する、これが問題になる、逮捕されるということに気がつかないのが驚きです。
それよりもこんな息子を持ったご両親や家族が可哀想ですね。
こんな間抜けな泥棒はまれです。
どうすれば自分が捕まらないかをとことんまで研究し、そうならない為の最善の手口を選び、最も都合の良いターゲットを選びます。
この時に都合の良いターゲットとして見られる、選ばれてしまうと犯罪被害に遭ってしまう可能性が高まります。
一番狙われると思われるのが、無人で扉や窓が無施錠の状態。
次が、無人で施錠しているが、無対策。
その次が、無人で施錠し、防犯対策も実施済みのところでしょう。
その次が、有人で施錠し、防犯対策も実施済みのところです。
無施錠というのは論外で、非常に危険な状態ですが、単に施錠しているだけというのも、泥棒から見れば防犯対策がしっかりしている家とは判断しないでしょう。
自分の家がどのような段階にあるのかをまず把握し、どのように対策を講じれば強化されるかを考えるべきでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2012年6月19日 10:52)
ガンズ・アンド・ローゼズ 楽屋で窃盗被害
【パリAFP=時事】米ロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」のボーカルを務めるアクセル・ローズさん(50)がパリ市内でのコンサート中、宝飾品を盗まれる被害に遭っていたことが分かりました。
仏警察筋が6日、明らかにしました。
警察は同日、容疑者として若い女を逮捕しました。
職業はモデルで、コンサートにも行っていました。
パリ市内の警察署に出頭し宝飾品を返しましたが、なぜ自分がそれを持っていたのかは分からないと供述しています。
同筋によると、ローズさんは5日夜、市内のベルシー体育館での公演後、100人程度の客を招いてプライベートコンサートを開催。
その際、楽屋に置いていたダイヤモンドや金のネックレスなど約20万ドル(約1600万円)相当を盗まれました。
<時事通信6月7日(木)0時36分配信より>
海外での窃盗事件ですが、日本でも起こり得る手口です。
ロックバンドではありませんが、音響学団のコンサートで、楽屋から高価な楽器が盗まれる事件が何度か発生しました。
音楽関係者ではないのでよく分かりませんが、コンサート中及び終了後の楽屋には不特定多数の多くの人が行き来するのでしょう。
誰が誰の関係者かをいちいち確認することはできないでしょうし、ID等をつけていてもそれをその都度提示させるような状況ではないでしょう。
日本でも、芸能人がコンサート終了後、面識のない相手の楽屋を訪問し、挨拶をするという話を聞いたことがありますが、これも予定外のことですし、相手が誰なのか分からないこともあるかもしれません。
このような状況下を利用し、どさくさにまぎれて、あたかも関係者のように楽屋内に侵入する犯罪者が出てくるのも分かります。
体育館のような場所でのコンサートの場合、楽屋に防犯カメラなどの対策がとられているところの方が少ないでしょう。
日頃は別の用途で使われている場所で行なわれるコンサートなどのイベントの場合、どうしても手薄になってしまいます。
そのような点も泥棒の狙い目です。
難しいかもしれませんが、防犯カメラの設置やIDの発行・提示などで、泥棒が気持ちよく犯行を行えないような環境に近づけることが対策と言えるでしょうか。
あとは、ボディーガードのような立場の人に金品を預かってもらうなど。(原始的ですが・・・)
投稿者: 総合防犯設備士 (2012年6月 7日 11:02)