泥棒について知ろう!
泥棒が目をつけるポイント
泥棒が狙いを定めるまで
泥棒が狙いを定めるのはどういう家で、どういうところにポイントを置いているのでしょうか。
実は泥棒がたまたま通りがかった家に侵入するということは殆どありません。
下見をし、綿密に計画を立てて犯行に及びます。泥棒もプロであるということを認識しましょう。
下見のポイント
プロの泥棒が一番大切にしていることは、絶対に捕まらないという「安全性」です。だからこそ、そう簡単には犯行を決行しません。しっかり下見をし現場調査を行ないます。場合によっては下見に2週間かけることもあります。
住宅の下見 | 店舗への下見 |
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ゴミを出す日はいつで、どれくらい井戸端会議をしているかということまで調べ、ゴミ出しの間に侵入する泥棒もいるほどです。 |
人通りの少ない早朝、従業員が鍵を開けたところを狙う泥棒も増えています。下見の結果、泥棒にとって一番安全な時間帯を狙います。 |
狙いを定める時のポイント
じっくり下見をした泥棒が、そこをターゲットに決めるポイントはどこにあるのでしょうか。
警察が捕まえた泥棒から聞いた「泥棒がその家を狙った理由」は以下の通りです。
- 泥棒しやすく逃げやすい。
- 怪しまれにくく、捕まりにくい。
- 防犯意識が薄く、警備システムなどがついていないため入りやすい。
- 人通りが少なく、人目につきにくい。
- 建物に死角があり、表から犯行が見えない。
- 足場があるなど侵入しやすい。
- 近所づきあいがなく、居住者相互の面識がないため発見されにくい。
- 金目のものがある。
あきらめる時のポイント
反対に、泥棒があきらめるときは以下の通りです。
- 補助錠などで侵入に10分以上かかるとき。
- 近所の人にジロジロ見られて。
- 犬がいてあきらめた。
- 防犯装置設置のマークがあった。