こんなおかしな泥棒がいる
vol.118 『「愛妻弁当」持参の泥棒。恋に落ち一緒になりたい一心で勤めているふり・・』
「泥棒と知られたくなくて勤めているふりを続けてしまった。
毎朝、弁当まで作ってもらっていたのに...」。
茨城県で逮捕された男は2年間、「仕事に行く」と同居女性(32)をだまし、「愛妻弁当」まで作らせ空き巣を繰り返していました。
男は16年まではトラック運転手。ところが違反や事故が重なり免許取消。
運転手時代に恋に落ち一緒になりたい一心で「建設現場で働いている」とうそをつきながら、泥棒家業にいそしんでいました。
男は女性とその息子(4)との3人暮らし。
平成17年12月から19年6月の間、毎朝9時に女性の手作りおにぎりを手に、自転車で出勤。
自宅付近の山林に隠した盗品のオートバイに乗り換え、茨城、千葉、福島3県を泥棒行脚していました。
毎週約2万円を「給料」として女性に渡し、残りはパチンコ代やガソリン代に費していたそうです。
3県で157件、被害総額約1800万円の空き巣を繰り返していました。
せっかく一緒になりたい人ができたのなら、まじめに働けばよかったのにね。