防犯泥棒大百科

ここ最近、ようやく防犯に対する心構えをする人が増えてきたが、日本列島は古来から島国であったから、今だに日本人の多くは「水と安全はタダ」という意識が強いよう。

　マンションでも３階以上なら窓を開けっぱなしにしても誰も入らないだろうとか、まさか、うちみたいな家に限って泥棒も狙いやしないだろう、とか。そんな現代人の心のゆるみに、狙っていますぞ！善人を装ったドロボーが。

　ここ数年マンションに住む人口が増加しており、特に上の階の空き巣が増加している。犯人は窓が開いていることも、カギを掛けていないこともお見通しで、ロープをつたってマンションのひな段を下りては楽々と侵入していく。当の泥棒もまさにスリルを楽しんでやっている。

　それで入られた方はというと、１週間たっても２週間経っても気が付かず、盗難届を出しても、カギを掛けなかった方が悪いと言われたら、ハイそれまで、と言うことになる。

　また「今日は引越しで。」という隣の人の言葉を信じていたら全くの嘘で、白昼堂々と家財一式トラックで盗んでしまったドロボーもいる。

　普段から、心掛けていたらこんなことにはならなかったはず。 戸締り確認。隣近所の人の顔ぐらいはしっておきましょう。それから「自分の安全は自分が守る」これが基本だってことも忘れないで下さいね。