こんなおかしな泥棒がいる
vol.69 『韓国の大泥棒 東京で御用』
韓国の軍事政権時代の1970年代、権力と結びつき蓄財を図る上流階級の邸宅を狙って泥棒に入り、
「大泥棒」として知られていた韓国版ルパン。
韓国では盗みに入る度に庶民とかけ離れた生活をする
上流社会の実態が報道されていたとのことで、ちょっとした有名人。
その大泥棒が平成12年11月東京で住宅3件に侵入、
腕時計、携帯電話などを盗んだ時に現行犯逮捕された。
男は3年前に16年間の刑務所生活を終え出所。
最近は警備会社の顧問として防犯活動を続けるかたわら、
ソウルの有名大学で学生に「犯罪学」の講義も行い人気を博していたという。
東京での逮捕時には、通報で駆けつけた警察官に対し刃物を振り回し、
最後は拳銃で撃たれ、窃盗以外に殺人未遂で現行犯されたという。