防犯泥棒大百科

１３道県２５箇所の高級旅館を狙った泥棒２人組。０４年４月〜７月、登別、草津、宇奈月、嬉野など日本の著名な温泉地２５箇所をめぐり、８０件近い窃盗を働いていた。被害総額は数百万に上る見込み。

　 二人は各地に到着すると観光案内所に直行。そこで高級旅館やホテルを選び、チェックイン。大浴場の脱衣場に行って鍵を盗み客室に侵入し、財布から現金を盗んでいた。

　 大浴場が無人の時は、湯船につかって客が来るのを待ったり、脱衣場のロッカーの鍵を抜き取り貴重品を入れさせないように細工するなどのこりよう。

　 「高級な旅館やホテルの客は懐が豊だし、仕事の後に温泉に入れる」というのが旅館を専門にした理由。なんともあきれ果てた理由であった。