今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
1万ユーロもの大金に気付かず盗んだカバンをそのまま捨てたドイツの泥棒はどいつだ?
おもわずしょうもない駄洒落を書いてしまいました。
[ベルリン 30日 ロイター] によりますとドイツ西部のデュッセルドルフの空港で、泥棒が現金1万ユーロ(約158万円)の入ったブリーフケースを盗んだものの、現金には気付かずにそのまま捨てるという珍事が発生しています。
イラン人の男性(57)が飛行機に搭乗しようとした際、ブリーフケースがないことに気付きました。
その男性はすぐに警察に通報。ブリーフケースの中には1万ユーロが入っていました。
後になって警察官がブリーフケースを発見。
物色された跡があったものの、2つの封筒に入った札束は手付かずのままだったということで、まずはめでたし、めでたしです。
しかし、1万ユーロもの大金が入った袋の中を見ないというのは、なんともどじな泥棒です。
「空港」というのは、置き引きやスリ、ひったくりなどの犯罪が多発する場所です。
なぜなら、
1)トランクと手荷物、土産などいくつもの手荷物を持っている。
2)見知らぬ場所へ今から行く、又は帰ってきたなど精神状態が高揚していたり、疲れていたり、注意力が散漫。グループの場合特に注意。(話に気を取られる)
3)飛行機の出発時間などの表示を注意しているなど、他のことに気をとられる。
4)いろいろな国の雑多な人間が出入りして動いている。すぐに人ごみに紛れ込み逃げることができる。
5)そのまま高飛びも可能。
どんなに疲れていても、荷物が多くても、「自分の荷物は自分で守る」
絶対に身体から離さないことが大切です。
「日本人は大金を持っている」と海外では有名です。
実際に持っていなくても、犯罪者はそう考えて近づきます。
常に周囲に注意を払う・・・それが大切です。
投稿者: スタッフ (2007年8月31日 09:13)