今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
同居友人の貯金1000万円を盗み、散財 逮捕時残金2千円
同居する友人から現金約1000万円を盗んだとして、岐阜県警は19日までに住所不定、無職の男(43)を窃盗容疑で逮捕したことを発表しました。
男は今月18日に京都府警に保護され、岐阜北署に出頭。
逮捕時にはわずか2000円しか残っておらず、同署の取り調べに「すべて使った」と供述しています。
ルームシェアの友人がまさかの裏切り行為を働きました。
岐阜北署によると男は、7月7~13日の間に岐阜市内のアパートで同居していた家屋解体作業員の男性(43)が貯金していた約1000万円を盗んだという。
男性がスーツケースの中に保管しており、ケース丸ごと持ち去られてしまいました。
加藤容疑者はそのまま行方知れずとなり、男性から相談を受けた岐阜県内に住む男の家族が捜索願を提出していました。
岐阜北署では「男性が『コツコツためた』と言っていることから、長期間にわたって貯金していたお金だったのでしょうね...」と同情。
「男が1000万円を何に使ったのか、なぜ京都で保護されたかなどはは現在取り調べ中です」と話しました。同署では2人がどういう友人関係だったのかも含め、背景を詳しく調べています。
<スポーツ報知10月20日(日)7時4分配信より>
ルームシェアしていた友人がまさか泥棒に変身するとは・・・。
その友人と親しいほど、盗まれたショックは大きいでしょう。
ルームシェア、ルームメイトが題材になったドラマが近年多いですが、ドラマと現実は違うような気がします。
ドラマに憧れてか、家賃や生活費を効率よく分担できるからか、実際にルームシェアをする人も増えているようですが、この事件同様トラブルが起こりやすい生活形態と言えます。
特によく知らない人、素性や家族、実家等を知らない人と一緒に暮らすのは正直怖いと思います。
今回の事件では、被害者の男性が、お金を盗んだ友人の家族に相談し、家族が捜索願を出していたため警察に保護される結果となりましたが、このような事態になった時に誰にも相談できないというのが最も懸念されます。
きちんと相手のことを知っておくことが必要でしょう。
また、貴重品などの保管も気をつけなければなりません。
全ての物を24時間、身につけられるわけではありませんから、通帳や印鑑、普段使わない貴金属類などは銀行の貸金庫など安全な場所に保管するなどすべきです。
同居人を疑う、信用するなということではありませんが、避けられるトラブルは自分で避けるべきでしょう。
とはいっても、全てを貸金庫に保管することはできません。
パソコンや携帯電話、バッグ(女性はブランド物を持っている方が多いですね)や衣類など、日常生活でよく使用するものは、身近な場所に置いておかざるを得ません。
そうなると、最初に話が戻りますが、やはり同居人選びがポイントになりそうです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2013年10月22日 16:37)