今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
エアコン室外機泥棒 和歌山で100件
和歌山県では、民家や店舗でエアコン屋外機を盗まれる被害が約100件発生しています。
そんな中で、エアコンの室外機を盗んだとして、和歌山県警捜査1課と岩出署などは17日、窃盗容疑で、和歌山県紀の川市貴志川町国主、電化製品回収業男(61)と、同居の女(50)を現行犯逮捕しました。県警によると、2人は容疑を認めているということです。
県警は和歌山県で発生している他の被害に関しても関連を調べています。
逮捕容疑は17日午前3時20分ごろ、和歌山県かつらぎ町の2店舗の外壁に設置していたエアコンの室外機計3台を盗んだとされます。
警戒中の捜査員が、2人が室外機を軽トラックに乗せて運び出すのを発見、取り押さえました。
エアコンの室外機は内部の管などに多くの銅が使われており、銅を目当てに廃棄された室外機を買い取る業者もいるということです。
県警は換金目的の可能性もあるとみて関連を調べています。
(9月17日産経新聞より引用)
「金属盗難」
いっときは連日のように報道されていましたが、下火になったかのように見えましたが、パラパラと発生しています。今まで誰も見向きもしなかった廃材、配線などがお金になる。
そのためにこの2人は屋外機を外して持ち去り換金しています。
問題なのは、こうした目的で敷地内に泥棒が入ることです。
建物に近づく。。そこにもし換金できるものがあれば持ち去ります。
なければ?「放火」などされる可能性もあります。
窓が「無施錠」で開いていたら?
侵入窃盗で建物内に侵入し金品を盗むかもしれません。
ですので建物に近づける、敷地内に入らせることをやめることが重要です。
まず、外周警備。赤外線センサーなどで敷地内に入った時点、窓に近づいた時点で大音量の音、光で威嚇撃退することが防犯対策として大切です。
塀は高くしない。見通しを良くすることが重要です。
フェンスに変更する。植木を剪定する。そうすることで、道路から見た時に見通しが良くなり、犯人が隠れるスペースがなくなります。
防犯灯、人感ライトなどを設置することで、夜も死角になる場所をなくします。
そうすることで、泥棒にとって犯行しにくい環境を作ることも併行して実施することが大切です。
投稿者: スタッフ (2009年9月26日 09:47)