今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
中学校から蛇口107個盗んだ20代の男2人逮捕
埼玉県川越市の中学校などから水道の蛇口107個を盗んだとして、埼玉県警は19日、別の窃盗事件で逮捕された県内の20歳代の男2人を窃盗と建造物侵入容疑で再逮捕しました。
捜査関係者によると、2人は5月29日未明、川越市内の三つの中学校と市立教育センター、上尾市の県立上尾橘高校から蛇口計107個を盗んだ疑いが持たれています。
中学校の中には教室が水浸しになるなどの被害もありました。
2人の供述をもとに、県警が川越市の河川敷を調べたところ蛇口が見つかりました。
<読売新聞12月19日(木)22時3分配信より>
中学校の水道蛇口を107個盗んだという2人組の犯行です。
蛇口1個がどれだけの値段になるのか分かりませんが、子供たちにとっては迷惑な話です。
体育の授業が終わって、手を洗おう、水を飲もうとしたら、蛇口がないから水が出せない。
おそらく、生まれて初めて体験する犯罪被害でしょう。
その現場を目の当たりにした子供たちはどう感じるのでしょうか。
自分の金銭的な欲求のためだけに、かつて自分達も通ったであろう学校という神聖な場所で、蛇口を盗み、それを売ってお金を得ようとする犯罪。
先生たちもどのように説明をしたらよいか困ることでしょう。
犯罪を行うにしても、時と場所は選んでもらいたいものです。
このようなことを犯罪者に望んでもむなしいだけです。
そもそも、時と場所をわきまえて行動する人なら、最初から犯罪など犯しはしないでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2014年1月10日 18:48)