今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
メキシコ タンクローリーが爆発10人死亡 原因は窃盗団
【メキシコ市AFP=時事】メキシコ南部タバスコ州で26日、タンクローリーが爆発し、当局は30日、死者が少なくとも10人に上っていることを明らかにしました。
窃盗団が燃料を盗もうとして引火しました。
犠牲者には子供も3人含まれていた。
麻薬組織を中心にメキシコでは燃料を盗む犯罪が日常茶飯事。
2014年は10億ドル(約1200億円)相当の燃料が盗まれました。
<時事通信 3月31日(火)13時15分配信より>
日本では窃盗事件がもととなり死者が出るような事件は起こらないだろうと一瞬考えたのですが、発電所等に侵入者が入り、故意に燃料に引火すれば大規模な火災や爆発が引き起こされる可能性というのは有り得る話しです。
海外の一部の国ほど防犯対策は甘くはないかもしれませんが、公共の施設、私用の施設によってまちまちです。
こんなに甘くて大丈夫だろうかと心配する施設があっても不思議ではありません。
メキシコでは昨年1年間で10億ドル(約1200億円)相当の燃料が盗まれたということです。
とてつもない損害ですが、これに加えて侵入時の破壊活動に伴う損害も相当なものでしょう。
今回のように人命が失われる事件もあれば、単なる窃盗事件では済まされません。
窃盗事件に付随する被害があるということも認識しておくべきで、その上での対策が必要です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2015年4月 3日 18:41)