今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
東北関東11県で窃盗218件。
秋田で逮捕された泥棒。住所不定の無職A(38)、B(38)。
2人は昨年6月19日午後5時ごろ、秋田市泉のコイン洗車場で、コイン洗車機5台をバールなどでこじ開け、現金約9500円を盗んだ容疑で同20日に逮捕され、取り調べで連続窃盗を自供しました。
調べでは、2人は秋田を含む東北・北関東の計11県内で自動車窃盗や自動販売機荒らし、車上狙いなど計218件(被害総額約1500万円相当)を働いた疑い。
容疑をすべて認めているということです。
2人は2003年9月ごろから、盗んだ車数台に偽造ナンバーをつけて移動し、各地で窃盗を繰り返していました。盗んだ金は、パチンコなど遊興費に充てていたということです。
コイン洗車場や駐車場、コインランドリーなど無人で両替機や料金箱がある場所は泥棒被害が発生しやすいので注意が必要です。
今回と同じようにバールなどで破壊して、中の現金を持ち去られます。
中にはそんなに現金が入っていなかったとしても、両替機や料金箱自体が破壊されたために、その修理や買い替えに費用が非常にかかった・・といった話を聞きます。
もちろん泥棒は短時間で破壊しますので、丁寧に壊してくれるわけはなく、修理不能ということも多いようです。
日本にきた外国人窃盗団は「日本人は屋外に貯金箱を置いている!!」と驚いたようですが、泥棒にとって夜間無人の両替機や料金箱は貯金箱そのものです。
やはり、そういった泥棒に狙わせないような監視カメラや画像伝送(携帯電話に伝送可能)、画像を見ながらの音声やベル・サイレンでの威嚇といった対策が必要です。
投稿者: スタッフ (2007年5月25日 09:55)