今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
茨城 留守宅から貴金属百数十点、1200万円盗難!
8日午後11時15分ごろ、守谷市薬師台、パート事務員の女性(60)から「リビングの窓が割られている」と110番通報がありました。
取手署員が女性の自宅に駆け付けたところ、指輪、ネックレスなどの貴金属類やバッグなど計百数十点以上(被害総額1200万円以上)が盗まれていました。
同署は窃盗事件として調べています。
同署によると、女性は2階建て一軒家で1人暮らし。
盗まれた貴金属類やバッグは主に1階リビングや2階の寝室にあったということです。
同署は、女性が外出していた8日午前5時15分から午後11時に、何者かが居間の窓ガラスを割って鍵を開けて侵入したとみています。
<5月10日12時39分配信 毎日新聞より>
事務所や店舗などへの防犯対策というものはかなり浸透しています。
我々セキュリティハウスがご提案する自主機械警備システムや警備会社が駆け付けるシステム、防犯カメラシステム、出入管理システムなど様々ありますが、主なところは何かしらの防犯システムが導入されています。
これらは泥棒にとっては脅威となります。
扉や窓ガラスが侵入されにくい材質のものに強化されていて、侵入自体を阻まれる。
阻まれるだけでなく、ベルなどの警報音が鳴り響いて周囲が大騒ぎになり、警察が駆け付けるなど自分が捕まる危険性(リスク)が高まるからです。
もちろん、危険性を恐れずに侵入を試みる泥棒もいるでしょう。
貴金属店など大金や高額商品が手に入るところに対しては、多少の危険性は承知の上なのかもしれません。
しかし、ほとんどの泥棒は違います。
防犯対策をしているところとそうでないところがあれば、そうでないところを探す方が賢明だと考えるからです。
ホームセキュリティのCMがよく流れていますが、まだまだ実際の普及率は低いのが現実です。
つまり、まだまだ無防備の家が多いということです。
これは泥棒にとってかなりの狙い目となります。
今回被害に遭われた女性宅も窓ガラスを割られて侵入されていますが、典型的な泥棒の侵入手口でやられています。
最も簡単な手口と言えますが、それすらも防ぐことができない家が多いのです。
また、住宅の侵入被害で、現金数百万円が盗まれるという事件も珍しくありません。
家にお金を置いている人が多いということです。
しかも何も対策をせずに無防備なままで・・・。
もちろん、家は施錠し、金庫や分かりにくい場所に隠していたりはするのでしょうが、それで防犯対策をしている、万全だとは到底言えません。
泥棒に狙われない為の事前の防犯対策こそが効果的です。
投稿者: スタッフ (2010年5月11日 16:47)