今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
群馬 勤務先からカーナビ窃盗120回1000万円被害 余罪は1億4千万円?
高崎署は28日、窃盗の疑いで高崎市下里見町の派遣社員の男(36)を逮捕しました。
調べに対し容疑を認め、「盗んだ商品は他業者に横流ししていた」と供述しています。
逮捕容疑は1月10日から5月17日にかけ、同市の自動車用品販売会社倉庫から約120回にわたり、カーナビ127台とコンバータ2台計129点(販売価格約1000万円)を盗んだとしています。
カーナビが無くなっているのに気づいた会社側が男を追及、自供したため届け出ました。
男は9月に解雇されました。
同署によると、男は10年前から同社で勤務し、同社では3年前から倉庫内のカーナビ約2千台(販売価格約1億4千万円)が盗まれています。
関連を調べています。
<産経新聞 10/29(土) 7:55配信より>
勤務先での犯行とは言え120回も窃盗が行われ続けことに疑問を感じます。
その会社での在庫管理や棚卸しなどはどうしていたのでしょうか。
数台が在庫と帳簿上で数が合わないということならまだ分かりますが、120台もの商品、金額にして1000万円もの商品が消えていたことにようやく気付いたのでしょうか。
捕まった男もこの会社なら盗んでも大丈夫だろうと考えた何か付け入れられる弱点があったのかもしれません。
あからさまに従業員を疑うような体制、仕組みはそこで働く人々に不快感を与えるかもしれません。
しかし、会社側がきちんと趣旨を説明し、従業員に理解を求め、お互いに協力する体制を構築すればよい話です。
日本は高齢化社会が進み、日本人の働き手がどんどん減ってくるでしょう。
外国人の従業員が珍しくない時代が近づいています。
その時に余計なあつれきを生まないように会社と従業員のお互いの取り決めを見直す時期ではないでしょうか。
投稿者: 総合防犯設備士 (2016年11月18日 17:32)