今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
雑居ビル内のスーパーから1860万円強奪 韓国人留学生を逮捕
"東京都新宿区のビルで韓国系スーパーの売上金約1860万円を奪ったとして、警視庁組織犯罪対策2課は1日、強盗の疑いで、韓国籍の専門学校生(27)を逮捕した。
同課によると、この容疑者は今年1月まで系列店でアルバイトをしていたといい、「お金に困ってやった。現金を運ぶ時間を知っていた」と容疑を認めている。"
【産経新聞 3月1日より抜粋】
元従業員による犯行で、多額の現金が奪われました。
幸いなことに、現場付近に残されていたレンタカーから犯人が割り出され、早期逮捕につながりました。
現金を奪った後、追いかけられたためにレンタカーを置いて逃走したようです。
この犯人は、元従業員という事で売上金を運ぶ時間帯を把握しており、店員が現金を運ぶルートで待ち伏せをして犯行に及んだようです。
強盗マニュアルはほとんどのお店にあり、レジや店舗内での犯行についてはある程度想定して防犯対策も行っていると思います。
しかし今回のように、外で強盗に遭うケースというのはあまり想定されていないのではないでしょうか。
離れたとことからでも信号を発信できる腕時計型の無線タイプのものを使用したり、マネークリップとしてお札のクリップに発信機能のあるもの、マットを踏んだときに異常信号を送信するものなどを選び、異常発生を離れた場所の管理者等に知らせる等の対策も必要です。
投稿者: スタッフ (2011年3月 1日 14:32)