今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
1人暮らしの女性宅に侵入しカメラを仕掛けた男
男が1人暮らしの女性宅に無断で侵入し、小型カメラを仕掛ける事件が起きました。
その盗撮の実態を取材しました。
上下スエット姿、短髪で眼鏡の男。
無表情で一点を見つめ、何かを確認しているように見える。
2016年12月、東京・狛江市に住む30代の女性宅に、盗撮目的で設置されていたカメラに映っていた映像。
女性の外出中に部屋へと侵入した男は、脱衣所にある洗濯機のホースを切断し、その中にカメラを設置。
帰宅した女性がカメラに気づいて、事件が発覚した。
警視庁は、住居侵入の疑いで捜査している。
1人暮らしの女性を狙った、卑劣な手口。
年間600件もの調査依頼を受けるという、盗撮発見のプロは「ピンホールカメラですね、このぐらい小さい。これが、洗濯機のホースに簡単に入っちゃうので、今、もう主流ですね、このぐらい小さいのが」と話した。
親指ほどの大きさの小型カメラ。
これよりも小さい直径1mmほどのカメラも流通しているという。
プロによると、盗撮に使われるカメラの多くは、遠隔でも操作ができるタイプ。
盗撮目的のカメラが設置されやすい場所を尋ねると、「トイレの換気扇ですよね。上の換気扇になるんですけども。中に入れてしまって、この間からカメラを。だから、トイレの盗撮になっちゃいますけどね」と話した。
さらに、脱衣所にもあった。
プロは「ここに何もないじゃないですか、実際の話。だけど、ここって厚みがあるんですよ。だから、間に入っちゃうんですよね。ここに、ようじ(ほどの大きさ)の穴を開けて、後ろから電源とって映すと」と話した。
見つけるには、専門家に調査を依頼し、カメラを発見する機械を使い、盗撮を調べるしか、方法がない。
これからの課題として、フェイスブックのCEO(最高経営責任者)は、自身の使っている端末のカメラの部分とマイクの部分に、ガムテープをつけているという。
最終的にはそうしないと、オンラインでハッキングされるかもしれない未来も考えられる。
<フジテレビ系(FNN) 2/22(水) 1:29配信より>
1人暮らしの女性宅に無断で侵入して小型カメラを仕掛け、その映像をどこかで見ている。
マンガや映画に出てくるような話ですが実際に発生した事件のようです。
現時点では犯人が捕まっておらず動機等は不明ですが、女性に執着しているストーカーの犯行でしょうか。
もしくはこの女性を調査対象とした依頼が別の人間からあり、男は探偵ということも考えられます。
部屋の中への侵入に成功していますから、金品を盗むことが目的ではなさそうです。
もし、自宅にそのような侵入者があったと想像するとゾッとします。
若い女性で1人暮らしだとなおのこと感じるでしょう。
最もリラックスできる場所が人から見られているとなると休まる場所がなくなってしまいます。
お金が盗まれる、物が壊されるという被害よりもダメージとしては大きいかもしれません。
もし、カメラを仕掛けられている恐れがあるのなら、盗聴や盗撮の専門家に依頼したり、逆に自分でカメラを仕掛けるという対策ぐらいしかないのでしょうか。
その前の段階で侵入を防ぐことがベストですが、もし侵入を許してしまった場合は、もっと簡単な対策があれば良いのですが・・・。
専門家への依頼は費用面で不安ですし、警察も証拠が無ければ動いてくれなさそうですし、自分の身は自分で守るしかないのでしょうか。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年3月10日 09:55)