今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
宝石店にトラックで侵入 被害、1億円相当か
" 23日午前2時15分ごろ、岡山県津山市川崎の宝石店「KANDA」本店の壁を何者かがクレーン付きトラックで破壊して侵入し、宝石や時計などの商品多数と金庫を盗んで逃げた。県警津山署は窃盗事件として捜査。同店によると、被害品は千点を超え、被害総額は1億円近くになるとみられる。
津山署によると、トラックは3.5トンで、バックで正面玄関横のガラス製の壁(厚さ約10センチ)に突入したとみられる。警備会社からの通報で、警察官が発生約5分後に現場に駆け付けたところ、既に逃走していた。トラックは22日以降に津山市内で盗まれたもので、店の駐車場に放置されていた。
本店と隣接し、店舗を展開する宝石小売業「菅田」本社の男性役員などによると、ショーケース17カ所が割られており、比較的高額の商品の大部分が盗まれていた。ケース下にある施錠された保管棚は無理やりこじ開けられ、レジの横の宝石や現金が入った重さ約100キロの金庫もなくなっていた。 "
【12月23日 日本経済新聞より抜粋】
宝石店はこの時期、クリスマスプレゼントを探す人でにぎわう頃でしょう。
お店側も恐らくハイシーズンのこの時期に、目玉商品や高額商品を仕入れていたのではないでしょうか。
被害総額は約1億円に上るとのことで、非常に高額な窃盗事件です。
犯人は「クレーン付きのトラックで壁を破壊して店舗に侵入、多数の商品と金庫を盗んだ」とありますから、一人の犯行ではなく複数人の犯行であることが分かります。
また、発生から約5分後に警察官が駆け付けたにも関わらず、すでに逃げた後だったということからも、手慣れたプロの犯行ではないかと推察されます。
こういったプロの犯行を防ぐのに、防犯カメラだけでは対抗できません。
侵入を検知して霧を噴射するフォグガ―ドで、犯行を継続させないようにすることができます。
また、宝石店などは外からでも商品を見せることができるようショーウィンドウを採用している店舗がほとんどでしょう。
通常のガラスは確かにもろく、簡単に破壊されてしまいます。
費用はかかりますが、防犯ガラスにすることで破壊されての侵入をかなり防ぐことができるようになります。
投稿者: スタッフ (2011年12月26日 09:10)