今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
珍しい女泥棒 焼き破りの手口で窃盗容疑25件
ダンスと空き巣。
女は、2つの顔を持っていた。
鮮やかなブルーのドレスにゴージャスなネックレス、そして、頭には光り輝くティアラ。
女(56)。
セレブ感あふれる女にかけられた容疑は、住居侵入と窃盗。
事件が起きたのは、2019年11月のこと。
女は、埼玉・蕨市の住宅に侵入し、現金およそ1万円と腕時計2個を盗んだ疑いが持たれている。
女を知る人「仕事は、なんか夜勤で日雇いみたいなのをやっていると言ってました」
警察が女の自宅を調べたところ、部屋からは、犯行に使ったとみられるガスバーナーなどが見つかった。
女の侵入の手口は、「焼き破り」。
焼き破りとは、ガスバーナーなどで窓を熱して割る、いわばプロの手口。
ある捜査員は、「女の窃盗犯で焼き破りを手口としているケースは聞いたことがない」と話している。
さらに、自宅の捜索では、ダンス用のドレスやティアラのようなものも押収された。
実は...。
女を知る人「社交ダンスはしててね、で海外行ったり」、「そう! 行ったりなんかしてね」
女が、オーストリアの都・ウィーンに旅行した際に撮影したとみられる動画では、開かれている伝統ある舞踏会の様子をリポートしていた。
こうした舞踏会を日本でも広めようと、ダンスサークルを主宰するなどしていたという女。
しかし、そうしたきらびやかな活動の一方で。
女を知る人「たまにね、お金を借りに来てて、電気代が払えないと、ほら止められちゃうでしょ。そういう時には"お金貸してちょうだい"って」
調べに対し、女は「身に覚えがない」と、容疑を否認しているが、2018年から2020年にかけ、周辺では少なくとも25件、同様の手口で事件が起きている。
警察は、いずれも女の犯行とみて、余罪を追及している。
<2/19(水) 18:41配信Fuji News Networkより>
女性の単独犯の泥棒は非常に珍しいように思います。
また、焼き破りという手口も目を引きます。
セレブ気取りの面もあるようで、泥棒らしくないところが怪しまれず犯行を繰り返し行うことができた、今まで捕まらなかった原因の一つかもしれません。
確かに窃盗事件が発生しても女性でしかもセレブっぽい人は容疑者にはなりにくいように思います。
今後女性の泥棒が増えてくる可能性はあるかもしれません。
泥棒はこういうタイプが多いという固定概念をくずさなければならないでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年2月21日 16:27)