今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
自販機荒らし2年7ヶ月で400回以上 630万円盗まれる
自動販売機荒らしを400回以上繰り返したとして、大阪府警摂津署は21日、窃盗の疑いで、大阪府茨木市新郡山の無職の男(45)=窃盗罪で起訴=を逮捕、送検したと発表しました。
容疑を認め、「(盗んだ金は)遊興費に使った」と供述しているという。
送検容疑は、平成22年1月~24年8月、大阪、京都、兵庫の3府県で、バールなどでこじ開ける手口で約420回の自販機荒らしを繰り返し、現金計約630万円などを盗んだとしています。
<産経新聞3月21日(木)22時15分配信より>
自動販売機荒らしを420回も繰り返していた男の手口です。
2年7ヶ月後にようやく逮捕されたということですが、この男の犯行に限らず、多くの泥棒や犯罪者は、犯行を始めてから逮捕されるまでに時間が掛かります。
最終的には犯人が逮捕されるのだからいいじゃないか、と思う方もいるかもしれませんが、逮捕されるまでは犯行を繰り返す訳ですから、その間被害者が増え続けるということです。
この男も遊興費に使ったと供述していますが、盗んだお金が被害者の元に戻ってくることは稀でしょう。
一度盗まれたものは戻って来ないと考えた方がよいかもしれません。
しかし、それでは被害者が救われません。
被害に遭わないことを願う、盗まれたら戻ってくることを祈る、それではあまりにも受け身過ぎます。
自分の身は自分で守る防犯対策を講じるべきです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2013年3月29日 19:22)