今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
大当たりパチンコ客狙い、スリ30年
"大当たり中のパチンコ客の上着から財布を抜き取ったとして、警視庁捜査3課は窃盗の疑いで、東京都西東京市の無職の男(67)を逮捕した。昭和56年ごろから、パチンコ客を専門に狙う手口でスリを重ねていたという。
同課によると、この容疑者は「生活保護は受けていない。暮らしのために商い(スリ)をやった」と供述。新宿や品川、新橋などで同様の犯行を繰り返していたとみられる。スリ犯特有の視線を客に送る容疑者を捜査員が発見、犯行を確認して取り押さえた。
パチンコ店のスリ被害者は遊技に熱中して被害に気付かず、自分で金品を落としたと勘違いしてしまうケースが多いといい、同課は注意を呼びかけている。"
【産経新聞 1月31日より抜粋】
最近、いわゆる"大物スリ師"が相次いで逮捕される、という記事をよく目にしますが、この事件もそれに近いでしょうか。
昭和の時代から地道?にこの道一筋30年・・・という事ですから、かなりのプロ意識を持ってスリを続けていたのでしょう。
結局はプロの捜査員に、スリ師である事を看破されて逮捕に至ったようですが、独特の目つきというのが気になりますね。
このケースにもあるように、何か夢中になっている時はスキがあり、非常に狙われやすい状態となっています。
貴重品の入ったかばんや上着を横に置き、夢中になっているうちに被害に遭ってしまうのは言わずもがな、ズボンの後ろポケットや来ている上着のポケットからそっと抜きとる・・・という大胆な犯行を行う者もいます。
せっかく大当たりしていても、そういったところでスキを見せては元も子もありません。
大切なものはしっかりと身につけ、スキを見せない事が必要です。
■スリ対策
投稿者: スタッフ (2011年1月31日 17:22)