今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「雨の日は寂しい…」と泥棒300件。
神奈川県警で逮捕された泥棒(男50)。
平成14年ごろから忍び込み窃盗を繰り返し、立件されていない分も含めて約300件、約1500万円分に関与した疑いがあるということです。
平成20年7月12日午前1時すぎ、横浜市鶴見区の民家に侵入。現金約75万円などを盗んだ疑いがもたれています。
この泥棒の泥棒をした理由というのが変わっています。
「雨の日は一人でいると寂しいので、気を紛らわすため盗みに行った」というものなんです。
雨の日の深夜に横浜市や川崎市の無施錠の家に忍び込み、現金を盗んでいました。
そればかりか、冷蔵庫をあさって自分でたまごかけごはんを作って食べたり、牛乳を飲んだりもしていました。
盗んだ金は「競馬とスロットで使った」と供述。
その競馬の研究のため、新聞販売店からスポーツ新聞を約5年前から毎日のように盗んでいたということです。
(3月10日産経新聞より抜粋)
「忍び込み」ですから、家人が寝静まっている時にこっそり侵入して現金を盗んでいるのです。
そればかりか冷蔵庫をあさってたまごかけご飯とは、ちょっと笑ってしまいます。
最近の窃盗団は短時間化が進んでおり、複数で侵入し、ストップウオッチを持っていて5分経過したら犯行途中でも退散・・というのが多いのですが、この泥棒は物色して、冷蔵庫をあさる、食べる・飲む・・と自分のしたいことをしています。
家族がすぐ側で寝ているにもかかわらず、すごい心臓だと思いますが、「忍び込み」は結構平気で、枕銭泥棒といって寝室まで入って金を盗むものもいるようです。
「寝ている家族の呼吸に合わせると気付かれない」と忍び込みがいった話を遠い昔に元刑事さんから聞いたことがありますが、本当なのでしょうか?
「雨の日が寂しいから泥棒する」というのは初めて聞きましたが、「雨の日は物音が消されるので侵入しやすい」そうです。砂利を歩く音も、ガラスを割ったり戸を開けたりする音も雨音が消し去ります。
又、少々音がしても外に見に行くのもおっくうになるというのは、泥棒にとっては人目につきにくい好環境でもあるのです。
雨の日は人通りも少なく、コンビニなどもお客が少ないので強盗などにも狙われやすい環境にあります。
いろいろな泥棒がいるため、24時間、365日、泥棒は狙っていると思い気を抜くことはできないのですが、やはり人間、雨の日も就寝時間も注意をしておくことには限界があります。
防犯システム、防犯カメラシステムなどを設置して、泥棒の嫌いな環境・泥棒に狙われない環境を作ることをして、ぐっすり眠れるようにすることがやはり安心ですよね。
お勧めの防犯システム。泥棒の嫌いな環境を作る。
投稿者: スタッフ (2009年3月11日 09:22)