今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
30人のベトナム人貴金属窃盗団 住宅狙い被害2億5千万円?
住宅に侵入し、指輪など貴金属を盗んだとしてベトナム人の男ら3人が逮捕されました。
警視庁は、グループの余罪が合わせて2億5000万円に上るとみて調べています。
男(26)らは去年12年、東京・狛江市の住宅に侵入し、ダイヤモンドの指輪など108万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
警視庁は1日、神奈川県綾瀬市にある男らのアパートを捜索したところ、盗品とみられるブランド品の時計やダイヤモンドの指輪などが大量に見つかったということです。
取り調べに対して、男らは「盗みはしてません」などと容疑を否認しています。
警視庁は、去年6月から男を中心に約30人で盗みを繰り返し、被害額は2億5000万円に上るとみて余罪などを調べています。
<テレビ朝日系(ANN) 6/2(金) 11:57配信より>
中国系・朝鮮系の外国人窃盗団は、外見が日本人と変わらない場合があり、周囲となじんでしまうこともあります。
ベトナム人30人の窃盗団は珍しく、また、集まって行動をすると目立つように思いますが、ここ数年のインバウンド、訪日外国人の増加で外国人が町を歩いていても店で会っても珍しくなくなりました。
ほとんどが観光客として日本にとっては大切なお客様ですが、ごく一部の犯罪者がそれに紛れて犯罪を企てています。
日本人、外国人の区別に関係なく一般家庭の場合は、自分と家族以外は侵入者となり得る可能性があります。
外部から容易に侵入されないか、侵入後の犯行はどのように行われるか、その犯行を妨害するようなもの(防犯システムや番犬、周囲の目など)が存在するか、犯行後の逃走は速やかに行われそうか、など様々な角度から自分の家の侵入しやすさ、防犯度数をチェックしてみましょう。
そこで気付いた弱いところは、当然プロの泥棒には見抜かれてしまいます。
その弱点の改善がまずすべき対策です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年6月16日 19:15)