今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
滋賀 銅31トン盗まれる 被害額2000万円以上
米原市内で、会社の倉庫に保管されていた銅約2170万円分が盗まれていたことが分りました。警察が注意を呼び掛けています。
米原警察署によりますと20日未明、米原市一色にあるリサイクル業の国城商店で、会社敷地内の倉庫にあった砂状の銅31トン、約2170万円相当が無くなっているのをこの会社の社長が見つけ警察に通報しました。
銅は1トンごとにドラム缶31本に入れて保管されていましたが、社長が最後に確認した先週土曜日の午後7時ごろから、異常センサーの通報により警備会社が駆け付けたきょう午前3時ごろまでの間に、重機などを使って運び出されたとみられています。
現在、警察では窃盗事件として捜査を進めるほか、同様の被害に遭わない様、同業者らに注意を呼び掛けるとしています。
<11/20(月) 19:33配信 BBCびわ湖放送より>
金属窃盗の被害は大なり小なり全国で発生していますが、今回の被害はその中でも相当大きなものではないでしょうか。
ドラム缶31本分の銅31トンが盗まれたというものです。
土曜日の午後7時から月曜日の午前3時までに被害が発生したようですが、重機を使ってのかなり大掛かりな犯行です。
東京オリンピックまで残り2年数ヶ月となり、さらに金属の価格高騰が予測されますので取扱業者は注意が必要です。
施錠された倉庫への保管、防犯センサーの設置、防犯カメラの設置など通常の防犯対策プラスアルファの対策も必要になるでしょう。
窃盗後の大掛かりな運搬作業を行っても周囲に気付かれない、不審がられない環境だとさらに対策の工夫が必要です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年1月 5日 19:30)