今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
二輪盗難が3割増 8割近くがハンドルロックなし 岡山県警まとめ
"駐車中のオートバイやミニバイクが盗まれる被害が今年1月から8月末までに1089件(前年比253件増)と3割増加したことが県警生活安全企画課のまとめで分かった。県警の分析によると、8月に被害にあったバイクの8割近くは、エンジンキーこそ抜いていたもののハンドルロックをかけていなかった。県警は「ハンドルを固定して盗難防止に努めてほしい」と注意を呼び掛けている。
県警によると、自宅敷地内の駐車場で夜間に被害に遭ったり、会社員や学生が駅周辺の駐車場で被害に遭うケースが多い。手で押してバイクを持ち去る手口の可能性が高いという。"
【9月15日 毎日新聞より抜粋】
岡山県内の二輪車盗難件数が、前年度の3割増加しているようです。
注目すべきは「ハンドルロック」。
原付バイクを見本に挙げると、カギ穴はこんな感じになっています。
キーを差込み、エンジンをかける前にハンドルロック解除、エンジン始動、エンジンを切る場合はこの逆の流れとなっています。
最近の原付バイクはカギ穴をいじられないようにカギ穴塞ぎ(正式な名前がわかりません)もついていて、両方しておけばいたずらに盗まれる被害はかなり減るものと思います。
それぞれ、エンジン入り切りの作業の流れでできるので、手間をかけるというイメージもなく、私も毎回両方セットしてバイクを離れています。特にカギ穴塞ぎを初めて見た時には、「これでカギ穴をいじられなくて済む」と安心したものです。
今回の岡山県警のまとめによりますと、8月に被害にあったバイクの8割近くがハンドルロックをしていなかったそうです。
この状態ではバイクを押して移動されてしまいます。
高価な盗難防止グッズを検討する前に、自分でもできる対策を行い、愛車を守りましょう。
投稿者: スタッフ (2011年9月20日 09:16)