今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
史上最悪の4000万人超が被害=カード情報窃盗団摘発−米司法省
アメリカでは4000万人超被害の「カード情報窃盗が発生しています。
米司法省は5日、小売店の端末に不正に侵入し、クレジットカードやデビットカードの情報を大量に盗んで売りさばいていた11人を電算機侵入や個人情報(ID)窃盗などの罪で訴追したと発表しました。
被害者は4000万人を超え、「全米史上最悪のID窃盗事件」(ムケージー司法長官)ということです。
盗まれたのは、書店大手バーンズ・アンド・ノーブルやスポーツ用品大手スポーツ・オーソリティなど大手小売り9社の顧客のカード情報。
これらの店ではカード情報の管理に無線インターネットを利用。
11人は、外部からの不正アクセス対策が甘い店を狙い、無線でやりとりされるカード情報をノートパソコンと特殊なソフトウエアを使って傍受していました。
クレジットカードの情報を受信し悪用する・・・これは特に海外で発生している手口です。
海外の場合、現地通貨にすると、換金手数料が必要であり、高額な現金持参は盗難やひったくり、スリなどのリスクからも避けるべきです。そういう場合にもっとも便利なのがクレジットカードとなるのですが、今回のような無線でやり取りされる情報を傍受される方法以外にも、目に見えない場所でカード決済をされて悪用されるケースもあります。
クレジットカードを使用する場合には、必ずその店の信用度を考慮して使用すること。ホテルや一流レストラン以外では使用しない方が賢明な国もあることを知っておくべきだと思います。
又、使用した明細はきちんと保管し、請求明細と付き合わせる。
この作業で、もし不明な請求がある場合にはすぐにカード会社に連絡をする。
こうしたことで、クレジットカードによるトラブルは防げます。
この夏は、ガソリン価格などの問題で海外渡航予定者が減少しているとのことですが、ぜひ安全な海外旅行を楽しんでいただきたいと思います。
その他海外でのトラブル事例:https://www.hanzai.net/travel/travel01.htm
投稿者: スタッフ (2008年8月 6日 12:20)